優しくて思いやりのある彼氏をメンヘラ男子に仕立てない秘訣とは?~マイナス思考になりがちな彼氏を自立させるためのポイントとは?~



武闘派女子のみなさまはバランスの法則によって結果的に依存系メンヘラ系なマイナス思考男子を量産することが多いのですが、そうならないためには彼を「自立」として扱ってあげる必要があるわけです。
そのためにはみなさまが得意な察する力やコミュ力を敢えて封印してみるとうまく行きやすいのです。

こんにちは
いつも為になる心理学ありがとうございます!

婚約してる人がいて、あとは籍を入れるだけなんですが、またモヤモヤが発生して迷っています。
進めるにも、辞めるにも、最後の決め手がなく根本先生に頼ってしまいました。

6年前にモラハラ男子との婚約破棄の後、やっと優しく思いやりのある方と出会い、結婚を前提に同棲を始めて1ヶ月経ちます。

前からマイナス思考の所が気になってはいたんですが、同棲を始めて安心したのか、その不安が私への攻撃に変わってきてヘトヘトです。

自立系武闘派女子な私は、また面倒な人を抱えてしまったと反省中です。。
安定思考な女子は、マイナス思考な彼に疲れて離れていくんでしょうが、私はこれぐらいと思い見て見ぬ振りをしていた結果だと思います。

例えばこんな事がありました。

・彼がゴルフをやるので、一緒にできる様に私もレッスンに通う事にしました。
「一緒にプレーできる様に頑張るぞ!できないと悔しいし、それを糧に頑張るぞ!」
と私が言った直後、彼が
「そう言うの嫌いだから辞めて!」
と言うので私の頭は真っ白。

後日落ち着いて聞いたら、前に色々競ってくる友人がいて嫌な気持ちになったから、競うとか言う気持ちでゴルフをやるなら辞めて欲しかったそうです。

・旅行に一緒に行き、ある日ホテルの部屋へ戻るととても不機嫌そう。何を聞いても、うん。
と機嫌悪そうに返事するだけ。
自分の機嫌は自分で取れと思いその日は触れずに就寝。
後日聞いたら、部屋に戻るエレベーターの中で私に声をかけたが返答がないので無視されたと思って頭に来た。
だそうです。笑 
もちろん私は声をかけられたのに気付いてなかっただけです。

こんな風に人の言動を瞬時にマイナスに受け取り、飛躍した考えになる、典型的な認知の歪みがハイクラスな彼だったのです。

彼自身についてマイナス思考なら、そんな事ないよ。と励まして来たのですが、それが私への攻撃にもなってきたので、こりゃダメだと参っています。

彼の性格を指摘すると、
「どうせ自分が悪いんだろう。カウンセリング行けとか言うんだろ。行っても自分の気持ちなんて絶対喋らない。」
と鬼の形相で言うのです。

その1番触れられたくない所を勇気を持って見つめれば、自分も楽になるのにな。。と思うのですが強制はできません。

なので私の方でできる事を考え、マイナスに受けとらない様に言葉を選んだり、言い方をシンプルにしています。

でもそれが彼の顔色を伺っている自分がいて、前回のモラハラ男にしてた事をまたやってるじゃないか!と自分自身に頭が来まして。

なので数日前から彼に気を使うのを辞め、言葉も選ぶのも辞め、堂々としてたら彼も大人しくなってきました。

彼のトラウマは彼にしか癒せず、私には癒せません。
でもいつ何時彼の時限爆弾が爆発するか、そんなビクビクする生活をするならやめた方が良い。

若しくは私の考え方を変えてうまく行く方法があるなら、もう少しやってみたい。

そんな気持ちが日々変化してます。
こんな揺ら揺らな私に、何かヒントがあれば泣くほど嬉しいです。

ネタとして扱って頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
(Cさん)

自立系武闘派女子のみなさまは長年の性癖と言いますか、習性と言いますか、どうやら静かで落ち着いた環境では寝つきが悪いようで、銃弾飛び交う戦場の方が熟睡できるとよくおっしゃってるんですよね。

なのでCさんのように静かで平和な環境を与えられてしまった場合、自ら時限爆弾を抱えて就寝するという技を身に着けられるようで、そんな話を聞きながら今日も「あんたも好きねえ・・・」と思う次第です。

さて、そんなみなさまのバイブルはもう手にされましたでしょうか?

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本屋さんに行って「たちあがるな、武闘派女子の本ください」と言ったら眼鏡をかけた店員さんに「そんな本ありません」と冷静に言われてムカついたという話を聞いたのですが、そう、タイトルは違うんです。

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こちらですのでタイトルを伝えるのがめんどくさい方は「ねもとひろゆきさんの最新刊くれ」と言えばたぶん伝わるんじゃないかと思いますのでどうぞよろしくおねがいします。っていうか、まだ購入されてない方はここで中断してポチっとするか即座に書店まで車をかっ飛ばしていただければと思います。車がない!って人はタクシー呼べ、アプリですぐに呼べるだろ?

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爆弾抱えて眠る前にぜひご一読いただけたら幸いです。(ものすごく丁寧に頭を下げてることにしてください。)

そういえばかつて「耐火スーツを身に着ける方法を伝授していただきたい」という武士をカウンセリングしたことを思い出しました。

要するにモラハラな彼氏との話でして、いつ彼がキレるか分からず気が付けばCさん同様、彼の顔色を伺う日々が続いているとのこと。

差しさわりのない日常会話はできるけど深い話は地雷原を進むようなもので一向にできず、これなら別れを考えた方がいいのかとも思うけれど、自分の年齢を考えたり、ふだんの彼のやさしさや経済力を考えたりするとなかなか引くに引けん、ということでした。

「まあ、好きにしたらええやん」と言ったら無言で斬りかかって来そうな迫力だったので、「自分軸よ、自分軸」とテキトーに言ってお茶を濁しました。

で、こういうお話を伺うと「Cさんって優しいのね。武闘派女子らしく女子力高めだよね。コミュ力すごく高いと思うよ。自信持てや、コラ」とお伝えすることになるのですが、彼氏の顔色を伺ってしまうということは、それくらいコミュニケーションを大事にしており、心地よい時間をお互い過ごしたい、一緒にいる空間を大事にしたいという思いをお持ちだということです。

これ、当たり前だと思ってる方が多いですけど、当たり前じゃないですからね。

彼もきっと同じように思ってくれてる、と勘違いされてる方も多いんですけど、決してそんなことはないですからね。

で、いろいろとお伝えしたいことは他にも山ほどあるのですけど、思い付いたところから順番に話すのでバラバラな流れになるかもしれんのですいません。

たぶん、Cさん、これはさすがに自覚があると思うのですけど、強い女ですよね?
イエスかすごくイエスかの2択でお答えください。

そうした強さがあるから、彼はCさんの前で弱さ(メンヘラ)を出せるし、そんな強い彼女が怖いから「弱い犬程よく吠える」と言われるように彼はキレるわけです。

つまり、Cさんの前でそんなマイナス思考を出せるほどCさんは強いというわけです。

もちろん、これは厳然たる長所なので心配は要りません。

ただ強いことを知ってるのと知らないのでは雲泥の差がありますから自覚しといていただきたいです。

「あたしだって辛くて枕を濡らす夜だってあるのに」というのも某カウンセラーに言わせれば「そうやって一人で泣いてる時点で強いの!」ということになります。弱い人はそこで深夜だろうが彼氏に電話しますから(もちろんそれが悪いわけではありません)。(え?そんな発想なかった・・・。そういうのもアリなの?と驚かれた方は紛うことなき武闘派女子であることを自覚してください。)

さて、付き合ってどれくらい経つのか分かりませんが、同棲1か月ということは今はお互いをよく知る時期ですよね。

お互いの価値観、考え方、趣味嗜好、性癖などがお互いの心理的距離が近づくにつれてどんどん明らかになっていきますね。

最近も最近彼氏ができた常連様が「どうやらSの気があるようでプレイのたびにそっち系の道具がちょくちょく出てくるようになった」とおっしゃっていましたが、Cさんもだんだん「意外にこいつガンコやなあ」とか「案外口だけの人かもしれない」とか「悪気はないんだろうけど言葉がきついよな」とか「こいつ女心が変わっとらんな」とか「変なところできちんとしてんな」とか色々見えてくる頃だろうと思います。

そこで「ああ、こいつなかなかのマイナス思考やんな」ということが明らかになってきてるわけですけれど、「優しく思いやりのある方」というのは案外、繊細であり、マイナス思考であることも多いものです。

つまり、表裏みたいなものでして、繊細で相手の気持ちを考えたり、空気を読んだりするから「優しくて思いやりがある」のでしょう。

そして、そんな風に周りに気を使い倒す人だからこそ「地雷」も持ってるわけですね。

そういうCさんにも地雷を敷き詰めてる場所ってありません?

でも、ここで思い出してほしいのは「強さ」です。

そうすると「あ、そうか、あたし、彼の作る地雷くらいなんともねえや」ということがよく分かります。

Cさんとしては彼との関係が壊れることは危惧するかもしれませんが、彼の地雷に吹き飛ばされる心配はほとんどないはずです。

そういうことを言うと「あたしだって繊細なんですからね!新幹線に追突されたらさすがのあたしだってケガするんですから!」とおっしゃるのですけど、よくよく考えてみてね、と思うわけです。

だって婚約破棄になったモラハラ男子との格闘でずいぶんと鍛えられたと思いません?
おそらくそれ以前にもなかなかの戦場を渡り歩いて来られたんじゃありません?

自分の強さを甘く見ちゃいけないってことです。

>自分の機嫌は自分で取れと思いその日は触れずに就寝。

ということができたり、

>彼自身についてマイナス思考なら、そんな事ないよ。と励まして来たのですが、それが私への攻撃にもなってきたので、こりゃダメだと参っています。

という風に冷静に見れる自分がいたり、

>なので私の方でできる事を考え、マイナスに受けとらない様に言葉を選んだり、言い方をシンプルにしています。

という配慮ができたり、

>なので数日前から彼に気を使うのを辞め、言葉も選ぶのも辞め、堂々としてたら彼も大人しくなってきました。

という行動が取れて成果も出してるし、

>でもいつ何時彼の時限爆弾が爆発するか、そんなビクビクする生活をするならやめた方が良い。

という判断ができるわけですから弱いわけはありません。

ただ、モラハラ男との関係がトラウマになっている可能性は否定できず、むしろ古傷が疼く、というテイかもしれません。

だから、Cさんの問題はそうした男たちに対する「不信感」や「嫌悪感」だったり、また、隠れたニーズの問題かもしれません。

ここで隠れたニーズというのは「男は強くあってほしい」とか「弱いあたしを抱きしめて『大丈夫だ。俺が付いてる。心配するな。』と言ってほしい」とか「あたしのすべてを受け入れてほしい」とか「あたしが何も心配しなくていいような完璧超人であってほしい」などのものです。

だから、彼氏とのお話を伺う一方で、モラハラ男はじめ、家族も含めて「過去の男一覧」をぜひとも閲覧させていただきたいと思う次第です。

つまり「男に顔色を伺うようになったのはモラハラ男が初?職場とかでは出てない?」みたいな質問をしたいところなんですよね。

そっちを扱った方が早いのかもなあ、とも思うわけです。

で、ここは今後のお二人にとってとても大切だろうと思う話をさせてもらおうと思います。

>こんな風に人の言動を瞬時にマイナスに受け取り、飛躍した考えになる、典型的な認知の歪みがハイクラスな彼だったのです。

被害者意識が強くて自己嫌悪が強力で何かとメンヘラになっちまう男子の話は最近頻繁に伺っており、私も強制的にその研究をさせられているのですが、そんな彼氏と向き合うにはとにもかくにも「自分軸」が大事です。

Cさんの文面を読むとかなり自分軸は確立されているようですので良かったなあと思うのですが、具体的な接し方の姿勢についてお伝えしたいと思います。

例えば女子にも同じようなタイプの方って多いわけですけれど、相手が女子の場合は、彼女の気持ちに寄り添って話を聞き、誤解を解くというよりも彼女の辛い気持ちを分かってあげることを優先することが望ましいのですね。(貴重な男子読者の皆さん、ここは重要なポイントなのでスクショしとくように!)

すなわち「ごめん、そういうつもりじゃなかったんだよ。決して競うつもりなんてなくて、僕は僕で頑張ろう!って気持ちを表したんだよ。でも、それがなんか張り合ってるように聞こえちゃったんだね。言い方がまずかったね。」的な回答が良いわけです。

だから、Cさんやその他武闘派女子の方々も「後輩のメンヘラ女子」に対してはそんな態度を取られていると思います。(もちろんハラワタは煮えくり返ってると思いますが)

しかし、その手法を男子に取ってしまうとそれは彼の女性性を伸ばすことになってしまいます。

仮にCさんや皆さんが「女性性が豊かで繊細な彼氏」を求められるならば良いかもしれませんが、「男らしさを求む!」「自立してバンバン稼いで来い!」「あたしが惚れるくらい強い男になれ!」と思ってらっしゃるのであれば、その行為は逆効果になるのです。

私が知る限り、彼女たちのそうした優しい、思いやりのある態度がダメンズを製造し、メンヘラ化を推進することになっているのです。

だから男性性を強化するような方向に“導く”必要があるわけです。

つまり、彼を「依存」ではなく、「自立」として扱ってあげる必要があるんです。

その秘訣は「質問」です。
つまり、彼に考えさせることです。

「え?なんでそれが嫌なの?」
「あたしがあなたと競うと思ったの?」
「あたしがあなたを無視したの思ったの?」

ポイントは「あまり相手の感情を汲み取らない」「自分の考えや答えを言わずに相手に考えさせる」という姿勢です。

相手を「依存男子」ではなく「自立男子」として扱ってあげる秘訣です。

つまり「ごめん。声かけられたの気付かなかったの。無視したわけじゃないの」とか「あたしが無視するわけないじゃん?そんなことも分かんねーの?アホちゃう?」とか答えまで言わないことです。

このやり方を上品に言い換えると「彼の気持ちや考えを理解しようとする」ということになりまして、カウンセラーやコーチが多用するやり方ですね。

そう言うと「どうせ質問したって答えてくんないもん」と拗ねる奴らがうじゃうじゃと出るんですけど、別にそれでいいんです。

考えさせることが目的で、答えを出すことが目的じゃないので。

人は質問されると一旦頭で考えるので、そこで感情を差し置けるんですね。ここがメンヘラにさせないポイントとも言えます。

とはいえ、武闘派女子のみなさまは女子力が高く、高性能レーダーを完備しているがゆえに、相手の気持ちに寄り添ったり、察したりしてしまい、先読みして話しちゃうことが多いんですよね。

「相手の気持ちを敢えて察しない」というのを好きな相手にするのはちょっと抵抗があるかもしれませんが、カチンと来た時限定でいいので試してみると、彼が徐々に自立していって、「あ、そうか、別にCは俺と競う気なんてないもんな」と自ら気付くようになっていきます。っていうか、そういう状態が理想なんでしょ?

丁寧に、ひとつずつ対処して、ご機嫌を取ろうとすると難しいんですよね。
すぐに別れたくなっちゃいます。

そこで、自分もカチンときたときに一呼吸おいて質問って形にしてコミュニケーションしてみると彼との関係も変わって行くんじゃねえかと思います・・・けど、まあ、実際はケースバイケースなので、お互いのキャラによって表現を変える必要があるので難しい、、、というか面白いんですけどね。

「ええー、あたしがあなたを無視するわけないじゃない?そんな風に思っちゃったの?そんなのあたし悲しいよ。ぐすん。」という手もあるんですけど、武闘派のみなさまにとっては吐き気を催すセリフですもんね。

「あら、あたし無視しちゃった?ごめーん!せっかく声かけてくれたのに聞こえなかったなんてあたしバカよね~おバカさんよね~♪」という手もあるんですけど、武闘派のみなさまにとっては笑っちゃうセリフですよね。

ま、頑張ってください。(突然の他人事)

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