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札幌で個人セッションをしていましたら、「最近、この話、よくしているなあ」と思い立ったので、記事にしてみようと思いました。
人によっては「どきっ!」としてしまう内容かもしれませんので、ぜひ、反撃用の武器、ではなく、ニトロ、を用意して読んで頂ければ幸いです(笑)
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あなたが女性(男性)としてのセルフイメージがとても悪かったとします。
それは中学生時代に抱えたコンプレックスのせいかもしれないし、過去の失恋が原因かもしれないし、家庭の事情が問題かもしれないし、進学やクラブ活動での失敗が尾を引いているかもしれません。
もちろん、いじめという名の暴力に合っていた場合にも該当します。
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ちなみに中学生くらいの頃に抱えたコンプレックスはけっこう根強くセルフイメージの中に残っていることが多いです。
「今は痩せているけど、その頃はけっこう太っていて、男の子にからかわれていた」
「今はふつうに会社員をしているけど、その頃は勉強ができなくて落ちこぼれだった」
「今はだいぶマシになったけど、当時の写真を見るとゲッと思うくらいブスだった」
「今は落ち着いているけれど、当時は家の中がとても荒れていた」
やはり思春期と言うのはアイデンティティの形成に大きな役割を果たすだけあって、今はそうじゃなくなったとしても、その頃のイメージが深く自分の中に根付いてしまっていて、それが恋愛やライフワークの妨げになっていることはとても多いのです。
この場合、いかに「中学時代の自分を肯定するか?」がポイントで、例によって本の紹介をすると、自己肯定感本の2日目あたりをねっとりと復習されると良いと思います。
>「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
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さて、セルフイメージが悪い、というのは、「私はいい女(男)ではない」「私はかわいくない」「私はスタイルがよくない」「私は出来が悪い」「私は人に迷惑をかける」「私は自分の意見が言えない」等々の、要するに「自己嫌悪の塊」になっている状態で、「そういうところもあるけど、まあ、別にそれはそれで、他にいいところがあるもんね~♪」とか思えない場合です。
はい。私もそうだわ!と思った人は挙手するように!(笑)
ま、要するに「○○だから私は愛されない」と思っていることです。
さて、そんなあなたも恋をします。好きな人ができるわけです。もちろん、そういうセルフイメージの状態で恋をする場合、簡単な異性には興味を持ちません。
すなわち、なかなか心の中に入れてくれないロックマン氏が気になる、すぐに逃げる野良猫男子ばかり追いかけてしまう、障害のある恋にのみ情熱の炎が宿る、みたいに。
はい。私のことだわ!と思った人は挙手するように!(笑)
ところが、そうした異性を好きになるのはまあ、しょうがないわけですけれど、そんな相手とも結果的に一時的だけどうまく行ったりするんですね。
「今では3か月くらい音信不通になっちまいましたが、それまでの3か月はけっこういい感じだったんすよ」みたいな感じです。
で、そのいきさつをテキトーに流しながら聞いていると、時々「ん?」という話題をぶち込む方がいます。
そこで「まあ、それって彼が親密感を怖れて逃げちゃったってことだよね?それでいいんじゃね?あんたは何も悪くねーよ」と安易にまとめられない事例が登場するわけです。
「まあ、彼が逃げちまったのは向こうの問題なんだけどさー、ところで、、、彼の愛情、、、受け取れてた?まさから、そのいい雰囲気だった頃にも『いつかは終わる』って念仏唱えてなかった?あるいは彼からの好意を3回転くらいねじって受け取ってなかった?」
もちろん、ロックマン氏、野良猫氏、ダメンズ諸君、さらには、障害物競走な男子たちの愛情表現がこれまた分かりにくいという問題もあります。
しかし、もし、彼があれこれ褒めてくれたとして、あるいは、彼が愛情を示してくれたとして、あなたはそれを素直に受け取っていたのでしょうか???という疑念がふつふつと湧いて出てくるケースもあるのです。
(もちろん、すべてのケースでそうだ、というわけではありません)
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例えば、ある女性は体型にコンプレックスを持っていました。
胸が小さい、とか、(脱毛してるけど)毛深い、とか、目が小さい、とか。
だから、「女性として私は魅力的ではない!!」という確固たるセルフイメージを持っていたんですね。
彼女は「目がぱっちりしていて、8等身ですらっとしていて、それでいて出るところは出ていて、お肌がとてもきれいな女子」のみを「女子」として認定していて、そうではない自分は女ではない、と思い込んでいたわけです。
「え?彼って全然褒めてくれたりしなかったの?」って彼女に聞いたら、「かわいいって言ってくれてましたけど、それは幼児体型で子どもっぽいからで、女性としてかわいいって意味ではないんです。」と堂々と答えられていました。
他にも「お尻がきれいって言ってくれたこともありますが、それって肉付きがいいって意味で、要するに太ってるから痩せろって意味ですよね」とか、「私とのエッチがいいって言ってくれたんですけど、男の人はみんなそう言いますよね」とか。
おおー、見事な解釈だなあ・・・と感心してしまいました(笑)
まだ彼女は彼が褒めてくれたことを「思い出せた」からいいんです。
そうではなく、褒められたことすら完全に記憶から飛ばしている人もいます。
「全然褒められたことなんてありません!彼は私に対して愛情を示したことなんてないんです!!」と自信満々に断言される方もいます。
でも、そういう方に限って、「じゃあ、彼はどんな風に人を愛する人なの?」って聞くと、黙秘権を思い切り行使したりします。
そこで、チキンハートな根本先生が、おそるおそる「でもさー、彼もさー、彼なりにさー、愛情をさー、うーん、何て言うのかなあ、表現してくれたかもしれないんだけどさー」なんて言おうもんなら「ありません!!」なんて断言するわけです。
彼らの愛情表現がくそ下手糞である、という前提もあるんですけれど、彼らなりに愛情を示していたこともあったんじゃないかなあ、と思うんです。
でも、セルフイメージが悪いと、そんな彼からの愛情もすべて自己嫌悪に結びつけてしまうんですね。
「受け取らない努力」をしているわけではなく、自然と愛情を受け取れないようになってしまっているんです。
もし、彼らなりに何度か愛情を示したとしましょう。
でも、彼女がそれを受け取ってくれず、そればかりか、逆に否定するようなことを言っていたとするならば、彼らの気持ちはどうなるでしょうか?
冷めますよね?
ああ、脈ねーな、と思っちまいますよね?
無理だわーって諦めてしまうかもしれませんよね?
もしくは「ちっ、おもろないわっ!」って怒っちゃったりしますよね?
その結果が「音信不通」だったり、「突然の別れ」だったり、「曖昧な関係どまり」だったり、「先はない宣言」だったりするのかもしれないのです。
もちろん、彼らにも問題がないとは言えないんですけどね。
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セルフイメージが悪いと、それだけで、自分に向けられた愛情を拒絶し、せっかくのチャンスを自らどぶに捨てるようなことをしてしまいがち、なのです。
もちろんこれは恋愛に限ったことではなく、夫婦でいれば「浮気問題」だったり、ビジネスチャンスを取り逃がすことだったり、というのにもつながってきます。
だから、セルフイメージをちゃんと高めておきましょうね、という話なんです。
「どうせ私は愛されない」ではなく、「私だって愛されるもん!」です。
そのために自己肯定感本を読んだり、根本さん始め、同じようなテーマを扱ってるセミナーに参加してみたり、お弟子さんたちのカウンセリングやコーチングを受けたりしてみることをおすすめしたいわけです。
なぜならば、「知らないうちに彼からの愛情を百発百中で撃ち落としていた」なんて場合、自分ではほとんどそのことにすら気付かないですから。
ただ単に「また男から連絡がなくなっちゃった」というできごとだけが存在するんです。
その原因が自分のセルフイメージの悪さにあるとするならば、それを改善することで、同じ過ちは繰り返さずに済みますよね。
ということで、そんな武闘派な皆さんへの宿題です。
A.自分が魅力的な女性(男性)である証拠を30個見付ける。
B.自分が異性から愛されるにふさわしい理由を30個見付ける。
A,Bは答えがかぶっても構いません。
必死こいて探してみてください。
ちなみに根本さんの個人セッションなどを受けられると、数字が一気に増えて100個とか300個とか言われますし、「とりあえず、今、10個見付けろ。それまでは帰さん!」と某テレビ番組みたいな企画を持ち出します。
じゃ、皆さん、頑張ってっ!!!(笑)
★自立系武闘派女子なカウンセラーが揃う根本のお弟子さんたちによるカウンセリング。
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