「うまく話せないとき(2)」



あなたにとってうまく話せる、とはどのような状況でしょう?

もし、うまく話しているイメージができるのならば、それを目標にしてみることをお勧めします。
目標・・・というのは今できることではなく、そこに向かうことを意味しています。
そして、その上で「あなたなりの」うまく話せる方法を考えてみるのです。


多くの人にとって「うまく話せる」ということは、「伝えたい事をちゃんと相手に伝える」ということだろうと思います。
では、その方法にはどんなものがあるのか、をまずは考えてみませんか?
言葉で伝えるのが良いのでしょうか?
文章ではどうでしょう?
メールは?
それとも手書きでよいでしょうか?
あるいは信頼できる人に伝言するのはどうでしょうか?

もし、「相手にきちんと伝える」ということを最優先にするのならば、必ずしも、あなたが話すだけが答えだとは思えないんですね。
あなたの意を汲んでくれる誰かがいれば、その人に託してみるのも大切な事なのです。

私達はつい頑固になって一つのやり方に固執してしまうことがあります。
頑固になるということは、視野を狭め、選択肢を少なくしてしまうことを意味します。
ケースバイケースではありますが、あなたが「うまく話せない」と感じたとき、果たして自分が考えている方法が本当にベストなのかどうかを再検証してみるのも一つの手ではないでしょうか?

あなたにとって「うまく話せる」という意味を掘り下げてみる事で、この問題を手放せることは少なくないのかもしれません。

心の処方箋


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