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とても魅力的な女性なのになぜか恋愛では身体だけの関係になってしまう方が意外と私の読者には多いみたいです。
おかげさまでそんな方々に根掘り葉掘り聴きまくり、あれこれセッションしまくった結果、分かってきた理由を7つにまとめてみました。
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いつも身体の関係になるだけで、デートしたり、遊園地とか旅行に行ったり、プレゼントをもらえたり、、そういうことをしてもらったことがありません。
最近はちゃんとそういうことをしてもらえる子と自分は何が違うのかばかり考えてしまいます。
前までは身体の関係だけなのに怒ったりしてましたが、それすら疲れてきて最近はもう諦めてます。
今度ここに行こうとか盛り上がって身体の関係になるけど、その今度はこないんだろうなって思って最近はずっと冷めてます。
わたしもほんとは色んなことをしてもらったら、ありがとうって可愛く感謝したいけど、それができません。
最近はオシャレしたりダイエットしたり、可愛くするのも疲れてきてしんどいです。
なんのために着飾ってるんだろう、と思います。
なんでこんなに、やさぐれているのかわかりません。
趣味?仕事?でも向上心がなくなってきました。
たすけてください、、。
(Kさん)
そりゃあ、ムカつくよねー。燃え尽きるし、やさぐれるし、もうええわっ!て投げ出したくなるよねー。でも、なんでそんな風に扱われなきゃいけないんでしょ?
オシャレしてダイエットしてきれいにしているのに、なんでなんでしょう?
実は定期的にKさんと似た問題の方のネタを取り上げてるのですが、要するにそれくらい同志は多いんですが、このテーマなかなかディープな部分が影響してることが多いものです。
ネタとして定期的にあがるということはカウンセリングでもけっこう同じ話が出てくるものでして、ただ、その解決には1回のセッションではなかなか難しい実感を持っています。
いろいろ裏があるの(はあと)。
ときには自分でも思ってみなかったようなことがでてくるの。(はあと)
そのためにほんとうならKさんにあれやこれやと聞いてみたいし、お会いしてその印象なども見てみたいところなのですが、今日はKさんと同じ思いを抱いている方々から得た情報をお伝えするので「自分に当てはまるかなあ?」という目で見てもらえればと思います。
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「なんで身体の関係にはなるのにそれ以上がないのだろう?」というテーマについては、様々な要因が考えられるものです。
ただ、ひとつ言えることはKさんがセクシャリティがとても強く、男性から見て性的な魅力があふれている、という点です。これはめちゃくちゃ魅力ですし、めちゃくちゃ大切なものです。
こういう経験をするとそんな自分の魅力に嫌悪感を持ち、それを封じようとしてしまいますし、男性を嫌悪し、攻撃的な思いを持つに至りますのでめちゃくちゃもったいないです。
なので、少なくても女性として自分が魅力的であることは疑いようがないので、その点については「自信」にしてもらえたらと思います。
つまり「男はあたしと寝たがる生き物」という風に理解しておくことが最初のポイントです。
これから先の話はこれを前提に進めていきますので、「そんなこと言ったって、デートに誘われないあたしは女として魅力がないのよ!」とぷんぷん怒ってると話が入ってこないのでご注意ください。
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(1)自分の価値や魅力を軽く扱いすぎている。
「なんでエルメスのバーキンを普段使いのバッグに使ってんねん。なんでスーパーで買い物するにもそのバッグ持ち歩くねん」現象ってのがあります。
自分の価値や魅力を低く見積もりすぎているために、まるでバーキンをエコバックと同様に扱ってるってことです。
だいぶぞんざいに扱っちゃいますよね。
Kさんが自分に価値や魅力があり、私の身体は100万ドル以上の価値があるのよ!と思っていたら、もっと大切に扱おうとするはずです。
となるとここでのテーマは「なぜ、そんなに自分の魅力を受け取れないのだろう?」という部分です。
過去の様々な体験が間違った思い込みを作っていることもありますし、今まで接してきた世界から、自分の価値をおとしめてしまっている可能性も高いのですね。
「なぜ、そんなに自分の魅力を低く見積もっているのだろう?」
「なぜ、自分をもっと大事にできないんだろう?」
こうした問いが突破口になりやすいものです。
(2)与えられるものが身体しかない、という思い込み。
デートがしたい、一緒に食事を楽しみたい、手をつないでただお散歩したい、という思いを持っていたとしても、「でも、自分に価値があるのは身体だけ」という思い込みがあると、そうしたお誘いを自分の醸し出す空気で拒否します。
つまり自分では意識していないところで「あんたとは身体だけの関係でいいよ。それがあたしも一番だし」という空気を出しちゃってる可能性があるんですね。
また、身体にしか価値がないとすれば、相手に与えられるもの(武器)がそれしかないと思い込んでますから、何かと身体の関係に持って行こうと仕向けてしまうものです。
もちろんこんなのは無意識で、自分ではまったく自覚していないわけですが、けっこう多くの女子にこのマインドが備わっています。
それはもう本能的とも言えるレベルであることが多いものです。
そうすると(1)と同じ見方ができるわけで、(1)でお話しした問いを自分に投げかけてあげることが重要になります。
(3)釣り合わない相手を選んでいる。
(1)(2)の流れでこの(3)があります。
自分の価値を低く見積もりすぎ、身体にしか価値がないと思い込んでいる(あるいはどちらかの思い込みがある)と、当然ながら相手選びを失敗します。
Kさんがどういう流れで身体の関係を持ってしまうのかは分からないのですが、誠実でKさんのことを大切にしようと思う男性ならば、そんないきなり身体の関係に持ち込むことはしないものです。
でも、もしかしたらKさんは“敢えて”そういう男性を選ばずに、Kさんを憤慨させる男たちを選んでしまっているのかもしれないのです。
なぜなのか?
(1)(2)の理由でそれも説明できますし、このあとで出てくる「罪悪感」や「復讐心」などが影響している場合もあります。
「ほんとうに私はこの人と付き合いたいのか?この人を愛せるのか?」という問いかけはもちろんですが、「この男はあたしと釣り合うのか?」という意識で見ることはすごく重要です。
偉そう、上から目線、お前が何言うとんじゃ、というツッコミを自分で入れそうになるかと思いますが、そこはスルーしていただいて、「自分とちゃんと釣り合うのか?」という視点はめちゃくちゃ重要です。
今までの男たちを振り返ってきていかがでしょうか?
この辺の話はこの記事が参考になるかと思います。
※自分に合う男なんてほんとうにいるの?どこにいるの?~セクシャリティが豊かな女性が自分にぴったりの男と出会う方法~
(4)男が逃げ出すほどのいい女であることを知らない。
(1)~(3)の流れで見てきたときに、結論じみて言えることはコレです。
まあ、おんなじことかもしれませんが、やはりこれは重要なポイントなので敢えて項目としてあげてみました。
いきなり話が飛ぶようで飛ばないんですけど、私のクライアントさんには女医さんもけっこういらっしゃいまして、女医の婚活事情についてもよく相談されます。
そのときに「女医をもらってくれるのは医者だけ」というまことしやかな噂が流れており、事実「職業がバレた瞬間、男が去って行った」というケースも非常に多いようです。
これは男性の競争心に由来する部分もあるんですが、要するに「自分が叶わない相手」だと知るや否や、競争心が強い男性はさーっと引いてしまうということです。
身体だけの関係で終わってしまう女性の中にはこのパターンを持ってる方がめちゃくちゃ多かったりします。
セックスって快楽だけでなく、身体の接触だけでなく、エネルギーの交換の場でもあります。
もし、身体を交えた相手が自分よりはるかに大きなエネルギーを持っている場合、相手は委縮し、逃げてしまうものです。
「俺には敵わねえ」と思ってしまうわけですね。
なので、改めてこれは(3)に属する話になるのですが、結果的に自分を安く見積もった結果、自分と合わない男を選んでしまっているんじゃねーの?という話になるのです。
だから、やっぱり自分の魅力をちゃんと受け取り、自分を大切にし、自分を愛することが大事なんだよねー、という話になるんです。
(5)罪悪感
ところが、自分を大切にし、愛そうとしてもそれを由としない存在がこの「罪悪感」です。
これはめちゃくちゃ多いんですけど、Kさんの中に「あたしは幸せになっちゃいけない。素敵な恋なんてする資格がない」と思い込んでいるとしたらなぜだと思います?
この問いがKさんの中に潜む罪悪感を浮かび上がらせてくれます。
罪悪感があると自分を傷つける相手と傷つく関係を築きます。(韻を踏んでみましたヨ!)
自分を愛してくれる相手よりも傷つける相手を選び、自分が愛したい相手よりも自分が愛せない相手を選ぶのです。
この罪悪感は意識的なレベルから潜在的なレベルまで非常に幅広く分布しているのですが、「私は穢れてる」「私は毒だ」「私と一緒にいても相手は幸せになれない」「私なんかと一緒にいたら相手は不幸になる」みたいな思い込みがあるなら要チェックです。
この罪悪感を手放していくことが喫緊の課題になるわけですね。
※この罪悪感についてはとてもこのスペースでは解説しきれないので下記の本を読んでいただいたり、動画を参考にしていただければと思う次第です。
*「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
(6)復讐心
そうして自分を傷つけ、幸せにしない理由にはこの復讐心が暗躍していることも多いものです。これは罪悪感とセットになっていることが多いものです。
復讐心というと相手にやり返すことを一般的にはイメージされますが、心理学の世界では「自分を敢えて幸せにしないことで、自分が大切に思う人に復讐する」というやり方も「復讐」と呼んでいます。
「あたしがこんなに辛いのはあの男のせいよ」という恨み辛みとセットで出てくるものです。
例えば、自分を愛してくれなかった親に復讐するために幸せじゃない恋愛を繰り返しますし、自分を傷つけた過去の男に復讐するように傷つく恋愛を続けます。
身体だけの関係ばかりになることも、誰かに復讐をしているとみるならばどうでしょうか?
誰か、思い当たる人がいますか?
これは「未だに許せない人」というのがキーワードになります。
となると許し・手放しが新たなテーマとして浮上するわけです。
※この許し・手放しについてはとてもこのスペースでは解説しきれないので下記の本を読んでいただいたり、動画を参考にしていただければと思う次第です。(2度目)
*「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナーDVD『本気の手放しワーク』
(7)親密感への怖れ
さて、多くの読者にとって真っ先に思い浮かぶであろうテーマがコレかもしれません。
私のブログでは毎回のように登場するキーワードですからねー。
身体の関係って言うとすごく親密な感じがするかもしれませんが、必ずしもそうではないですよね。
セフレという言葉もあるように、必ずしも恋愛とは言えない交わりもあるもんです。
また、そうした業界でお仕事されてる方はむしろ心を閉じた状態でセックスに至ることが多いものです。だってお仕事ですもの。
そうすると心と心でつながることが怖い、男性に心を開くことが怖い、という問題が出てくるんです。
身体は交えるけれど心は許さない、となればそこに親密になることへの怖れが見えてきます。
心と心がつながることをなぜそんなにも怖れているのでしょう?
肉体的には男を受け入れられるのに、精神的に男を受け入れられないのはなぜでしょう?
相手がそれを望まないからという理由は横においといて「あたしがなぜ?」という見方をしてみると良いかもしれません。
そこからは過去の傷や男性への不信感、心を開くことへの怖れ、愛されるわけがないという思い込み、いずれ捨てられるにきまってるという不安、、、、様々なものが出てくるかもしれません。
そうした思いと向き合い、解消していくと、おそらく「男」に対する見方に変化が訪れるでしょう。
また、知り合った男性に近付くのも以前とは違う感覚でできますし、また、はっきりとNoが言える自分にもなれるかと思います。
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以上、ざっくりと身体だけの関係で終わってしまう理由を列挙してきたのですが、思い当たる節はありますでしょうか?
もしかしたら「全部!」て答えになるかもしれませんが(まあ、それぞれの要素は関連してますので、それはかなりあり得ることで)、結論から言えば「もっと自分を大切にする」ということになります。
自分を大切にできるようになれば、自分を大切にしてくれる人としか先に進みたくなくなりますから。
そんなわけで「よくあるケースで、何とかなった人も多いよ!だから今はやさぐれちゃってるかもしれないけど、希望持って大丈夫よ!!」ということを最後に付け加えておきたいと思います。
また、以下の恋愛講座の動画も参考にしていただければ幸いっす。
★自立系武闘派女子の恋愛講座シリーズ
〇自立系武闘派女子のための恋愛講座~自分の魅力と強みを自分で見つけて自信にする!~
〇自立系武闘派女子のための恋愛講座~愛され上手になる秘訣とは?~
〇自立系武闘派女子のための恋愛講座~ヘラクレスオオカブトくんとどうしたら出会えるのか?~
〇史上最強の恋愛講座~絶対に失敗したくない恋愛に役立つ11の法則~
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