「実は武闘派女子が好き」な男性というのは、一般的にどのような心理的傾向があるのでしょうか?



色々と考えを巡らせてみたのですが、ありきたりの「そんなの分かってるよ!」と言われる答えにたどり着いてしまったので申し訳ない気持ちになっているところですが、でも、やっぱり読んでほしいなあ、と思うネタです。

根本先生、こんにちは。
以前「恋愛でも仕事でもなかなか望み通りの出会いがない場合は自己認識が間違ってる可能性もあるよね~肉を売るならちゃんと肉屋の看板を掲げましょう!~」で取り上げていただいたJです。

先生からの冷静な視点で「ほんまは待つ女じゃないんちゃう?」とのご指摘をいただき、改めて自分を見直すきっかけとなりました。その節はありがとうございました!

先生からブログで取り上げていただいた一か月後ぐらいに、(いきなりですが)以前から面識のあった、ひと回りほと年上の独身男性との距離が縮まり、休みの日に一緒に楽しい時間を過ごすという今までにない男女関係を体験しております。
(まだお付き合いまではいっておらず、今のところプラトニックな関係です)

先生のブログや書籍を参考に、この度の彼へは、とにかく「受け取る」「感謝する」を徹底的に実行しており、それが居心地の良い関係に繋がっていることを実感しています。最初は慣れておらず罪悪感がしこたま湧いてきたのですが、そこを乗り越えてそこそこ甘えられるまでに成長できました。
先生、本当にありがとうございます。

さて、先生へは、自分が理想としていた男性と出会い、晴れて恋人同士になりました!先生のおかげです!と報告をしたかったのですが、彼と交わす会話の中に、ちょっと気になる内容があったので、ネタになればと思いメールを送信させていただきました。

その会話というのが、彼は「幼少の頃、リボンの騎士がとても好きだった」というの内容。
リボンの騎士といえば根本先生も過去、ブログで何度か取り上げておられる漫画・アニメ。しかも彼は、「女の子が剣を持って戦っているのが好きで…」と述べたので、武闘派女子好きか?!と思考を巡らせてしまい、普通はただのフェチと捉えるところなのですが、根本先生の信奉者としては聞き捨てならない発言でドキーンとしてしまいました。
どうやら彼は、思春期もスケバン刑事やセーラー服反逆同盟を熱心に視聴しておられたみたいで、筋金入りのようです。

そんな「実は武闘派女子が好き」な男性というのは、一般的にどのような心理的傾向があるのでしょうか?
同じ男性として、男性心理の妙をぜひご教授頂けましたら幸いです。

ちなみに彼は

・50代前半、管理職、独身
・兄と妹に挟まれた中間子
・繊細で乙女な部分がある、オタク気質
・社交的で幅広い年齢の男性の友人が多い

乏しい情報ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(Jさん)

なんかよい方向に向かっているってのは嬉しい知らせですよねー。
「今までにない男女関係を体験」ってところがJさんの変化を表してると思うんですよ。
ほんと素晴らしいですー!そして、お知らせくださってありがとうございます!

さて、「リボンの騎士が好きな男子は武闘派女子なのか?」という件につきましてはちょっと「???」なところがありまして、「剣を持って戦う女子が好き」だからと言って、「リアルに剣を持って戦う女子が好き」かどうかは分からないところです。

それはそれで怖いとか、リアルでは清楚で可憐で純粋な女子(絶滅)が良いとかあると思うんですよね。

もちろん、そこがイコールの場合もあるでしょうが、「巨乳好きを公言していた男が美乳な彼女と結婚してラブラブになる」というケースやその逆もよくありまして、必ずしもイコールで結ばれるかどうかは分からないよね、というのが私の見解です。

そういうときは「リボンの騎士のどこが好きだったの?サファイア姫に恋をしていたの?スケバン刑事は何が良かったの?誰推し?セーラー服反逆同盟(以下略)」という風に尋問を重ねていくと良いものです。

というのも、あるあるな話ですが「彼が思うリボンの騎士」と「あたしが思うリボンの騎士」がズレてる可能性がありまして、つまり、「剣を持って戦う女の子の何がいいのか?それは恋人として見ているのか?それとも違う理由なのか?」という点はぜひとも明らかにしておきたいところなのです。

で、そんな「アニメ、漫画において戦う女の子が好き」というのは様々な心理が想定されます。

純粋にかっこいい、キレイ。というタカラヅカに心を持って行かれる男子。
女の子がひたむきに頑張って戦う姿を応援したいと思う男子。
男がメインの戦闘モノよりも心情が描かれているのがいいと思う男子。
そんな戦う女の子の力になりたい、支えたいと思う男子。
男としてのコンプレックスが強く、そっちの戦闘モノには行けない男子。
母や姉妹の影響を受けて幼少期から女の子向けアニメを見るしかなかった男子。

まあ、女子力は高いのかもしれませんが、いろんなケースが想定されると思うんですよね。

さて、男性心理の基本なんですけれど、好きなものと現実は別物というのはけっこうあるあるでして、というのも男性には「素敵だな、と思ったものをフィギュアのように飾っておきたい心理」というのがあるんですね。

コレクター心理でもありますし、自分の成果を誇りたい思いもあります。

つまり女性を「実用品」と「観賞用」に分けるんですな。

だから、フィギュアはものすごく丁寧に管理しているのに、付き合っている彼女のことは雑に扱うなんて男子もおりまして、なぜか私がその苦情窓口になっていることもあるものです。

だから、リボンの騎士のサファイア姫が好きだったり、スケバン刑事に入れ込んでいたりしても、「じゃあ、彼女たちと付き合いたいの?」という点については「いやいや、それはないよー。」と思うこともあるんです。

例えば、とある大変美人なクライアントさん(中身はもちろん武闘派中の武闘派)は、どこに行ってもチヤホヤされるのに実際手を出してくる男は少ないと嘆いておられました。

今まで付き合った人もすごく優しくしてもらえるのだけどなんか飾り物みたいな扱われ方をして寂しい思いをすることが多い、と。中にはパーティなどの華やか場所にばかり連れて行く人もいて、でも、それ以上誘われることもなく、「あたしってほんと外見しか価値がないんかな?」とけっこう真剣に悩んでるんです、と。

まあ、美人さんには美人さんなりの問題があるっちゅうことですね!(そういうことではない!?)

例えば、彼の場合はリボンの騎士始め、剣を持って戦う女子が好きというのがありますが(なお、今日は剣が男性器のシンボルであることはあまり触れないでおこうと思います)、そうじゃなくて「格闘技好き」や「冒険モノ好き」な男性のことを考えてみるといいと思うんです。

格闘技が好きだから路上の伝説を残そうとするわけではなく、冒険モノが好きだからってみんなが海賊になりたいわけじゃないと思うんですよね。

同様にスラダンに涙する男がバスケやるわけじゃないし、北斗の拳が好きだからって北斗神拳を極めようとするわけじゃないのですな。

だから、あくまで趣味のひとつなんかなあ?と思っておくといいと思います。

「・繊細で乙女な部分がある、オタク気質」なんだからまあ、そういうこともあるよね、と。

彼の部屋に行ったときに壁にいっぱいポスター貼っててキモいと思ったらまた考えましょうね。笑

>そんな「実は武闘派女子が好き」な男性というのは、一般的にどのような心理的傾向があるのでしょうか?

そういうわけで、このJさんの質問には2つの解釈があると思いまして、この「武闘派女子」というのが「剣を持って戦う女子」を指すのか、うちの読者を指すのかは微妙なところですが、前者については少しお話しましたし、読者の大半は後者を所望されると思いますので、そっちについてお話していこうと思います。

「実は武闘派女子が好き」という男子は当然ながら「M」であろうことが想像できますが、なんでそんな風になっちまったかというとカギになるのは毎度おなじみ家族でしょう。

家族のことに触れてくださっていますが私がもっとも気になったのは彼の母殿でして、もし、その母が筋金入りの武闘派であるならばJさんは彼の恋愛対象として自信を持っていただいて結構です。

今の20代くらいになると少し変化がありますが、一般的に男子というのは女子よりもはるかに恋愛に疎いんです。

なんせ女子は未就学児の頃から漫画、アニメ等を通して「恋」に親しんできております。
早くからオシャレに目覚める子も多く、何ならオナニーを始めるのも男子よりも女子の方が早かったりするわけで、同年代男子よりも遥かに「男と女」については興味津々なわけです。

だから、恋愛に関して言えば、女子に比べて男子の方がはるかに家族(すなわち母・姉・妹)の影響を色濃く残すと考えております。

従って、母はもちろん妹1号も妹2号もけっこうな武闘派女子だという家庭に育ってしまった男はその後の人生で出会う女子がすべて武闘派としか思えず、武闘派な女子としか交流を持つことができないため、結果的に武闘派女子を相手にする仕事に就くほかないなんて悲劇の人生を歩むことになるわけです(涙)(涙)(涙)。

つまり、カルマというか、習慣というか、育った環境によって武闘派女子が好きになる傾向があると言えます。

また、パートナーシップを読み解く際に私がよく見るのは「バランスの法則」です。

男性性が強い人はバランスを取るために女性性が強い人が気になるのが一般的ですし、お付き合いを始めてからも常にバランスを取り合おうとするのがパートナーシップです。

だから、彼女が女性性を高めれば、必然、彼氏が男性性を高めることになるわけです。

という風に見れば、自立系武闘派女子というのは、

1.男性性がたいへん逞しく成長していらっしゃる。
2.でも、本来持ってる女性性も相当豊かである。

わけですから、それとバランスが取れるのは

A.男性性、女性性とも成長が未発達のお子ちゃま
B.男性性もあるけど、女性性がとても強い男子
C.女性性が強いはずだけど強く抑圧した男性性強め男子
D.男性性と女性性の高いレベルでバランスが取れた大人男子

ということになり、なじみ深い表現に変えれば

A.ダメンズ
B.野良猫男子
C.ロックマン氏
D.ヘラクレスオオカブト

という風になるわけで、ね?分かるでしょ?野良猫追いかけるのもロックマン氏にハマるのも、ダメンズメーカーになっちまうのも。

それを逆に読めば、A~Dのタイプの男性は皆さまのことを好きになる可能性があるっちゅうことですね。

それが皆様自身の持つバランスによって細かく変わるわけです。

だから、皆様が「D」を狙うならば、ご自身の男性性と女性性のバランスをきちんと取った方がいいよね?ということになるんです。

それで「後天的に男性性ばっかり鍛えられて女性性が封印されがちだから、女性性を解放しようぜ?」というのが私のブログ、セミナー、グループセッション、1DAYセミナー、リトリートセミナーの中心的なテーマになるのです。

・・・まあ、ワクワクしながら読んでくださった読者の「それくらい知ってるけど?」という失望の顔が浮かばないでもないですけれど、そこは元気にスルーしていきましょう!!笑

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

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