恋愛だけがうまくいかないっ!!なんでやねんっ!!!とお嘆きの同志たちに贈る5つの原因



タイトルがすべてですっ!!

毎日ブログを読んで楽しく勉強させていただいております。いつもありがとうございます。

恋愛結婚しか興味がないのに、それが上手くいかない人はどうしたら良いのでしょう?

私はよくある、恋愛だけがうまくいかない勢ですが、情熱を注げるものは恋愛、婚活しかないことがわかりました。
仕事はリモートワークでのんびり、残業もなくて給料も男前ですし、人間関係においては苦手な人が1人いますが、私には見えないものとすることにしたので問題ありません。仕事内容には興味関心はありませんが、お金のために英語もエクセル関数も習得して淡々とこなしています。
趣味らしきものは、コスメや服の新作チェックや、自身のジェルネイル、昼寝です。
掃除や整理整頓、料理や生花、コーヒーを淹れることが好きで、基本的に家にいるのが好きです。友人に誘われてスポーツや旅行に行ったこともありますが、家で寝てたいといのが正直な感想です。

そんな怠け者の私が猛烈に燃えて、睡眠を削って、ワクワク行動しまくることのできることが、恋愛、婚活で、趣味らしきものに比べると、熱量は比べ物になりません。
彼氏を作ろうと思えば、1ヶ月か2ヶ月で捕獲できますし、最近は穏やかなお付き合いが多いです。
でも何故だか結婚には結びつかなかったり、お付き合いが数ヶ月になって結婚も見えてくるかもなんて思っていると、彼が遠くの国へ配属となったり、独立して超絶忙しくなって会う時間がなくなるという理由でお別れになります。性格不一致でのお別れはここ7年ほどはありません。

両親は恋愛結婚で仲がよく、いい歳してお互いに褒めあったりしていて、父が亡くなった今も母は父に会いたいと言っていて、私もこんな風に生涯連れそう夫婦になりたいし、なれると思っていました。

最近は呪われた恋愛に対して絶望感すら感じ、他は順調でもそんなことは関係なく、消えてしまいたいとすら思います。

終わりのある恋愛ではなく、パートナーとは家族としてパートナーシップを進化、熟成したいです。
そのためには私はどうしたら良いでしょうか?

宜しくお願い致します。
(Rさん)

この「私はよくある、恋愛だけがうまくいかない勢」というお言葉を何度頂戴したことか分かりませぬ。そのお陰で最近は「もしかして恋愛結婚系のカウンセリングって苦手なんじゃねえか?」と疑心暗鬼になりましたが、「そういや最近はパートナーシップがうまく行くようになった人のライフワーク系の相談が多いわ」と思い直し、何とか自信喪失を免れたところです。

まあ、同志のみなさまの中には「彼氏を作ろうと思えば、1ヶ月か2ヶ月で捕獲できます」という一言に「は?」と思われた方も少なくないかもしれませんが、その恋が長続きせず、不思議な理由で破綻するとなればやはり事件ですから大きく取り扱う必要があるものです。

そういうわけでRさんの同志たちを多数存じ上げているので、Rさんをダシにして色々とパターンを探ってみようじゃねえか?と思い立った次第です。

●恋愛の何が醍醐味なの?

実は最近、とあるセッションにて「やっぱり付き合う、付き合わないの駆け引きというか、それまでのドキドキ感がたまらないんすよね」という話を聴いておりました。

それが個人セッションなのかリトリートセミナーなのかは早くも忘却してるのですが、「なに?釣った魚にゃエサをやらねえ主義ですか?」と思わず聞き返してしまったものです。

彼女曰く「付き合ったら付き合ったで楽しいんですけどねー。なんかねー。ね?やっぱ付き合うまでのドキドキ感ってのはなくなるわけでー」とごにょごにょ言い始めたので、「なんか最近、ほんまにかつての男たちのような恋愛をしてる女子が増えてんだよねー」と天井を見上げたものです。

で、Rさんなのですが、

>そんな怠け者の私が猛烈に燃えて、睡眠を削って、ワクワク行動しまくることのできることが、恋愛、婚活で、趣味らしきものに比べると、熱量は比べ物になりません。

ということで、恋愛のどの段階においてその情熱を燃やされてるのかが気になりまして。

お付き合いが始まってもその熱量はキープできているのでしょうか?
それとも彼が海外に飛んで行ってしまうまでの間にテンションが下がっていくのでしょうか?

情熱系女子あるあるのひとつに「人生はドラマじゃけんのぉ」というものがあるようでして、常にアップダウンを繰り返すドラマを求めるんですね。

これは多くの自立系武闘派女子(情熱系)が同意してくださると思うんです。(当社調べ)

そうするとやっぱりほとばしる情熱を思い切り感じられる恋愛にドラマを求めるのは自然なことで、Rさんとしても「結婚にたどり着けない!なんで海外転勤?なんでいきなり起業とかすんの?」的な“事件”はまさにその情熱を掻き立ててくれる最高のスパイスになるわけですね。

だとするとその点については検討の余地があるわけでして、恋愛の何に醍醐味を感じていて、何を求めているのか、というのを感情レベルで探っていくことが必要かと思われます。

そこからこれまたおなじみの「親密感への怖れ」という問題が出てきたり、後に述べる家族との関係が出てきたりする可能性もありますよね。

また、過去の「忘れられない恋」がいたずらしてることも大いに考えられるものです。

一般的には付き合ったあとに長続きしないというのは「親密感への怖れ」が影響していると見るんです。(離れる原因が相手側にあったとしても)

より親密になっていくことへの潜在的な怖れがあり、じゃあ、その怖れとは具体的に何なのか?を掘り下げてみていくことをやっていきます。

そうすると次に述べるような潜在的な問題が浮上してくることが多いのです。

●すべてがうまく行ってしまうことへの罪悪感

あまりこの話題に触れることは少ないかもしれませんが、私たちは「幸せになることへの怖れ」というのがあります。

幸せになってしまったら周りの人と話が合わなくなって浮いてしまう。
何を目指していいのか分からなくなって生きる目的が分からなくなる。
周りの人たちから嫉妬され、孤立してしまうことが怖い。

もちろん、これらはすべて「誤解」なのですが、そうした怖れがあるものですから「すべてを手に入れる」ということに対して強い抵抗を持つんです。

そうすると「仕事も家族も趣味もうまくいってるし、お金や健康の問題もない。それなりに楽しく幸せに生きられている。ほんとありがたいですよね。けどね、けどね、なぜか恋愛だけがあかんのですわーーーーーーーーーーー」なんて状況を創り出してしまうのです。

すべてがうまく行ってしまったら、、、、あの人に申し訳ない、、、、みたいな罪悪感が潜在的に潜んでいるんです。

すべてを手に入れてしまうなんてそんなおこがましい、、、という遠慮があるんです。

一度「あたしはすべてを手に入れても良い」「あたしにはすべてを手に入れる資格がある」と声に出して何度かつぶやいてみてください。

それによって心がスーッと軽くなって「よっしゃ!」という感覚になったらOKですが、「なんかざわつく」って感じであればその罪悪感がまだある証拠と思ってください。

そういうときはそのセリフをアファメーション的に日々呟いてみるのもお勧めです。

この罪悪感って「恵まれていることへの罪悪感」と近いものでして、「今でも十分恵まれているのにこれ以上望むのは悪なのではないか?」という感覚を創り出しているものです。

「なんで恋愛がうまくいかねーんだよー。こんだけ課金してるのになんでダメなんだよー」と思っているときはその熱量にかき消されて感じられない感覚なのですが、よくよく心の声に耳を傾けているとかすかに「そんな全部を手にしちゃダメだよ」という声が耳に届いたりするものです。

となれば、すべてを手に入れることを許可し、そうなったとしても欲求はとどまらず、さらにもっと欲しくなるという真実を受け入れていくことがお勧めになります。

●うまく行かないことが刺激物になっている。

例えば「確実に300点満点が取れるボーリング場」や「どんな歌い方をしても100点満点を出してくれるカラオケ」に行きたいと思うでしょうか?

ガーターに入れちまってもスタッフが手作業にてすべてのピンを倒してくれるんです。
100%ストライク取れます。

全然おもろくないですよね?

私たちがハマるものって「うまくいかないから」なんです。
だから、「うまくなりたい」と思います。

釣りやゴルフだってどれだけ腕が上達したって「まだまだ」と思えるうちは情熱を燃やせます。

ミシュランの三ツ星をもらっている料理人だって「まだまだ修行中です」と謙虚におっしゃって「もっと美味いモノが作れないか?」を日々研究されてます。

だとすると「恋愛だけがうまくいかない」とおっしゃるRさんや同志のみなさまは、それが人生に彩りと活気を与える刺激物になっているのかもしれません。

だから、うまく行っちゃいけないんです。

うまく行っちゃったら人生に退屈してしまうからです。

まあ、もちろん、そんな意識は皆無だと思いますが、Rさんの例を見ても仕事や家族はとてもうまく行っているようですし、趣味も充実しています。

でも、それらってよくよく見れば「穏やかで平和な感じ」がしますよね。

スポーツや旅行よりも家にいることが好きで、落ち着いた丁寧な暮らしをされているのかもしれません。

間違っても「誰かを家に入れるくらいならば燃やした方がマシ」とか「ベッドサイドにいくつものラブグッズが転がっている」とか「家にいなさ過ぎて電気料金が値上げされてることに気付いてなかった」なんてことはないと思います。(ちなみにこれらはすべて実話です笑)

もし、Rさんがほんとうにそうした生活がフィットしているのであれば、その生活の中に穏やかで平和で落ち着いた関係を築いていけるパートナーがすでにセッティングされているはずです。

しかし、ほんとうのRさんが「阿蘇の山よりも大きなマグマを抱え、桜島以上の頻度で噴火する情熱系女子」であるならば、そういう生活には思い切り「退屈」を覚えるはずです。

そうすると圧倒的な刺激を与えてくれるモノを喉から手が出るほど欲するようになるのです。

しかも、その恋愛にしたって最近は穏やかなものが多いのでしょう?
それはつまんないんじゃないでしょうか?

やはり一寸先は闇で先の読めない展開こそがRさんを最高にコーフンさせるものなんじゃないでしょうか?

となればそのあたりの「恋愛観」だったり、「自分自身」だったりをより深く掘り下げて「ああ、あたしはやっぱり刺激に満ちた人生の方が好きなんだわ」と思ってみるのもアリですし、「ほんとうの刺激は結婚した後にやってくるんだぜ?」なんて思い込みを新たに作ってみたりするのも良いですし、恋愛以外に刺激物を大量発生させるのもアリですし、いろいろと戦略を練ることは可能ですよね。

●実は家族に執着している

さて、これが最も意外かもしれませんが、

>両親は恋愛結婚で仲がよく、いい歳してお互いに褒めあったりしていて、父が亡くなった今も母は父に会いたいと言っていて、私もこんな風に生涯連れそう夫婦になりたいし、なれると思っていました。

ほほー、これは聞き捨てならんな、と思ったモノでして。

Rさんはきょうだいはいらっしゃいます?

また、今、お母さんとの心理的距離はどんな感じですか?

元々ファザコンだった自覚はどれくらいありますか?

実家から遠く離れて生活していたとしても、居心地がよく、安心できる家族だとそこに執着が生まれてしまうことがあります。

悪いことでは全然ないんですけどねー。

「実家好き好き病」なんて呼ぶこともあったりして、自分の家は実家だし、両親や家が大好きだから「そこから離れられないのー!!」という心理を作り出すものです。

そうすると恋愛はできますが「ごっこ」にとどまります。
結婚したら実家を離れなきゃいけないですから、それはちょっと嫌だ、という気分になるのですね。

家が居心地よすぎて家から出ることが想像できないって状態です。

もちろんこれを意識してるわけじゃありません。

えー、もう一人暮らしして10年以上たつのに?って思われることもあるでしょう。

この実家との心理的な結びつきができると社会的には大人ですが、家庭的にはまだ「娘」をやっていることも多く、そうすると恋愛はできても結婚は現実的ではなくなるものです。

この辺はなかなかピンとこないケースも多いんですよね。

ってことで、心理的に家(というか親)から自立していって「親と対等になる」というところを目指していきます。

この点についてはRさんを厳しく事情聴取していかないと分かんないですけどね笑

●パートナーシップのヴィジョンが明確ではない

明確にしなきゃいけないか?というとそういうわけでもないのですが、自分たちが創る夫婦像だったり、結婚生活だったり、パートナーシップについてのヴィジョンがいまいち描き切れないケースがあります。

また、ある程度イメージはできているのですが、それが妙に現実的でなかったり、あるいは、自分にはフィットしてなかったりする場合もあるんですね。

Rさんのようにご両親が仲良しだと、いいモデルになってくれるのはいい面ではあります。

しかし両親と自分の性格がちょっと違っていると、両親のような関係を築くことが果たして自分にとって幸せなのか?という点で疑問が生じます。

例えば、「うちのおかんは家庭的で、家族に尽くすタイプだけど、あたしはどんどん外に出ていきたいタイプなんだよねー」という場合は、両親とは違った夫婦関係になると思うのですよね。

また、「父が母のことをすごく大切にしてくれて、ほんと母は姫なの」という場合、うちの読者である時点でみなさまは「姫」ではありませんから、同様に、両親の夫婦関係は参考になりません。(とはいえ、たまに姫が紛れ込んでいますけどね)

また、そんな母を見て育つと「パパみたいなあたしに尽くしてくれる王子様がいいのー」って気分になるんですけど、どういうわけかバリバリの自武女として育ったみなさまは「は?あたしに尽くす?そんな根性のある男がいたら出てこいや!」とリングで叫んでしまうので、やっぱりなかなか難しいところですよね。

ということでヴィジョンというのは自分のキャラというか価値観にフィットしたものである必要があるのですが、そこがあいまいな分だけ「先が見えない」という状況になりがちなのです。

というわけで、あれやこれやとケースを挙げてみたのですがピンと来るものはありましたでしょうか?

結局のところ詳細は個人セッションなりグループセッションなりリトリートセミナーに来てね!あるいはお弟子のカウンセリングも使ってね!という話になってしまうのですが、「まだあたしが気づいていない理由があるのかもしれん」と今後とも“末永く”お付き合い頂けましたら幸いです。

◎オンライン:6/2(日)11:00-13:00 特別心理学講座「どうしたらもっと自分の魅力や価値を受け取れるようになるのだろう?~他者評価と自己評価と潜在意識評価~」
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◎根本のカウンセリングスキルを伝授する根本式アクティベーション・カウンセリング講座
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/52425

根本のセッション
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●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

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