<リクエスト>
こんにちは。
よろしくお願いします。
最近気がついたのですが、お風呂に入っていない夫の背中を掻いたり、お酒臭い息が異常に嫌で避けてしまいます。
また洗っていない頭を私が触ったり夫が触っているのを見たりするのも嫌なのです。
夫は私が事故で顔がぐちゃぐちゃになっても愛してるよと言ってくれていて本当に愛情深い人なので、もしそうなっても愛してくれる人です。
私は・・・夫を愛していないのかも知れないと感じて愛する方法が解らなくなってしまいました。
(ガーナさん)
<根本からの回答>
自分自身の女性性を見つめなおしてみる機会??
そういうこと、よくありますよ。
アバタもエクボが、アバタはアバタになった瞬間なのかもしれませんね。
だから、なんとなく潔癖な感じでご主人を見てしまうとしてもおかしいことじゃないと思いますよ。
だから、愛情がある、なしとは必ずしも直結しない話かな、と思います。
ただ、心の中、それも深いところで何が起こっているかと言うと・・・
ちょっと際どい話をしますので、気持ちが悪ければ一般論として聞いてくださいね。
ご主人のことを何となく汚いような、触れるのに抵抗があるような、そんな感じがしてきたら、それはご主人を一人の男として見ている証拠でもあるんです。
ただ、多くの方の場合、それは人生2回目の経験なんです。
思春期の頃、ガーナさんは「お父さんと私の洗濯物を一緒にしないでよ」とか、お父さんが箸を付けた物に手を付けられなかったりしたことってありませんか?
その経験が、今、ご主人に対して起こっているのかもしれません。
では、なぜ、思春期にお父さんが気持ち悪くなるか・・・というと・・・。
それは自分が性的に成長し、一人の女性として体が変化し始めるからなんです。
言い換えれば、それは野生のメスの感覚が芽生えてくる証です。
でも、その感覚って、得体の知れない気持ち悪いものだったり、感じてはいけないような感覚のものだったりするので、心はそれを抑圧しようとします。
つまり、「私は全然性的な存在ではない」と思い込もうとするんですね。
ところが、抑圧された感情ってのは無くなりません。
それどころか、それを刺激する存在(すなわち大人の男性)にそれを投影するんです。
すると、お父さんがとても性的な存在に感じられてきて、気持ち悪くなるわけです。
で、それと同じことがご主人との間に起こっていると思うといいですね。
だから、ガーナさんにとっては、何か女性であること、性的であること、大人の女性であること、セックスをすること、そういうものを禁止、抑圧するところがあるのかもしれません。
そういう意味ではまったく意外かもしれませんが、ガーナさんの「女性性」について、今一度、見つめなおしてみるといいかな、なんて思います。
気持ち悪い話かもしれません。ごめんなさいね。
でも、参考になりましたら幸いです。
=今日のミニレッスン=
自分が性的なものに対して距離を取っていることがないかをチェックしてみましょう。どのように性と向き合っているのかも、考えてみてください。