カウンセリングは予約した時点からすでに始まっていて、終わった後もまだまだ続くのです。



カウンセリングやセミナーに来られる方で、よくこうおっしゃる方がいるんです。

「今回のカウンセリングはあまりネタがないなあと思っていたら、1週間前、事件が起こったんですよ・・・」

「今までの問題も大丈夫になったのでキャンセルしようと思ったら、こんなことがあって・・・」

「カウンセリングを受けるといつも何かが動くんですよね。1週間以内に必ず何かがあるんです。」

キャンセルさせないために、裏で手を回して旦那さんに暴れてもらっている、ということはないんですけどね・・・たぶん・・・(笑)


カウンセリングやセミナーって、その2時間だけ、1日だけのことではないんですよね。

私たちのマインドはよくできたもので、何かのアクションを決めたり、行動したりする(決めることも行動の一つですが)と、それに見合う反応を起こします。

その人にとってカウンセリングが「癒し」「解決」「安心感」「解放」等の意味があるならば、カウンセリングの日に向かい「癒したいテーマ」や「解放したい感情」を準備し始めます。
そして、カウンセリングを受ければ、癒しが起こり、感情が解放されるプロセスが日常に戻っても引き続き起こるわけです。

連続した時間の流れの中に「カウンセリングの2時間」「心理学ワークショップの4時間」「1DAYワークの1日」があったりするんです。

実際、一昨日「もし、○○だったらどうするだろう?~イタコ式問題解決法~」というブログを書きましたが、皆さんが何か問題が起きたとき「根本さんだったらどういうかな?」と想像したりしませんか?

そういう風に想像した時点で、その時起きた問題ってその時点で手放してるんですよね。(根本に手渡しているんです)

すなわち、そこでバーチャルカウンセリングが行われてるんです。もちろん、無料です!(笑)

「あ、きっと根本さんだったら『それはしゃあないですよ』って言うだろうな」と思ったら、きっと私に言われたかのようにマインドは反応すると思います。
ホッとしたり、ま、いいか、と思えたり、いつものように「でも、、、」って言いたくなったり(笑)

だから、カウンセリングを予約する、というアクションだけで、もうすでに心はカウンセリングを受ける準備を始めているんです。

旅行が決まれば、スーツケースを用意したり、デジカメの電池残量を確認したり、足りないものを買いに行ったり、現地のガイドブックを読んだりしますよね。
旅行から帰ってくれば、写真を見たり、友達に話したり、お土産を渡したりしますよね。

それと同じことがカウンセリングでも起こっているわけです。

「予約が取れただけでなんかホッとするんです。それで、もう受けなくてもいいかな、って言うくらい気分が軽くなることもあるんです。」

これって最高に嬉しい言葉です。

もっとたくさんの皆さんにそう思っていただけるように、また精進していこうと思います。

心理学ミニ講座


あわせて読みたい