外側に刺激物を求めるのではなく、内側から湧き上がる情熱に従うということ～いろんな事件やドラマを欲してしまうのは心の中に硬い部分があるから～

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つい外側の世界に刺激を求めがちなのですが、もともと情熱的な人は内側に相当なエネルギーを持っているものです。
しかし、その心の中に硬い部分を持っていると、そこに向き合えない分だけより外側に刺激を求め、そこで起こる事件によってそれを解放しようとする作用があるのです。
外側ではなく、内側から湧き上がる情熱を刺激とするのが望ましいのです。

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＞が、しかし。100%を生きていたらセミナーには参加いたしません…。

ま、そうですわな。笑
ただ、その爆発力を見透かされたのかもしれませんなあ。
それだけのパワーとエネルギーがあるって風に。

こういうときに選ばれるのって「今」とは限らないもんですから笑

さて、

＞そして先日、職場で不倫彼といたしている際に社長（不倫彼の母）に突入されるという修羅場を体験しました。

ってことは、彼からすると自分の母に不倫現場を目撃されたということですよね？
その修羅場はもうおさまったの？
それともむしろこれからが本番！って感じで揉めてるの？

他にもどんな爆発をされてきたのかなあ？
桜島のように常に噴火するというよりも、阿蘇山みたいに爆発するときはとんでもない爆発を起こす感じなの？

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この「エネルギー強すぎる問題」についてはうちのブログの主要品目ではないか？というくらい登場するものでして、自然とカウンセリングでもそうしたネタが披露されることも非常に多いわけです。

ただ、そういう方々を継続してカウンセリングしていくと「何となく落ち着いてくる」んですよね。

爆発癖はもちろんおさまっていき、地に足が着いて冷静に物事を見極められるようになり、自分のことが分かるものだから仕事の仕方や仕事そのものを変えて自分にフィットする生き方になり、パートナーシップも「あるべき姿」に収まっていくし、溢れんばかりの性欲ともいい感じに付き合えるようになっていくんです。

「なんかね、最近、落ち着いた穏やかな生活もいいな、って思うようになったんですよね。愛するパートナーと一緒に散歩したり、家でのんびり過ごしたり、そういう生活に憧れるようになったんですよね。なんか前とは真逆の気持ちになってるんだけど、今はけっこう幸せだし、これでいいんだよね？」と先日もとある常連様がぶつぶつ言っておりました。

つまり、「地に足が着いて自分らしく生きられるようになってきた」ということなのですけれど、今、そんな話をしても「なんかつまんなさそう」とＭさんや同志のみなさまは思われるのかもしれません。

ただ、自分のエネルギーを良い感じで使えるようになった結果がそれでして、他には「ライフワークに向けてガンガン頑張っていて、パートナーシップは今はいらん」という方もいれば、「パートナーシップに全振りした結果、ヘラクレスオオカブトを見つけてしまって絶賛ビビり中」という方もいますが。

どう出るかはわからないけど、自分らしさってのがＭさんにとってもカギになるんだろうな、と思うわけです。

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さて、溢れんばかりの情熱を持つ女子たちは、その情熱をいかんなく発揮できる場を選ぶわけですね。

「穏やかで平和で温かい家庭」よりも「モラハラが横行する治安の悪い家庭」の方が刺激的で、思い切り情熱的になることができます。

「ハイスペックなイケメン・ヘラクレスオオカブトとの恋愛」よりも「上司との職場不倫」の方が刺激的で、やはり情熱的になることができます。

もちろん、セックスだってホテルでふつうにするより職場の方が燃えるわけですし、背徳感や罪悪感という刺激物が大いに発揮されるものですからコーフンするものです。

それでいながら「仕事はふつうのＯＬです」みたいな感じになっていると、仕事自体に刺激を感じられないので、職場で刺激的な恋愛を得ようとするのかもしれません。

ある意味、その情熱をいかんなく発揮すべく、涙ぐましい努力をしているようにも見えてくるわけです。

それにしてもさらっと書かれてますが壮絶な修羅場をいくつも潜り抜けてこられたのかもしれませんね。

離婚に至るプロセスも一冊の本になりそうなくらいドラマがありそうです。

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で、ここから一気に話は深くなります。

Ｍさんの話を詳細に聴いたわけではないので“一般論”に近くなるのですが、どうやらＭさんや同志のみなさまは「外側から刺激を得ようとする」傾向があるようです。

「なんでこんなにも事件が起こるの！！」という声を情熱系武闘派女子のみなさまからよーーくお聞きするのですが、「外側から刺激を得ようとしてるんじゃね？」と言われたら「まあ、たしかにそうか」と思うと同時に、「え？どういうこと？内側から刺激を得るってこと？それって何？おいしいの？」という話にもなろうかと思います。

実はそんなみなさまの「心」に注目してみると、その中のある部分が「死んでいること」があるんですね。

いきなり怖い話に聞こえるかもしれませんが、ふつうの刺激では心が動かないくらい「心が固まっている」と言ってもいいものです。

デッドゾーン、と言います。

それはある意味「諦めの境地」とも言える部分であり、ときには「絶望」と称され、またあるときは「燃え尽き」と言われ、また別の表現では「麻痺」というものでもあります。

「今さらもう遅い」
「どうせあたしには無理」
「そんなのどうしようもない」

というような諦念として出てくることもあれば、

「自分なんてサイテーの女」
「幸せになっていいわけがない」
「どうせボロボロになるに決まってる」

というような罪悪感や無価値感の形をとることもあります。

「どうせあたしの人生なんて退屈でつまんねーものなんだよ。何の能力もないし、価値だってない。カウンセラーさんはいろいろと魅力を見てくれるけど、だからってどうしようもないじゃん。ライフワークを生きよう！って言葉だって虚しさしか出て来んわ」

という部分が心の中にあるならば、ふつうのことでは心は動かないんです。

それなら世捨て人みたいな生き方になるのが一般的なのですが、心の中の別の部分は情熱にあふれているんですね。

「このままではまだ死ねん！」と思っているわけです。

それでなんとか刺激的で情熱を思い切り感じられる人生を求めているのです。

つまり、心の中に「死んだような部分」と「血気盛んな部分」の両方があるようなものですね。（この２つはバランスを取り合うので、死んでる分だけお盛んになるものです）

それで、自分からは動けないので、外側に刺激を求めるようになるのです。

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そして、この「諦め」なんですけど、実はこれ「怒り」の表現のひとつです。

つまり、諦めてる、ということは、怒ってる、ということと同義なのです。

だから、自分の人生を諦めようとすればするほど、怒りが心の中に溜まっていく仕組みになっています。

それが外からの刺激物により爆発して「解放される」という仕組みなのです。

そういう意味ではＭさんにとっては「内なる怒り」に目を向けてみるのもひとつの手かと思いますので、うちのお弟子のカウンセリングが続いているのであれば「あんたの師匠に怒りを扱ってもらえと言われたんだけど？」とお伝えいただければ幸いでございます。

でも、その「怒り」ってのもまた情熱ですよね。

つまり、Ｍさんの中には非常に情熱的な自分と、いろんなことがあって人生を諦めようとしている自分の両方がいて、それが心の中でバトルを繰り広げられてるようです。

ちなみに、外側からやってくる事件の大きさと、諦めの量は比例するものでして、外側に起きている事件の分だけ、情熱を怒りで抑え込もうとしていると言えるもんです。

だから、分かりやすい現象としましては「不倫の恋はうまくいくけれど、結婚につながるような恋愛はうまくいかない」とか「セフレは作れるけど、パートナーと言える人ができない」とか「性欲がすごく強いけれど、望むようなセックスは手に入らない」といった感じです。

もし、そこに当てはまるなあ、という方はやはり自分の心に目を向けたほうがいいと思うのです。

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という話をつらつらと書いてきましたけど、Ｍさんにとって自分の心の中にてこでも動かぬような硬い部分って心当たりはあるでしょうか？

諦め、麻痺、絶望というところ。

ここがコリにコってる状態と言えますから、ここをほぐしてあげることがまずは目標となるでしょう。

それは外側からの刺激に反応するのではなく、むしろそれはシャッドダウンして、内側から湧き上がってくる思いに意識を向ける、というものです。

これはまあ、口で言うのは簡単ですけど実際に取り組むにはなかなかの難易度でございまして、そもそもそんな部分と向き合うのって嫌なんです。

絶望なんて感じたくないし、麻痺はすぐに取れないし、諦めてるところに希望を持つなんてのもイヤなんです。

けれど、外側に起きている現象が教えてくれてるわけです。

これだけの事件があなたの心の中で起きているのですよ、と。

だから、そこから目を逸らしていると何らかの事件は起こり続けるし、そのたびに「爆発」という形で感情を解放するほかなくなってしまってるんです。

ほんとうはもっと情熱的にイキイキと生きたい自分がいます。
自分をちっぽけな箱に押し込んで窮屈に生きるよりも、自分をもっと解放して自由に生きたい自分がいます。

そもそもその諦めや麻痺が生まれたのも、そのままの自分では不都合なことがあって抑圧したものですよね。

だから、その自分を外側からの刺激ではなく、内側からの情熱によって解放してあげるんです。

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こういうプロセスはイメージを使いながら進めていくことが多いものです。

自分自身と向き合う、内なる自分を見ていく、ほんとうの自分を出していく。

怒りがあれば怒りを感じていきます。
誰に怒っているのか。
何に怒っているのか。

それを目を背けずに見ていきます。

絶望があるならばその絶望とつながっていきます。
はじめは辛いですが、そこと向き合い続けるとふっと軽くなる瞬間があります。
まさに「トンネルを抜けたような」感覚がやってきます。

自分はどうしたいの？
自分は何を求めているの？
どんな自分を出してあげたいの？

そうやって自分に問いかけ続けます。
もしかすると「非現実的」と思われる思いが出てくるかもしれません。
けれど、ほんとうに現実的でないかは自分では判断しないほうが良いようです。

爆発しちゃったときのことを思い出してください。
そのときの自分がどれくらい情熱的だったかを思い出してみてください。
その情熱を喜びとして解放できたらどうでしょうか？
どんな世界がそこにあると思われるでしょうか？

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感情って地層のように折り重なっているので、そこをひとつひとつ掘り下げていくとどんどん違う感情が出てきます。

怒りがあり、絶望があり、悲しみがあり、寂しさがあり、と。

しかし、そうして心の中深く下りていくとやがて安心感や喜び、ワクワク感、楽しさなどが出てくるわけでして、中には笑いが止まらなくなっちゃうこともあります。

そこにたどり着いた自分が何を求めているか？がライフワークにつながるヒントになるかもしれません。

でも、そうして内側から湧き上がる情熱に耳を傾けていると、そんな刺激物を求めなくても喜びを感じられるようになっていくんです。

そして、どっしりとしたような、腰が据わったような感覚になるんです。
つまり、地に足が着いたわけです。

それで「穏やかで安心できる場」が欲しくなり、その中で思い切り自分が解放できる生活を思い描くようになるんですね。

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また、その情熱は仕事に向けられることも少なくないものです。
好きなことを仕事にしたり、自分でビジネスを始めたりためにその情熱を使えるようになるのです。

そういう方って一度方向性を仕事に向けるとめちゃくちゃ頑張って成果を出すので「すげーなー」といつも思っています。

まあ、どこにその情熱を向けるかも自分次第なのですが、外側ではなく内側に目を向ける、徹底的に自分と向き合う、ということがこのプロセスのきっかけになりますから、事件にこれ以上巻き込まれないためにも、機会を見てチャレンジされることをお勧めしたいです。

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『外側に刺激を求め続けてしまうのは、内側に絶望や諦め、麻痺があって心が硬くなってるから』

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