アンダーグラウンドな恋は「遅れてきた反抗期」!?~ほんとうの自分と出会い、ライフワークをデザインする絶好のタイミング~



「なぜ、そんな恋にハマっちまうんだろう?」という問いは私のセッションで頻繁に出されるものですが、そこにはやはり何らかの心理的理由と目的があるものです。
アンダーグラウンドな恋は罪悪感もついてくるけれど、表には出せなかったほんとうの自分に出会う機会。それをきっかけに自分らしい人生をデザインしていくきっかけにできるんです。

はじめまして。ネタになれば使って下さい。
毎日楽しく新戦略を練るべくブログを読んでいる武闘派女子の一人です。

今は自分らしい生き方を見つける方法の本を購入し、自己肯定感をあげるべく毎日ワークをしています。

現在W不倫中。どうしても今のカレを陥落したい。絵に描いたような優等生の長女体質なので、周囲が知ったら残念がるでしょうが、私は幸せになりたい。

結婚して15年、家庭を顧みず、飲む打つ買うの夫から家庭を守るべく、お気に入りのセクシー下着や綺麗な色の洋服を封じ込め完全武装で臨んできました。

我慢という根を張りすぎ、ぐらつき、ふと誰かに寄り添いたくなった時今カレに出会いました。

彼に出会って私は不真面目になり(笑)女性らしさを取り戻し、申し分なく女子を楽しみ、色んな昆虫?も集って賑やかなんですが、

ただ彼は根本先生の仰るロックマン、又は野良猫的要素が多く、普段は仏頂面で(大仏かい。と突っ込んだ事も) 彼の心に触れるべく距離を詰めると磁石のNとNみたいに遠ざけてしまい、
セックスというわかりやすい物理的な距離だけはとても近いという(そこはぴったり)謎の攻防戦をかれこれ5年繰り広げています。

心の距離を縮められず育めず、結局彼は遠ざかる?と、たまに不安に襲われます。

彼のシャッターの開閉具合を楽しんでる内は良いですが、定期的に私自身が閉店ガラガラな気分に。
心を閉ざしただ黙々と思考的に生活して色んな感情を感じずの方が楽かも、、と

転勤族の娘でしたので、生後半年から、2,3年おきに引越を繰り返し、対人関係を築く無意味さを幼稚園児で悟り、時間の経過のみが丁度いい距離感を保つと、感情を押し殺したクールビューティー?な子供時代でした。

そして文通(懐かしい!!)が途切れるとホッとしてました。寂しいよりも、ああ、やっぱりね。って
彼のラインも途切れると昔のように悲しく、どこかで納得し終わりかなと大袈裟に考えてしまいます。

親密感への恐れですか?自己肯定感をあげても恐怖は消えませんか?
自己肯定感をあげたら男なんか要らないになりませんか?

心も身体も誰かに寄り添いたい、なんて思いは甘いですか?愛し愛され、許し合い受け容れ合う、今の彼とはベッドの上でのみ実践中です。悲しい事に。

武闘派だって寂しいです。女の子なんだから!!
添え木を望むのは修行が足りませんか??
(Yさん)

文通ってところに時代を感じられるネタをありがとうございます!(←そこ!?)

ちなみに「添え木」って表現が引っ掛かったんですけど、それってあくまでシャレっすよね??

さて「旦那もいるけど彼氏もいるネタ」の専門家にもなりつつある私ですが、こういうときまず真っ先にお聞きしたいのは「どこを目指してるの?」って質問です。

「どうしても彼を陥落したい」ってことなんですけど、それって「結婚」を意味するのか、旦那を捨てて彼と一緒になりたいのか、そこはそのままで彼の心をがっつりつかみたいのか?家の壁のシカやクマの隣に彼のはく製を飾りたいのか?どの辺が狙いなんでしょうか?

そして、その質問の答えに対して続けざまに繰り出される質問というのは「なんでそれが欲しいの?」というものです。

例えば、シカ、クマ、今彼、というはく製を飾ったのちは、それを見ながら暖炉の火にあたって「むふふふふ」とブランデーを傾けたいのか、それとも、次なるはく製を飾るべく新たな獲物を探しに狩りに勤しみたいのか、あるいは、はく製づくりそのものに精魂を傾けたいのか、いろいろありますよね。

Yさんがこういう恋にハマるのは詳細に書いてくださった経緯から見るに「遅れてきた反抗期のひとつ」とも言えるものです。

転勤族の娘。人との距離を保つクールビューティ。優等生を演じてきた長女。家庭を顧みない夫の元で貞淑な妻の仮面をかぶってきた良妻賢母。我慢に、気遣い、周りの期待に応えてきた“他人の人生”を送って来られたYさんからすれば、「そろそろシャバの空気を吸いてぇ」と思って、外に意識が向くのも無理はないものと思います。

つまり、案外、今の状況が「シャバ」なのかもね!って話です。

それだけ辛かったし、つまんなかったし、寂しかったんだろうと思います。
なので、そうなっちまうことは仕方のないことだし、彼のような男性に出会えたことで女を取り戻せたわけですから、あながち悪いこととは言えません。

もちろん、こういう時に出会うのは「簡単に落ちるそこいらの男」では超絶つまんないので、武闘派女子のやる気を大いに喚起させてくれる一流のロックマンや野良猫でなければなりませぬ。

なかなか思い通りにいかず、相手の気持ちも読めず、態度も理解できず、それでいながら抜群のセックスというアイテムが揃えば、今まで封印してきた「女」をいかんなく解放し、さらに磨きをかける上では最高の条件がそろったと言えるでしょう。

気が付けばどんどんパンツの面積が少なくなっていくでしょ?

いわば、今まで何十年と抑え込んできた「私」であり「女」を解放するためには、それくらいの研磨剤を使わないと時間を取り戻せないんですよね。

そういう意味ではこの5年で、Yさん自身、ものすごく変化し、成長し、磨かれ、輝きを増してこられたんだろうと思うんです。

それゆえ、その妖艶かつ芳醇な香りに昆虫どもが寄って来るのも分かります。
それはとても素晴らしいことですし、自信にもつながるでしょう。

ちなみにYさんのような状況で、彼のような人と出会い、ベッドを共にすれば、それこそ電気ショックを立て続けに受けたような感動と喜びを感じ、そこにドハマりしてしまうものだと思います。

セックスのすばらしさや女としての喜びに目覚め、感動と共に自分の体が紐解かれていくのを実感してしまうと、それは麻薬的な恍惚感に至ることと思うんです。
そしたら、その刺激をひたすら求めるようになるのが愛に飢えていた女のサガだと思うんですね。

となると、「大仏みたいに何を考えてるのか分からん男」ってのもスパイスの一つになります。

なんで「ツンデレ」が魅力的か?というとギャップ萌えなんですよね。
ふだんは仏頂面で愛想もなく、どちらかと言えば冷たい彼が、ベッドに入れば情熱を感じさせてくれるわけですから。

そういう意味では「なかなか陥落しない難攻不落の城」ほどYさんはじめ、武闘派な皆様はやる気になっちまうのかもしれませんね。
敵に不足なし!ってやつです。

だから、ふだんからイチャイチャして、愛情表現もたっぷりあって、穏やかで感情の波があまりなく、とても優しくて紳士的で、金も持ってて、オシャレでセンスもよく、それでいながらベッドシーンは超濃厚、てのは憧れはするけど、ギャップがない分、「ちょっとつまんねー」という話になるのかもしれません。

そうすると、もし、彼に飽きて次なる獲物を仕留めるとしてもさらにロックマン&野良猫要素の強い男に惹かれるかもねー(笑)

というわけで、Yさんの心理的な背景を見れば、それまで抑圧しまくってきた自分を彼という触媒を通して解放したい、という理由が見えてくると思います。

となると、繰り返しますが、それまでの人生ってのは相当きつく、辛く、寂しいものだったんだろうと思います。
それこそ、他人軸とは意識していないけれど、「こうあるべき」「こうしてはあかん」というルールをきちんと守り、周りからの期待に応え続けてきた人生ではないでしょうか。
そして、それがある程度、うまく行っちまってたんですよね。

思春期も親や学校の期待にきちんと応え、結婚しても良き妻、良き母として表面上は満たされた日々を送ってきたのかもしれません。
しかし、その一方で、心の中にはずーっとそのストレスが溜まり続けてたんでしょう。

まるでコンクリートでふさがれた土の中で芽吹いた大木のようなものでしょう。
それが、彼というきっかけでコンクリートにひびが入ったおかげで、グイっと外の世界で伸びることができたのかもしれません。

となると、いわゆる「アンダーグラウンド」という話になってくるんですけれど(漸く本題か?笑)、親密感の怖れとか自己肯定感ってテーマもあるんですけど、どっちかというと、「表社会の私」と「アンダーグラウンドの私」のバランスの問題なんですよね。

もし、彼と一緒になったり、それこそ、表通りを堂々と歩ける関係になってしまったら、それは「表の私」が出てきちゃうんです。

そしたら、今味わっている女の世界から抜け出さなきゃいけなくなるわけです。
そんなの嫌でしょ?

だとしたら、彼が「結婚しよう!」とか言い出したら困るんです。
つまり、アンダーグラウンドの中で楽しむ方が便利なわけです。

※アンダーグラウンドとは?
ココロのアンダーグラウンド(1/3)~表社会では処理し切れない、行き場のない思いがたどり着く場所~

・・・という話をしたうえで、「Yさんは何が欲しいんでしょうね?どうしたいのでしょうね?」という問いかけが再び出てくるんです。

「女として目覚めた以上、女として生きたい。これを封印するのはもうできない。」とするならば、どう生きたいのでしょう?

もしかするとそこがはっきり描けてないのでどこか頭打ちのような気がしてしまってるのかもしれません。

ほんとうに男と親密になることって怖いでしょうか?
身も心も許せる相手、となると聞こえはいいですけれど、そこはかとない怖れが襲ってくるものでしょうか?
それとも今まであり得ない世界だっただけに、想像もできない状態でしょうか?

こういうプロセスを見ていくときって、「女としての自分を解放する」というステージから、「親密感を自分に許す」というステージに移行することを目指すんです。言い方を変えれば「真実のパートナーシップの実現」ですね。

でも、そこでは今までの「優等生の私」や「人と適度な距離を保ってきた自分」が邪魔することもあります。

そしたら、その辺のわだかまりを解消していきましょう。

今から振り返れば「ほんとはあのときこうしたかった」と思うこと、あるでしょう?
学生時代にもっと男とヤリまくりたかった、とか、校舎のガラスを一枚一枚割ってみたかった、とか、盗んだバイクで走りだしたかった、とか、家のリビングで素振りをしたかった、とか、ね?(ネタが昭和ですいません)

つまり、「遅れてきた反抗期」と表現したように、あの当時はできなかった「反抗」を今、アンダーグラウンドで実践してると思ったらいいんです。

親に隠れて男の家に転がり込む代わりに、夫に内緒で彼と密会を重ねるわけです。
学校にバレないようにセンター街を闊歩する代わりに、彼と道玄坂のホテル街をさ迷うわけです。

そうして思春期にできなかったことを今してるみたいなものです。
そして、そういう思いを抱いている方って実はめちゃくちゃたくさんいるんです。
なのでYさんが特別ってわけでは全然なくて、むしろ、「反抗期を迎えられてよかったなあ。これでほんとに自立が進むなあ」と祝杯を挙げてもよいレベルなんですよね。(マジで)

だから、そういう意味では今を楽しめば全然OKじゃん!ってことにもなりますが、やはり不良学生でも進路を考えなきゃいけないように、Yさんも「これからどう生きようね?」というライフプランを設計しておくことが大事なんですね。

こういう経験をして、自分にとって大切なものと大切じゃないものがはっきりしてくると思います。
それを活かしたライフワークをデザインしていくってのもまたオツなもんではないでしょうか?

親密感への怖れを癒すべく、その背景にある痛みを解放するもよし、
さらなる女として磨きをかけるべく、セクシャリティを解放していくのもよし、
そのエネルギーを活かしてビジネスを始めるのもよし、
自由で自分らしい人生をデザインしていくにはちょうどいい時期なんですよね。

過去の様々なできごとを受け入れたうえで、「さあ、これからどう生きようか?」というヴィジョンを描いていけば、彼との関係もその線上にあるわけですから、先も見えてくるでしょう。

こうして自分が解放され、自分がどんな女なのか分かった分だけ、「私らしい人生ってなんぞや?」という答えを見つけやすくなるもんです。

もしよかったら、そんなライフワークデザインを一緒にしていきましょう。
また面白い未来が見えてくると思いますので。

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