SNSでラブラブアピールをするのは認知的不協和から来るのか?



惚気の中には自己顕示欲から来るものがあり、自分のことをもっと認めて欲しい、良かったねって言って欲しい、尊敬されたいなどの心理からSNSにラブラブ写真を載せることが多いのでは?と思うんです。

今日もリクエストにお答えしたいと思います~!
***
はじめまして。根本さんのブログを毎回楽しみに拝見しております。

早速リクエストですが、「惚気」というのは認知的不協和からくるものなのでしょうか?
本当に上手くいっているカップルはSNSにデートの写真を載せたり、ラブラブアピールをしない、不安があるからするのだと友達が言っていました。
私としては、載せる載せないは個人の性格によるものかと思うのですが、無意識にそういう心理が働いているんでしょうか?
***

「認知的不協和」って難しい言葉が出て来たので、少し説明が必要ですね。私もwikipediaで勉強しました!(笑)
簡単に言うと「自分が考えていることと違う意見がでてきたときに気持ちが混乱する」ということですよね。

お酒が好きでやめられない根本くんに『お酒の飲み過ぎって良くないんだよ。やめた方がいいよ』って忠告すると、根本くんの心は混乱するわけです。そして、『でも、酒は百薬の長って言うじゃない?少しの量ならいいんだよ』とか『それだけストレスが溜まってるってことだよ』などと弁解して自分の正当性を主張したくなります。
そんな心理状態を認知的不協和というわけです。

さて、惚気が認知的不協和から来るのか、というと・・・どうでしょう。
要するに友達がおっしゃるように「うまく行ってないんじゃないか?って不安があるから、それを打ち消すためにうまく行ってることをアピールする」ということですよね?
もちろん、そういうケースもあるでしょう。
でも、必ずしもそうではないじゃないかな、と思うんですよね。

彼とし幸せなことがあまりにも嬉しすぎて幸せすぎて、それが漏れてしまって惚気になることもありますね。
その場合はまあ微笑ましいというか、話を聞きながらもついニッコリしてしまうことが多いでしょう。

ただ、そもそもよく惚気る人はもともと「ねえ、聞いて聞いて」「見て見て」って自己顕示欲が強いタイプに多いと思います。
自己顕示欲はその名の通り「欲」なので、聞いている人があまり気分よくありません。

「はいはい、分かった分かった」と言いたくなりますね。

では、この自己顕示欲というものにちょっと注目してみましょうか。
誰もが子ども時代から自分に注目して欲しいって心理を持ってますね。
むしろ、自分だけを見て欲しい、自分だけを愛して欲しいって思うものです。
でも、それが叶わなかったときに自分を主張して相手をこちらに振り向かせようとするんですね。

うちでもパパとママが娘と学校のことなどを話していると、例の4歳児がお姉ちゃんを椅子から引きずりおろして自分が代わりに椅子によじ登り「うんこ~!!」って叫んで注目を集めようとします。
お姉ちゃんじゃなくて、僕を見てよ~!って自己主張するわけですね。

そこで「はいはい、なあに?」って注目してあげれば4歳児の欲求は満たされるわけですが、「今はお姉ちゃんと話してるの!」って奴を椅子から追い出してお姉ちゃんにまた話題を振ると今度はテーブルの上に登って来て「うんこブリブリ~」とお尻を振り出したりするわけです。

そこで「お前はクレヨンしんちゃんかい!」と突っ込んであげれば奴の気持ちも少しは収まるのですが、「またやってる・・・」とそれを無視して話をしていると、あろうことか敬愛すべきご尊父様の顔にお尻を押し付けてきたりするのです。
そうしてまで自分に注目して欲しいんですね。

・・・。

話題がずれてしまいましたが、自己顕示欲って、それくらい自分をアピールしないと周りから注目してくれない、という思いの表れなんですね。
だから、確かにそこに不安や怖れが隠れているのです。

SNSなどで「私たちうまく行ってるのよ~」って主張する人たちにもまたこんな注目されたい気持ちが隠れている場合も多いでしょう。
そこからは、それは「認めてほしい」「すごいって言って欲しい」「良かったねって言ってほしい」などの気持ちが読み取れますよね。

だから、むしろ注目して欲しくてラブラブアピールをしてる場合が多いんじゃないでしょうか。

もちろん中には彼との今後に不安を感じているけれど、それを隠すために頑張って載せてる場合もあるかもしれません。
つまり、認知的不協和がSNSにラブラブ写真を載せさせてるってこともあるでしょう。

でも、逆に不安を感じてるからこそ、本当に別れてしまったら色々と説明がややこしくなる、という思いから敢えてラブラブ写真を載せない人もいると思います。

また、「彼は私のモノなのよ!」と主張して、周りに手を出させないための防衛手段としてSNSを使う人もいますよね。

だから、ほんと人それぞれですよね。

ただ、私はそもそも本当にラブラブな人ってわざわざそれを主張したいとは思いませんから(そのままで幸せだからね)、載せるとしても「近況報告」程度で、頻繁にアップすることはないんじゃないかな、と思います。

※「注目されたという気持ちがあるが、それが手に入らないから、注目してもらおうとする試み」が認知的不協和に該当するのかどうか分からなかったため自己顕示欲という心理に落とし込んで今回はお話しさせて頂きました。

根本の講座、セミナー、ランチ会。東京、大阪、福岡、広島、名古屋など

この記事毎日メルマガで読めます(^^)

毎日使える心理学講座 
☆根本本。
根本本
あわせて読みたい