やっぱりプライドが邪魔をしている。



頼めない、助けを求められない、一人で抱え込み過ぎる、自分を捨てられない、羽目を外せない・・・。
その結果、大切なものを大切にできず、失ってしまうのです。

プライドにもポジティブな面とネガティブな面があって、ポジティブな意味だと「誇り」となり、自信を生み出してくれています。

一方、心理学のコラムではプライドという言葉は悪者ですね。ココロにキズがあり、それを守るための「防衛的な」行動としてのプライドという意味で使われます。
だから、プライドが高い、というのは生き辛さのシンボルとなってしまうんです。


さて、このプライドがあるといろいろと不自由なことが生じてきます。
まず、助けを求められない、という点。
だから、自立心が成長する一方で、一人で抱え込んで苦しくなってしまいます。
また、そうした助けが必要な様子も見せないため、周りからは全く問題がないように見られ、これもまた一人で苦しむことがあります。
もちろん、その一方で「誰も分かってくれない、自分のことなんてどうでもいいんだ」という仄暗い思いが横行します。

また、ちょっと似てますが、お願いができない、というのも問題です。
これもまた一人で何でもやろうという態度になるのですが、どんどん抱え込んでいきます。
でも、どれくらいいっぱいいっぱいになっても頼むことができないので、どんどん負担ばかり大きくなり、やがては潰れてしまいます。
もちろん、一人でやることは大切なのですが、できないところはそれを認めて誰かに委ねる方がずっと簡単に物事は進みます。
一人でやるには限界があります。
その限界を越えられないところで大きな問題が生まれます。

また、プライドが高いということは実は自己中心的な態度を取ってしまう、ということ。
プライドが邪魔して謝ることができなかったり、踏み込めなかったり、遠慮してしまったり。
ビジネスでもパートナーシップでも、自分の痛みやエゴよりも相手を大切にすることを学ぶ必要に迫られます。
しかし、プライドの高さによって、どうしても自分にしがみ付いてしまうのです。
そして、大切な人を失ったり、傷つけたりしてしまうのです。

自分のプライドよりも大切なものってありますよね。

プライドのルーツは心の傷です。
だから、プライドが高い人はそれだけ傷ついてきたのです。
もちろん、そのことに気づかない人もいます。

自分を癒せば癒すほど、プライドは低くなっていきます。

一方、プライドを越えさせてくれるものは情熱です。
誰かのために、何かのために、という情熱がプライドを吹き飛ばしてくれます。

あなたが熱くなれるものは何でしょう?
好きなこと、心から楽しめるものって何でしょう?

そういうものを探してみるのも一つの手ですね。

また、普段からプライドを崩すために何かしら「怖いこと」「恥ずかしいこと」をしてみてもいいです。
思いきり派手な服を着て周りの注目を浴びてみる、
笑顔で道を歩いてみる、
買い物をするときに大きな声で「ありがとう」って言ってみる、

ちょっと「変」だな、と思えることをしてみるのはとても効果的です。

そうして恥を越えて行くこともまた、プライドを手放させてくれます。

自分の可能性を広げるために、はたまた、本当に大切にしたいものを大切にできるように、プライドを手放していきたいものですね。

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