6/11 大阪・心理学WSのフォローアップ


たいへん長らくお待たせしました。
1ヶ月も過ぎてしまいました。

6/11の大阪での心理学ワークショップで頂いたアンケートにお答えさせていただきます。
参加されていない方にもQ&Aとしてご利用頂けるように分かりやすくしているつもりですので、お時間あるときにお楽しみください。

*大阪・心理学ワークショップ*
2005/6/11(土) 18:30~20:30
『表現力を身につけよう!~伝える/伝わるコミュニケーション~』
淀屋橋・大阪市中央公会堂・第4会議室


* * *

<ご質問>

Q.感情に走ってしまう方なんですが、心に余裕を持つ方法ってありますか?

A.感情に走ることって悪いことではないと思います。
ただ、心に余裕がないと暴走したり、悪循環に陥ることが少なくありませんよね。
それでたくさんしんどい思いもされてきたのではないでしょうか?

考え方としては、そうした自分の感情(情熱といってもいいと思います)を良い方向に向けてあげることです。
たくさんのエネルギー(活力)の源をたくさんお持ちだと思いますから、それを「生かす」発想ですね。
感情に振り回されないように押さえ込むよりもずっと健康的なアプローチだと思います。

そのためには心に余裕を持つことも大切なことですよね。
僕がよくご提案しているのは「自分が気持ちいい、楽しい、嬉しい、好きだ!」と思える時間を増やすことです。
自分が心から楽しめること、喜べることがあると、心が活性化してどんどん余裕が生まれてきます。
だから、もし今充実していない何か、あるいは心に引っかかっている何かがあれば、それを外していくことも一つのアプローチですね。
カウンセラーでもいいですし、誰かに自分の話を聞いてもらうことも素敵なアプローチです。
感情は感じてあげれば解放できます。
人に話すことは「放す」ことにも繋がります。
一人で抱え込まずに相談できる誰かがいることを知っているだけで、ずいぶんと余裕が生まれてくるのではないでしょうか?

心に余裕を持つアプローチについては、カウンセリングでも非常によく扱うものです。
以前、心理学講座にて心の疲れを癒すには?~心に余裕を持つ考え方~をご紹介しました。
機会がありましたら、目を通されてみてはいかがでしょうか?

Q.感情的になり過ぎて、自分を見失ってしまわないようにするには?

A.先ほどのご質問と似てますが、自分を見失うくらい感情的になり過ぎるということは、普段から感情を抑えがちに生きていらっしゃるのかもしれません。
だから、日常生活の中での心のケアはとても大切ですね。
もっと自分に目を向けてあげましょうね。

その時、ネガティブな感情を見つめるだけでなく、自分が好きなこと、楽しいこと、面白いことにもチャレンジしてみると良いですよ。

そうして「地に足を着けること」を自分なりに学んでみてはいかがでしょうか?
地に足を着ける、というのは、言い方を変えると自分の感情と上手に付き合えるということです。

それから感情的になれることは必ずしも悪いことではありません。
その情熱を向ける先が良い方向ならば、人生はずっと楽しく面白いものになります。
自分にはそんな可能性があることを忘れないでいて下されば、と願っています。

Q.苦手な人にたいして、顔を見ただけで「怖い」と感じてしまい、固まってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

A.苦手な人だと心が緊張して、固まってしまいますよね。
まずは、その怖れを感じている自分を認めてあげましょう。
そんな自分をどこか否定的に、批判的に見ていませんか?
そういうネガティブな視線で誰かに見られるのは嫌な気分になるでしょう?
これは自分自身に対しても同じで、自分を否定的に見てしまった分だけ、心は頑なに閉じていきます。

だから、怖がっている自分を許してあげることが最初のテーマになります。
そういう自分を受け入れ、認め、許してあげられると自然と力が抜けていきます。

そして、続いて「どうして怖いんだろう?どうして苦手なんだろう?」という点に着目してみてください。
その人との間にまだ解消されていない問題(痛み)があるのかもしれないし、あるいは、その人に似た人との関係で傷ついたことがあったかもしれません。
これは自分を振り返る良い材料になると思いますので、一度時間をとって考えて見られてはいかがでしょうか?

苦手な相手とうまくやろうと頑張るよりも、苦手なりに付き合える自分になることを目標にすることが大切だと思います。

Q.自分がしたい(自分が得意な)表現方法と相手が求めている表現方法が違う場合、自分と相手のどちらを優先したらいいのか分からないのですが?

A.もし自分に余裕があったらどうすると思います?
自分の心をメンテナンスすることが大切なのは、こういう異なるケースにも対応できるからですね。

違いを受け入れるには自分にも抵抗がありますが、相手にも同じように抵抗があります。
そうするとやり方の争いになってしまって、話の本線からずれてしまうようになりますよね。

だから、自分に余裕が持てるようになったら、相手を受け入れ、理解してあげる方向に進んでみましょう。

余裕が無いときには「今のあたしは全然余裕ないから、ちゃんと話ができひんねん。1週間くらい待ってくれへん?」ってコミュニケーションも役に立つと思いますよ。

Q.まずは「自分」とのことですが、その自分の気持ちが一番分からないんです。自分を知るにはどうすればよいでしょうか?

A.では、まず自分の心と向き合うことを意識的に取り入れてみましょう。
一日30分でも1時間でもいいので、心のための時間を意識的に作ってみます。
そして、自分の心と対話するように心がけてみましょう。
パソコンやノートに自分の気持ちを書き付けてもいいですし、目を瞑って自分が何を感じているのかをチェックしてもいいでしょう。

その時「答え」を求めないことが大事です。
「何も感じない」ならば、そのまま「何も感じないなあ」って思っててください。
そうすると「そんな私って何か最低だなー」って感じが出てきたり、「かわいそうだな」という気持ちが出てきたり、徐々に感じていることも変化していきます。
(30分とか1時間という長めの時間を設定するのもそのためです)

自分の気持ちが分からないという状態は、きっと心に蓋をしている状態なんですよね?
どうして心に蓋をするようになってしまったんでしょう?
自分よりも誰かを優先してしまう人生だったのでしょうか?

そんな風に過去を見つめ直すことも自分を知る方法の一つですね。
心理学というのは、そういう場面ではとても役立ちます。

それから自分を知るために、自分の気持ちが分かるようになるために「好き」という気持ちを大切にしてみることはとてもお勧めです。
好きなものリスト」をぜひ作ってみてください。

好きという気持ちは私達の心をポジティブな方向に導いてくれるものですね!

Q.人と話をする時、相手が自分をどう思っているかが、いつも気になるのはなぜですか?

A.これは自分に自信が無いとき、あるいはうまくやらなければというプレッシャーが強い時などによく出てくる気持ちですね。
実はこういう風に感じたときは、「相手が自分をどう思っているか?」ということを気にしている自分がいるんです。
で、それが更なるプレッシャーを自分に与えてしまって苦しくなります。
悪循環になってしまうんですよね。

そういう意味もあって今回のワークショップでは「まずは自分」というところを強調させていただきました。
自分が何を感じ、何を伝えたいのか?をまずは明確にすることが大切です。

そのためには、普段から心のケアをするなど自分に意識を向けるトレーニングをしてみましょう。

Q.コミュニケーションに自信がないのですが、これは慣れれば解決できますか?

A.うまくやろうとすればするほど自信がなくなりますね。
というのも、コミュニケーションというのはとても奥が深くて、人が一生をかけて学んでいくものの一つだと思うからです。

ですから、うまくやろうとせずに、経験を積んでみてください。

僕はこういう時にボランティアの電話カウンセリングを使うことをお勧めしています。
カウンセリングもコミュニケーションの良い練習なんですね。
気軽に無料でカウンセラーとお話できるシステムですので、ぜひご活用ください。

それから、誰かと話をした後に「できなかったこと」「うまく行かなかったこと」を探すのではなく「できたこと」「うまく行ったこと」も同時に探してみてください。
これは自分の変化や成長を受け止めるにも、とても大切なことですよ。

Q.人が自分を嫌ってるような気がするのはなぜですか?

A.専門的な見方をすれば、これは「自分が自分を嫌っていることを相手に投影している」という風に見ます。
自分が自分のことを嫌いだと、それを人に投影して、まるで自分が嫌われているように受け止めてしまうんですね。

だから、そこでも人ではなく、自分に意識を向けることが大切です。

でも、自分を好きになろう!とする必要はありません。
「好き」という気持ちは頑張って作り出せるものでもありませんよね。

むしろ、自分が好きなものを探したり、チャレンジした方が、結果的に自分のことが好きになっていきます。

ちょっと勇気の要ることかもしれませんが、自分の中の「好き」って気持ちを是非大事にしてみてくださいね。

それが見つからなければ、自分が好きなもの、好きだったのもを探してみることから始めてみてください。

Q.自分から話しかけるのが苦手で、気になる人がいてもその人に話しかけられるのを待ってしまいます。そして、その人から話しかけられなかったら「あー、この人は自分には興味がないんだなー」と勝手に思い込み、コミュニケーションをとることを諦めてしまいます。あるいは、その人に興味がないフリをしてしまいます。どうやったらこんな自分を変えられるのでしょうか?

A.変えたい!と思えることは素晴らしいことですね。
こうした内面的な問題は、目に見えて分かりやすく解決していくことはなく、気がつけば解決していた・・・なんて感じに纏まります。
だから、「変えたい」「変えよう」「変わるぞ!」という気持ちを持ち続けることがとても大切なんですね。

さて、あなたの中には何か自信を失っている、人に対して怖れを持っている自分がいらっしゃるのかもしれません。
初対面の人には特に話しかけるには勇気が要りますよね。
だから、ついつい待ってしまうことが多くなります。

そこで感じている怖れを乗り越えられるようになることが一番の目標ですね。

そのためには大きく二つのアプローチがあります。
1.怖れを乗り越える練習をする
2.怖れの原因となっている心の痛みを癒していく

1については、コミュニケーションに限らず、「やった方がいいけど、やりたいけど、なかなか勇気がなくてできないなあ」と思っていることがあると思うんですね。
その中で出来るところから克服していくと、怖れに対する自信がついてきます。
そうすると自分から話しかけられるようにも自然となっていくと思うんですね。

どんな問題でも、表面的には違うように見えて、内面(感情的)では繋がっていることが多くあります。
だから、こういう解決方法があるんですよ。

2については、自分の人生を振り返ってみることができます。
今になって苦手意識を持たれたわけではないと思うんですよ。
かつて家族の中で、学校で、プライベートで、職場で、やはり同じような経験をされてきていると思います。

自分を見つめる上で、どうして苦手になってしまったんだろう?という点を見つめ、そこに心の痛みがあれば癒していくことも役立つと思います。

無料のカウンセリングで構いませんので、自分を振り返るために是非活用してみてください。

また、ワークショップなどでは今回のような実習を取り入れるようにしています。
そこで練習されてみるのも良いかと思いますよ。

以上です。

ありがとうございました!!!

 

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