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私たちの行動原理は「義務(S)」「怖れ(F)」「喜び(W)」に分類できます。
ストレス溜まってる、イライラする、疲れる、という状況は「S]「F」が多い状況です。
「S」はそのまんま「思考」だし、「F」は「思考」を動かしますので、その結果、ストレスがどんどん溜まってしまうんです。
だから「W」で動けるよう、「心」にもっと目を向けてあげる必要があるんです。
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現在、生後2ヶ月の娘を育てながら社労士の勉強をしています。
他人が同じ状況なら褒めるのに、自分には「もっと頑張れ」と追い込んでしまい、進まないとイライラします。
その姿が、幼少期にヒステリーだった実母(いつも不幸そうだった)と重なり、「母のようになりたくない、家族を笑顔にしたい」と思うのに不機嫌になり、夫に顔色を伺わせて激しく落ち込みます。
夫はシッターを提案してくれますが抵抗があります。
実はバツイチで、夫とは年の差婚(夫が年下)なため、「また離婚したら」「若い子に走ったら」という不安が強く、娘に苦労させないため必死に資格で武装しようとしています。
成果を出せない自分を認めたくなくて限界まで頑張り、疲れ果てて罪悪感ばかり。
自分がどうしたいか分かりません。
この不安と競争心を手放し、自分軸で生きるヒントをください。
(Yさん)
生後2か月の育児をしながら社労士の勉強をするって、それはものすごいことだな、と思ってしまうんですよね。でも、自分ではそうは感じられないんですよね?
悪循環にずっとハマり続けているんですよね、きっと。
良くなろうと思って頑張るんだけど、空回りして、疲れてしまって、そんな自分を責めて、それで、もっと頑張ろうとして、でも、さらに空回りして燃え尽きちゃって・・・みたいな負のループにハマっているような。
けど、これもまた「自作自演」なんですよね。
分かってはいると思うけど、「自分がこの状況を創り出している」ということはかなり気合を入れないとなかなか身に入らないものと思います。
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昨日、「鎧を脱いだ私の、次の景色 ~ありのままで、ちゃんと前に進む3夜~」というワークショップをしておりまして(そのうち動画になりますのでお楽しみに!)、その中で、
「頑張り屋さんは走るか、倒れるか、の2択しかない」
という話をしておりました。
一旦立ち止まる、とか、やめる、とか、ペースを緩める、ということはなく、倒れるまで突っ走る、という性質をお持ちなわけです。
それで悪循環にハマると、ほんと「誰か止めて~!」と言いながら走り続けることになるんです。
ちょっと想像してください。
ふつうに考えて「誰か止めて~!」と言いながら走っている状況って、上り坂でしょうか?下り坂でしょうか?
ええ、言うまでもありませんよね。
そう、下り坂です。
ということは、状況は「下り坂」になっちゃってるんです。
だから、少なくとも「止まる」ということが必要です。
でも、自分では止められないからどうするか?
気にぶつかって豪快に倒れるか、石か何かで豪快にコケるか、になりますよね。
どちらにせよ、痛い思いをすることになるわけです。
もちろん、そんな私を止めてくれる殿方は・・・やはり関取くらいでしょうか笑
・・・という状況なのかも・・・ということをちゃんと受け入れることはできていますか?
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Yさんはどうやら「思考」と「心・体」が分離してしまってるみたいです。
ずーっと頭の中でぐるぐる考え事をしてしまってませんか?
2か月の乳児がいらっしゃるなら基本、寝不足でしょう?体力的にもしんどいはずですけれど、だからこそ、余計に「思考」が暴走してしまってるのかもしれません。
話が逸れますが、「育児」における精神的な苦痛は「自分のペースを乱される」からなんです。
眠りはもちろん、ご飯もゆっくり食べられず、何かしていても中断せざるを得なくなり、ちっとも捗りません。
それが特に自立系なみなさまにはめちゃくちゃストレスになるんです。
参考書を読みながら「これはどういうことだ?」と考えているときにオギャーって泣かれるわけでしょ?そしたら、「どうしたのー?おしっこしたのー?」とか言いながらチェックするわけじゃないですか。
寝ててくれたらそりゃあ平和だけど、その隙にできることしなきゃ、とか考えて動いてたら休む時間なんてないですよね。そこは一緒に寝るのが正解。
そういう状況ですから、「思考」と「心・体」の分離はどんどん広がるんです。
あれしなきゃ、これしなきゃ、あれもできてない、あれも何とかしなきゃ、と頭はぐるぐる動き続けるのですが、体はちっとも動かない(動けない)し、それで心がイライラするわけです。
「産後うつ」と呼ばれる状況もそうした中で起きてきます。
そこに「離婚されたらどうしよう」とか不安を掻き立てられるとしたら、さらに思考は高速回転し始めますよね。でも、全然動けないし、全然思うように進まないでしょう?
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昨日のワークショップの内容を公にするのは少しだけ憚られるのですが、少しだけワークを紹介することは許されるかな?
①義務(S:should): 「やらなきゃ」「期待に応えなきゃ」(=外側からの動力)
②恐怖(F:fear): 「やらないと見捨てられる」「失敗したら終わり」(=回避の動力)
③喜び・好奇心・愛(W:want/love): 「やりたい」「わくわくする」「大切にしたい」(=内側からの動力)
ワーク:直近1週間の行動を3つの動力で分類する
最近1週間の主な行動を15~20個リストアップし、それぞれの動力(S/F/W)を判定する。
・それぞれの行動の隣に: 義務(S) / 恐怖(F) / 喜び(W) を書く
・集計: 自分の1週間は S何個、F何個、W何個だったか?
例)残業したS・友人の誘いを断れず飲み会に参加F・SNSをチェックSW・料理したS・運動したSW・買い物に行ったW・友達とお茶したW・会議で発表したSF・ひとりでイタリアンに行ったW・銀行に行ったS など
このS,F,Wの数も重要ですが、ほんとはその質を見なきゃいけないんですがひとつの目安にはなると思います。
この「S」「F」がネガティブな動機での行動で、これをやってると「思考的」になり、「ストレスが増大」する仕組みになっています。
今のYさんの状況だと、SとFが大量発生していそうですけど、どうでしょうか?
(昨日の講座では「S、Fが多いと思ってたけど以外とWも多かった」というご意見もありました。)(ちなみに私はS10個、F0個、W16個でした。SWが多かった印象。楽しいことだけど義務感がある、というやーつ。分かる・・・。苦笑)
今後の方針としては、「S,Fをできるだけ減らす(人に任せるなど)、そして、Wをめっちゃ増やしていく」ということですが、こうした行動の多くは「習慣」になっているので、強く意識しないとなかなか変えられないものです。
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さて、そんな「思考と心・体の分離問題」はYさんだけに限らず、現代人の多くが抱えるものですけれど、そんなみなさまにお勧めしたいのはまずは「心・体」に意識を向ける時間を増やす、ということです。
ちなみに
>夫はシッターを提案してくれますが抵抗があります。
というのはなぜでしょうか?
その次に続く文章とは関係ないですよね?
つまり、シッターを入れると夫に離婚されるかも?という不安があるわけじゃないですよね?
シッターさんを入れたほうが勉強も捗るし、休めるし、とてもいいと思うんですけど・・・。
というか、私は自分たちの経験も踏まえて、シッターさんを入れることは大賛成なんですけど。(もしくは、母の手を借りる、も良い)
ここで抵抗を示しちゃうのがYさんにとって象徴的なできごとなのかなあ?と思うんです。
「自分に楽をさせちゃいけない」という契約を悪魔としてるんでしょうか?
「常に自分を苦境に追い込め!」と修行僧のようなことを今までもやってきたんでしょうか?
そこで「やったあ。ラッキー。お金かかることは罪悪感だけど、そういう提案をしてくれる夫氏、好きだぞ!」と思えないってことですもんね?
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あと「不安や怖れから行動するのはたいてい燃え尽きるし、仮に結果が出てもその結果を使いこなせないからやめたほうがいいですよ」という“原則”もあります。
そもそもそれって他人軸ですからね。楽しくないから無理やり山登りをさせられてる感が出てきてリタイアしたくなっちゃうと思います。
Yさんが「成果がでない」と感じるのもそのせいじゃないかなあ。
>娘に苦労させないため必死に資格で武装しようとしています。
これって「愛」でしょうか?「怖れ」でしょうか?
どっちもありますよね。
「娘に苦労させたくない」というのは「愛」ですけれど、そもそもその「苦労させる」という前提が「怖れ」です。
確かに正しいことかもしれないけれど、Yさんの心はそれに同意してくれてるのでしょうか?
そもそも頭で「右に行くぞ!」と指示を出しても、心がそれに同意しないと体は右に行きません。
特に資格勉強やダイエット、貯蓄、投資、スキルアップなど、時間のかかるものであればあるほどそれは顕著になります。
だからYさんが資格を取ることにどれくらいワクワクしているか?というのが大事なんです。(先ほどのワークで言えばWってことですね。)
だから「離婚されちゃうかも」という「怖れ」(F)を元に行動しても、そもそも人は怖れなんて感じたくないからそれを回避しようとします。
そうすると離婚しても大丈夫なように「資格を取る」という行動も「怖れ」とくっついちゃうから回避したくなるんです。
だからあまり身が入らないんじゃないでしょうか。
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だから、頭でなんぼ考えても心に支配されてる私たちは心にちゃんと目を向けてあげなきゃいけない、ということなのです。(こういう言い方をすると「W」じゃなくて「S」ですね。笑)
それくらい思考のパワーって弱いんですよね。(これ、めっちゃ重要)
だから、考えるのではなく、感じる、ということを意識するんです。
あんまり見たくないと思いますけれど・・・Yさんの心、つまり、気持ちはどうなっているんでしょうか。
しんどい、疲れた、いやだ、やりたくない、怖い、無理、ごめんなさい、不安、、、、たくさんの嫌な気持ちがあるのかもしれません。
けど、2か月児はかわいいでしょう?
癒されますよねー。一緒にいるとすごく平和を感じませんか?
引きずり込まれるように眠くなりませんか?
そうして赤ちゃんはママを助けてくれてるんですよね。
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自分軸を意識するためには「感情を感じる」ということを第一に捉えてください。
そして、「感情(心)」と喧嘩しないこと。どうせ勝てないから(苦笑)。
まあ、資格を取らずとも、娘という武器があるので、当面は夫氏もほかに目がいかないはず。逆に「夫の浮気相手は娘だった!」という嫉妬を警戒した方がいいです。(まあ、確かに娘さんは“若い女”ですしね。)
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最後に「母のようになりたくない」という思いは捨てたほうがいいですよ。
「ああなりたくないはああなってしまう法則」というものがありまして、気が付けば、母のようになってしまうものですから。
まずは自分のための時間を作りましょうか。
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