モラハラ夫と離婚して3年。子どもを通じた縁が切れなくて苦しいし、惨めだし、怒りも湧いてきます。~モラハラの後遺症~



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お子さんがいる場合、離婚したって母と父の関係は続くわけで、すっきり他人になれるわけではありません。
そうすると何かと連絡を取らなきゃいけないこともあるわけで、それが別の辛さを生むこともあります。
でも、それってもしかするとモラハラの後遺症が影響してるのかもしれないんです。

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いつも個人セッションやらワークショップやらお世話になっています。
今夏は根本先生の著書「自分と他人の心理学」を課題図書としワークに取り組みました!かなり、癒しになりました!

今回は現役不倫彼との別れる別れる詐欺の話ではなく、元夫との関係についてです。

ブログでも何度か取り上げていただいていますが、モラ夫から逃げるため不倫に走った上にバレて泥沼調停。
根本先生やお弟子さんに助けていただきながら自分と向き合い3年前にようやく離婚。
養育費は出さないと所得を隠したり、離婚後私の車にGPSを付けたりとクソ野郎ですがそれでも父親だと呑み込みやってきました。
子供に対しては月に数回は会いにきたり、国内・海外旅行に連れて行ったりと良い父親をやっています。

問題は私との関係です。散々嫌なことをされたので顔も見たくないのですが、どうしても子供の事で連絡を取ったり、高額な治療費や進学の際に金銭的な面での援助のお願いをしなければならない場面が出てきます。
その度に、「財産分与をして養育費もあげているのだから」と言われ、ほとんどお金は出しません。
その度に、「なんでこんな男に頼らないといけないのだ」「そんな自分が惨めで悲しい」と悲しく、無力感や怒りが出てきます。
良いか悪いか、最近は「舐め腐りやがって」「徹底的にこちらも攻撃したる」と漢気まで顔を出し始め、めちゃくちゃ精神的にキテます。

両親が遠くて頼れず、私が病気の時は頼らざるを得なかったり、子供が父を慕っているので嫌いな事を隠さないといけなかったり。
離婚して自由を手に入れたはずなのに、なぜまだ縛られ続けなくてはならないんでしょうか。彼の存在は何なんでしょうか。
(Mさん)

精神的に来ちゃってるなら早めに何とかしないといけないですよね。
そろそろ「元夫への執着」を手放す時期が来たということでしょうか。
あるいはお子さんへの罪悪感も手放していきたいところですねー。

少し具体的な方法で言えば、元夫と直接連絡を取らずに済む方法はないのでしょうか?
やりとりはすべて弁護士経由にする、とか、再婚を目指して元夫に頼らなくてもやっていけるようにする、とか、方法はあれこれ考えられると思うのです。

また、元夫とのやり取りは事務的にして、言われることはスルーして目的だけ果たせるように割り切るのはどうでしょうか?

そんだけ嫌な存在だと、けっこう心にのしかかってくる重荷だと思うんですよね。
素直に笑えなくなっちゃうのも嫌だし、そんな攻撃性が出てくるってことは離婚して3年経ってもまだまだ“執着が残っている”もしくは“依存心が強い”みたいです。

意外かもしれませんが、まだ元夫との間に“線引き”ができてないから、それだけ感情が動いちゃうんですね。

モラハラを受けていた頃の関係が形は変われど心理的には続いてしまっているのでしょうか。未だに元夫への恐怖心があり、支配されてる感覚が残っているのかも。

でも、怒りが出てきているというのは、ようやく元夫から自立し始めている証拠でもあります。その流れに乗っていきたいですね。

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すでにやってらっしゃるかとは思いますが、改めて元夫に対して感情を見ていきましょうか。

怒りがあり、惨めさがあり、悔しくもあり、嫌悪感も強く、復讐心もあり、、さて、他にはどんな感情が心の中にあるのでしょう?

少し時間をさかのぼってみましょうか。

3年前、ようやく離婚が成立した頃のこと、覚えてますか?
その頃はどんな感情が心の中にあったでしょうか。

さらにさかのぼり、モラハラが激しかった頃はどんな感情で苦しんでいましたか?

その間、ずっと自分の中にある感情って見つかりますか?

ただ、この作業はじっくり時間をかけて行う必要があります。
やはり認めたくない感情はスルーしたくなるし、自分でもすぐには気づかない感情もあるからです。

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そして、同じことをお子さんに対してもやってみましょう。

お子さんに対して感じている気持ち。今と3年前、そして、それ以前の感情を見ていきます。

パパと離れ離れにしてしまった罪悪感とか、ひとりでは十分に子どもを支えられない自分への嫌悪感と子どもへの罪悪感とか。

お子さんへの罪悪感はけっこう強いと思うんですよね。
子どもが元夫を慕っているからこその罪悪感もあるし、それが元夫への執着を強めていることもあるでしょう。

そもそも元夫のモラハラに苦しんで不倫に走ったことについても「そうするほかなかった」だけではないと思うんです。

こういうところはだいぶ慎重に見ていきたいものです。
どうしても抵抗が出てしまうものですから。

*「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
*光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

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>離婚して自由を手に入れたはずなのに、なぜまだ縛られ続けなくてはならないんでしょうか。彼の存在は何なんでしょうか。

ここまでお話してきたように、縛ってるのはMさん自身です。
もちろん自由を禁止しているのも自分です。

もっと経済力があったら・・・
もっと実家が近かったら・・・
次の結婚相手がいたら・・・

そんなにも元夫に執着すると思います?
彼は確かにクズ夫かもしれないけれど、そのクズ夫に依存しなきゃいけない自分がすごくイヤなんだと思います。

でも、依存ですから・・・被害者になっちゃいますよね。
まるで「元夫にわたしが縛られてる」みたいに思っちゃうかもしれませんが、それは違いますよね。

もし、Mさんが自由であり、元夫に縛られなくてよいのであればどんな気分で過ごし、どんな行動をすると思いますか?

例えば、今住んでる場所にこだわる必要って何かありますか?
実家の両親が頼りになるなら、その近くに引っ越すことも可能ですよね?

もし、それが「できない」と思うならば、どうしてできないのかを考えてみてください。

子どもがかわいそう、とか、彼氏と会えなくなるのがイヤだ、とか、今の仕事を変わらなきゃいけない、とかいろいろ理由は浮かぶと思います。ほかにもありますか?

もし、両親が頼りになるのであれば、実家近くに引っ越しすれば元夫との関係は今より切りやすいですよね?

もし、それができないってことは、「元夫との関係を切る」よりも今の状態を“わたしが選んでいる”ということです。

だから、とりあえず感情面を整理していくことにしましょう・・・ということで、先ほどの「感情を見ていく」という話をさせてもらったんです。

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モラハラの後遺症って案外引きずってしまうんです。

>良いか悪いか、最近は「舐め腐りやがって」「徹底的にこちらも攻撃したる」と漢気まで顔を出し始め、めちゃくちゃ精神的にキテます。

こういう怒りって最近出てきたものでしょうか?
でも、よくよく思い出してみれば結婚生活の中でもそうした怒りは出てきませんでしたか?

モラハラで常々攻撃される日々が続くと一般的に次のような心理状態になります。
・常に怖れを抱くようになる
・相手の状態に振り回されるので、依存になってしまう。
・心の痛みが体の痛み(心身症)として出てくる
・そのストレスが相手以外の方向(自分、子どもなど)に向かいやすい
・相手に対する怒りが封じ込められ、心の中に溜まっていく
・恐怖心を植え付けられるので身動きができなくなる(逃げることもできなくなる)
・こうなったのは自分のせいではないか?という罪悪感が心に溜まる

そのとき結果的に不倫に走ってしまうのも無理はないんですけど、実はそれによってまた新たな罪悪感やら嫌悪感などが湧き出してしまうというリスクもあります。
いわば「歯痛を痛み止めの薬を飲んでやり過ごす」みたいな状態です。

そして、恐怖の中にいるときは他の感情はたいてい抑圧されていて、その相手から離れてから徐々に解放されるようになります。

つまり、時間差があるんです。

だから、離婚して3年経ってもそれだけの感情が出てくるのは、縁を切れずに連絡を取らなきゃいけない、お金を工面してもらわなきゃいけない、という事情だけではないんです。

それで恐怖心によって抑圧されていた感情の処理を進めていくのがいいんですね。
怒りが出てくるというのは、ようやく自立のときを迎えたということで、これからMさんは徐々に楽になっていくだろうと思います。

また、その怒りが行動力につながっていく場合もあります。
実家の近くに引っ越すこともできるかもしれないし、より本気で高給取りを目指したり、次の結婚を考えるようになったり。

元夫を武力制圧するのは治安上もあんまりお勧めできないんですけど、その怒りを反動に前向きな行動ができたらいいですよね。

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こうした話は新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)にも書いているかと思いますが、改めて!

元夫やお子さんたちへの感情を流しながら、「自分軸」を改めて確立していきましょう。
夫への依存を切るにも有効だし、自信をより取り戻していけます。

これはシンプルに「わたしはわたし、彼は彼」という線引きをするのが効果的でしょう。
「わたしはわたし、彼は彼。わたしにはわたしの人生があり、彼には彼の人生がある。」そんな言葉を日々つぶやいていきましょう。

そうして、少しずつ元夫と他人になっていくと、もっと淡々と冷静に、「まあ、こういうしょうがない人だから」と受け流せるようになるはずです。

そしたらずいぶんと気持ちが軽くなり、前向きな気持ちになっていけると思います。

いまさら!?と思われたかもしれませんが、それだけ後遺症って根深いんだな、と思って粛々と手放しのプロセスを進んでいきましょう。

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