自分の幸せと彼への思いの狭間で。



ラブ・カウンセリング

今日は少し、難しいお話に感じられるかもしれません。
しかし、忙しい師走の中ではありますが、夜も長いですし、じっくりと考えてみたいテーマではないでしょうか。

あなたは自分の幸せと、彼への思い、どちらを選びますか?

それがイコールであれば、何ら、問題はありません。むしろ、めちゃくちゃハッピーですよね。

でも、それが必ずしもイコールでない場合が、今回のテーマです。



うまく行かない彼、先の見えない彼、そして、振られたり、振ったりした彼。

「彼のことは多分、好きなんだろうと思います。うーん、ちょっと好きだと思い込んでるだけかもしれませんが、随分と長いこと好きでいるので、それが当たり前になってだけなのかな。だとしたら、それは寂しいことですけど。ほんと、分かんないです。ただ、頑張ってもなかなか報われないし、これ以上一歩踏み込む勇気もなかなか出ないし、停滞気味なのは確かなんですよね。何とかしなきゃ、と思うんですけど、手詰まりな感じで。いろいろ頑張ったんですよ。ここ何ヶ月も。でも、ダメなんですよね。私の幸せですか?好きな人と温かい家庭を築きたいんですよ。私の両親はそうじゃなかったから仲良くしたいですし。やっぱり子どもも産んでみたいですね。お互いに尊重し合える夫婦で、和気藹々とした家族が欲しいですね。でも、確かに、あの彼はそこに当てはまらないというか、今、こんな状態だったら、そんな家庭を期待するのが無理って感じですよね。なんかそう思うと凹みますね。ほんと、どうしたらいいんだろ、私。どうすればいいんですか?根本さん」

おそらく、男らしい男がこの告白を聞いてたら、途中でキレるかもしれません。
あるいは、男らしい女子が聞いても、「どっちなのよ!あんたがはっきりしなさいよ!」と話を途中で切ってしまうかもしれません。

ま、私は幼少の頃から現在に至るまで常に鍛えられておりますので平気ですけれど・・・(汗)

自分でも分かってるんですよね、はっきりすればいい、自分が決めればいいって、でも、そこで「でもでも星人」になってしまって、右往左往、葛藤してしまうものです。

そして、“ああ、そんな私が大嫌い”となりませんか?

実はこの問題の核心はココです。

自分が大嫌い、ということ。

この迷宮から抜け出した方はこんな風に思われます。

「なんであんなことでくよくよ悩んでたんだろうって今なら思うんですね。どうして自分をあんなに傷つけたかったんだろう?どうして幸せになれないって気付いてる彼のことをあんなに引きずっていたんだろう?って今も思うんです。確かに一人になるのが怖かったし、誰も現れなかったらどうしようって思いましたけど、でも、どこかで『自分にはこれが相応しい』って思ってたのかもしれませんね。自分のことが好きになれなくて、自分が幸せになること、許せなかったんだと思います。きっと心理学で言うと『自分を罰してた』んだと思います。あるとき友だちに言われたんです。『あんた、もう幸せになってもいいじゃん』って。なんだか、目からウロコで。あ、根本さん、気を悪くしました?え?何度も言って下さってたって?ええ、そうでした?それはすいませんでした~。私、そのとき聞いてなかったですね。あははは。ま、根本さんにも感謝してますよ、もちろん。でね、私、幸せになることを自分に許して無かったって気付いたんです。そしたら何だか彼のことを引きずってるのがバカバカしく思えて。それで次に行こう、て、ふっと思えたんです。」

取って付けたような感謝の気持ちでも、有難く頂戴しておきますけれど、要は抜ければこんな感じで軽くなります。

皆さんは、嫌いな人がいたとき、その人の幸せを願えますか?もちろん、Noですよね?
その人はもっと酷い目に合えばいい、不幸になればいい、と思ったりしませんか?
その人が幸せになったとしたら、めちゃくちゃむかついて、悪口を言いふらしたくなりませんか?

でも、その嫌いな人が「自分」だとしたら?

やはり同じことが起こるのです。
自分の幸せは願えず、もっと酷い目に合えばいいと思い、不幸になるに決まってると思い込み、そして、幸せになったらみんなに恨まれそうな気がするのです。

だから、敢えて、幸せでない選択をし続けようとします。
自分にはそれが相応しいとどこかで感じながら。

今の彼、あるいは別れた彼との間に幸せが見えないのに妙にしがみ付いてしまう裏には、そうした自己攻撃が潜んでいることも少なくありません。

単に『好きだから』だけではなかったりするんですね。

でも、そこに気付いても、あなたには二つの勇気が必要になります。

◎もう自分を責めない、自分を嫌いにならない、という勇気

◎彼を手放す、あるいは、彼にコミットメントする勇気

宙ぶらりんな状態で悶々としてしまう裏にはこの2つの勇気への葛藤があります。

そもそも「勇気」というのは男性性の影響が強いですから、女子は苦手なジャンルですね。(でも、一度決めればそこからは早いのです)

さて、その勇気を奮い立たせるためにも、あなたの幸せについて考えてみませんか?

あなたが望む幸せを自由に描いてみてください。
1日で完成させようと思わないでくださいね。最低3日、できれば1週間くらいは時間をかけたいところです。
ノート、あるいは、パソコンの画面であれこれと思いをめぐらせるのもいいですし、通勤途中、あるいは、お風呂の中などで頭の中で一つのイメージを創り上げていきましょう。

あなたが思わず「素敵っ!」と思ってしまうイメージを描くんです。
「どうせ、無理無理・・・」ではなくね。

多少ファンタジーが入ってしまうかもしれませんが、でも、いいなあ、って思わずヨダレが垂れてくるほどイメージを高めてください。
そして、ほんとに触れられるくらい近くにあるように、リアルに想像して欲しいんです。
そのとき、あなたは傍目には完璧に怪しい人になってます!でも、それがいいことなんです。

リアルに感じた分だけ、あなたはもう幸せを先取りしています。
この感覚を十分に感じながら、さて、選択です。
さて、今、気になっている彼を選びますか?手放しますか?

このセッションを一人でやると執着がでてきたり、執着に邪魔されたりしてなかなか難しいところもあるのですが、来年に向けても目標を見つける上でもチャレンジしてみる価値はあると思うのです。

参考になりましたら幸いです。

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