(10/13)甘え方が分からない



久しぶりに献血に行って来ました。
ええ、リベンジです。
コレステロール値がどれくらい下がっているかの勝負です。
この2ヶ月間の豆乳生活の成果が試されます。
(結果的に豆乳が意外に美味しく、はまってしまったんですけど。妻に頼んで生協でまとめて購入するに至ってます)

それに400ml献血しましたから、比重はともかく、400gは確実に体重が減ってるはずで・・・(笑)
ま、実際はそんなに影響ないんでしょうけどね。

とはいえ、献血は元々健康管理のためだけでなく、偽善的かもしれませんが、ちょっとした社会貢献の一つとして社会人になってから定期的にしてるんです。
当時勤めていた会社に毎年献血車がやってきてたのがきっかけで。
で、こういうのを一度始めてしまうと癖になるというか、そろそろ献血行きたいなあ~と思うようになるんですよね。
でも、会社員を辞めてからはなかなかそんな時間も作れず、献血手帳の日付を見るたびに「そろそろ行かなきゃなあ・・・」と思っていた次第です。

献血の受付をしてくださってる方や看護婦さんなどは、とても丁寧に応対してくださるんですよね。
こちらは当たり前のことのように思っているので、そこまで丁重に扱ってくれなくとも・・・と思うんですが、そうまでしないと人が集まらないのでしょうか?
今日も「全血液型で輸血用の血液が不足しています」と張り紙がしてありました。

両手には今も針の後が残っていますが、本当に少量のこととはいえ、ちょっと良いことをしたような気分になれるのはお得ですね。

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ここ数日、お客さまから「甘えたいだけど、どう甘えていいのかが分からない」というご質問を何通も頂きました。

皆さん、状況は色々あれど「自立的な」生き方をされてる方ばかりです。

小さい頃、家庭の事情等でなかなか両親に甘えられないと、早く自立して「一人で生きていけるように」自分の人生を設計し始めます。
手に職をつけなきゃ、と思ったことがある人は、その頃からすでに自立し始めてるってことです。
(僕の場合は小学生くらいですね(笑))

それは何も悪いわけではなく、向上心やリーダーシップ、信頼などの成熟した大人が持つ要素を早く学び始めることになります。

でも、その代償として、子ども時代に子どもらしくないと、人との距離を必要以上に開けてしまうようになるんですね。
だから、寂しさや孤独感、空虚感といった感情と長いお付き合いになってしまいやすいんです。

カウンセリングの中で、そんな自立した自分(依存できない、頼れない私)が問題になっているときは、「誰かをあてにすること」「パートナーに甘えてみること」などを提案しています。

そこで、自立的な方はこう思うんです。
「寂しいから、誰かに甘えたいよなあ・・・。でも、甘えるってどうやったらいいんだろう?」

やり方を考えてしまうんですね。

甘え上手な方は、そもそも甘えるって何?とか、どう甘えるか?ということは考えてないはずなんですが、自立的な方は甘えたことがないですから、すごく考え込んでしまうんですね。

それは初めて車を運転するときに、教官に指示されながら、アクセルを確認し、ギアを入れ、クラッチを繋ぎ・・・などと意識的にやってたのと同じようなものかもしれません。

分からないんですよ。
やったことないから。

でも、そこからがスタートです。

分からなくて当たり前。
分からなければどうすればいいんでしょう?

そこで、誰かを当てにすること、甘えることが早速学べるんです。

彼氏がいらっしゃる方は、彼にこうコミュニケーションしてみてください。
「あなたに甘えたいんだけど、どうしていいのか分からない。甘えさせてくれる?」

そうやって彼にお任せしてみるんですね。

そしたら、べたべたしたくなるかもしれないし、猫なで声を出したくなるかもしれません。
ならば、それをやってみたらいいんです。

でもね、最初はたいてい「うわっ、気持ち悪ぅ・・・」って感覚が来ることが多いです。
やったことないことですからね。

甘えるってのも、自分が気持ちよくなければ意味ないんで、寄りかかってみたり、彼に身を委ねてみたりしながら、自分の感じるツボを探してみましょう。

で、初めてやったことって最初は何でもそうですけど、思っていたよりもあんまり良くないことが多いんですよね。
だから、継続が大切です。

彼氏が居ない方、相手の人選には苦労するかもしれませんが、あなたが頼ってみたい人、甘えたい人を思い浮かべてみましょう。
できれば一人じゃなく複数の方がいいんですけどね。

で、その人にやはりさっきのコミュニケーションをしてみましょう。
「○○君に頼りたいんだけど、どうしていいのか分からないの。でも、頼らせてくれる?」

恋人としての甘え方と、友人や先輩としての甘え方はやはり違います。
でも、どちらもあなたの人生を支えてくれる大切な存在です。
しんどいときはお互い様。
助け合える関係に発展できたらいいですね。


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