パートナーの嫌なところは今の自分が学ぶべき教科書なのかも!?


問題にぶつかった時、その解決のカギは意外にもあのパートナーにあることも少なくないんです。
しかも、シャドウとも言える、パートナーの中の嫌な部分に。
それを謙虚に見つめ、学ぶことができたらあっさり解決すると同時にパートナーシップもますます良くなるのです。

パートナーシップ、特に夫婦ともなると本当に良くできてるなあ、と思わされるカウンセリングが続いています。
元々私はパートナーシップはバランスの法則で成り立ってる、と思っているので、どんな思いで結婚しようとも(大好きだろうが、元彼が忘れなかろうが、政略結婚であろうが)、実にうまくバランスが取れているモノなのです。
人智を超えた何かを感じざるを得ないくらい、見事にマッチしています。

ま、当人はそうは思えないものですけどね(笑)

例えば、こんなケースがありました。
子どもの頃から頑張り屋さんで、弟の面倒はもちろん、お父さんやお母さんの精神的なフォローまで引き受けて、早く大人になった奥さんがいました。しかも、とても情熱的かつ精神的にもタフだし、頭の回転も速く仕事場でも人から頼られる存在。
だから、仕事も家事もこなす、スーパーウーマンです。
でも、その頑張りがたたって壁にぶつかりカウンセリングに来られることになりました。

「ご主人ってどんな人?」と聞くと、あまり何もしない、役立たずな夫、とのこと。マイペースで、あまり仕事に情熱を燃やすわけでもなく、かといって何かしたいことがあるわけでもなく、何が楽しいのか分からないそうです。
彼女からすれば侮蔑の対象であり、ずっと見下して生きて来ました。

「じゃあ、なんで結婚したの?」って言うと、その時は彼、熱心だったんです、と。あまり頼りがいはないけれど、悪い人じゃないし、まあいいかな、という感じで。
でも、すぐに後悔したそうです。

その時、彼女に私はこう伝えたんです。

「これからはその旦那さんを師匠として崇めるといいですね!!」って。

はぁ!?何それ?って感じですよね。

分かります、分かります、その気持ち。私もそう言われたら腹立ちますもの。

でも、頑張り屋さんで何でも精一杯やってきた彼女。力の抜き方を知りません。
何でも背負い込んで誰かのために生きてきた彼女。自分を大事にすることを知りません。
でも、彼はどちらもプロフェッショナルです。

意外と身近に問題を解決するための方法を持った人がいるんですね。
まあ、びっくり!(笑)

もちろん、それを受け入れるのは屈辱的だし、嫌です。はっきり気持ち悪くなります。
おそらくこの場がカウンセリングじゃなかったら彼女はその言葉を受け入れることすらできなかったでしょう。

でも、そんな頑張り屋で何でも背負う彼女には、力を抜いて、自分の気持ちを優先させる“勇気”や“覚悟”が必要なんですよね。

だから、意地悪なカウンセラーとしては彼女にこんなアファメーションをしてもらいました。

「○○くん(ご主人の名前)、私はもう限界です。」
「○○くん、私の負けです。負けを認めます。」
「だから、○○くん、どうかわたしを助けてください。」

とても屈辱的かもしれませんし、いっぱいいっぱいかもしれません。
でも、自立を手放すために、1人で背負って頑張るためには大切なことだと思いました。

ええ、ほんとうに意地悪じゃないんですよ。Sでもないんですよ。(どっちかというとMです。)
仕事柄、仕方なく、心を鬼にして言ってるんです。
けっしてにやけて、嬉しそうにそのアファメーションをしてもらってるんじゃないんです!

さて、言い訳が苦しくなってきたところで、こんな夫婦もいらっしゃいました。

自己嫌悪がとても強い女性。3人兄弟の末っ子で、幼い頃から「お前は何もできない」とダメ出しされてきた彼女。もちろん、自信なんて何もないし、ずっと「今の自分ではだめだ。何者かにならなければならない」とやはり頑張ってきました。
考え癖もあるし、気が付けばネガティブなことばかりが頭を巡らせています。

そんな彼女の夫は、愛されて育った能天気なぼんぼんタイプ。あまり深く悩むということを知らず、彼女が彼に相談しても「まあ、何とかなるんちゃうか?」「それよりも楽しいことした方がいいんじゃないの?」って答えしか返ってきません。

でも、そんな彼女に必要なのは彼のその楽天的な思考をコピーすること。

だから、彼女にもあのセリフを伝えました。

「これからはその旦那さんを師匠として崇めるといいですね!!」って。

え?この人、何言うてるの?という目で私を見た後、彼女は黙って目を伏せられました(笑)

ま、確かに分かってはいてもすぐにコピーするのは難しいですよね。
だから、こういう宿題を出しました。

「彼の毎日の生活をよく見てね。何を見て、何を感じ、何を楽しみ、何を喜んでいるのか。あなたは無意識に彼の喜びにブレーキをかけようとしていませんか?それを放っておいてあげてください。」

そして、「彼の観察日記を付けてください。テレビを見て笑ってた、とか、美味しそうにご飯を食べてた、とか、かわいい寝顔をして寝てた、とか。むかついても、安心しても、何でもいいから。」と。

相変わらず、「は?カウンセリングになんて来るんじゃなかった」というオーラを漂わせる彼女。

立て続けにこういう宿題を出しました。

「彼に感謝したいこと、彼がしてくれて嬉しかったことを書き出してください。そして、お礼状を書いて渡してください。あなたと出会えてどれだけ人生が良くなったのか、彼のお陰で私の人生にどれくらい光が差し込んだのか、彼に出会ったお陰で学んだこと、知ったこと、全部書いてみてください。どれだけ長くなってもいいから。それを彼に読ませてあげてください。」

こんな話をしたら、彼女は少し涙ぐんで「それなら、できそうです」とおっしゃってくれました。

他にも色々なケースがあります。
問題が起きてるとき、パートナーはあなたのシャドウになります。
苦手になり、嫌いになり、近づきたくなくなります。
理解できなかったり、バカにしたかったり、逆に手に届きそうも無かったり、すご過ぎて敵わないと思うかもしれません。

でも、それはもしかしたらあなたが今、必要としてる要素なのかもしれないのです。
ちょっとその嫌な気持ちを横に置いて、あなたのパートナーを見てください。
屈辱的、惨めさ、恥、嫌悪感、抵抗、怖れ、不安、不信感、、、様々な思いが去来しますが、そこにヒントがあるとしたら?どうでしょうか。

そして、このチャレンジの恩恵はその問題の解決に過ぎません。
パートナーシップも成長し、よりステップアップした(すなわち愛し合う)関係が生まれるのです。

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