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ディナー付グループセッションというのを気まぐれにやっています。
雰囲気のいいお店で美味しい料理にお酒も入りつつ、ざっくばらんに問題を語り合います。
昨日、大阪で開催していまして「あるあるだなあ」というネタを拾いましたので(笑)シェアしたいと思います。
皆さんが大好きなロックマンのお話です(笑)
離婚歴がある、大失恋した、親との関係がうまく行ってなかった、、、などの心の傷を生々しく持っている男性の場合、親密感への怖れがものすごく強いため、人との距離感を縮めるのがとっても苦手になります。
それは男性が自分の感情と向き合うことが超苦手だから起きうることで、女性のように「ねえ、聞いて~。実はさ~」と友達にしゃべりまくって、泣いたりして、その傷をそれなりに流す技術は持ち得ていないのです。
だから、前の離婚から5年も経っているのに、未だにずるずる、ずるずると引きずっていたりするわけです。
そういう男性の場合、女性からすると摩訶不思議な行動を採ることが多いのです。
「すっごくいい関係になってきたと思ったら、突然、距離を置かれる/暴言を吐かれる/別れ話を切り出される」
という風に。
え?なんで?どうして?と思い、いい人であればあるほど「私が何かいけないことをしたのかな?」と悩んでしまいます。
しかし、それは彼がついつい油断をして距離を縮めすぎた結果、「おぉーー!!あかん!あかん!」とハッと気付いてとる行動であることが多いのです。
それが証拠に、その後しばらくは音信不通になったとしても、ほとぼりが冷めた頃に「何してるの?」と生存確認のラインが届いたり、何事もなかったようにデートの誘いがあったりするわけです。
また、勢い余って「お前とはやってられん!」と言い出して別れ話に発展したとしても、実はそれは「言葉のあや」であることが多く、女性側が気にせず放置していると、いつの間にかうやむやになって何事もなかったかのように関係性が復活することも多いのです。
ところが、特に“武闘派”と呼ばれる女子の場合、彼からの別れ話や暴言に対して「は?あんたがそのつもりなら、あたしだって受けて立つわよ!!」といきり立ち、その話に乗ってしまいます。
そうすると彼は「単なる勢い/酔っぱらった弾み/怖いから」切り出した別れ話が、彼女の反応によって引くに引けない状況になります。
そこで「ごめん、あれは嘘。ほんとは別れたくないんだ」と素直に言える男子であればロックマンなんかにはならないわけで、向こうも意地を張って「そ、そうか。お、お前がそういうなら、別れるぞ」と言い出すわけです。
その時、“武闘派”と呼ばれる女子は「その気なら、さっさとあたしの荷物を返しやがれ!」と脅すもんですから、ますます彼は引っ込みが付かなくなります。
ところが、本音は別れたくないわけです。
まだまだ彼女のことが好きなわけです。
むしろ、いい雰囲気になっていたわけですから、どんどん彼女に依存してきたりしてる最中なわけです。
なので、言動の不一致がますます起こり始めます。
・別れ話をしているのに目をじっと見つめて、手を握ろうとする
・別れ話をしているのに押し倒そうとしてくる
・荷物を送れと言っているのに全然送ってこない(忙しいなどと言い訳をする)
・「別れてもまた会おうな」とか訳の分からん約束をしてくる
・「何かあったら俺に言ってくれ。力になるから」とますます訳のわからんことを言ってくる
・数日経つと何事もなかったかのようなラインやメールを送って来る
・自分から切り出した別れ話なのに、なんだか被害者的な態度を取り始める
・俺は悪くない!と自己正当化に忙しい
で、そこで聡い女子たちは混乱するんです。
「彼は何を考えているの?どういうつもりなの?別れたいんじゃないの?」
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ロックマンに限らないのですが、男性と接する場合は「言葉よりも態度を見るべし」というルールが活躍するものです。
男性は感情的表現が苦手なことが多く、自分の気持ちを言葉にすることがとても苦手です。
「なんかこのままだったら、俺、お前がいなくちゃ生きていけないような気がして怖いんだよー」
という代わりに、
「お前とはやってられん!別れる!もう会わない!」
と言ってしまうんです。
「は?なにそれ?意味わかんない」と女子たちは思うでしょう??
女子たちは普段からガールズトークという戦場にてコミュニケーション・スキルを磨きに磨いています。
皆さんの中にも「週末は友達と6時間もしゃべっちゃった!気持ちよかった!!」という方がたくさんいらっしゃると思うのですが、それ、言い換えたら「週末はゴルフのレッスンを6時間もしちゃった!気持ちよかった!」と同じ意味ですからね。
どんだけ上達するか、想像できるでしょう?
コミュニケーションは「スキル」なんですね。
だから、そういう経験をあまりしていない男性とは雲泥の差が付いているのです。
ところが「投影の法則」というややこしい心理現象がありまして、「私がこうなんだから、きっと相手も同じだろう」という思い込みをしやすいんです。
無意識に自分と相手が同じコミュニケーションスキルを有している、という恐ろしい思い込みをしているんです。
そうすると、彼の言葉を真に受けます。
「私がそう言う時ってどんなときだろう?」と想像して、本気で別れたいんだわ!と決め付けてしまうのです。
よく「男性の感情的コミュニケーション・スキルは幼稚園児と変わらない」と申します。
うちの息子が喜んでみているクレヨンしんちゃんとほとんど同じなんです。
それを知っておかないと「自ら別れるためのレールを敷く」ということをしてしまいがちです。
もちろん、男性の中にも女に囲まれて揉まれて育ったなどの理由で稀にコミュニケーション・スキルが高い人もいますが、皆さんの愛するロックマンは間違いなくそこには入りません。
だから、言葉よりも態度を見なさい、というわけです。
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さらに!彼のそういう言葉に振り回されていると、いつまで経ってもその言葉を信じてしまいます。
彼にも感情の起伏ぐらいありますがな・・・というのを忘れてしまうんです。
仕事で壁にぶつかってイライラしている。
最近、寝不足で機嫌が悪い。
二日酔いで気分が悪い。
阪神が弱すぎて胸クソ悪い。
宅急便がちゃんと受け取れなくてイライラする。
昨日クリーニングを取りに行くのを忘れてムカついている。
・・・。
彼にもそんな気分のアップダウンはあります。
そして、そのタイミングで運悪くデートの日だったら、彼は勢い余って別れ話をしてしまうこともあるのです。
でも、それは本音でないことも多いのは、「経過観察」してみるとよく分かります。
そして、数週間経っても別れ話に進展がないのであれば、「あれは本気じゃねーんだな。ちっ!ややこしいことしよって」と解釈するのが正しいのです。
ところが、自分に自信がない分だけ、時間が経ってもその言葉を信じ込み、「いつかは終わるんだわ」と自分に言い聞かせている人も珍しくないのです。
彼にしてみれば「え?そんなこと言うたっけ?」くらいのこともあるのに。
ということで、感情表現があまり上手ではない彼の場合は、言葉ではなく、態度を見ろ、なのです。
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急に別れ話を持ち出された奥さまが焦ってわたわたしてしまったのですが、「ここは経過観察、経過観察」と思って放置していたら、その翌日には「まあ、別れてもいいけど、別れなくてもいいし・・・」などと旦那が言い出したそうです。
どうも仕事が嫌でたまらなくて、幼稚園男子がおもちゃ箱をひっくり返すように、仕事も夫婦関係も全部ひっくり返したくなって発言したことようです。
っったく、人騒がせな・・・・・と思うのは簡単ですけど、それは彼に期待し過ぎ。
「あらあら、大変だったのねー。よしよし。ぼくはよく頑張ってるでちゅよー。えらいでちゅねー」と頭をなでなでしてあげるくらいでよいのです。
そんな男女の違いを学ぶ本。
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