*
基本的に旦那のことは旦那自身が決めるしかないので、まずは自分自身のことをやっていきましょう、というスタンスでお届けしています。
今までのことを振り返ってみたり、自分を磨いたり、自分軸を取り戻したり、実は、できることって山ほどあるんです。
まずは自分、という意識でいると執着も癒着も手放しやすくなります。
*
こんにちは。
夫が1年前に無言でアパートを出て実家に行き、別居状態となりました。夫が出て行った時は、呆然として、泣くことも、夫に気持ちを伝えることもできませんでした。
心理セミナー・仕事のセミナーなど、手当たり次第行き、最終的に根本さんのブログや本にたどり着きました。
そこで、自分は自立系武闘派女子であり、何かあれば人のせいにし、まわりの人をコントロールしようとしていたことに気がつきました。
父は基本的にいい人なのですが、母に上手に愛情表現ができない人です。暴力を振るうこともしばしばでした。そんな母に父と離婚してほしいとお願いしたこともありましたが、母はそんな父でも依存するしかなかったようです。
今は、両親の仲も上手く行っていますが、両親夫婦間の強い口調を近くで聞くたびに、若干不快感を感じる私がいます。
根本さんのブログや本を読み、私の罪悪感は、そこからきているのかもしれないと感じました。
これじゃ、夫との関係も含め、職場でも、人間関係がうまくいくはずなかったなぁ、と。
今は、時に涙を流しつつ、手放しワークをしています。自分の醜いところ、弱いところ、罪悪感に苛まれる過去と今を許し、少し自己肯定感が上がったかな、と思っています。
別居から今まで、夫と何度か直接ではないやりとりもありました。ラインで、私の人格を否定しているともとれる夫の言葉に、私は「落ち込む+怒り」を感じ、反撃していました。
しかし、根本さんのブログを読んでいるうち、冷静に流せるようになった、のに!
つい最近、また攻撃的なラインにイラッととしてしまい、軽く反撃してしまいました。
その後、「自分にできることはない」と、ラインは未読無視です。
ちなみに、この1年、直接話すことはできていません。話し合いを申し出ても、反応なし。離婚をしたいのか、関係を保ちたいのかもわかりません。
私の気持ちは、夫とやり直したいのですが、これは癒着ですか?愛ですか?自分でも、よくわかりません。
根本さん、私を助けて下さい!
アドバイスお願いします。
(Kさん)
あら、罪悪感があるって気付けたのはものすごくデカいですねー!癒着もそこから来てるかもしれないですしねー。改めてそこに向き合ってみるのも一つの手ですぜ。
↓
「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
さて、根本さんに「これは癒着ですか?愛ですか?」と質問すると、だいたい「どっちもあるんじゃね?」とあいまいな答えを返されて、つい「おい、ちょっとツラ貸せや」という展開になるわけですね。はい。
100%癒着です!とか、100%愛です!なんてことは現実的にはあり得ないと思っていまして、「ええーっと、今時点だと癒着76%、愛20%、不明4%ってとこですかね?朝に比べたらだいぶ癒着が増えてますけど、またウンコでも踏んだんですか?」というくらい、変動も激しいものです。
つい、(自立系武闘派)女子は「白黒はっきりせえや!」と相手にも自分にも詰め寄るもんですけど、そこは手もみしながら「まあまあ、姐さん、時にはグレイなんも良いんじゃございやせんか?」と根本さんはおっしゃるわけです。
Kさんがうちのセッションルームに殴り込みをかけた場合(ただし、きちんと予約を取って(笑))、たぶん、こんなことを聞かれると思うんです。
「今まで旦那とはどんな関係だったの?やっぱり姐さんが牛耳ってた感じ?」
「職場でも上司とかに戦争吹っ掛けるタイプ?」
「そもそも正義感が強く、検事とか目指してたりした?」
>ラインで、私の人格を否定しているともとれる夫の言葉に、私は「落ち込む+怒り」を感じ、反撃していました。
こういうことって今までも色々とあったのかなあ?と思ったんです。
父親の理不尽な態度を見て育った、虎の穴育ちの方はけっこう「男は敵だ!戦って殲滅すべし!」という旗を掲げていることが多いのですが、Kさんもその気があるのかなあ、と勘繰りましてね。
そうやって「人格を否定されてる」と感じることって、旦那さんとの関係はもちろんですが、それまでの恋や、職場、日常生活の中でけっこうあったんだろうか?と思われるんです。
そもそも私たちは両親がケンカばかりしていたり、父が母を一方的になじっていたりする過程に育つのは、いわば、戦場に生まれ育つようなものでして、心の中は常に戦闘モードになりやすいんです。
もちろん、そうした家庭に育ったからこそ、平和を熱望し、穏やかで温かい家庭を築きたいという願望もあり、それが強すぎて「我慢や犠牲」などを繰り返しちゃうケースもあるんですけど、逆に、平和を求めるからこそ、正義軍を結成して旦那とバトルを繰り返して、結局両親と同じことをやっちまってる人も多いんです。
皆さん自身はいかがでしょうか?
もちろん、その争いは表面的な戦闘が行われるだけでなく、水面下で繰り広げられる「冷戦」もありますね。
で、そうした環境で育ったKさんからすれば、何かと「おい、あたしのこと否定したな?その目がそれを物語っとる!打ち首獄門の刑!」とかやりやすくなるんですね。
だから、私のブログを読まれて、同志たちに(間接的にでも)出会い、「なんだ、あたしと同じ種族はいっぱいいるのか!そうなのか!」と安心して、ちょっと冷静になれたのはいいことなんですけど、やはり何かの拍子にかつてのヤンキーっぷりが出ちゃうわけですね。
私のお弟子さんにも元ヤンなお姉ちゃんがいらっしゃいまして、ふだんは全然そんなことないんですけど、何かの拍子に「そんなの徹底抗戦じゃ。相手が音を上げるまで追いつめたったらええねん!」などとかつての癖が顔をのぞかせております。
だから、以前よりはましになったとはいえ、ついつい「おいこら、誰にモノ言うてんねん!」と旦那を追いつめちゃうことは致し方のないことかと思います。
白黒はっきり付けたい女子は、結果も早く求めてしまうものでして、完璧主義なところがあるのかもしれないんです。
だから、早く変わらなきゃ、早く何とかしなきゃ、と気が急いてしまって、かえって空回りしちゃうことも多いように思うんですね。
そこは「以前は一日5回はブチ切れてたけど、今は週に1回じゃん!めちゃくちゃ成長したじゃん!すごいじゃん!!」と喜ぶことが大切だと思います。
で、Kさんはどうしたらいいのか?って話になるんですけど、こういう状況になると、つい「旦那軸」になってしまうんですよね。
ついつい旦那の動向や反応が気になってしまう状態。
だから、そこでは自分軸を取り戻すことが先で、「私はー」「私がー」という主語を意識することが大事だし、何よりも自分自身に目を向けてあげることがいいんです。
だから、私のセッションでは、旦那との関係を相談してきたのに、旦那のことはそっちのけで自分自身の話ばかりされることになるんです。
親子関係はもちろん、それまでの恋愛や女性としての自信、仕事や将来の夢、そして、趣味やハマってるアイドルについてなどを語らされるわけです。
*
癒着や執着があるときって、どうしても他人軸になるし、自分のことを傷つけやすい状態なので、まずは自分軸を目指すんですが、その上でやはり「手放しワーク」は有効な手段となります。
たとえば、コレ、ね。
↓
DVD『本気の手放しワーク』
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/27607
また、自分を取り戻すために「旦那ことは横において」私が今できることって何?私が今笑顔になれることって何?というのを探して実践していくのも有効なアプローチです。
もちろん、いつもお馴染み自己肯定感をあげるのもいいですね。
さらには、これを機会にもっといい女になっちまおうぜ!ということで、女を磨いたり、セクシャリティを解放したりしていくのも、お勧めしています。
私はそもそもこういう問題が起きたときに「旦那とヨリを戻すのが必ずしもいいとは思わないんだよねー。どっちみち、あなたが幸せになったらいいんだよね~。だから、より幸せな女になれるようにしていこうぜ!」という方針で話を聞いてます。
そうして自分を磨いて輝かせていくプロセスにおいて、「やっぱり旦那がいい!」と思ったら、旦那を捕獲しに行けばいいし、「別の男の方がいい!」と思えば、また狩り場に出向けばいいんですね。
やはり「あたしの幸せ」が大事なので、そこはブレないほうがいいと思ってやっております。
まずは今できることからやっていきましょう。意外と忙しいよ!
★そんな意識を1日学ぶ機会があります。よかったら、ぜひー!
大阪:9/7(土)11:00-18:00
「自立系武闘派女子のための1DAYセミナー~親密感への怖れを手放す~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29813
★同志たちがいっぱい!なお弟子さんのブログ、カウンセリングはこちら!
>http://cocoronooffice.jp/#counselor
☆オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
>https://cocoro-marche.com/
☆東京:9/14(土)13:00-17:00 お弟子さんたちのカウンセリングを体験できる会
>https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/31477
★メルマガと動画付きで深い内容を学べるオンラインスクール。月額3,240円で毎週月曜日配信。
https://www.mag2.com/m/0001677732.html