【out of 愛され本】男が未来志向で、女が過去にこだわる理由。

「もう済んだことは忘れて、これからのこと、考えよう」
「また都合のいいことを!ちゃんとどうしてこうなったのか整理しなきゃ、先のことなんて考えられない」

男女の違いでとてもよくある「未来志向の男と、過去にこだわる女」。

男性からすると、なんで女性はそんな昔のことまで詳細に覚えているのか怖れを抱きますし、女性からすると、なんで男性はそんな都合よく過去を忘れられるのか信じられないわけです。

この本を読んでいただいた感想に「この話を読んだときに、まさに私たちのことだ!って膝を打ったんです。ほんと男と女って違いますよね」という声がありました。


女性は過去の積み重ねが今であり、未来である、と捉えます。だから、未来のことを考えようと思えば、過去のことをきちんと向き合わないといけない、と思います。
「線」で時間軸を捉える傾向があるんです。

でも、男性は過ぎたことはしょうがない、次から改めればいい、と意識を先に向けます。
「点」で時間軸を捉え、過去を振り返るのは意味がない、とすら思います。
だから、「次からはちゃんとするから」と言って、すっかりその言葉を忘れて同じミスを何度も繰り返します。

女性は長らく「家」を守ってきました。
だから、家庭内の変化についてはとてもよく観察しています。

うちの奥さんも娘が熱を出す兆候をよく分かっています。
「目をパチパチさせて、ぼーっとしてるから、きっと具合が悪いんだわ。明日、学校休ませるわ」と言います。

私としては、言われてみればそうだな、と思うのですが、過去にそういうことがあったということをすっかり忘れているので気付きません。
むしろ、奥さんの言葉を受けて「じゃあ、病院を予約しておいた方がいいんじゃない?」といった“先”のことを考え始めています。

そんな風に女性は過去のことをよく覚えていないと家庭や身近なコミュニティを維持することができません。

一方男性は長らく外で食物を獲ってきて、争いいから村や家族を守ることが主な役割でした。
その際、過去のことにこだわっていては家族を飢えさせ、守れないわけです。

「昨日みたいに一匹も魚が釣れなかったらどうしよう・・・」とネガティブになってしまってはいけないんです。
「昨日は昨日、今日は今日さ。きっと今日は大量だぞ!」くらいの切り替えができないとダメだったわけです。

「隣の国の軍隊は強いけど、そんなもの過去のデータだろ?気にするな!」と鼓舞できなければ、とても向かってはいけないわけです。

そうした社会的な必要性から、男性は未来に、女性は過去に意識を置くようになったのです。
だから、主に女性が問題を発見し、男性が問題を解決する、というのが役割分担になってバランスが取れるんです。

ただ、現代になると女性の社会進出や、男性の家庭回帰の傾向から、若干、意識も逆転し、過去にしがみ付く男性が出てきたし、「済んだことはしゃあない」とすぐに未来に意識を向けられる女性も増えてきているようです。

●「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」好評発売中です(^^)
頑張らなくても愛されて幸せになる方法

男と女の心理学


関連記事