夫との関係を良くするために何とか頑張ってきましたが急に糸がプツンと切れてしまい、目の前が真っ暗になってしまいました。



それだけ頑張って彼との関係をよくしようとされてきたわけですから、一種の燃え尽き症候群のようになってしまったのかもしれません。
ここから立て直していくには、まずは心の荷物を下ろすこと、そして、夫もしくは母と向き合うことが良いかもしれません。

根本先生、初めまして。
34歳女、厳しい母親に育てられ、親密感の恐れがあり、バリバリの自立系武闘派女子であると自覚しています。自己肯定感も低いです。

『今年入籍したばかりなのに夫がオッパブに沼っておりましてどんな風に成敗すればよいか考えあぐねております。~夫の浮気問題に妻はどう対処するのがいいのか?~』の記事を読み、心にグサグサ刺さるものがあり、居ても立っても居られなくなったのでご相談させて頂きます。

12年前、10歳年上の夫と妊娠をきっかけに結婚、現在3人の子供がいます。
結婚後色々あり、その都度立て直してきましたが、急に糸がプツンと切れてしまい困っています。

まず、私たちの歴史と言うほどの物でもないですが、ざっくり説明させて頂きます。

12年前、1人目を妊娠中に夫の浮気が発覚。
相手は夫が数年前に一度会ったことのある人で、たまたま再開した後そういう事になったそうです。一生ものの傷を負いましたが、まだ夫のことが好きだったのでやり直すことにしました。
その泥沼の渦中に、実は交際中から色んな女の子を遊びに誘っていたことも判明しました。(全て未遂だそうですが)

そして一年半前、夫から性病を移されたことが分かりました。
私が3人目を出産後、あまり構ってもらえない雰囲気だったので我慢できずに風俗に行ってしまったらしいです。
夫は自覚症状があったので海外から薬を取り寄せて飲んで治したと言っていました。
自覚症状があったのに、私とも普通にセックスして病気移して、自分だけ薬で直したそんな夫に心底見損ないましたが、どこかでまだ夫のことを好きな自分がいたので、やり直すことにしました。

とこんな感じで、不安・不信を抱きながらですがなんとか結婚生活を続けてきましたが、最近急に夫に対しての嫌悪感が強くなり、セックスもしたくなくなってしまいました。
夫とはもともと心の結びつきが薄く、セックスでなんとか繋いでいたようなものなので、これからどうなるのか不安でいっぱいです。

パートナーとは、もっと心から近づきたいし、その上でセックスができる関係を築きたい。なのに、夫に限らず、これまでの恋愛を振り返ると「なんで私のことわかってくれないの!もっと私だけを見て!大事にして!寂しいの!」という不満が常にあって、これって母親に対して抱いてた感情やん…ってことに気が付きました。

これまでなんとか頑張ってきましたが、突然目の前が真っ暗になってしまった私はまず何から取り組めば良いでしょうか。
ネタにして取り上げて頂ければ幸いです。
(Cさん)

こうしたお話を拝見するとスマホの向こうで「は?何その男?許せん。あたしが成敗したる!」と思わず刀に手をかけてしまう女子が多いと思っていたのですが、最近「え?あたしはそんな面倒な方法はとらないよ。念を飛ばして終わりにするよ。」という怖い話を笑顔でされる読者も多いことを改めて知った筆者です。こんにちは。その念って要するにアレですよね???

さて、何とか頑張って今日までやってこられたCさんですけれど、いきなり出鼻をくじくようなことを言ってしまうのですが、頑張らなきゃ続けられない関係ってどうなんでしょう?やっぱめっちゃしんどくないですか?

個人セッションに初めていらっしゃる方はやはり限界まで頑張って来られた方が多くてですね。とりあえず力を抜いて休みましょうか?なんて提案をすることも多いものです。

たぶんCさんも「夫好き好き病」にかかっているがゆえに、なんとか好きな人と幸せになりてぇぜ!と武闘派女子らしい気合と根性で頑張って来られたんだと思いますが、相当限界だったのかもしれません。

「心のつながり」感じたいですよねー。

私のカウンセリングでは「じゃあ、夫以外に誰との心のつながりが切れてるの?」という質問をさせてもらうわけですが、どうやらそれがママらしいことまで気づいていただいて手間が省けました。

なので軸になるテーマとすれば「やっぱラスボスおかんと向き合っていきましょうか」となるのですが、その前にまだちょっとやっておくことがありますのでそちらを先にお話したいと思います。

とりあえず「こんなに頑張って何とか関係を維持してきたのにあんたは何しとんねん!」という猛烈が怒りがあろうかと思いますが、そのほかにもちょいと直面していただきたい気持ちがあれこれあると思うわけです。

それは「今の気持ちに素直になっちまおうぜ!」という怖い怖いお話です。

今のCさんにとって最悪な結末のひとつは「もしかして、あたし、もう、夫のことが、好きじゃない、かも、しれん、、、」ということかと思われます。

今までCさんが頑張る根拠としてきた「好き(はあと)」という気持ちがなくなるってのはある意味とても怖いことですし、何なら認めたくない気持ちなのかもしれません。

けど、

>急に糸がプツンと切れてしまい困っています。

という事情を鑑みると、「最近急に夫に嫌悪感が強くなったのは好きという気持ちが冷めちゃったのかもねー?」なんてことを根本先生は平気でおっしゃったりするのでカウンセリングを受けたいと思ったときには注意が必要ですぞ!

ほんとに好きって気持ちがなくなったのか、好きって気持ちよりも嫌悪感が上回っているだけなのか、好きっていう気持ちはあるけど怒りの方がはるかにそれを凌駕するようになったのかは分かりませんが。

「夫となんとかつながりを感じたい!夫のことが好きだから何とか頑張りたい!」という気持ちでこの10年ほどやってこられたんですけど、その中には「好きだから」という理由で切り捨ててきた気持ちもあろうかと思うのです。

浮気されたときの絶望的な気持ち。
いろんな女の子を誘ってることが判明したときの悲しみ。
性病をうつされたときのショック。
そうしたことからの不信感、不安感、嫌悪感。
そして、これだけ頑張ってきたのにつながりを感じられない寂しさ。
さらには、あんたのためにどんだけ頑張ってると思ってんねん!という怒り。
やっぱ自分は夫に愛されるほどの女じゃないのね、、、という無価値感。
女のプライドや立場などを踏みにじられた惨めさ。

いろんな気持ちにだいぶ蓋をしてきませんでしたか?

都度爆発したり何かで解消したりされてる部分もあるでしょうし、セックスによっていくばくかの愛と安心感を受け取れたかもしれませんけどね。

カウンセラーとしてはCさんのその気持ちの方がまずは気になっちゃうわけです。

そうした感情に蓋をしたまま、ずるずるとその重たい感情たちを引きずって頑張ってきたならやっぱ疲れちゃいますよね。

確かに「好き」という気持ちは偉大なのですが、それによって他の感情を抑圧してしまうのはやっぱりしんどいんです。

それはこれからの夫婦関係を考えていく上でも大切な「第一歩」なんですよね。

新しい本でも語っているのですが、感情ってのはウンコと同じ性質がありまして、認めたくない感情があってもあるもんはあるんです。

「うわっ。なんでこんなところで便意が来るんだ・・・」

そういう体験をみなさまも日々されているかと思います。私も昨夜、神楽坂通りを家に向かって歩いている際に痛感致しました。なんとか事なきを得てホッとしました。

寂しさって感じたくないし、嫌悪感だっていやです。
嫉妬や怒りなんて感じない方がいいし、惨めな気持ちになるなんて最悪です。

けど、あるもんはあるんですよね。
ないことにしてもあるもんはあるんです。

私もその強烈な便意をなきものにしたいと思いましたが、まだそんな芸当ができるほどのスキルは持ち合わせておりませんでした。

だから、まずは自分の気持ちに素直になって、感じている気持ちをひとつひとつ丁寧に受け入れていくことをまずは推奨したいのです。

そういうことをするものですから、カウンセリングに通い始めた頃はけっこうしんどい思いをされる方も多いです。

けど、その時期を抜けていきますと心がどんどん軽くなり、「未来」についても前向きになっていくものです。

つまり、素直な感情を認めることは「心の荷物を下ろす」という作業に等しいのです。

セックスでなんとか二人の関係を保っている、というお話は珍しくないものですし、セックスが大切なものであることは言うまでもないのですが、でも、それって寂しくない?辛くない?

心のつながりが感じられない時点で寂しいですよね。
なんぼセックスの相性がよく、それをすればつながりや愛が感じられるとしても、その一瞬だけならば寂しいですよね。

なので、その辺も含めてCさんの気持ちを伺ってみたいものです。

で、よく「パートナーシップは代理戦争」という話をしています。

夫と1対1の関係なのですが、そこには過去の恋人、家族を始め、今まで自分たちが関わってきた様々な人たちが登場するステージなのです。

Cさんの場合も

>夫に限らず、これまでの恋愛を振り返ると「なんで私のことわかってくれないの!もっと私だけを見て!大事にして!寂しいの!」という不満が常にあって、これって母親に対して抱いてた感情やん…ってことに気が付きました。

ということですから、今までの恋人との関係を含め、「母」という存在がどどーんと登場するわけですよね。

ってことはCさんは自分の気持ちをあまり受け止められず、大事にしてもらえなくてずっと母に対して寂しい思いを持っていたということですよね?

だから歴代の彼氏にその思いを満たしてほしいと思って来られたんだろうと思います。
もちろん無意識ですけど。

でも、誰もあたしの気持ちを分かってくれなかったし、大事にしてくれないし、誰と一緒にいてもずっと寂しかったんだろうと思うのです。

でもでも、不思議じゃないでしょうか?

なぜ、気持ちを分かってくれそうな男を好きにならなかったのか?
自分を大事にしてくれない、寂しくさせる男ばかりを好きになるのか?

これが心理学でいう「再現」ということになるのです。
不思議ですよね。

母が気持ちを分かってくれなかった、だから、気持ちを分かってほしい、と思っていると、母と同じように気持ちを分かってくれなそうな人を恋人に選んでしまうんです。

逆に気持ちを分かってくれるような男には惹かれないんです。
同じようなシチュエーションを無意識に選んでしまうのです。

なので、結局のところ母との関係を見つめ直していくのが結果的に夫との関係を良くする秘訣になるとも言えます。

ただ、「パートナーシップはすべてを癒す」という格言もありまして、旦那さんとの関係をとことん扱っていくことで逆に母との関係を癒すこともできるんですけど、どっちがいいでしょうねー。

私の場合はカウンセリングでお話を伺った上で「こっちの方が早そうだな」という方を選ぶものですが、それは状況により変わって行くので「今日は旦那ね」「今回は母ね」とその都度向き合う相手を変えることも良くあります。

もし、母と向き合うのであれば、様々な手があります。

・なぜ母は娘を大事にできなかったのか?なぜ娘を受け入れられなかったのか?なぜそんなに厳しく育てようとしたのか?
・Cさんは母のためにどんなことを頑張ってきたのか?どんな風に母を愛そうとしたのか?
・母はどんな風に人を愛する人なのか?母なりにCさんを愛した形跡はないのか?
・母との関係で抑圧された感情を解放していくこと
・母と大人同士の関係を築けるようになること
・寂しがっている子どものCさんを自らが救うこと
・そんな母だったからこそ得られた恩恵を受け取っていくこと

一方、夫と向き合うとすると次のような手がまずは考えられます。

・なぜ夫は他の女に目移りをするのか?
・夫はなぜ妻を十分に愛する自信がないのか?
・Cさんの女としての自信を取り戻すにはどうしたらいいのか?
・Cさん自身の無価値感や罪悪感はどういう形で存在しているのか?
・何らかのセクシャリティの問題を抱えていないか?
・夫婦での男性性・女性性のバランスはどうなっているのか?

とりあえずこの辺の切り口を扱うだけでも数か月くらいはすぐに経ってしまいます。

要するに手はものすごくたくさんあるので、この辺を扱っていけば何とかなるんじゃねえのかなあ?と私は考えるのですな。

もちろん、実際にお話を伺っていく中で「Cさんが武闘派女子過ぎる件」とか「エネルギーが強すぎる件」あるいは「他人軸になりすぎる件」とか「愛情を受け取れない件」等々の問題が出てくるかもしれません。

ただ、この問題もやっぱり精神的な疲れとか燃え尽き症候群的な症状を抜け出してからになると思うのですよね。

なので、この辺はやはりプロの手を借りた方が良いと思いますので、ピンときたカウンセラーを見繕っていただいてお世話になるのが良いと思います。

さて、そういう環境の中で3人の子育てをされてきた紛うことなき自立系武闘派女子のCさんですが、それだけ頑張ることができるし、それだけの情熱を持つことができるわけですから、やはり元々持ってるエンジンもまた強力であることが想定できます。

となると私としてはその豊かなエネルギーをどう活用していくか?を考えたくなるものです。要するにCさんの平和利用について考えたいってことです。

それだけの根性があり、目的遂行能力があり、頑張り屋さんであることから事業をするにも向いていると考えられます。

また、もしかしたら日本って国はあたしには小さすぎるぜ!ということで、海外展開を志向してみるのも面白いかもしれません。

今は子育て中であんまり余裕はないかもしれませんが、それでも「やりてぇことはやる」という方針を立ててあれこれチャレンジしてみるのも吉だろうと思われます。

まあ、それもCさんの疲労度によるんですけれど、そうした未来を見てみれば楽しみな人材だと私の目には映るわけです。

ということで、手はいくらでもありますので、希望を捨てずに狙った獲物(目標)を取りに行っていただければと思う次第です。

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