*
そういうときは何よりもまず心身の快復を最優先し、友達や家族、カウンセラーに頼ります。
それまでは夫のことは放置してかまいません。まずは自分の傷を癒すことが今後のためにも大事なんです。
そして、元気になってきたらこれからの夫婦関係をどうしたいのかを考えていくのです。
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この半年間で死産、その後私が大量出血で死にかけたあげく夫から離婚を切り出され、訳を聞くとわたしや子どもがこうなったのは俺のせいだと罪悪感で自分を責めている。私のことを考えるのもしんどい、と。
別居はしてないものの抑うつ状態の夫を見守りつつなるべく普通に過ごしていたところ、これまで土日は家でゆっくりしていたのが毎週外泊、どうやら浮気相手がいそうな感じでした。
今まで浮気なんてするタイプではなかった夫、ショッキングな出来事から人格が変わってしまったのでしょうか?
(Yさん)
うわー、それはめっちゃショックやん。ダブル、トリプルでショックやん。
とりあえず、
1)話ができる人っています?泣きつくのが今は正解!
友達とか家族とか身近な人にとにかく話をしまくるのが大事です。
カウンセラーでももちろんOKです。
いろんなカウンセラーに話しまくるのもお勧めです。
ここはもう「誰かに頼る!甘える!」という課題が出されてると思ってください。
仕事も「行くと気持ちが落ち着く」ならばいいですけど、そうでなければ「休む」のが正解です。
自武女のみなさまはこんな状況においても「気合と根性」で出社しちまいますからそれは危険です。
逃げることも大事です。
*ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』(徳間書店)
*セミナー動画:逃げる技術~今よりもっと自由で自分らしく生きられるスキルを習得する~
2)気持ちが落ち着いてきたらここから先は読んでね。
一般的に女子に比べて男子はメンタルが豆腐です。(←この表現ってもう古いんでしょうか?)
だから、妻が死産・大量出血という過酷な修行に挑んでいることが「耐えられない」と逃げてしまう夫って珍しくはないのです。
うちの読者(ほぼほぼ自立系武闘派女子)には危険な奴らが多数生息していて(突撃部隊)、彼女たちはすでに夫氏を討伐すべく出陣してしまっているかもしれませんが、少なからず、これをお読みの女子たちは、
「は?なんて情けねえ夫だ」
「そんな男と一緒にいてもYさんは幸せにならねえよ」
「なにそれ?Yさんの方がはるかにしんどいのに夫氏、何やってんのよ!」
「こんなときに一番味方になって欲しい相手が外泊だと?信じられん!」
と怒り心頭であると同時に、
「うわっ。元旦那を思い出した。ちくしょー、あいつ、やっぱムカつくぜ」
「あー、うちの彼氏もそうなるかもしれん。今から精神修行させたほうがいいんちゃうか」
「昔の男がメンタル弱弱でほんま苦労させられたわ!」
「ほんと男ってしょうもない!滅亡を望む!」
と各方面に飛び火し始めていることと思います。
とはいえ、やはり「女子ってのは子どもが産めるくらいの強さをデフォルトで保持しており、男子がその領域に達しようと思えば病気・事故・戦争・投獄等々の経験を複数しなければたどり着けない」と言われるように、こういうときに逃げ出してしまう男子って少なくないのです。
実際、私もそういうお話を耳にすることがあります。
そして、そうして逃げてしまうことによってより罪悪感を深め、元に戻れなくなっちゃって、十字架を背負って生きていく人もいるくらいです。
※もちろんそれとて女子からすれば「は?なにそれ?」と一蹴してしまうものですが。
※そして、こういう体験をすることでまた女子は強固なメンタルを手に入れてしまうのですが。
となると「離婚」「浮気」についても「逃げ」の一手ですし、ご本人はさらなる罪悪感で苦しんでいるかと思いますけれど、そこで優しい気持ちなんざ持ってはいけません。
「は?あたしがこんなしんどいときに何やってるわけ?信じられん。もういらん!」くらい怒っていいのです。
そう、怒りはとても大事。
逆に言えば、怒れるくらい元気とも言えますが、そこを目指すのがお勧めです。
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で、やっぱ夫のことは横に置きましょう。
刀を研ぐイメージをしながら時を待ちましょう。
とにかく心身の快復が最優先課題です。
それだけ大量出血されたのであれば体もまだまだしんどいですし、死産ってのはほんとうに辛いことですから自分の心を大切にいたわることが何よりも最優先なのです。
それで1)に書いたように、頼れる人に頼りまくり、甘えられる人に甘えてください。
夫は冷たいけれど社会は案外優しいものです。
こういうときに側にいてくれたり、話を聴いてくれたりする友達はほんとうの友達なので一生ものになります。
だから、ほんとは夫に支えて欲しいと思うものですけれど、ここは藁をも掴む気持ちでいろんな人に頼りまくってください。
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そして、怒りが出てきたり、やる気になったり、前向きな気持ちが出てきたら、このできごとを振り返ります。
それまでは「今」に意識を集中させてください。
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そして、落ち着いてきたら「自分軸」でこれからのことを考えます。
おそらく夫に対しては「不信感」しかないと思います。
もし、「期待」があるとしたら、まだまだ夫に依存しているとも言えまして、それはちょっとしんどいので、その依存は切り離したいところ(=自立)です。
彼には彼なりの事情があるかもしれませんが、自分がたいへんなときにそんなことを考えてはいけません。
大切な人に話を聴いてもらいながら、もう過去の夫とは別人であることを受け入れていきます。
人格が変わってしまったのか、一時的なものなのかは分かりませんが、彼がやった事実は変わりませんので、そんな夫とこれからもやっていきたいかどうかを心に聞いていくのです。
今時点でYさんが夫氏に対してどのような気持ちを抱いているかが分かりませんし、仕事とか経済状態とか二人の関係性とかも分からないので何とも言えないのですけれど、ひとりで考えたり、判断したりせずに、今は人に相談するのが何より重要だと思います。
そうして、これからの生き方を考えていく時間を作っていきましょう。
*
最後に。
心の世界では、子どもは自分の意志で生まれてきて、自分の意志で去っていく、という捉え方をします。
流産にしても、死産にしても、始めから「ちょこっと遊びに行く」感覚でやってくると言われています。
だからそれは子どもの意志であって、ママのせいではありません。
そして、その子どももママが悲しんだり、罪悪感で苦しんだり、自分を責めたりしている姿を見たいわけではありません。むしろ、そこでその子も罪悪感を抱いてしまいます。
すべては計画通りなのです。
だからそれは誰が何と言おうとYさんの責任ではありません。
こうした話は心の世界では昔から言われていることですし、最近では産婦人科医の池川明先生が胎内記憶の研究をされていますので、その本などを読まれてみてもいいかもしれません。
◎オンライン:6/22(土)14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830
◎自分を癒すためにも活用できます!根本式アクティベーション・カウンセリング講座
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/52425
◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
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