3/11 名古屋・心理学WSのフォローアップ


ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
参加されていない方にもできるだけ分かりやすいようにさせて頂いているつもりですので、どうぞお時間のある時にお楽しみ下さい。

心理学ワークショップ(名古屋)
2006/3/11(Sat)『与えることと受け取ること~人間関係向上のヒント~』
2006/3/11(Sat)『癒しの手法を学ぶ~“感謝”の力を知る~』
名駅・中小企業センター


* * *

【質問・疑問】

Q.人と会わない/会えないときにも与え上手になるための練習というか、訓練というか、・・・ありますか?

A.“与え上手”というのは、簡単に言ってしまえば、自分の中にある「~してあげたいなあ」という気持ちと、相手の気持ちに配慮できる態度が上手にできる人のことでしょう。
ですから、
・誰かのために何かしてあげることはできないかなあ?
・○○さんが喜ぶことって何だろう?
・目の前の人に何かできることってないだろうか?
という目線でいることが与え上手になるための秘訣と言えるのではないでしょうか?
ワークショップの中でもお話したかもしれませんが、こういう練習は始めのうちは利害関係の無い人に対してやってみる方がやりやすいですね。
(家族とかパートナーとか身近な人だといろんな感情が出てきやすいですから、電車の中や道行く人などに対して上に紹介したことを想像してみるだけでもいいですよ)

Q.自分の感情に捉われずに相手の感情に注目できるようになるには?

A.まず、自分が何を感じているのか?何を思っているのか?をリアルタイムにきちんと把握できる事が大事ではないでしょうか。
これが難しいことですので、普段から
「自分は今何を感じているんだろう?どんな気持ちなんだろう?」
って心に着目してみると良いと思います。

そうして自分が感じていることにフォーカスできれば、相手の感情もきちんと注目してあげられるようになっていくと思います。

でも、そうした相手を尊重する心がけをもてることがとても素晴らしいことですね。

両親には感謝や安心を与えたいのに、相手のコントロールにはまってしまいそうで、素直にできません。どうしたらうまく行くのでしょうか?

A.感謝したい、安心させてあげたいという気持ちはとても素晴らしいものです。
でも、コントロールにはまってしまいまそうということは、それだけ過去の関係性で傷ついて、怖れを感じてしまっているのかもしれません。
感謝するにも、安心させてあげるにも、相手に対して怖れや不安をはじめ、緊張や警戒心、猜疑心などがあったら与えたくても差し出せなくなってしまいますね。
まずはご両親に対して今素直にどんな気持ちがあるのかを見つめてみてはいかがでしょうか。
もしネガティブなものがあれば、それを少しでも解放して余裕を作ってあげることが大切だと思います。

大人になると「相手を許さなくては」とか「親には感謝しなければ」という“観念”に縛られて思考が先行してしまい、感情がついて来ない場合も少なくありませんね。
焦らずにじっくり参りましょう。

Q.与えるときにどうしても見返りを気にしてしまいます。それで相手に悟れらてしまうかな、と思って与えることが難しいです。

A.「見返りを求めてはいけない」と思うとどんどん苦しくなってしまいますね。
欲しいものを「欲しい!」って言えることも大切な事なんです。
だから、その見返りとして欲しいと思うものもきちんと認識してあげましょう。
それを認めてあげるだけでもニーズ(欲求)から解放されて、より与えやすい環境を作ることができるんです。
その方が素直に「喜ばせてあげたいな~」という気持ちになれますね!

Q.与える気持ちがあって、すぐにでも与えたい、力になりたい、できることをしたい、と思っているけれど、それを相手が求めているかどうかは気にしなくてもいいのでしょうか?

A.いいものを与えたいと思っても、相手がそれを望んでいなければ迷惑を与えてしまうことになってしまいますね。
そういう時にコミュニケーションが使えます。
「~してあげたいんだけど良いかな?」という風に。
その答えがほんとうでも嘘でも、それは信頼してあげる方がいいですねー。

もし、そういうコミュニケーションが図れない相手だとしたら、「No」と言われたり、受け取ってもらえない覚悟をして与えてみましょう。

痛いですが、拒絶するのも選択肢の一つですから、それも尊重してあげられるといいですね。
でも、そこまで覚悟ができないと多くの場合、与えるよりも押し付けになってしまうかもしれません。
自分がどんな気持ちで、何を望んでるのかをできるだけ掘り下げてみてから与えてみましょう。

とはいいつつ、迷惑になるかも・・・と謙遜しすぎたり、引き過ぎるのも問題なので、バランス感覚が難しいですね。

Q.感謝できない相手、許せない感情が悪い事ではないとは分かったが、新たに生まれる“どうしよう”という感情はどう処理したらいいのか分からないです。

A.“どうしよう”というのは“不安”ということでしょうか?
今まで感謝しなければ、許さなければ、といったいい子、いい人でいようとしたことってありませんでしたか?
あるいは何か良い方向に考えようとし過ぎてしまったりしたこととか。
今まで頑張ってきた部分の力が少し力が抜けて“どうしよう”という気持ちが出てきたのかもしれませんね。

ネガティブな感情もまずは受け止めてあげることが大切です。
しばらく“どうしよう”って気持ちを見つめてあげてみましょう。
どんな風に動いていくのか、より強くなったり、消えていくのか、あるいは別の気持ちを誘うものなのか等々。
ボランティアなどの無料カウンセリングでもよいので、誰かに話を聞いてもらうとより整理しやすいかもしれません。
今まで隠れてた気持ちが浮上してきたとしたら、それもまた新しい世界の扉を開くものだと思います。

Q.「ありがとう」よりも「ごめんね」をよく使うことに気付きました。何かお願いしたときも、ありがとう、よりごめんねーとお礼を言ってます。何か問題ありでしょうか?というか、なぜなのでしょうか?

A.「ごめんね」だけでなく「すいません」と言ってしまうことも少なくないかもしれません。
何も言わなかったり、してもらって当然という態度よりは「ごめんねー」という一言があった方がはるかにマシですよ。
でも、「ごめんねー」よりも「ありがとう」の方が、さらにいいと思うんですね。
口癖のようになってしまってると思いますが、ちょっと意識して使い分けてみるといい効果が実感できると思います。

なぜ「ごめん」と言ってしまうかというと、「ごめんなさい」というのは謝罪の言葉ですから、「~してもらって申し訳ない」というニュアンスを含みますね。
だから、ちょっと受け取りベタなのかもしれません。
(してもらうことに感謝の気持ちだけじゃなく、罪悪感や無価値感が入ってしまったり)
謙虚さ、謙遜から、そういう気持ちが出てくるのかもしれませんね。
でも、「ありがとう!」の方が、素直な感謝の意ですから、もっともっと受け取れますね!

Q.今までまっすぐ受け取ったことがないので、どうしたら受け取れるようになれるのか分からないです。

A.まずは、今与えられているものに「ありがとう」と言えることから始めましょう。
それだけでも随分変わっていくと思いますよ。
例えば、職場や友達などの関係の中で、何か「ありがとう」を言える機会がないかを探してみるのもいいでしょう。
それもまた心を明るく照らしてくれるものかもしれません。
焦らず、じっくりやりましょうね。
そして、できない自分を責めなくてもいいですからね。

Q.滞った関係の人、別れた人に感謝の気持ちを示すにはどうしたらいいのでしょうか?

A.直接伝えて、受け取ってもらえる機会があればいいのですが、そうでないケースもたくさんあると思います。
でも、大切なのはまずはその気持ちを持つことだと思うんです。
例えば、その人に渡せなくても感謝の手紙を書いてみてはいかがでしょうか?
今まで気付かなかった気持ちに気付けたり、前向きな変化が訪れたりするかもしれません。

【ご意見・ご感想】

○人に与えることに集中してみたら、いっぱい受け取れた。
○相手の価値を見るセッションでは「もっと褒めて~」と思いました。
○先生の講義は楽しくよく分かりました。初めてお会いしたという感じがしませんでした。
○イメージがより明確にはっきりしました。
○きつーいテーマだなあ、と思いつつ出たけれど、出てみて良かったです!!
○感謝できない相手、許せない感情が悪いことではないと知ったことが大きかった。
○今まで目をそむけていた問題が見えた
○今回のテーマでまたやって欲しいです。
○受け取ること、与えること、感謝は自己嫌悪を癒してくれるもので、とても大切なものですね!
○人の力を感じ、借りることを知りました。心が少し温かくなりました。
○アットホームで入りやすかった。] ○自分ひとりだけ悩みがあるのではないと気付いたこと
○濃密な時間を過ごせた。
○初めて会う人にも心を開いてコミュニケーションをとることができた。
○始めいきなり受付でお金を扱っていらっしゃったのでびっくりしました(笑)講師=スーツみたいな印象があったので。

 ⇒Ans.お手伝いしてくれるスタッフがいるときには任せますが、そうでないときは受付も講座も片付けも一人でします(講座は当たり前ですが(笑))。しかも、うちの講座ではスーツは着ませんのでビックリされる方も少なくないですね。

○理加さんはいつ復帰されるのですか?

 ⇒Ans.今はまだ子どもに手がかかる状態でもあるので「いつ」というのははっきりしてないんです。でも、少なくても幼稚園に行くまでは傍にいてあげたいので、もうしばらく先になると思います。

以上です。
ありがとうございました!!

ワークショップのフォローアップ&テキスト集

関連記事