(9/24)呼び方と関係性



随分と涼しくなりました・・・
夜は窓を開けてるだけで、いい気分になれます。
秋の夜長は・・・といわれるだけあって、最近夜更かし気味なんですよねー。

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カウンセリングをしているとその言葉遣いやトーンなどから関係性や感情などが分かることが多いんです。
特にパートナーシップの力関係などは呼び方である程度想像が付いたりするから不思議です。

ここで言う呼び方とは、彼のことを人に話す場合、ということです。

一般的には恋人のことを人に話すときは「彼氏」「彼」「彼女」という呼び方をすることが多いですね。
また、ご主人が奥さんのことを話す際は「妻」「家内」「奥さん」「嫁さん」、逆に奥さんがご主人の場合は「主人」「旦那さん」「夫」などと表現することが多いと思います。

1.あの子

彼や彼女を「あの子」と呼ぶ方は、相手を下に見ていることが多いようです。
実際に年下だったり、年上でも弱いタイプのパートナーだと、ついつい「あの子」と呼んでしまいます。

これは問題が起きやすい状態でもありますから、実際に彼氏、彼女をこう呼んでしまってる方は注意が必要かもしれません。

2.あの人

恋人の場合は、少し相手に距離を感じてるようですね。
ちょっと遠い目で言ってるような素振りに見えたりします。
不倫関係には多いですね。

また、夫婦の場合も、少し距離を感じていたり、不満や怒りをもっていると、こんな風に表現したくなります。

どちらにせよ、心理的な距離があるように思いますので、相手への気持ちや関係性をもう一度見つめなおしてみると良いでしょう。

3.うちの旦那

不満や怒りを溜めていて、ご主人を少し低く見ていると、こんな呼び方になることが多いようです。
この場合は、自分の気持ちを素直に見ていくことも大切だと思います。

ただ、長年連れ添ってイコールパートナーになっても、ニュアンス(トーン)を変えて、親しみを込めてこう表現する場合もあります。

4.あいつ

親しみが込められてます。
少し恥ずかしがり屋さんがこの表現を使うような気がします。

また、3と同様、怒りや不満を感じてるときにも出やすい表現です。

5.苗字で呼ぶ(例:根本さん、根本君)

パートナーを人前で苗字で呼ぶということは・・・あまり関係が深くなってない、あるいは、心理的な距離がまだまだ空いているときに多いようです。

6.名前で呼ぶ(例:裕幸さん、裕幸くん)

名前で呼ぶのは5に比べると親しみはアップしていますけど、少しかしこまった関係であることを想像させます。

7.呼び捨て、あるいはニックネームで呼ぶ(例:裕幸)

人前で呼び捨てで呼ぶ場合は、相手を低く見ていることが多いです。
親が子供を表現をする時のような印象を与えます。

但し、友人や家族など、身近な人に対して名前で呼ぶ場合はこれの限りではありません。

・・・とまあ、これが全てとは思わないですし、必ずしも真ではないと思いますが、皆さんが友達の話を聞く際の参考になれば幸いです。

因みにうちら夫婦は、僕が「妻」あるいは「奥さん」、妻は「夫」または「主人」と呼ぶことが多いです。


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