頑張って以前よりも魅力的になったみたいだけど、男性から好意を示されるとキモいと思って逃げてしまいます。

＊

魅力的な女性にはいろんな男性が近づいてくるものですから、まずは、自分がそれだけ魅力的な女性であることを受け入れる必要があります。
そして、かつての自分が抱いたセルフイメージに捉われていることも多いですから、それを最新版にアップデートしていくことも大切だろうと思われます。
そのためにもぜひ今の自分の魅力をたくさん知り、受け取りたいものですね！

＊

お察しの通り

＞セミナーやカウンセリングなどに参加させて頂くのが一番かとは思うのですが…

だと思うんですよねー。
そりゃ、ブログや本などで学べることもたくさんあると思いますし、Ｙさんもちゃんと変化・成長してるわけで、それも素晴らしいことなのですけれど、そうすると「え？この場合は？え？あたしの場合は？」という疑問も出てくると思います。
だからこそ、

＞セミナーやカウンセリングなどに参加させて頂くのが一番かとは思うのですが…

ということだと思うのですけれどいかがでしょうか、みなさん！

＞セミナーやカウンセリングなどに参加させて頂くのが一番かとは思うのですが…

ね！どうでしょう？？？

＞セミナーやカウンセリングなどに参加させて頂くのが一番かとは思うのですが…

やっぱ大事なんじゃないかなあ！と思うのですよねっ！！！

ということで、Ｙさんの文章を読んで「お！ここはツッコミポイントだ！」と思ったので採用させてもらったんですけど、ちゃんと本文読んでなかったので今から読み返してみようと思います。はい。

＊

（数分後）

＊

あるあるな話も含めてご紹介していくのですが、

＞根本先生から教えて頂いたことを参考に、色々頑張ってみたところ、同僚や昔からの友達に綺麗になったとか見違えたとか言われたり、男性から声を掛けられたりするようになりました！

まずはおめでとうございます！すばらしいです！
「磨けば光る女じゃ！」ということが分かりましたねー！
でも、こうしてちゃんと実践されてるところが凄いのですよ。
こんな大きな変化が起こるくらい頑張った自分にぜひ盛大な拍手をお願いします。

で、ここからがあるあるでして、

＞それはそれで嬉しいのですが、声をかけて下さる方を私は好きになれず…
＞好意を示されると、気持ち悪いとか怖いと思ってしまい、避けてしまいます…。

ええ、これは魅力的になった人が体験する通過儀礼だと思ってください。

このお話、ものすごくよく耳にするんですけど、いきなりヘラクレスオオカブトくんがやってくるなんてありえないわけで、最初は「え？」「は？」「ん？」という一文字で反応できてしまう男どもが寄って来るのです。

好きでもないやつらから好意を示されたってキモいに決まっておりまして、この反応はまったくもって正しいものですから、何ら気にすることはありません。

むしろ、これは「ああ、それだけあたしが魅力的になっていい女になったんだね！」という証拠として記録しておく程度で良いのです。

さて、案外みなさまが無意識で思っていることに「あたしが狙った獲物だけがこちらを振り向いてほしい」というニーズがあります。

つまり、「あたしが素敵！と目がハートになってしまう男だけがあたしに興味を持ってほしい」ということです。

そんなこと可能だと思います？
そんなことできると思います？
そんなことあり得ると思います？

例えば、みなさまの周りの美女を観察してみてください。

キモい男からウザい男、勘違い野郎からええかっこしいの男まで、いろいろな男が寄ってきてることと思います。

そして、彼女たちは美女の経験が長いのでそういう奴らの扱いにも長けており、片っ端から蹴とばし、放り投げ、壁を作り、逃げ出したりしているはずです。

その中で、マレに現れる素敵な男性にのみ扉を開けて、お付き合いを始めるのです。

＊

ここで全くの余談ですけれど、そんな美女たちが恋愛上手か？と言われると、やっぱり全然そうとは限らないわけでして、「なんでそんな男のとこに行くの？」「なんであんたに男ができないんだろうねえ（ため息）」「おいおい、そこで逃げたらあかんやろ」といった感想を某カウンセラーに言わせてるのも事実です。

＊

だから、興味が持てない男どもから声をかけられるようになったらロイヤルスマイルで
ありがとうございます」と丁寧に返事をしつつ、心の扉はぴしゃっと閉めておくのが大事なのですね。

つまりはいい女になった分、ちゃんと門番を用意して人の出入りを厳密にチェックしなければならないわけです。

だからとりあえずＹさんにおかれまして「ああ、あたし、ガチでいい女になって、チヤホヤされるほどの魅力を纏ったんだわ」と大衆酒場で熱燗を舐めながらニヤニヤしておくのが正しい作法と言えるでしょう。

＊

ただ、「ん？」と思われる記述もＹさんの文章にはありまして、

＞好意を示されると、気持ち悪いとか怖いと思ってしまい、避けてしまいます…。

これまたあるあるなのですけれどね。
確かに相手の男がキモいってこともあります。
見た目もそうだけど、近づき方、話し方がちょっと何それウザいんだけど？というケースです。

しかし、「好意を示されると気持ち悪いと思ってしまう」というのは昭和の時代から脈々と続くトラディショナルなプロブレムでして、これはＹさんの内面によるところかと思います。

実はこれは明らかなセクシャリティの問題として扱うものです。
のちのちＹさんが気にされていた親密感への怖れ問題にも通じるものです。

つまり、好意を示されると気持ち悪いということは、自分のことを気持ち悪いと思っている、ということです。

そして、この「自分」というのはもちろん「女としての自分」であり、女であることを気持ち悪いと思っている、ということになります。

女として自信がない、というのももちろんあるのですけれど、それよりも、たとえば自分の外見や体にコンプレックスがあったり、自分の性格に嫌悪感を抱いていたり、女であることをそもそも否定していたり、という場合。

例えば、今はすっかり自らの美貌を受け入れてらっしゃる某美女は中学時代、少々お太りになられていたようで、周りの男子からからかわれたり、女子からいじめられたりしていたそうです。

その後、ダイエットに成功し、今ではとてもスリムでスタイルの良い美女になっているのですが、彼女の中には長年「あたしは太っている。あたしはブスだ。」という思い込みが鎮座しておりました。

今ではすっかり美女になったのに、昔のセルフイメージを引きずっていて、そんな自分を嫌っていたのですよね。

だから彼女は男が寄ってくると逃げてましたし、キモい、とひたすら連呼しておりました。

また、別の女性は昔から自分が性欲の強いことに悩んでいました。
女の子なのに性欲が強いって恥ずかしい、ダメだ、惨めだ、とずっと思ってたんですよね。
だから、自分のことを変態だの、淫乱だの、おかしいだの、気持ち悪いだの、と思っていたのです。

それで彼女に近付いてくる男性が現れると「自分のそんなおかしい面が見えてしまう！」と思い、即逃げ出すことになっていたのです。

Ｙさんにもたぶん、似たようなことが言えまして、「基本自分は魅力がない」と思い込んでいたわけですから、女としての自分に相当嫌悪されていたんだろうと思います。

その結果、「あたしがキモいと思っているもの（＝自分）を好きだなんてキモすぎるわ！」という心理が発動してしまうのです。

たいへん分かりやすい例えで言えば、「あたしが大嫌いなＧを好きだっていう人のこと、好きになれると思う？」ということです。

ここ最近、すっかり魅力アップされてるＹさんのことですから、ある程度、セルフイメージは改善されたかと思いますが、長年「あたしにゃ魅力なんてないのさ」と思っていた思いが強くこびりついていると、やっぱり近寄られるだけでキモくなり、逃げたくなるのも無理はないのです。

＊

さて、そんな風に私たちは思い込みで作ったセルフイメージに縛られていることが多いのですが、Ｙさんのように、

＞基本自分は魅力がないから恋愛は自分から頑張らないと叶わないと思っていて…

と思っていたら、相手から自分に近付いてくるなんてことは想定外なんですよね。

自分から頑張らなきゃ無理だ！叶うわけない！と思っているところに、向こうから来ちゃったらパニックになると思いませんか？

だから野良猫女子になるのも無理はありません。

心の準備ができていないんですもの。

すなわち、以前のＹさんと今のＹさんはだいぶ変わって魅力的になった（＝魅力を受け取れるようになってきた）のだけど、昔の思い込み（前提）が強すぎて、同じパターンを手放せずにいる、と言えるかもしれません。

そうすると、

＞もしかしたら、傷つくのが怖いのもありますが、出会いに前向きになって上手くいってしまったらどうしよう…怖い…と思うところもあるような気がします。

なんて風に思ってしまうのも、その古い思い込みが未だに強く残っているからで、「自分は魅力がないからうまくいくはずがない」という前提を払拭していく必要があるのかもしれません。

そういう意味でも最近うじゃうじゃと現れるキモい男たちから「あたしって女としてそんなにも魅力的なんだ」と受け取ることが必須でして、「自分ではそうは思えないけど、ずいぶんといい女に見えるらしい」くらいのことは思っておいた方がいいようです。

＊

そんなＹさんにとっては「自分は魅力がない」という前提を「あたしなりの魅力がある」という風に書き換えていくことが第一であり、「自分から頑張らなくても、向こうから素敵な男性が来てくれることもある」という前提をインストールしてあげる必要があるのです。

そこで、改めて「同僚や昔からの友達」の声を集めてみてください。
また、近づいてくる男がいたら、自分のどこがいいのかを聞いてみてください。

それは「他者評価」ではありますが、とても重要な情報になるものです。

「自己評価」はちょっと横において、「へー、そういう風に見えるんだー。そんなにきれいになったんだー。」という風に受け取っておくことが大事なんです。

＊

あとはカウンセリング案件になるかもしれませんが、「内なる自分を受け入れる」という作業も必要になるかもしれません。

自分のことをほんとうはどう思っているのか？

例えば、対外的には「あたしって魅力ないんです」と言っていながらも、内側でこっそり「いや、実はいい女だと密かに思ってる」なんてこともあります。

また、セクシャルなことはもちろん、その他のことでも「そんな自分を出すのが恥ずかしい、怖い」と感じて心を閉ざしていることも珍しくありません。

そんな内なる自分と向き合い、受け入れていくこと・・・つまり、自分ともっと仲良くなることを目指していきます。

自分を愛せなければ、人からの愛も受け取れませんからね。

だから、自分を知り、自分を愛する、ということを今のテーマにしてみてください。

親密感への怖れもそこで解消できるものがいっぱいあります。

変化を実感できたらそれを定着し、育てていくことが次の課題ですから、ぜひとも「自分がいい女である証拠集め」にまずは取り組んでいただけたらと思うのです。

あ、ちなみにこんな講座もありまっせ（はあと）
↓
◎オンライン：6/2（日）11:00-13:00 特別心理学講座「どうしたらもっと自分の魅力や価値を受け取れるようになるのだろう？～他者評価と自己評価と潜在意識評価～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52773

◎オンライン：6/22（土）14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830

◎根本のカウンセリングスキルを伝授する根本式アクティベーション・カウンセリング講座
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/52425

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