夫の夢を応援したいのだけど、うちの夫、もしかしてメンヘラなのかもしれない~自立の依存が出てくると厄介ですよね~



妻にあれこれ言われて拗ねちゃう夫は大量にいらっしゃるわけですけれど、そこでは男性心理ならびに自立の依存の心理を学んでおくと役立つことがありますよ、というお話です。
夫(彼)を応援したい妻(彼女)はきっと必読のネタです。

根本先生、いつもお世話になっています。
数年前、彼との関係について悩んでいる時に根本先生のブログに出会い、その後はセミナーにも時々参加しながら、彼とは別れと復縁を繰り返しつつもついに昨年結婚しました!
本当はすぐにでも根本先生に幸せ報告をしたかったのですが、結婚してからも波乱続きでなかなか報告できず…。
今回もまた波乱の直中におり、意を決して根本先生のご意見を伺いたいと思いメールを差し上げました。

ご意見を頂きたいことは、「ドリームキラーにならない方法」についてです。 

夫には以前から夢があり、その実現に向けて本人は色々と頑張っているのですが、それに対して私が無意識に(夫曰く)やる気を削いだり、足をひっぱるような発言をしてしまうのです。
確かに過去に彼が仕事を辞めた際や転職した際にあれこれ言ってしまったことがあり、そのことで彼が嫌な気持ちになったことは聞いていたので、最近は彼のしていることに口出ししないように気をつけていたのですが…。

先日、
彼「明日のセミナー出るのやめようかな、無料のやつだし」
私「無料のセミナーはあまり内容がないって何かで言ってたから出なくてもいいかもね」
という会話があったのですが、
これが彼からすると自分の行動を制限する発言と受け取られたようで、1週間以上不機嫌な状態です。

私はできれば夫の夢を応援し、2人で穏やかな関係を築いていきたいのですが、何が地雷なのかわからず、無意識にドリームキラーになってしまっているようで、どうしたら良いのか悩んでおります。

もしネタになりましたら幸いです。

暑い日が続いておりますがお身体に気をつけてお過ごしください。
(Aさん)

まずは、ご結婚、おめでとうございます!!!(祝杯!)

過日、長年のクライアント様も御結婚されたんですけど定例のカウンセリングの際に「結婚したからって問題がなくなるわけじゃないんですね。これで根本さんのお世話にならずに済むと思ってたんですけどまた課金しなきゃいけないみたいで」としみじみおっしゃっておりまして「それだけ僕のことが好きなんですねっ!」と言ったら食い気味に脛を蹴られましてですね。やっぱりカウンセリングをする際は土禁の部屋にしようと固く誓ったんですよね。

確かに結婚という人生最大とも言えるライフイベントを経験して関係が変わることもないとは言えないんですけど、特に付き合っている期間が長いほど「何も変わんねえな」という状況になることが多いものです。

だから、(特に大人の男女は)結婚というイベントに何かを期待しない方がいいですよ!というのが私の主張です。

とはいえ、心理的な距離は結婚によって確実に近づいていきます。(それが同棲との最大の違い)

それにより今まで隠れていた問題が出てきたり、逆に今まで見えなかったお互いの魅力に気づいたりするんです。

ということで結婚してからも波瀾万丈ってのは「ま、武闘派なんだからしゃあないんじゃない?いつも刺激が欲しいわけでしょ?」という結論がすでに出ているのです。(脛をかばいながら)

さて、Aさんが書いてくださった無料セミナーのくだりですが、ああ、これあるよねー、という男女の違い論がまず一つ挙げられるものです。

よく「女の相談は話を聴いて共感してもらうことが目的で、男の相談はどうしたらいいのか?の結論を教えてもらうことが目的」という違いがあります。

そうすると一般的に女子は相手の話を否定せずに「うんうん、分かるー」と共感しながら聴いて相手の言葉に同意するような話の持って行き方をするものです。

X氏:「このAのワンピース可愛いと思わない?」
Y氏:「うん。すごくいいと思う。めっちゃ似合うと思うよ」
X氏:「ほんと?じゃあ、これにしようかな。でも、Bと迷うー」
Y氏:「あー、Bもいいよねー。どっちも捨てがたいよなあ」
X氏:「えー、どうしよー。Y氏ならどうする?」
Y氏:「うーん。あたしだったらBかなー。けど、X氏はどっちも似合うと思うよー」
X氏:「そうかー。じゃあ、やっぱAにする
Y氏:「うん。それがいいと思うよ!」

みたいな会話をするわけですね。
X氏の話に対してY氏はひたすら共感と同意を繰り返していまして、A,Bどっちでもいいようなニュアンスで話を進めて行くわけですね。

もちろん「は?A?あんたに似合うわけねーだろ。Bの方がまだマシだよ」と笑顔の裏で思っていてもそんな素振りは一切見せずに「似合うよー」と同調するわけです。

で、「あんたならどっち?」って聞かれたときも「え?別にあたしどっちも欲しくないし」と思いながらもとりあえず「あたしならBかなー」みたいに話を合わせます。

でも、そうすると暗にBを推してるんじゃないかとX氏に思われるのも嫌なので「どっちも似合うと思うよー」なんて心にもないことを言うんですよね。

とはいえ、そのやり取りもX氏にとっても織り込み済みでハナからAって決めてるんだけど、でも自信ないし、一緒にいるY氏の意見も聞いとこうみたいなニュアンスで話を進めるわけですね。

だから、なんだかんだ迷うフリしながらも「Aにするー」と言うわけです。

で、Y氏としてもX氏がAを選ぼうがBにしようがどっちでもいいので「それがいいと思うよ」と同調して会話が終わるわけですが、そこでX氏が「決められないー!」と駄々を捏ねたとしても「じっくり決めればいいじゃん」とあくまで相手の気分を尊重するように話をするわけですね。

じゃあ、これが彼氏が相手だとどうなるのでしょう?

X氏:「このAのワンピース可愛いと思わない?」
いたいけなZ君:「うん。いいと思うよ。それにしたら?」
X氏:「でも、Bと迷うんだよねー」
いたいけなZ君:「Aの方がいいよ、Aにしなよ」
X氏:「ええ、でも、やっぱり迷う。決められなーい」
いたいけなZ君:「それならAでいいじゃん。」
X氏:「なんでそうあっさり決めちゃうわけ?なんかイヤ。」
いたいけなZ君:「は?お前がどっちがいいか聞いてきたんだろ?」

という感じで喧嘩になっていくわけです。

この場合いたいけなZ君は常に「答え」「結論」を出しています。
決して相手を否定しているわけではないんですよね。

でも、X氏としては共感してほしいわけだし、一緒に悩んでほしいわけですから、いたいけなZ君の「答え」「結論」がまるで「指示」のように聞こえてしまい、「分かってもらえない」「楽しくない」という感情が出てきます。

それでなんか空気が悪くなっちゃうんですね。

これは一般的に女性が感情ベースのコミュニケーション、男性が理論ベースのコミュニケーションをしていることから来る男女のすれ違いでして、同じ日本語を話していてもまるで違う言語を話しているかのように噛み合わなくなるんです。

ただ、ここで男女と言ってますけれど、正確に言うなら「女性性が強い人」「男性性が強い人」の違いです。

だから、自立系武闘派女子でも男性性が優位な方の場合は「え?あたし、いたいけなZ君に共感するけど?」と思うでしょうし、そんな武闘派女子同士の会話としては、

X氏:「このAのワンピース可愛くね?」
Y氏:「え?あんたには似合わねーよ」
X氏:「そう?じゃ、やめとく」

あるいは、

X氏:「このAのワンピース可愛くね?」
Y氏:「お、いいね。似合うんじゃね?」
X氏:「でも、このBも良さげ」
Y氏:「断然Aじゃね?」
X氏:「りょ。」

という軍の無線通信レベルで会話が進んでいくことが多いと思います。

で、ここから話が相当ややこしくなっていくのですが、お待たせしましたAさんの話です。

ということで、Aさんは女子力を発揮されて旦那さんの言葉に共感し同意されたわけですが、相手も女性性優位な方であれば何の問題もなかったんですよね。

>「無料のセミナーはあまり内容がないって何かで言ってたから出なくてもいいかもね」

という風に相手が前に言ってたことを引用しつつ、相手の「出るのやめようかな」という言葉に同調されてるんですよね。

これは非常に女子力高めと言いますか、コミュ力が高い証拠なんです。
当たり前のように普通にやっていらっしゃると思うんですけど。

ところが、ここで武闘派女子から見れば「男のウザい部分」が顔を覗かせます。

自分から「出るのやめようかな」と言ったクセに、妻が「出なくてもいいかもね」と言ってくれたことを「自分の行動を制限する発言」と解釈しちゃうんですよね。

で、おそらくこれはこの会話だけではなく、それまでの積み重ねから来るもので、「過去に彼が仕事を辞めた際や転職した際にあれこれ言ってしまった」ことが影響しているんだろうと思われます。

その結果、「出なくてもいいかもね」という共感・同意のつもりの発言が、彼の耳には「そんなんやったら出るなや」という風に聞こえちゃうわけです。

これは皆さんも分かると思いますけど、言葉のやり取りの問題って過去の様々な積み重ねが大きな影響を与えてますよね。

例えば、いつも自分がすることに否定的な母親だったとすると、自分がやりたいことに口を挟むのが母親だと思ってますから、たまに同意してくれても「え?なんか裏があるんじゃない?ほんとにそう思ってる?」って疑ってしまったり、何なら同意の言葉も否定に聞こえちゃったりするものです。

「妻は自分がやることにあれこれ口出ししてくる」というイメージが付いちゃってるのかもしれませんね。

さて、ここで「自立の依存」という心理についても学んでおく必要があります。

自立の依存、すなわち、野良猫心理という奴でして「ああ言えばこう言う」というめんどくさい部分が出てくるんですね。

まず、前提として「旦那さんはまだまだ自信がない」ということが挙げられると思います。
夢を目指して頑張っているのだけど、思うように行っていなかったり、自信のなさが邪魔してとどまってしまってたり、なんやかんや葛藤、悩みを抱えていらっしゃるのでは?と推測されます。

人は誰でもそういうときはけっこうネガティブな発言をしてしまうものでして、
「どうせ、俺には才能がない」
「頑張ったって報われないから頑張るだけ無駄だ」
「夢なんて叶わないものなんだよ」
「頑張ったって無理だよ」
みたいな分かりやすい発言をしてしまうものだと思います。

もちろん、それは愚痴なので、これらの発言に対して「そうだね!」と同意しちゃうのはNGですよね。

めんどくさいですが、答えは「そんなことないよ」一択です。

つまり、こういう心理状態では「励ましてほしい」「応援してほしい」「味方でいてほしい」「背中を押してほしい」と言った依存心が出てくるのです。

これは野良猫愛好家の皆様はよくご存知かと思いますが、そうでなくても「自立の依存」のマインドは誰でも持っているものですので、覚えておいて損はありません。

で、そういうときも「大丈夫よ!あなたならできるって!」という励ましの言葉が通じる場面ばかりではなく、逆にそれが苦痛になってしまうこともあるんです。

ね?めんどくさいでしょ?でも、そういうめんどくさい奴のことが好きなんでしょ?笑

なので、

>彼「明日のセミナー出るのやめようかな、無料のやつだし」

という彼のネガティブ発言に対する模範解答としては

「え?そうなの?どうしてなの?」

と「しょうがねえなあ、また愚痴っぽくなりよって。話でも聞いてやるか」という姿勢を取ることだと思われます。もちろん、できるならば優しい口調を使われることをお勧めします。

そう、共感はOKですが、同意・同調は裏目に出ることも多いんですよ!奥さん!!

なので、そういうときは「秘儀・質問返し」がベストアンサーになることが多いのです。

はい、分かりますよ。自武女の皆さんはそういうのが超めんどくさいので「は?そんなの男らしくねえな。男ならサクッと決めろや」とズバッと斬ってしまいがちなのですが、それをやるとAさんが危惧されてる「ドリームキラー」になってしまいます。

そこでもし“あげまん”を目指されるのであれば、彼のネガティブな話に対しては同調するのでもなく、また支持するのでもなく、「どうしたの?」と聞いてあげるのがお勧めです。

ここで「え?それってまるで女子みたいじゃね?」と気づかれた方は聡いですね。
そうなんですよねー。

こういう状態を「自立の依存」というのですが、言い換えると「男性性に割って出てくる女性性」という状態でして、「依存的な女」みたいなのが彼の中から出てくるんです。

そりゃあ、キモいとかウザいとか思われるかもしれませんけど、結局、好きなんでしょ?笑

でも、表向きは自立してるわけで、改めて取り扱いが難しいですよね。

時には「どうしたの?」ってせっかく聞く耳を持ったら「お前に言ったってしょうがない」とか「どうしたこうしたもない」とか「お前には関係ないだろ」とか言われて「え?日本語がまだよく分からないのかな?」という疑問がふつふつと湧いてきたりします。

そうすると「夫の夢を応援してあげたい」という愛情もマイナス196度の液体窒素で急速冷却されてしまいますよね。

ちなみに肝っ玉母ちゃん系を目指す武闘派女子の皆さまは

>彼「明日のセミナー出るのやめようかな、無料のやつだし」

という彼の愚痴に対して「は?行きなよ。申し込みしたんだろ?」と突き放すのも良いのですが、その場合は「悪妻、英雄を育てる」くらいの意識でコミットメントした方が良いと思う次第です。

だから、今回のAさんのお話を伺う限り、ほんとにドリームキラーになっているのかどうかってちょっと分からないんですよね。

あれこれ言ってしまった内容も知りたいですし、ふだんの二人の関係にも興味がありますし、そもそも旦那様の依存っぷりの程度も知りたいところです。

口では立派なことを言っていても行動が伴ってなかったり(言動の不一致くん)、あれこれ理屈ばかりを捏ねて行動しなかったり(口だけくん)、ちょっとツッコミを入れるとすぐに拗ねたり(拗ねぞうくん)、承認欲求強めくんだったりすると、夫の夢を応援しているのか、夫のオムツ替えに勤しんでいるのか分からなくなりますよねー。

ということで、Aさんが女性性豊かでコミュ力高めなことはよく分かりましたが、大事なのは「自分軸」というのは他の問題と同じです。

あとは自分を知り、夫を知り、2人で成功する夢をあきらめずに持ち続けることを私も応援したいと思う次第です。

あ、一番大事なことお伝え忘れました。

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