自分でいることよりも、愛されることを優先させてしまう



ラブ・カウンセリング

「依存」についてのお話になってしまうのかもしれませんが、彼に嫌われたくなくて、あるいは、彼から愛されたくて、自分を犠牲にしてしまう、ということが恋の中ではよくありますよね。
そして、それはうまく行っているときよりも、別れが近いとき、そして、別れた直後には、ますますその傾向が強まることも多いんです。

彼に嫌われないように自分を押えてしまった経験は皆さん、誰しもお持ちなのではないでしょうか。


“犠牲”なんですよね。愛されるために自分を捨てるというのは、ちょっと切なくて、しんどい感じがしてしまいます。

こんな方がいらっしゃいました。

「本当は私、ミニスカートとかショートパンツとか、足出したり、あと、肩とか出すの、全然好きなんですけど、彼がそれ嫌がるんですよね。だから、こういうパンツとか長めのスカートばかりになっちゃって」

でも、これだけではまだ犠牲かどうかの判別は付きません。

なぜならば、このセリフの後に

「でも、こういうの、案外悪くないな、って思ってて。意外とあたしパンツ似合うじゃん、とか、新しい発見もかなりあって結構楽しいんですよね。彼に新しい世界を教えてもらったって感じ」

と続く場合は犠牲じゃないですよね。一方、

「でも、やっぱり嫌われたくないって言うか。ちょっとでも露出してると彼、すごく機嫌悪くなるから仕方なくって感じで。かわいいワンピとかあっても、ああ、これちょっと短すぎるなあ、て断念することも多いんですよね。それってちょっと苦痛なんです。」

となるならば、犠牲と言っていいでしょう。

要は自分が「楽しい」「面白い」「好き」「ワクワクする」なのか、「辛い」「しんどい」「嫌」「楽しくない」なのか、なんです。

これはファッションに限ったことじゃないですよね。
考え方や趣味・趣向、価値観とか感じ方など、あらゆる方面に言えることです。

私達は「愛されたい」って欲求をとてもとても強く持ってますよね。
それは幼少期、親の愛を強く求めていた名残りと言っていいのですが、特に依存時代は「愛することよりも、断然、愛されることの方が大事」と感じてしまいますから、どうしても、自分のことを放って置いて、愛されるために自分を犠牲することを選び易いのです。

それでうまく行ってるならいいじゃん・・・ということになるんですけど、自分を犠牲にしてるのは砂上の楼閣なんですよね。
いずれは崩れてしまう・・・いや、自分から崩してしまいます。

だって自分らしさを抑圧して無くしてしまったわけですから、いずれ苦しくなって、爆発してしまいます。

そして、彼に対して犠牲したことの全ては、後々、彼に対する恨み辛みに変わり、執着としてずっと心に残ることになるのです。(怖いですね・・・)

こうした状況から抜け出す秘訣は、「自分の思い」をちゃんと確認した上で、彼の期待に応えようとすることです。

「本当は肩とか腕出したいんだけど、ま、今日のところは彼を喜ばせてあげようか。偉いぞ、あたし」

と前向きであればOKです。

(「偉いぞ、あたし」と自分を褒めるくだりは特に大事・重要です。)

そして、自分を大事にするってことは、同時に彼と対等に自分を置く、ということです。
つまり、私が依存、彼が自立、という関係を脱して、お互いに自立した大人の関係を築くことになるんです。

だから、言えるんです。「あなたが肩とか足とか出すのイヤだってこと、知ってるけど。あたしはそういう服も好きだし、着たいんだ。だから、そんなセクシーなあたしのことも好きになってくれない?」みたいに。

もちろん、「こんなこと言ったら嫌われるかもしれない」という怖れもないわけじゃないですよ。

でも、「自分を押し殺していたらいい恋はできないし、自分にとっては何らプラスにならない」と気付けば、少しずつ自己主張ができるようになっていきます。

しかも、彼から「じゃあ、そんな奴とは付き合えない。別れよう。」なんて言われたら!?いや、むしろ、あなたにとっては一瞬辛いけれど、長い目で見れば朗報なのかもしれないです。
きっと彼がコントロールしたがるのは服のことだけじゃないはずですから。

それにもう一つ。今は露出NGな彼にもチャンスがあるんですよね。
そんなセクシーなあなたを受け入れる、という選択が。

今ダメって言ってることは、未来永劫ダメって言われてるような気がしていませんか?

あなたが変わるように、彼だって変わる可能性は秘めているんです。

だから、そこを「信頼」してみるんです。
彼がセクシーさを受け入れられる時と器がある、ということを。大人の関係を受け入れられるだけの器量がある、と。

そうすると「愛される」というエサを求めて、「自分」を犠牲にしてしまうことは減っていくのではないでしょうか。

自分を大事にし、彼を信頼する・・・皆さんにとっては耳だこかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。

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