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武闘派女子はよく助けたい人を好きになっちゃうことが多いのですが、いつものように共感力を発揮して寄り添おうとすると、ミイラ取りがミイラになっちゃうことがよくあります。
私は私である、という自分軸を意識して、楽しむことが秘訣です。
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私は自立系だと自分で思っている34歳です。
3ヶ月ほど前に同僚のバツイチ(子供あり。元奥様が引き取っている)の彼氏ができました。
元奥様とは2年ほど前に離婚。原因は元奥様のうつ病だったようです。
私には自分もうつ病だとバレないようにしてくれていた(3週間ほど前に彼氏もうつ病だと知りました)のですが、うつ病だとわかってから彼の態度が少し変わってきました。デートの時にセックスはしますが
1.デートのドタキャンが増えた(うつ病がわかったのもドタキャンが原因です)
2.ほかの男を探したほうがいい。向上心がない(今の状態では結婚も考えられないし、私の幸せを考えてのことだと言われます)
3.俺と同じ容姿で離婚歴なし。子供がいないやつがいたらどうするんだ?
上記3点のことをされる、言われることが良くあります。
私は彼が好きだし、一緒にいて幸せを感じます。だからこそ、彼に良くなってほしいし、私と離れたほうが幸せになるのであれば別れる覚悟をしています。もちろん、一緒に幸せになりたいですけど!
覚悟はしていますが彼の真意や質問内容が気になり、最悪のことを考えて毎夜泣いてしまいます。
どうか迷える子羊(ではないかな。)に手を差しのべて下さい!
(Kさん)
ええ、自立系(武闘派女子)の皆様は、つい弱った子羊を見ると飛び掛かってしまう習性を持つようで、まあ、弱肉強食なサバンナで生きてるわけでしょうがないですよね。
さて、一言にうつ病と言っても様々なタイプがいると思うんですが、共通しているのは「強烈な自己否定感を持つ」というところですね。
だから、何かと自分を否定する言葉を発しますし、パートナーや身近な人にも「自分とは一緒にいない方がいい」と言ったり、「どうせお前も俺から離れていくんだろう?」と疑いをかけたりするものです。
しかも、うつ病になる人は「まじめ」で「賢い」人も多いので、あれやこれやと論理的に自分を否定する術に長けております。
実は私自身も昔々鬱みたいな時期がありまして(その時、うちの奥さまと付き合って結婚したので、まあ、彼女には大変心配・迷惑をかけました)、どうしたってネガティブな思考から抜け出せなくなるんですよね。
で、そういう時に「彼のことが好きで愛してるから、何とか助けたい」と思うのが、武闘派らしい発想になるんですけれど、助けたい気持ちから相手に寄り添ってしまうと、まさにミイラ取りがミイラになる現象が起こります。
つまりは、相手のネガティブなエネルギーに引きずり込まれてしまうんです、
うつ病に限らず、抑うつ症状(抑うつ状態)が出ているときは、自己否定がものすごく強くなると同時に、罪悪感もめちゃくちゃ強くなります。
罪悪感のタイプに「自分は毒である」という概念があるのですが、自分みたいなひどい奴と一緒にいると彼女を苦しめてしまう、と思うんですね。
それで距離を取ろうとしたり、近付くことを拒否したりするわけですけど、当然そこには罪悪感が付いてきます。
それと同時に彼を助けられないKさん側の立場の方も無力感という罪悪感を持ちます。
なので、Kさんのような恋をするとお互いに罪悪感で苦しむことになるんですね。
そこにはもちろん愛があるわけですけど、ネガティブなエネルギーが蔓延しているのでどうしたって罪悪感の方にフォーカスしてしまいます。
そこで女性らしく、何とか彼の気持ちを分かろうと共感しようとしたり、理解しようとしたりすると、その罪悪感の方により引っ張られて苦しくなるんですよね。
そうするとよく出てくるのが「癒着」であり、その先には「共倒れ」が出てくるわけです。
だから、彼とお付き合いする上で大切なことは、私は私、奴は奴、という自分軸な意識です。
彼がどうであろうと私は私で在る、ということね。
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抑うつ状態になる人はたいてい本当の気持ちと裏腹なことをします。
一緒にいたい、と思ったら、離れた方がいい、と言い、好きだと思えば、どっか行け、と言い、ありがとう、の代わりに、バカ野郎、と言っちゃって、罪に罪を重ねていきます。
だから、彼が言う言葉は「まあ、そういう気分なんだからしゃあないよね~。で?」という感じで受け止めるのがお勧めでございます。
彼が「離れた方がいい」とか言ったら「そう思うのね、あたしは一緒にいたいけど?」と軽く返す技をトレーニングしてみてください。
そうして、彼のネガティブなエネルギーに踊らされずに「私は私」でいられるようになることは、Kさんの精神力をものすごく強くしてくれます。
しなやかな女性性を開花させてくれるし、要するにセクシャリティをバンバン開いていくことができるんですね。
欲うつ症状というのは生命力エネルギー(つまりはセクシャリティ)を強烈に抑圧している状態だからなんですけど、だからこそ、セックスがあるならば、それを充実させることで彼の症状を改善してあげることも可能です。
かつてうつ病で休職中の旦那さんに対して、日々鍛錬したテクニックを駆使したセックスにより症状を改善させたクライアントさんもいます。
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さっきチラッと触れましたが、女性は話を聴き、受け止め、共感し、ということをコミュニケーションの土台にしていることが多いと思います。
気持ちを分かってあげたいし、分かって欲しいという思いが強いわけですね。
それはもちろん長所なんですけれど、彼のような状態でそれを駆使するのは実はとても危険で、むしろ、彼のネガティブなエネルギーとは一線を引いた方がいいんです。
つまり、ネガティブなエネルギーには付き合わずに、私は私で楽しんでおく、ということなんです。
言い方を変えると、自分の中や外で楽しい、ポジティブなエネルギーをたくさん受け取って、それを彼に与えてあげるイメージですね。
ヒーラーさんのように共感して繋がって、そこから彼を引っ張り上げるだけのトレーニングを積まれている方でなければ、「私は私で楽しんでおく」ことはとても大切なことです。
だからこそ、自分軸、というところに意識を向けてあげましょう。
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そもそも論として(私のブログはよくそもそも論がとても多いんですが)、なぜ、彼のような人に惹かれるか?ということを暇なときに考えてみてもいいですね。
助けたい症候群に心当たりはありますか?
家族の中で助けられなかった人、いらっしゃいませんか?
かつての恋にそんな助けたい(助けられたい)経験はありませんか?
Kさんがそうとは断言できまんせが、助けたい症候群で、助けが必要な人を好きになっちゃう場合は、ほんとは自分が助かりたいケースも多いんですね。
そういう意味では自分自身の人生を振り返ってみるのも実りが多いんじゃないかと思います。
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