意中の男性と会う前日に体調を崩し、当日には必ず生理になるのはなぜなのか?



ふだん男性性で生きてるとするならば、彼とのデートは女性性が活発になりますから、心身のバランスを崩してもおかしくはないものです。
また、自分では意識していないところで男性を嫌悪している部分があるとすれば、やっぱり彼とのデートを拒否したくなるのも無理はないのです。

根本先生

著作などで大変お世話になっております。

特定の人に会おうとすると、必ず体調不良になってデートが流れる というパターンについて根本先生のご見解をお聞きしたいです。

ヤリたくてヤリたくてたまらない男性がいたのですが、その男性と会う前日になると必ず、頭痛・下痢になります。
諸事情あって、年に2回しか会わない間柄です。
会う当日になると、必ず生理になります(いつもは月経周期は28日なのに、その人と会う時に限って、20日周期とかめちゃくちゃになる)。
生理もいつもは順調で、その男性に会う日だけなぜか、急に血が流れるんです。
もうワケがわかりません。
そんなことがつづき、けっきょく、1回も致していない関係です。
10回くらいあっている関係なのに。
妄想では100回くらいすましているのに(笑)

そして、私の毎回の体調不良と月経により、先日ついに、お相手男性から「仕事が勝負の時だからしばらく会えない」と死刑宣告を受けました。
「体調不良になると言われても、僕は何て声をかけばいいかわからなくて困る。あなたに会う心の準備もできていない」とも言われました。
彼からの別離宣言を受け、悲しい気持ちになりつつも、無意識の私は安堵しているのか?とも思っていたりします。もちろん意識上は悲しくて、喪失感ハンパないですが。
ちなみに、私は普段仕事一筋の熱血な漢というかんじの人です(見た目は乃木坂の〇〇に似ていると色々な方から言われます。しかもかなり今モテ期で、お誘いは多いです。が、仕事が好きすぎてお誘いをすべて蹴っている状況です・・・唯一彼との約束だけ受け入れていた状況でした)

根本先生の見解をお聞きしたいです。
目に見えないご縁、良縁、はたまた悪縁というものを知らせている現象なのか。
スピリチュアル方面は詳しくない私ですが、生理というアンコントロールなことも、自立系女子はコントロールしているのか???

謎を解き明かしたいです。
(Tさん)

例えば、小学校の頃、発表会の当日になると突然腹痛が襲い、無理やりステージに上がったものの、結果は散々だった・・・という経験をされたことのある方もいらっしゃるんじゃないかな?と思うわけです。

あるいは、試験の数日前からプレッシャーからか体調を崩す、とか、結婚式当日は水のようなウンコを垂れ流す状態だった、とか。

最近はそんな症状にも病名が付いているようですけれど、そうした経験から「本番」が苦手になってしまっている方も少なくないのかもしれません。

また、遠足が楽しみすぎて当日知恵熱出すなんて話もありますよね?

私のクライアント様にも「彼とのデートが楽しみすぎて前日は興奮して眠れず、寝不足のまま出かけたら貧血起こして散々だった」という経験をされた方もいらっしゃいます。

ちなみに余談ですが、ナプキンが開発されるまでの女性は生理もある程度コントロールしており、厠にて膣内に溜めていた経血を吐き出していた、という話も聞いたことがあります。

そういう意味では便利な世の中になった分だけ失った能力もたくさんありますね。それが決して悪いことではないですけどね。

ということでTさんの状況もTさんが意識していない領域にて何かが起きていて、その彼と会うタイミングになると体が症状を起こすと見ていくことができるでしょう。

シンプルに見れば絶賛モテ期にありながら

>唯一彼との約束だけ受け入れていた状況でした

という一文が気になるところですし、妄想内では100回も致されてるとのことですから、彼に会う機会というものがTさんにとってめちゃくちゃ重要であることがよく分かります。

しかも、ふだんは仕事一筋のTさんがその時のみ女になるとなれば、十分すぎる気合の入りようだと思うわけです。

そうすると「彼と会う」という出来事に対して心身にかかるプレッシャーは相当なものと想像されるわけです。

もちろん、このプレッシャーというのはネガティブなものと限りません。
過度な期待がかかり、その期待感からアドレナリンも分泌されまくり、ついでに血圧だって上がったりするかもしれず、睡眠の質も落ち、

今となってはもう遅いかもしれませんが、ふだんからそれなりに男たちとテキトーに遊んでいた方がそのような症状に見舞われなかったかもしれません。

だって、ふだんは総合格闘技で腕を磨いている奴が、いきなり野球の試合に出るったって全然打てないですよね?

やっぱりたまにはバッティングセンターに行くとか、仲間とキャッチボールするとかしとかないといきなり当日ホームラン打とうって思っても難しいものがありますよね。

さて、「頭で考えても分からない現象は潜在意識を見てみよう!」というわけでして、自分としては意識していなくても、心の中では多大なるプレッシャーに見舞われ、それによって生理不順や謎の腹痛まで引き起こしていると考える方が良さそうですね。

まあ、「体は正直だのぉ」ということですので、現象から心理状態を推測する方が早いのです。

つまり、これもまた「起きてることはすべて正しい」という見方の一種なわけです。

つまり、ふだんは健康体のTさんが体調を崩すほどの何かを彼との出会いはもたらしていた、とみるわけです。

とはいえ、「彼とのデートの日に生理になる」というのはカウンセリングをしていても比較的よく耳にする現象なんですよね。

これは先ほどもちらっとお話したんですけど、ふだん男性性優位というか、女性性を抑えているからかもしれません。

そんなときにいざ彼とのデートとなれば急に女性性がにょきにょき出てくるわけで、日時場所が決定次第、入念なるシミュレーションを行いますよね?

そして、デート用のファッションの検討に入り、新しい服や勝負下着を買いに行き、何度も当日用のメイクの練習をしますよね?

もちろん、その日から当日万全の体調で迎えられるよう食事や睡眠には気を付け、当然、飲み会の誘いは一切お断りするし、さらに前日の夜はふだんなら3分で済ます風呂も1時間以上入って体の隅々まで洗い上げるし、翌日にむくみを残すような食材は取らないでしょう。

そうするとふだん「俺は男だぞー!!」ってやってる心や体はびっくりすると思いません?

そしたら、「やべ、ほんまは女の子やった。忘れてた!」と女の子の日を前倒ししちゃっても不思議ではないと思いませんか?

となると、やっぱりふだんからある程度女の子に戻る時間(つまりは、女性性を優位にする時間)を作っておいた方がいいんじゃないでしょうか?

で、こういう話をするとTさんもそうかもしれませんが、「え。あたしってそんな男性性優位に生きてるんでしょうか?けっこうファッションもメイクも好きだし、周りからも女子っぽいって言われますし、オナニーだってちゃんとしてるし、自分では女性性を大事にしてると思うんですが・・・」という反論が寄せられることも多いんですね。

まあ、この辺はけっこう判別が難しいところなんですよね。

「仕事が好きすぎる」といったって、男性性全開かどうかはもう少し情報をいただかないと分からないところですから。

ただ、一般論で見ると、女子っぽいファッションやメイクをしているからといって女性性が優位なのかどうかは分かりかねるところなのです。

よく「女は化ける」と言いますけれど、私もこれで散々騙されてきた(?)ものです。

例えば、可愛らしい少女のような顔立ちで、ふわっとしたファッションに身を包み、声もアニメ声なのに、バリキャリ中のバリキャリで、競争心・支配欲・出世欲も強く、男どもをなぎ倒しながら仕事に生きてる方もいます。

大人しそう、かつ、従順そうでどう見ても男に付いて行きたいタイプの女性なのに、古風な武士のような性格をし、男には負けたくない!と総合格闘技のジムに週3で通う方もいます。

見た目に騙されてはいけません。

また、夜職のお姉さま方は仕事だからパンツが見えそうなスカートを履けるわけで「あんなのプライベートでは恥ずかしくて着れません!」とおっしゃる方が多いものです。(なのでたいてい彼女たちは仕事前以外はTシャツにジーンズにキャップをかぶってカウンセリングに来られます。)

つまり、胸や背中や脚を出す服も「男性性」で着こなしているわけですね。

それにオナニーをちゃんとしてる!ったって、モヤモヤや性欲の解消が目的で、うりゃーっと気合を入れて時短でやってるんだったら、それは男性性なんです。

だから、やっぱり中身をちゃんと聞いてみないと女性性をどう扱っているかは分からないものなのです。

ふだん男性性で生きていて、彼とのデートが決まり次第女性性が活発化し、それによって生理が早まり、また、ヤリたい欲の高まりにより期待が高まりすぎて逆にプレッシャーがかかりすぎて体調を崩しやすくなる、という説明でも十分かもしれませんが、せっかくだからもう少し深堀していきましょうね。じゃないと読者も納得しないでしょうし。笑

まず、どうして「仕事一筋の熱血な漢」になってしまったのでしょう?

「漢」という文字を使うあたり、筋金入りの自立系武闘派女子なわけですが、その誕生秘話をお伺いしたいところです。

なぜ、そんなきれいな見た目をしていて女性として満たされる人生もアリなのに、敢えて修羅の道を選ばれたのかはちゃんとした理由があるはずです。

また、仕事が好きすぎるのはものすごく良いことなのですが、仕事一筋になるほど打ち込み、恋愛を横に置いてしまうのはなぜなのか?

今回は残念なことになったのですが、なぜその男にだけ、Tさんの女の部分がそんなに反応するのか?

そのあたりから話をぐいっと掘り下げて行ければと思うのです。

が、もちろん、今はTさんから詳細を引き出すことは不可能なので、一般論になりますが、参考にしていただければ幸いでござる。

見た目が乃木坂系でも中身は武士って方は私のクライアント様には多いものですが、その裏には様々なパターンが存在するものです。

よくあるのが「母との葛藤」。

自武女小説本に登場する芽依さんのように、母がスーパーおかんであった場合もあれば、逆に、母がめちゃくちゃ女子女子しているタイプの場合もあります。

前者の場合は、母の背中をひたすら追いかけ、その母に認められることを目標に猛烈に頑張った結果、立派な自武女に育ちます。

一方、母が女子だったり、弱かったりすると、その母やきょうだいを守るために武器を手に取って戦う女になるものです。

また、自武女小説本に登場する紅緒さんのように、父(権威)との葛藤を隠し持ち、また、女性であることを否定するような生き方をしている方はもれなく筋金入りの自武女になるものです。

さらに、きれいな見た目だからこそ、同性から嫉妬されまくって変な噂を流され、いじめに遭った場合もあり、そうすると同性への嫌悪感から内なる女性性を否定するようになるケースもあります。

それから、いろんなきっかけがありますが「男に生まれたら良かった」という思いを持てば当然女性性は抑圧されますし、また、「女だからこんな目に遭った」という体験をしていてもまた同じことが起こります。

もちろん、恋愛で何らかの深い傷を負ったり、また、男がらみで全然良いことがなかったりすれば、「これからは漢として生きる!女は捨てた!」となることも全然想定できますよね。

先日もとある自武女お姉さんが「好きな人が出てくると心の中から重たく、汚い、ドロドロした部分が出てくるので、それがすごく嫌」とおっしゃってました。

彼のことを一日中考え、勝手に振り回されると同時に、依存心や甘えたい欲求、そして、束縛したい気持ちが出てきて、それがほんとに嫌だ、と。

彼女はかつて何度も辛い恋愛を繰り返していましたが、Tさんもそこまで男性性を強く育てる何らかの事情があったのでは?と思うのです。

そうして、女性性を抑圧し、男性性で生きるようになっていると、女性に戻るチャンスである彼とのデートにものすごい抵抗を覚えるようになります。

そうすると、その抵抗が症状となって現れ、彼とのデートを阻止しようとするわけです。

そういえば、「好きになった人が既婚者で、自分は不倫は絶対合わないと分かっていて、だからなのか彼と会おうとするといつも体調を崩してしまう」とおっしゃってる方もいました。

そんな話を聞いてみて何か心当たりはありますでしょうか?

「もしかして男嫌い?」という目で人生を見直してみてはいかがでしょうか?

そこを見つめなおし、解消していくことができれば、仕事一筋の日々の中に、時折、女性性を織り込むことができるでしょうし、意中の彼とのデートの日にも万全の態勢で臨むことができるようになると思いますし、もちろん、その彼とのその後についてもいい関係を築いていけると思うのです。

そして、そうした試みがより仕事の質を上げていくことも想定できますので、改めてじっくり自分と向き合ってみられると良いと思うのです。

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