鬼嫁をやめて夫に優しくするようにしたら、夫婦関係は劇的に良くなったが、仕事上のトラブルが増えちゃったのはなぜ?



長らく緊張状態が続くとその間に溜め込んだストレスが、緩んだ瞬間に噴き出すということがよくあります。
そこではまずは「アク抜き」が必要で、その上で、夫婦のヴィジョンを描いていく、というのが理想的な展開です。

根本先生こんにちは!
是非、ダメ元で質問宜しくお願いします!

夫と結婚し10年。
その間に、私は子育ての辛さから優しい夫に当たること数知れず…
そんな中でも、内助の功なんてなんのその。
私が夫をサンドバッグにしながらも、ドンドン夫は出世をしていき、仕事は順風満帆でした。
いつも愚痴を吐かず、私への気遣いに溢れた主人を大事にしたいと思いながらも、結婚後、子育てから仕事を諦めなければならなくなった腹いせもあったのか…夫に当たり通しで…よく離婚されなかったと思う程です。
あるきっかけで、根本先生のブログに出会いパートナーシップを学ばせて頂いております!
そのお陰で、夫婦関係は飛躍的に良くなり主人がかなり変わり?はじめたような…
パートナーシップを学び始め、嫌々だった環境にも感謝できるようになった途端…主人の仕事でトラブルが絶えないようになってしまいました。
主人も愚痴を少し吐くようになり。ほとんどしなかった残業もするようになりました。
以前と変わらず、私への対応は労りや優しさに溢れた主人ではあるのですが、夫婦関係が上手く?行き始めた途端に仕事のトラブル続き。
これは何か関係性などあるんでしょうか。
私で出来る事があれば、主人の助けになりたいな…と思うこの頃でございます。
宜しくお願い致します。
(Yさん)

よく「恐妻は夫を出世させる」という説がありまして、基本的に怠け者である男子のケツを叩きまくることで夫は頑張って働き、稼いでくるという話です。

ただこの鬼嫁話には裏があって「時にはちゃんとご褒美を与えている」ということで、ご褒美=おっぱいを与えているそうですし、鬼嫁=名器なのでは?という邪推もあるようです。

飴と鞭の使い方ってことですよね。(悟り)

心理的に見れば「緩和と緊張」ということです。

ダービーが先週終わり、今週からは2歳戦がスタートする競走馬の世界においても、スタートからゴールまで鞭を入れっぱなしでは、さすがの新潟千直でも馬はタレてしまいます。
途中で「息を入れる」という瞬間が必要であり、スタート前はいかにリラックスさせるか?が大切な騎手の仕事です。

そもそも「緊張」というのは「怖れ・不安・焦り」などの感情が作り出すものでして、この記事をお読みの方の中にも「仕事しないと食っていけない」という恐怖心から眠い目をこすりながら出社している方も多いと思います。

基本的に男は怠け者というのも温かい国の男たちを見れば分かることで、南国には「凍死」と「餓死」がないので、働かなくても生きていける環境がそうさせています。

ゆえに哲学は寒い北の国で発達するわけですね。

ということで、おそらくYさんも何らかの飴を与えながら鞭を振るっていたのかなあ?とも思います。

その一方で、サンドバッグになりながらも怖れと緊張の中で仕事を頑張っていたYさんの夫くんにしてみれば、10年くらいでその方針を変えられたことは彼の精神・肉体的ストレスを考えれば病気にならずに済んだわけで、とてもラッキーなことかもしれません。

この辺は詳しい話を聴いてみないと何とも言えないですけど。

ちなみに「仕事がデキる男はもれなくMである」という説があります。

そもそもハードワークというキツい状況を踏ん張れるのもM的快楽を覚えなければやっていけないわけですし、過酷な仕事環境にハマれるということ自体も、修行僧というかM性がないと難しいですよね。

Yさんの御主人も仕事のプレッシャーも錚々たるものな上に、奥様からの爆撃も頻繁にあるわけですから、おそらく彼はピカイチなドMじゃねえかと思うんです。

かつて私がサラリーマンをしていた頃、たいへん恐妻家な先輩がいらっしゃいまして、「嫁の攻撃を思えば、上司のお小言も取引先のクレームも全然平気」としみじみおっしゃっていまして、当時独身だった私は「結婚って怖いものなんだ」と戦慄を覚えたものです。

昨今は、男以上に猛烈に仕事に燃える武闘派女子も多数生産される時代ですからきっと彼の気持ちに共感される読者も多く、きっとドMなのでしょう。

ということで一般論に終始しているわけですが、Yさんが鬼嫁だった時代に彼が仕事を頑張ったのは、そうした「一般男性の深層心理」が影響しているところかもしれません。

で、そんなYさんが方針転換した途端に、夫の仕事でトラブル続きというのに何らかの関係性を見出すのはさほど難しいことではありません。

例えば、非常に緊張感を求められる仕事をしたときのことを思い出してみてください。
あるいは、非常に緊張感を求められるヘラクレスオオカブト君との食事を思い出してみてください。

たぶん、渦中はそんな疲れとかストレスとかはあまり感じていなかったと思います。
むしろ、「この仕事絶対取ったるで!」とか「この男、絶対落としたんで!」と気合十分で、高揚感すらあったかもしれません。

しかし、その仕事が終わり、ヘラクレスオオカブト君ともバイバイした途端、どっと疲れる、立てなくなるほどの疲れを覚える、、、そんな経験はないでしょうか?

ちなみに先日、私は経営者向けに心理セミナーをするという慣れない仕事に取り組んだために、セミナー中は楽しく面白く充実していたのに、終わった途端、ドッと疲れがやってきて飲みに行く気力もなくなり大人しく家に帰ったという事件が発生しました。

つまり長年Yさんから与えられるプレッシャーに「嫁よりも仕事の方が優しい」などと思いながら頑張っていた夫くんが、ある日を境に嫁さんが優しくなった途端、緊張が緩み、愚痴を言ったり、仕事上のトラブルが頻発するという事態が生まれたのかもしれません。

ただ、この仕事でトラブルが続くのも実情は「いやいや、前もトラブルは発生していたんだけど、鬼嫁のことを思えば別に何ともなかった」だけかもしれませんが・・・。

ただ、長年ハードワークしていた人が、仕事を休んだ途端、病に倒れるってことは珍しくなく、病気にならずとも「燃え尽き症候群」「倦怠感・疲労感で動けなくなる」ということはよくあります。

私の敬愛するとある作家さんは「ベッドで眠ったらドッと疲れが出て動けなくなるから、座椅子で短い睡眠をこなしながら次々押し寄せる締め切りをこなす」という過酷な仕事環境を語っておりました。

そう考えれば、家庭内での緊張から解き放たれた夫くんが仕事における緊張感が緩み、今までだったら難なくこなしていた仕事に抜けが生じたり、今までだったら気合で抑え込んでいた弱音が出てきたり、ということが今起きてるのかもしれません。

それが「パートナーシップは絶好調だが、仕事は下降気味」という問題として出ていているのでしょう。

さて、「ん?じゃ、あたしは鬼嫁に戻ったほうがいいのか?」と思われたかと思うんですけど、まあ、この状態でもう一度緊張を作り出すのはお互いに困難なので、できれば長期的視野に立ってこの問題と向き合った方がいいと思うのです。

よく私の元には猛烈に突っ走り過ぎて疲れてしまった武闘派女子がカウンセリングルームをオアシスと信じて訪れてくれるのですが、そういう方にまずお勧めするのが「休むこと」です。

もっと自分に優しく、もっと自分を甘やかして、もっと自分を緩めること、を課題にしていきます。

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)
セミナー動画「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」

こうして「アクを抜く」ということを一度目指すんです。

このままだったらぶっ倒れるか、ドクターストップを喰らう運命だと思うので、「人生の夏休み」を取る勢いで徹底的に自分を休ませるんです。

とはいえ、なかなか状況がそれを許さないこともあるので、出来る範囲で、ということで、「毎週のように週末は箱根の湯に浸かる」「ロングコースのオイルマッサージを毎週受ける」「連休はできるだけ旅をして非日常を自分に与える」「海や山に行って深呼吸できる環境を毎週作る」「ぬるめのお湯に長く浸かる」みたいな感じです。

長期休みが取れるんだったら「湯治」とか「南の島でひたすら寝まくる」みたいなこともお勧めします。もちろん、日本語が通じない海外も非日常の最たるものなのでお勧めです。

これをYさん夫婦のようなパートナーシップでやる場合、スローセックスという非常に癒されるプレイがありますから定期的にそれに取り組んでみたり、お互いをマッサージし合う(できればオイルが望ましい)ようにしたり、食事やお茶をゆっくり時間をかけて楽しんだり、テレビやスマホを消して部屋を暗くしてボーっとする時間を作ったりして、アクを抜いていくんです。

そうして、長年知らず知らずのうちに溜め込んだストレス、疲労、毒を抜いていきます。

そのアクが抜けるまでは仕事上のトラブルは続くかもしれませんし、何より仕事への気力が削がれることも多いのですが、そこは仕方ありません。

また、アクって言うくらいですから、今まで我慢していた不平不満が出てきて、逆に喧嘩が増えることも出るかもしれません。

それはちょっとしんどく感じるかもしれませんが、ひたすらお互いがお互いを受容することを目指していきますので、ここは踏ん張り時ですね。

さて、アク抜きは前戯みたいなものでして、ここから先がいよいよ本番です。

それは「夫婦のヴィジョンを描く」ということであり、「より幸せな夫婦関係にコミットする」ということです。

これから二人(+子ども)でどんな人生を描いていきたいのか?
二人にとっての夢、ヴィジョンは何なのか?
どんな風に仕事に取り組んでいくのがお互いにとって幸せなのか?

そういうコミュニケーションをたくさん取っていくんです。

そうすると夫婦の絆がますます強まると同時により発展的なパートナーシップが築いていけるでしょう。

この部分はある程度アクが抜けたら始めてみてもいいのですが、一応、ルールらしきものを用意しておいた方が安全です。

〇夫婦で話をする時間を予め確保しておく。
〇話し合いは始めは30分程度、そこから徐々に1時間、2時間と伸ばしていきます。
〇話し合いなので、一方が話をしているときは他方はただ聴くことに徹します。
〇意見などは自分のターンが来たら話をします。
〇相手の話をできるだけ理解するように努めます。
〇結論みたいなものは出さなくても構いません。
〇時間が来たら話が途中でもサクッと終わるようにします。続きは次回です。

こうしたルールはめんどくさく感じるかもしれませんが、「夫婦の話し合い」をしているつもりで「一方的に嫁がまくしたてる」「夫がひたすら正論をぶちかます」みたいな感じになりやすいので、きちんとお互いが話せる環境を用意するわけです。

これは一種の理想的なコミュニケーションなので、いきなりこの舞台を用意してもうまくできないことがほとんどです。

徐々にこのシステムに慣らしつつ、言いたいことが言え、相手の気持ちや考えが理解できるような時間を作っていくことを目指していきたいところです。

こうして「夫婦のヴィジョン」ができ、それを共有できると、これが夫婦の軸となり、より地に足に着いたパートナーシップが築けるようになるものです。

ちなみにこうした話し合いを重ねてヴィジョンを描かなくてもふつうに生活していても軸が定まることがよくあるんです。ただ、いい話ばかりではないのですが。

例えば「家を買う」という目標ができた場合、そこに向かって夫婦で話し合いが重ねられることが多いと思います。

また、「病気・ケガ」などは「それを治すこと」という明確なヴィジョンが設定されるので、「夫の病気をきっかけに夫婦の絆が深まった」みたいなことがよくありますね。

さらに、「実家の問題」も同様に夫婦の絆を強めてくれることもよくあります。

ただ、こうした問題待ちではちょっと苦しいので、早めに手を打っておきましょうね、というのが今日の提案なわけです。

参考になりましたら幸いです。

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