目標が制限になることがある。



例えば、「年収1000万を目指す!」という目標を掲げた場合、逆にそれが足かせとなってしまい、1000万円以上稼げない、という事象が起こることがあります。
もちろん、プロセスの途中で「上方修正」して、「年収2000万」に格上げしてもいいのですが、逆に「1000万」という設定が「1000万」の仕事しか引き寄せられなくなったりもするのです。


ある方は子供時代から病弱で、入退院を繰り返してきました。
そういう方にとって「ふつうに健康であること」が最大の目標です。
そんな方が20代も半ばを過ぎて病状も落ち着き、いわゆる「ふつうの生活」が送れるようになったとき、ふと不安が襲ってきたんです。(それがカウンセリングを受ける大きな理由の一つ)

「次に私、何をしたらいいんだろう?」

それまでは「ふつうの生活」が目標だったから、それが達成されたときに次の目標がなくなってしまったのです。
「その先」は想定してなかったんですね。

だから、「幸せな結婚」とか「子供がいる家庭」という目標をそこから作っていくことにしました。(ちなみに今彼女はその二つとも叶えていらっしゃいます)

もし、「ふつうの生活」が目標で、それを達成して、先が見えないと、私たちはとんでもない状態を作り出します。

それは、再び「ふつうの生活」が目標になる状況、すなわち、病気(怪我)を引き寄せてしまうのです。

「借金が事業のモチベーションになる」という経営者の方にもよくお会いします。
そういう方は借金の返済が見えて来ると、また新たな借金を抱えます。
それがモチベーションだから、借金が無くなることでモチベーションが低下してしまうことを怖れるのかもしれません。

ふつうの生活が見えてきたら、より健康的な生活を、
借金の返済が見えてきたら、無借金で良好な経営環境を目指してもいいのです。

皆さんの周りを見渡してみて、今の自分からすれば低すぎる目標を引きずっていませんか?
それが案外足かせになっていることもあるやしれません。

また、今目標のある方は、それにワクワクしていますか?
ワクワク感が無くなると、心は「あ、もう、ええんや」とその目標を流してしまいます。
改めて確認してみてはいかがでしょうか?

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