『付きまとう「過去」という亡霊から抜け出す方法』


私たちが体験することの多くは「過去」の影響を受けています。
まったくもって「初体験」ということはなかなかないんじゃないでしょうか?

この間の土曜日、私、テレビへの生放送生出演という初体験をしてきました。
確かにテレビでは初体験でしたが、何年か前に東京のFM局でもっと長い時間生放送に出演した経験がありましたし、電話での出演は何度かありましたから、その「過去」のお陰でそれほど緊張せずに済みました。
「自分らしくいればいい」という「過去」の学びもありましたし、できるだけ楽しむことを選択できました。


前に失敗したことを改めてしなきゃいけないときは強いプレッシャーを感じますし、今までうまく行っていると案外今回も大丈夫って思ったりもしますよね。

生放送と言えば、以前、ラジオに電話出演させて頂いたときに、DJの方のアドリブにうまく反応できなかった経験があったんです。それは今思い出してもすごく悔しいのですが、その経験は「僕はアドリブが苦手!」という思い込みを作るんです。
だから、台本通りに進むことを期待するようになるんですね。
(ふだんアドリブオンリーの仕事をしているのに不思議なものです!(笑))

恋愛がうまく行かない、仕事のモチベーションが上がらない、などの問題も「過去」の影響を受けていることが多いんです。

特に一度ネガティブな印象が付いてしまったジャンルについては、その思い込みの強さからなかなか脱却できないことも少なくありません。

過去、対人関係でうまく行かなかった経験を引きずって「自分は人と接するのが苦手だ」と思っていると、そのイメージを払しょくするには“相当頑張らないといけない”と思いませんか?

“相当頑張らないと”という思いがまた、「それだけ対人関係は難しいんだ」という思い込みを増長させるので、それゆえ、なかなか良くならない、という思いに至るのです。

そういう思いで日常を眺めてみると、ほんと様々な点で「過去」の影響を感じると思うのです。

特に女性は過去のネガティブな出来事を忘れない傾向にあるそうです。
元来、家を守る、家族を守る、ということが主な仕事であった女性は、過去にあったネガティブな出来事を忘れてしまったら同じ過ちを何度も繰り返してしまいますから。
(この食べ物を食べて子どもが熱を出した、あの人はすぐに人のあら捜しをする、等)

だから、男性よりも女性の方が過去に束縛されやすいと言えるかもしれませんね。

過去は過去、と割り切る勇気が必要です。
「前にここで失敗した」と思っている瞬間、あなたの意識は「過去」に飛んでいて、「今」にはありません。

皆さんもつい「過去」という亡霊に付きまとわれていませんか?

今にしか生きられない私たちは、過去を割り切って「今」に生きることが大切だと思うんです。
そのためにも「今できること」を探して取り組むのが一番いいことだと思うのです。

今、できることは何だろう?
今、自分に何ができるだろう?

この間のテレビに出演したとき、「アドリブが苦手」という過去の思いを払しょくするためにしたことは、常に自分らしくあろうとしました。自然体で。
すると「ダメならダメでしょうがないし、できることをしよう」という思いが生まれてきて、すごく楽になりました。

頑張るのとは逆に力を抜く方がうまく行くみたいです。

「今、できることは何だろう?」って声に出してみてください。
手元足元を見つめ、周りを見つめ、今できることを探してみましょう。
そして、それをやってみるんです。

そうすると徐々に過去から脱却できるようになっていくでしょう。

心理学ミニ講座

 

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