[32]心の鎧とセックスの問題、そしてその外し方



一転今日は不機嫌な乳児。
散々ママを困らせていたようです。

でも、僕が帰って3人一緒に遊んでるとだんだんご機嫌に。
たくさんチューしてもらいました・・・
ぐへへへへっ( ̄ー ̄)

今までママには積極的にチューしてくれたのに、僕には“恥ずかしがって”なかなかしてくれなかったんですよねー。
今日の運勢はとてもラッキーな日だ・・・。


「心の鎧」について。
成長していくにつれて僕達は自立するわけで、そうすると傷つかなくて済むように心に鎧を纏うようになります。
心理学講座でも昔扱いました

「観念」といって、「~すべきである」とか「~しなければ」「~してはいけない」といった、義務、禁止のルールがたくさんできるんですね。

心にそういう鎧を纏ってしまうと人との繋がりが感じられなかったり、猜疑心や不信感を持って人と接するようになってしまいます。
確かに赤の他人に対しては、そうした姿勢が必要な場面も多いのですが、問題になるのは近しい距離、特にパートナーシップや家族に対して、その鎧が出るときです。

実際鎧を着て人と接するって想像してみてください。
とても窮屈な感じがすると思うんですよね。重たいし。

その鎧が大きくなると、まるで「塔の中に幽閉されてる女の子」のようなイメージとして捉えられる場合もあります。
これでは本当に自由はなくなってしまいますし、人とうまく付き合えない、異性は遠い星の人、みたいな感覚になってしまうんですね。

例えばセックスレスのご相談。
(最近、僕のカウンセリングのジャンル別ナンバーワンはこれだと思うんです)

鎧を纏ったもの同士がセックスするのってどうでしょう?
がつんがつんと鎧がぶつかり合うようなセックス。

うーん。痛そうですよね・・・。

愛を確かめ合う、愛し合う行為というよりは、むしろ、戦いになっちゃうんじゃないでしょうか?

表面的にはそうは見えなくても、心が鎧を着てしまっていたら、セックスしても繋がりや愛情は感じにくくなります。
で、自然とセックスを二人の関係から排除してしまうような感じで気がつけばレス状態。

この鎧。
自分にとっては当たり前すぎてなかなか気付かないものでもあります。

セックスに関しては「秘密にするもの」って思いが強く出てきますから、当たり前になっちゃってる観念がたくさんあるんですね。
例えば男性にとってみれば
・リードしなきゃいけない
・相手をいかせなきゃいけない
・相手がいくまで我慢しなきゃいけない
なんてのは誰でも持ってるものかもしれません。
で、もうそんなんイヤだ!となると、単に性欲を満たすだけのセックスになってしまいます。

一方女性からすれば、
・自分から誘うのははしたない
・ちゃんと反応しなきゃいけない
・でも、感じすぎるのも誤解されそうでイヤ
なんてのも多いかもしれません。

セックスそのものに関してだけでなく、「男とは」「女とは」という観念が邪魔して二人の関係を悪化させてる場合も多いです。
プライドが邪魔して、自分の自由を奪っちゃうんですね。

鎧を着てると心はいつも閉じ込められているような感じがして窮屈です。
自由がないなあ・・・という感覚を作ります。
ルールに縛られるわけですから。

そのルールが目に見えるものだったらいいんですけど、当たり前、常識になってしまうと気付くことすらなく、問題だけが未解決のまま積み重なっていきます。

でも、気付いたところでどうしていいのか分からない・・・というのが本音だと思うんです。

なんでそんな鎧を身に纏ってしまったんだろう?と見つめていけば、過去の失恋とか、かつての親子関係、兄弟姉妹の関係などに行き着きます。
(そういえば、最近は兄弟姉妹の間での競争を扱うことも増えてきたような気がします)

そうすると僕らカウンセラーというのは、その関係性で傷ついた心の痛みを癒す方向にサポートさせていただくわけですね。

また、どうしたら自分を自由にしてあげられるんだろう?という見方をすれば、その鎧を脱いでいくようなアプローチが有効です。
イメージを使ったセラピーでもよくやるんですよね。

今まで当たり前に身に着けてた鎧を脱いでくってどんな気持ちだと思います?
まず、恥ずかしさ、不安、怖れが強く出てきます。
「抵抗」ですね。
その感情があるから、鎧をぎゅっと締めて着てきたとも言えます。

だから、感情的にはその怖れ、不安、恥ずかしさと向き合うことをセラピーを通じてやっていくわけです。

こうした感情を乗り越えると「根拠のない自信」や「ふわふわして気持ちいい感覚(セクシャリティの解放)」などがやってきます。
何でもできそうな、怖いもの知らずな、恥知らずな気分になるんですね。

それが解放感、自由という感情です。
セラピーの中では、イメージの力を使って空を自由に飛び回ったり、パートナーにぐっと近づいてみたり、そういうアプローチを採っていくこともあります。
お客さまの表情がどんどん柔らかくなって、輝いてくるのが見て取れます。

でもまあ、それですぐ日常生活が変わって問題が解決すれば言うことないんですけど、なかなかそうはうまく行かないですね。
でも、そこで感じた自由の感覚や空を飛びまわる感覚というのは「実体験」として心に刻まれます。

そうするといわゆる「リピーター心理」というのが働きまして、日常の中でもその解放感を作り出す方向に心が動き始めるんですね。

それは「ディズニーランド、すごく良かった!また行きたい!」って思うのと同じ感覚。
そう思ったら、すぐではなくてもきっとまた行くと思うんですよね。
ディズニーランドに行けるようなスケジュールを自然と組むようになるんです。

しかも、そういう体験を何度も繰り返すと、解放感が非日常の特別なものではなく、むしろ、日常的に当たり前の感覚になってきます。
スケジュールが空いたら「じゃ、ディズニーランドにいこう!」と思うように。

で、そうすると自然と問題も解決していく・・・というわけです。
セックスレスの問題ならば、セックスや性、男性、女性としての自分への見方が変わり、やがて解決の糸口、チャンスを見分けられるようになります。
「今だ!」というのが分かるようになるんですね。

これはもちろん、対人関係やセックス以外のパートナーシップに関しても、また家族に対しても同じことが言えます。

こうした心の鎧は知らず知らずのうちに数百、数千と持っているのが大人です。
人によって多少はもちろんありますけどね。
だから、ちょっと自分が抱える鎧を見つめなおし、そこから自分を解放してあげることを今日の目標とされてみてはいかがでしょうか?

あわせて読みたい