なぜ男は逃げてしまうのか?



男女の違い。正しさと幸せの関係性。正しさは防衛手段。これらの伏線を絡めながら、結局のところ「そういう生き物だしなー」というしょうもないオチに至るのが今日のネタです。

こんにちわ。いつも拝見させていただいています。
考えすぎて、もう!相手に直接連絡や!となる時に読んで心を落ち着かせています笑

既出の質問とかぶるところがあるとは思うのですが、質問させてください。何故男性は逃げるのでしょうか?
今まで話し合いにはなっても喧嘩にはなったことのない彼から、一方的にLINEで別れを告げられました。
もう終わりにしようと思います、楽しい思い出をたくさんありがとう!これからも元気でね!
のような、内容でした。お互い33歳です。

半年程度の付き合いではありますが、今まで彼からも建設的な話し合いができるところがいい、君とは直接話してスッキリしなかったことがないと言われてきたのですが、このぶった切りにびっくりしています。

結論はわかったけど、このままだと全部無駄になる気がするし、今後どこかで会った時にきまずいし、何より一方的すぎるし、一度話したい、と私が返信し、夜に電話すると返信がきて、こちらの仕事が終わる時間を告げて、○時でいい?と聞いたのを最後に連絡がありません。
仕事終わったよの連絡は入れましたが連絡はなく。

めんどくさいんだろうというのはわかります。
でも男の人ってこれ多すぎませんか?
女はめんどくせーと言いますが、今現在まさに私をめんどくさくしているのは彼だと思うのですが。
近所で働いているのですが、バッタリ会ったらどうすればいいのでしょう。

よく、待てる女になれば連絡がくるとか言いますが、別れることがきまっているなら、お互い今までありがとうと言えるべきだと思うのですがなぜ男性にそれができない人が多いのでしょう?

教えてください。
(Yさん)

ま、男は逃げる生き物ですから~♪ということですからね。
ま、そんなもんすよ、ということで。

・・・という風に逃げちゃうのもアリですなあ(縁側で茶をすすりながら)。

「逃げる」という以外にも、いろいろとそうしたご不満は多数あろうかと思うんですな。

気持ちをちゃんと言ってくれない。
あいまいにしたがる。(白黒はっきりしない)。
優柔不断。
朝令暮改。

何がめんどくさいんだと思います?
なぜ、逃げちゃうんだと思います?

男と女は違う生き物だからね~♪という説明ではどうでしょうか。

彼のことが好きだと、やはり、納得したいと思うものですが、自分がちゃんと納得して別れられるってのは意外と少ないのかもしれません。

それは価値観も考え方も何もかもが違うからです。

ある国に住む人からすれば「なぜ、日本人はタコやワカメをそんなに食べるんだ?あんなもんは食べるもんじゃねーぞ?」と思うわけですが、それに対してちゃんと説明できる?
文化だから~♪とか、美味しいから~♪ということに行き着いちゃうと思いません?

味覚や文化が違うからそういうすれ違いが生まれるんですけれど、男と女というのも、いわば、そんな育った国が全然違うようなもんですから、「納得できねえ」という事象が数多く発生するものです。

それで色々な経験をしていくにつれて「ああ、そういう生き物なのね」と理解していくことになります。
その辺を諺を用いて説明するならば「郷に入ったら郷に従え」ということになります。

なので「男と女は全然違うもんやで」という基本原則を理解しないと、「は?なんで?」ということになりますし、男が女を「めんどくせー」と思うのも、その理解が十分でないことから生まれるものなんですよね。

で、男女は違うんやで、という話に加えて、さらに伏線を敷いておくと、私たちは無意識に「私が正しい」と思っている、ということです。

そして、自分の価値観や考え方が「正しい」と思い込んでいるので、それを他者に押し付ける、ということをよくやってしまいがちです。

日本人はその癖が強い、なんてよく言われますけどね。

そして、群集心理がそこに加わると、自分の正しさがあたかも唯一無二のような思いが加わり、相手を攻撃することになるんですね。

女子A「なんで、男ってすぐ逃げるんだろうね?ほんとムカついちゃう」
女子B「ほんとそうだよね。うちの彼も都合が悪いとすぐにダンマリになるんだよ」
女子C「それっておかしいよね!せっかく私らはちゃんと話をしようって思ってるのに」
女子D「そうそう。ほんとにそう。男ってずるいよね。」
女子E「男って弱いから逃げちゃうんでしょ?」
女子F「なんか情けないよねー、男って」
男子A「・・・・・・・・・・・。」

という風にねー。よくあるでしょ?そんなシーン。

これがいわゆる「炎上」ということになるんです。

正しさを使って、相手を否定して、攻撃する、という。

もちろん、それが「正しい」場合もあるんでしょうけれど、問題は「正しさと幸せは反比例する」という法則があることです。

そうして、自分の正しさを訴え、周りの人の共感を得て、さらにその正しさを確固たるものに築いた女子Aさんは、きっと、自信を持って彼を糾弾しようとするでしょう。

さて、そこで数の力を持って糾弾されたAさんの彼は果たしてAさんに対してどんな感情を持つのでしょう?

Aさんは正しいことを言ってるんですよ。
しかし、二人の関係はかなり傷ついてしまうと思うんです。
つまり、幸せが逃げちまうわけです。

さらに伏線は続くのですが(相変わらずなげーなー、と思わない、思わない)、特に、自立系な人たち(男女ともに)は、「正しさ」にこだわる傾向が強くなるんですね。
正確に言うと、「正しさ」を使って「勝つ」ことにこだわるんです。

なぜかというと「正しさ」というのは格好の「防衛手段」になるからです。

「私は間違ってない!正しい!」と論理的に主張することで、少なくてもその議論において「負け」がなくなります。

自立系な人々にとって「負け」は依存に突き落とされる「死」に等しいことなので、何としてでも回避せねばならぬことです。

そんな時、論理的に「正しい」、あるいは、群集心理的に「正しい」ということは、相手の攻撃から身を守るためには最適な方法となるんです。

つまり、「正しい」と「傷つかない」のですね。

これもまた、私たちが正しさにこだわってしまい、その正しさによって、相手の「間違い」を指摘し、直させようとする(=コントロールする)心理になるんです。

まあ、こういうことはパートナーシップに限らず、職場でも家庭でも友達関係でも常に起きていることなのです。

そして、炎上して攻撃を怖れる人たちは、そんな「空気を読む」ことで、多数派に自分を組み込んでいくわけですね。

さて、ここから伏線を回収していきます。

なぜ男は逃げるのか?という答えはもう決まっていて、男が逃げてるのは「感情」からです。

彼女といるときの気分の悪さ、気まずさ、罪悪感、痛み、などから逃げるんですね。
ふだんから感情を感じるよりも思考を動かして生きている男子からすれば、感情を感じなければいけない場面というのは、とても苦手なのです。

一方女子は、なんぼ武闘派で滝行をして精神を鍛えていたとしても、やはり感情の世界に生きています。だから、感情の世界というのは勝手知ったる我が庭なんですよね。

さらに女子が思う「話し合い」というのは、その感情の世界で話をしようやないか、という意味を持ちます。

いわば、ボクシングの世界チャンピオンが、柔道の選手をリングに上げて、ボクシングのルールで試合をしようぜ!と誘いかけるようなもんなんです。

そしたら、柔道の選手は「おいおい、そりゃあ、こっちが不利だべ」と言って逃げ出しちゃうわけですね。

そうすると、彼のセリフ、

>今まで彼からも建設的な話し合いができるところがいい、君とは直接話してスッキリしなかったことがない

というのも理解ができると思います。

「建設的な話し合い」ができてスッキリする、のが彼(男子)なんですよね。

それはYさんが自立系であるがゆえに、理論的な話にもガンガンついていける器用さをお持ちからだと思います。

そう、ボクシングを極めるだけでなく、柔道でも有段者なのが、自立系武闘派女子の一面なのであります。

だから、Yさんが柔道着に身を包み、畳の上で組み合ったり、寝技をお互いかけあってイチャイチャして上になったり、下になったりしている分には「あら、何て素敵な彼なの(はあと)彼こそ、ヘラクレスオオカブトくんじゃないかしら」などと思ったりするんですね。

しかし、何かがきっかけですれ違いが生まれてギクシャクし始めたりすると、「ちょっと待て。あっしの本職はボクサーなんですわ。こんな重たいもんはいらねーわ」とおもむろに柔道着を脱いでグローブを装着し始めたとき、彼はビビるの、分かります?

ということで、彼は逃げちゃうわけです。

ところが、そうした男女関係が異種格闘技戦であることを忘れ、さらに、自らの器用さを知らずにいると、いきなりグローブを身に着けてリングに上がったとしても、彼は当然ながらついて来れません。

しかし、それがあまりに自分にとっては自然なことなので、それを「正しい」と思い込んでしまい、「この卑怯者!無礼者!」と彼を糾弾したくなってしまうのです。

そうした背景を一括すると「男ってそういう生き物なのよ」と訳知り顔で言い放てるスナックのママになれるんですけど、いかがでしょうか???

なので、Yさんの文にある「待てる女」というのは、そのような男を理解できる女のことを言うんじゃねーのかなー?と思うんですけど、果たしてそうなりたいかどうかは皆さんの自由な選択にゆだねられております。

ただ、そうした男女の違いはものすごくたくさんありまして、さらにその上に育ちの違いもありますから、「よく分からんけど、違うもんなんやな」ということは知っておいた方が幸せになれると思います。

そして、先ほどチラッと書いたように、武闘派女子のみなさんは自分が思うよりもはるかに器用な方が多いので、無意識に彼に合わせることができてしまうんですね。
それがこうしたすれ違いを生むんじゃないかと思っているので、自らをよく知ることもやはり重要かと思います。

★いよいよ、今週日曜日。そんな男女の違いも含めて「幸せ」について考えます。

名古屋:9/22(日)14:00-17:00 自立系武闘派女子のための恋愛講座~幸せなパートナーシップってなんだ?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31844

東京:11/10(日)13:00-16:00
大阪:12/1(日)13:00-16:00

※準備中。予定だけ開けといてね。

★違いを許容し、正しさを手放すカギもまた「自己肯定感」です。

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』

名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)

※東京は来年早々を予定しています。

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475

★お弟子さんたちによるカウンセリングはこちら!!
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