パートナーに「与える」のが一番難しい!?



パートナーは一番利害関係が激しい距離感なので与える・受け取る流れが滞りやすいものなのです。
でも、投影の法則を使えば、それはまさに自分自身のこと。
自分をもっと大事にしなさいってメッセージなのです。

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根本さんお久しぶり?です。
「与えて抜ける、ということ」
読みました!(いつも読んでいます)とても私には大切な?記事のような気がしています。
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/13301

私はカウンセリングやセミナーで「与えて抜けろ」とよく言われていたものの、意味が分からず「え、まだ頑張るの!?」と思ってました。
それは犠牲や取引が入っていたからなんだろうと今は少し分かります。

今、仕事を辞めましたが、1人で家に居ると私は本当にエネルギーが回りません(苦笑)
人に会うことで「やっと何かが回り始めた!」と思っていました。
記事を読み、パートナーに与えることを意識したいなぁと思うのですが、パートナーって一番難しいと感じてしまうのですが、いかがでしょうか?
自分の喜び=相手の喜び
とも限らないし…と。
どうしても自分だけが楽しいことに目が向いてしまいます(^^;;
また前にパートナーシップについて根本さんに「甘やかさないこと」と言われたことがずっと引っかかっています。
与えると甘やかすについて(私のために?)補足して頂けると嬉しいです。
私が好きとか嬉しいとか楽しいとか思えたらいいのかな、とやけくそ?のように思う時もありますが、そんな単純なものでもないだろうし…。
文章が苦手なので分かりにくいですが、また機会があれば掘り下げて頂けると嬉しいです。
(Rさん)
***

1人だとなかなかエネルギーが回らないですよね~
それだけ誰かに与えて来た(犠牲や取引っぽいものも含めて)って証拠だと思うんですよ。
自覚ないでしょ?(笑)

それについつい人のために動いてしまう性癖(?)があるので、「甘やかさないように」って話をしたんだと思います。
自分よりも相手、を優先する癖がありましたから。
だから、ついついやりすぎて過保護になってしまう可能性があったので、そういう風に言ったんじゃないかな・・・たぶん・・・。

さて、パートナーというのは最も利害が激しい関係です。
好きなんだけど何だかむかつく・・・、自分が楽しんでると罪悪感を感じるし、あいつが楽しんでるとなぜか嫉妬してしまう・・・みたいな。

だから、一番与えにくく、受け取りにくいもの。
カウンセリングをしていても「周りの人間関係はすごく変わったのに旦那との関係だけは何も変わってない」という声もよく耳にします。

パートナーは鏡ですからね。
自分を大事にできていないとパートナーのことも大事にできません。

だから、自分だけが楽しいことをしていてもいいと思いますよ。

ただ、距離が近づくと「自分」も出てきますが、両親の投影もパートナーに対して起こります。
これまた与えにくい理由になるんですが、だから両親との関係がうまく行ってなかった分だけパートナーシップが停滞しやすくなるんですね。

そこで両親を許す、というのも一つのプロセスですし、パートナーシップのみで解決していくこともできますからご安心を。

「与える」というのは「相手が喜ぶことをしてあげること」ですが、それでは実は不十分だと思っていて、「相手が喜ぶことをしてあげて、それが自分の幸せになる」という風に私は定義しています。

つまり相手の反応は関係なく、してあげることが幸せ、という状態が与える、ということなんです。
だから、相手が無反応だろうが、拒否ろうが、喜んでくれなかろうが、関係ないってことです。

ここ重要ですね。

与える、というのはお互いの心に架け橋をかける行為でもあります。
今のRさんはさらに一歩彼に近付く時期に来ているのでしょう。

「自分だけが楽しいことをする」ことに加えて、ちょっと新しいスパイスを入れてあげましょう。

○「こんな自分を彼に与えてあげたい」という自分になる。
 ※きれいな、かわいい彼女を与えてあげる、とか、料理上手で家庭的な女性になる、とか、エロティックで超セクシーな大人な女になってあげる、とか。

○彼が喜びそうなことを準備しておきながら焦らしてなかなか与えないことで、自分自身のS性と彼のM性を開発する。

○より気持ちのいいセックスを追求すべく、日夜研究に励む。

○家中を自分の好きな花や色で埋め尽くす。

パートナーが鏡なんだから、本当に自分を喜ばせたらパートナーにも与えられるようになります。
だから、この4つはどれも自分が主体になります。

パートナーシップで壁にぶつかる、ということは未知の領域に足を踏み入れたということ。
だから、分からなくて当然。
そこで今できることを一つ一つ見つけて取り組むのが一番いいのです。

そういうわけで、自分のために楽しみ喜ぶことで罪悪感を感じるな、ということです。

犠牲や取引をしてしまう人って時に、与えることよりも「受け取ること」が苦手なことも多いんですね。

楽しむことや喜ぶこと、笑顔になることがどこか申し訳ないような気がしてしまうのです。

だから、もっと自分を楽しませてもいい!!という意識で好きなこと、あれこれやりまくってください。
今はそれでいいんだ~!!って。

(与えるの究極は、自分自身に与えることですから。それがまさに自己充足って言います)

受け取る練習もしておきますか??

Q.彼は私のどこが好きなのでしょうか?20個挙げてください。

Q.彼が私がパートナーじゃなきゃ困る理由を20個挙げてください。

こんな夫婦になりたい、こんなカップルになりたい、という目標はありますか?
そんな夫婦に近付くのも一つの手ですね。

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