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離婚話がすんなりいかなかったり、ハードな恋愛が続いていたり、自分でも何がしたいのか分からなくなったりしているときは、男との関係だけでなく、その背景にあるお母さんとの関係がカギになってくることが多いんです。
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ブログを読み、セミナーに行き、楽しく心理学と触れ合ってます。ありがとうございます!!!
私は約1年別居中の33歳問題児です。同棲7年、結婚5年一緒にいました。酒癖・女癖・セックスレス・ワーカーホリックと知っていて結婚しました。喧嘩は多く、基本寂しいと不安でした。
では、まとめます。
夫が経営する会社倒産→借金放置。さらに過去、個人でした借金発覚→放置。険悪な関係が1年続き、周りのアドバイスもあり別居しました。
夫を置いて出て行きたくないと泣いてましたが、手放しを実践し、出て行く頃には、夫を支えてくれる人が現れ幸せになります様に!と思え、愛しいってこーゆーのかなと感じました。
で、問題はここからです。夫は一人でやり直したいと言ったのに離婚届を書きません。月2回ほど会いますが、借金の話になると怒ります。
また、年下Boyに何でも願いを叶えてあげると告白されました。彼も独立するらしく、1年勉強するため遠距離になりました。本気になっていい?とか、常に心配されてましたが…今は音信不通です笑 傷つきました!!!
安心できる人に興味がなく近づくと逃亡…
周りから悩みなさそう・天然・綺麗と言われますが、ある時年上の女性に綺麗と言われ、そう言われるのが辛いと号泣…
最近夫から、戻りたい、幸せにする。と言われましたが、今の距離が楽で、受け入れる自信がなく、好きか分からないです。借金は自己破産したそうです。が、証明する物はないそうです。
現在、毎週飲みに行き、Wワークし、都合いい人と会い(ご飯だけ)、外部刺激を求めてます。でも心は満たされません。
夫や年下Boyがしてた事を、私がしていると今気づきました笑
バツイチの母に過保護に育てられた一人っ子です。18歳から家を出てますが母とは仲良しです。
ブログの離婚あるあるに当てはまって衝撃でした笑
でも、聞きたいです!!!愛しい愛しい世界を楽しみたいし、好きな人と本気で向き合いたいのにチキンで問題児の私はどうしたらいいですか???
(Hさん)
私の拙い研究によれば、自立系武闘派女子という部族は「安定よりも刺激!」「平坦な道より茨の道!」で、かつ、「自分のホンネに嘘をつき続けられない性質」を持っているようです。
もちろん、もれなく情熱的で、常に嫉妬かやる気の炎を燃やしていないとすぐに死ぬ性質もあるようです。
パートナーシップにおいては「問題児な彼を選ぶか、そうでなければ、自分が問題児になる」というパターンをこよなく愛しています。
で、そんなHさんが私のセッションを受けられると、もれなく、「で、どうしたいんだろうね?」と言われるでしょう。
よくある傾向としては「親密感への怖れ」って奴で、男性と距離が縮まると「問題が起きる」「問題を起こす」「問題を起こされる」のどれかのフラグが立っちまうわけですね。
で、たいていこういうケースにおいては今は仲良しであるお母さんとの関係がキーになることも多いです。あと、お父さんとか。
個人セッションの連続コース(PCC)だったり、リトリートや1DAYセミナーといったディープなセッションにおいては、旦那や彼との話から、その背景をいろいろと探っていくのですが、けっこうな確率で「ラスボスおかん問題」にぶち当たります。
今では仲良しだとなおさらそこは見過ごしがちなのですが、母子家庭で過保護だったんですよね?お母さんもやっぱり武闘派女子ってことですかね?
そうすると、例えば、母子癒着が今もHさんの心の中にあって、それが男性との親密感を妨げていたり、お父さんと距離があることによって、男性を近付かせることができなかったり、あるいは、そのあたりに強い罪悪感が眠っていて、それが自分をハードな環境に押し込めていたりする可能性が推測できるんですね。
また、お母さんと距離が近かった=お母さんが人生のお手本=お母さんと似た人生を歩む、という公式もありまして、お母さんから受ける影響が大きなものになってる場合もあります。
そうすると「自分自身の人生を生きる」というよりも、「母の人生を生きる」みたいな感じになっちゃうんですね。
これは顕在意識ではなかなか気づかないんです。
なぜかというと、自分の中にインストールされた考え方に慣れてしまってるので、それがまるで自分の意見のように感じられてしまうからです。
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Hさんに限らず、お母さんの影響を受けてる人はとても多く、知らず知らずのうちにお母さんが思考の中に入り込んでるケースはものすごく多いんです。
・好きな人ができたときに、ふと、「お母さんはこの人のことをどう思うだろう?」と考えてしまう。
・お母さんの口癖を気が付けば自分も口に出している。
・お金や仕事に関しては、お母さんの言いつけを守っている。
・自分で選んだ人生のつもりだったが、よくよく見れば、お母さんが認める範囲で選択してきた。
・何かとお母さんのことが心配になってしまう。
・お母さんが先に亡くなることを考えるとなぜか涙が出てしまう。
・お父さんと似た人と付き合うことが多い。
・お母さんと同じようにしないと罪悪感を覚えてしまう。
まあ、もっとたくさんありますし、具体的に言えばそれこそ無限に例は広がってしまうんですけどね。
良かったら、自分の中にいるお母さんを探してみてください。
で、過保護・過干渉だったり、それが癒着になっていたりすると、いわば、
「お母さんがパートナー、彼氏は愛人」
という、一見、変な図式を成り立たせるようになります。
お母さんとの関係が安定しているならば、彼氏は不安定な人じゃないと意味がないので、パートナーシップではかなり問題を抱えるようになります。
また、お母さんというパートナーがすでにいるので、新たに恋人を作る必要がなくなって、彼氏ができないって問題を抱える人もいます。
まあ、そんなわけでお母さんが与える影響というのはものすごくデカいわけですから、改めて今の距離感やお母さんへの思いを見つめ直してみるといいでしょう。
そんな時は「嫁に行くときに読むお母さんへの感謝の手紙」をもう一度書いてみるとか、場合によっては「お母さんのお葬式で読む弔辞」を書いてみたりするといいでしょう。
明らかにネガティブな感情がある場合は「御恨み帳」をぎゃんぎゃん書いてみるのもお勧めです。
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・・・とまあ、Hさんの状況から、1行しか書いていない母親の件でここまで話を膨らませる妄想族の根本さんですけれど、ここで改めて男性陣についても軽く触れておきましょう(笑)
カウンセリング的な見方をすると「どうしてそういう男たちを引き寄せてしまうのか?」というのが大きなテーマになり、その背景に、おかん問題があるんじゃね?と推測してここまで書いてきたわけです。
ただ、武闘派女子あるあるなんですけれど、何だかんだ旦那(彼氏)に振り回されてひどい目にあっているのに、まるで「お母さんのような目」で彼を見ているケースが多いんですよ。
例えば、こんな感じね。
↓
>出て行く頃には、夫を支えてくれる人が現れ幸せになります様に!と思え、愛しいってこーゆーのかなと感じました。
たしかに「手放し」の結果、そういう思いになることはあるし、その際、お母さんのような目で彼を見ることは決して悪いことでも、間違ったことでもないのですが、いやいや、もしかして、今までもそうだったんじゃね???と疑い深い根本さんは思うわけです。
だって、「酒癖・女癖・セックスレス・ワーカーホリック」な彼と足掛け12年も一緒にいたんでしょう??
それって癒着してるよね?
癒着体質じゃね?
じゃあ、お母さんとの関係はどう?なんて風に話は展開していきます。
Hさんの文章で特徴的なのは「主語が抜けてるよね?」という点です。
これって「私」のこと?「彼」のこと?と思わせる記述がいくつも出てきます。
癒着している人の特徴のひとつが「主語が抜ける」んですね。
彼のことをまるで自分のことのように語ってしまうわけです。
もちろん、自分としては彼のことを語っているつもりで、自分の心の中には主語はちゃんとあったりするんですけど、それを表現しなくてもいいくらい、心理的距離が近いわけです。
で、そうなると、年下boy君が現れたとしても、Hさんと旦那さんの間に入り込むのは相当難しいように感じられるわけです。
セッション中に私自身が感じることも多いのですが、もしかするとHさんとお話したら、「こりゃ、彼氏としては不安だろうなあ。全然入り込める気がしなかったんだろうなあ。」と感じたかもしれません。
よくあるんです。旦那さんと癒着している人が、何かの事情で彼氏を作っちゃって、その関係を相談しに来られたときに「うーん、彼は本気で彼女が離婚したいと思ってるとは感じられないだろうなあ」ということが。
でも、ご本人は離婚する気満々で、彼のその不安が理解できなかったりするんです。
なので、改めて旦那さん、彼、そして、お母さんとの関係を整理していくのがいいのかなあ、と思うのです。
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で、その際の基本になるのが「自己肯定感に基づくライフワーク」というのでして、もし可能であれば、Hさんが望む「愛しい愛しい世界を楽しみたいし、好きな人と本気で向き合いたい」が叶った世界をイメージしてほしいんですね。
その好きな人と本気で向き合っている毎日ってどんなだろう?って。
そして、そのイメージをしたときに、どれくらいリアリティを感じられるのか?をチェックしてみて頂きたいんです。
そのヴィジョンはとっても重要で、私は必ず叶うもんだと思っていますけど、そこに向けて、色々と交通整理が必要なのかもしれないんです。
お母さんや旦那さんを改めて手放して、自分軸を確立すること。
チキンな自分を受け入れるなどして、自己肯定感を高めること。
そして、自分らしさを意識しながらそのヴィジョンを具体化していくこと。
さらには、そのために今できることをやっていくこと。
そうしたプロセスを経て、そのヴィジョンが現実化した際は、改めて情熱的な「幸せ報告」を送っていただけたら私が喜びますぜ。
★親密感への怖れを深堀りして手放す1日セミナー
大阪:9/7(土)11:00-18:00
「自立系武闘派女子のための1DAYセミナー~親密感への怖れを手放す~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29813
★自己肯定感をあげながら自分の人生を取り戻していくWS。
ワークショップ『自分を愛する、ということ』
札幌:7/13(土)15:00-18:00
仙台:7/15(月祝)15:00-18:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/27420
『罪悪感から自分を解放する4時間ワークショップ』
名古屋:7/21(日)14:00-18:00
東京:7/28(日)13:00-17:00
大阪:8/10(土)13:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/30876
★自立系武闘派女子なカウンセラーが揃う根本のお弟子さんたちによるカウンセリング。
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