(10/22)講演会にて



実は21日は講演会の仕事を頂いたので名古屋に出かけてました。
しかも、夫婦で。
理加にとっては1年ちょっとぶりの職場復帰なので少々緊張してたみたいですけど、子どもを産んで強くなったせいか、70名の男性を前にしても堂々としたもんです。
帰りの新幹線でも「子どもを産むことを思えば、人前に立つことくらい平気かもー」って言ってました。

心理学にあまり馴染みの無い方々を相手に話をさせていただいたんですが、普段ない刺激や楽しみがあって、僕自身もすごく勉強になりました。
 どうしたら興味を持っていただけるんかな?
 どうしたら楽しく参加してもらえるんかな?
 どうしたらエッセンスを学び取ってもらえるんかな?
そんなことをあれこれ考えるんですよね。
 直球勝負は甘いよなあ・・・
 笑いも必要だよなあ・・・
 共感できるネタってどれだろう?
 どんなテーマに興味を持ってくれるんだろう?
依頼を受けた時点からその試行錯誤は始まるんです。
貴重な時間を割いて来てくださるわけですし、無駄足だとは思わせたくないですもんね。
「心理学って面白いし、使えるなあ」って思っていただくのが目標です。
カウンセリングまではハードルがあっても、本屋さんの「心理学コーナー」で足を止めていただいたり、暇な時間にネットで検索していただいたり、そこが出発点なんですよね。

最近ではだいぶ認知されてきましたが、カウンセリングっていうのはよく「アフリカ人に靴を売るような仕事」と例えられます。
故に、こうした場に立つことは、すごく大切な機会なんですよね。
ただ、2時間話をしてください!て言うんなら、なんぼでも話はしますけど、印象に残る、前のめりに聞いてくれる、そんな講演会を作ろうと思えば、いい意味でプレッシャーをひしひし感じます。
ビッグ・チャレンジです。

講演会の最後の方で、それまで「どんなもんやろ?」って疑いの態度で見てた方々が、こっちをきちんと向いてくださったときは嬉しかったです。

やはりまだまだ未熟で反省すべき点もあるんですが、その分、学ぶ点が多くて次に生かせる経験となりました。

それに、普通ならば足を踏み入れることもないところに呼んでいただいて、あまり接することのないタイプの方々と交流を持てる、そんなところにこの仕事の魅力をまた発見したように思います。

久々に夫婦で仕事をしたこともそうですが、「楽しかったなー、面白かったなー」と思えたので、僕なりにはOKです。
あとは、参加してくださった皆さんがどう思われたか・・・?
不安もありますが、謙虚に受け止めたいと思っています。

チャレンジすることとは、斯くの如き学び多きものかな・・・とちょっと悟ってみました(笑)


あわせて読みたい