自分らしく、私らしく、、、カウンセリングでもよくテーマになるこのお題。
ちょうど木村の心理学講座での連載もスタートしましたが、僕のカウンセリングの中でも最近、よく話題にでます。
しかし、さらにそれを究極の表現に昇華させると・・・
「変人は変人らしく」
という表現になるのです・・・。
僕はむしろ「私らしくいましょう!」と伝えるよりも「変人は変人らしくいましょう!」という方がインパクトかつ効果があると思っているのですが、いかがでしょうか?
私らしさ、というのはあなたの個性を表します。
それが良いのか悪いのかは社会が決めることですけれど、少なくても、それはあなたのパーソナリティの一部を確実に構成しているわけです。
(難しい言い回しを使ってますが、要するに、良い悪いに限らず、「私らしら」は個性である、ということを言いたいのです)
だから、私らしさというのは、他の人との違いであることが多いんです。
だから、「変人」という表現になるんですね。
もちろん、いわゆる変人さんというのは、人とは違うところがたくさんある人で、とても個性的な人を指すわけですが、そこまでとは言わずとも、私達全員がその変人の要素を確実に持っていると言ってもいいのではないでしょうか?
だから、「変人は変人らしく」という表現になるのです。
特に人目を気にしたり、元々個性的だったのにトラウマなどでそれを封印してしまったり、自己嫌悪が強いと自分の個性を徹底的に消そうとします。
まるで忍者が気配を消すように生きてる人も少なからずいらっしゃいますね。
そういう方が思い切って自分らしさを表現するとき、それは「そっか、変人なら変人で良いんだ」という許可が下りたときなんです。
だから、そういう言葉がぴったりクライアントさんにヒットしたときは、一気に表情が崩れてホッとしたような顔になられます。
「そう、それが本当の表情なんだよ、その気分が本来のあたしの心の状態なんだよ、そういう風に生きて良いんだよ」
なんてメッセージが次から次へ沸いて出てくるんです。
・・・。
そんな【変人は変人らしく】という話を、ここ1,2週間で、何度したかな・・・。
皆さんも、ちょっと思い切って、アタシは変人なんだ・・・それでいいんだ・・・と思ってみてください。
心がスーッと軽くなるかもしれません。
え、それって投影?
って僕ってそんな変人なの???