“その気”になるまで待つ。



「本当はもう動かなきゃいけないんですけどね・・・」

そういう言葉を耳にすることも多いです。
・仕事で新しい方向性を見出さなきゃ(新しいことを始めなきゃ)
・転職活動を本格化させなきゃ
・婚活しなきゃ
・離婚に向けての話し合いをしなきゃ
・興味あるスクールへの申し込みをしなきゃ

動きたくないのは明白なわけで。

「動かなきゃいけない」というのは「思考」の判断。
すなわち、心は「動きたくねえ」と言ってるわけで。


そこはまず、その心の声を聴いてみませんか?というのが提案なのです。

疲れてる場合もあります。
自信がなくて、怖れがいっぱいの場合もあります。
直感で「まずいぞ」って感じている場合もあります。

「動きたくない」と言うからにはそれなりの無視できない事情があると思うのです。

そこで無理に動くのは、ずるずると超重たい荷物を引っ張るのと同じです。
モチベーションはなかなか持たないと思います。

とはいえ、現実的には難しいケースもありますよね。

先日も経営者の方をカウンセリングしていました。
プライベートなことでのご相談がメインだったのですが、仕事のことも少し相談して下さったんです。
「喫緊の課題なんですよね。しかし、どうも、私の心が動かないのですわ」と。

それは「Noって心が言ってるんですよね?」と言うと、「重々承知なのだけど、従業員のことを考えたら、やはり私が動かなきゃならんわけです」と。

喫緊と言っても今月末とか迫られているわけではないので、彼には日々瞑想を採り入れることを提案してみました。

朝と晩、自分の心と向き合う時間を5分~10分作ってください。
そこで、自分の心の声を聴いてあげてください、と。

元々瞑想には興味をお持ちだったようで「それはやる価値ありますね」と“その気”になってくださいました。

私が知る限り、「心」はその気になったら勝手にあなたを動かします。
そのように急かします。時には問題を吹っかけて動かざるを得なくすることもあります。

信じるに値する奴、と私は思っています。

だから、奴が動きたくない、というのは、それなりの事情があってのことで、決して怠けたいだの、能力がないだの、価値がないだの、そんな存在ではないのです。

だから、結局は私、“その気”になるまで待ちましょうよ、という提案が多いと思います。
勝手に動き出しますから、と。

「そんな呑気な」と思われた方こそ、「待つ」ことを学ぶ時期かもしれませんね。

その間は、できるだけ心の声を聴いてあげてください。

『全然こっち向いてくれへんやん!』と拗ねてるかもしれませんよ。
そしたら、「ごめん、ごめん」とご機嫌を取るところから始めてください(笑)

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