意外(!?)な才能。



カウンセリングでお話を伺っていると、本題と関係ないところが気になることがあります。
昨日も「お話、うまいですよね?すごくまとまってるよね?筋が通ってるし、説明も理に叶ってるし、すごく聞きやすいです。」と全く本編と関係ないところにツッコミを入れてしまいました。
それで「ストーリーテラーの才能、あるかもよ!」って。

ストーリーテラーはそのまま「物語を話す人」で、表情やボディランゲージも含めた表現力や話の構成力、惹きつける言葉選びなどが上手な人で、実は私の師匠たちも大いにこの才能を発揮してる方々なのですね。


ま、本編とは関係ないところをいきなり指摘されたりすると「はっ?」という反応になってしまうんですが、しかし、“才能をもって問題を解決する”ので、そこから本編へと話を繋げていくことができるのです。(そんな私もストーリーテラーの才能を少々有しているわけですね。)

しかし、仕事のことで、夫婦や恋愛のことで、家族のことで、性格のことで悩んでいたとしても、「その人」は表情、話し方、声質・トーン、ボディランゲージ、ファッション、メイク、目線、雰囲気等々に如実に現れています。
そうすると、「あなたはこんな長所がありますよ。こんな才能があると思いますよ。」と言えてしまうんです。

#もちろん、その才能が「合ってる?合ってない?」かどうかは分かりません。でも、ご本人が「そういえば・・・」とピンとくるところがあればいいと思っています。才能を発揮することは自分らしく生きることですから、とても大切なことなのです。

例えば、夫婦の不仲に悩む奥さん。とても話し方がハキハキしています。そして、あちこちに気が利く様子がその態度からもうかがえます。
彼女の「どうしたら夫とうまくやれるでしょうか?」という質問に、
「それはゆっくり考えて行くとして、どうしても聞いてみたいことがあるのですが、いいでしょうか?」
と返したことがありました。
「え?あ、いいですけど?」と答える彼女に、「奥さん、今、仕事なさってますか?」と私は聞きます。
「え、今はしていませんけど、なぜでしょうか?」という彼女に、
「もし、してみたいお仕事があるのでしたら、すぐにでもしてみるといいですよ。もしかしたら、ご主人との関係も、お仕事することでいい方向に向くかもしれません」
なんてアドバイスをしたことがあります。

話をさらに伺えば「本当は仕事がしたかったのだけど夫の希望で専業主婦になった。人と会うのは好きなので、家でじっとしているとストレスが溜まる。」とのこと。
「そりゃあ、そうでしょうね。ご主人に反対されても、お仕事始められる方がいいですよ」と念を押しました。

その後、彼女は以前していた接客業に復帰して、さらに明るくイキイキした雰囲気を振りまいていました。
自信を取り戻したようでご主人との関係もぐっと良くなり、余裕も生まれていました。

問題があるとなおさら客観的に自分を見つめることができません。
問題がないときも才能って自分にとっては「当たり前」なことが多いので、なかなか気付けません。
昨日の彼女も「え?そうなんですか?」と少々意外に思われていましたしね。

カウンセラーって“他人”ですし、より客観的に見つめられる立場にいますから、案外、そういうところに気付きやすいのかもしれません。

皆さんも自分では気づかない“魅力”“才能”を振りまいて生きてらっしゃるのかもしれないですよ(^^)

「○○さんは本当はもっとわがままな方がいいと思うのですよね~。本来、すごく自由人なんじゃないでしょうか?」

「○○さんって、ほんとは我慢ができない人でしょう?そんな人が今のような仕事環境にいたら、そりゃあ、やられちゃいますよ。」

「○○さんはよく人のことを見てますよね。だから、しんどいかもしれないけど、サービス業は向いてるんです。そのやり方、働き方を変えるともっとフィットすると思います。」

そんなお話をこれからも“本題とは関係ないところで”させていただくかと思います。
そんな意表を突く(?)アプローチも楽しみにして頂ければ、と思うのです。

心理学ミニ講座

あわせて読みたい