リーダーシップっていろんな形ややり方があって、その中から自分に合うスタイルを選べばいいんですよねー。



リトリートセミナーが終わって数日が過ぎてしまいました。
休みを取ったり、バタバタしていたりしてブログの更新がほとんどできておりませーん。

で、リトリートの3日目は「リーダーとは?リーダーシップとは?」というテーマが浮上してきたわけです。
で、それをみんなで考えてもらいました。

リーダーって「俺についてこい!」と先頭に立ってみんなを導くタイプばかりとは限らないのです。
むしろ、それは「昭和のリーダー」とすら言われる形で、現代にはちょっとマッチしないことが多いですね。

どちらかというと「調整役」と言って、みんなの意見をまとめるスタイルのリーダーシップも今は多く、「代表者」みたいな形の方がふさわしいような気もします。

また、カリスマ性を持ったリーダーというのもありでして、「その人に会うとついやる気になってしまう」とか「その人のために周りが頑張りたくなっちゃう」というスタイルもあります。本人はいたって謙虚で人当たりの良い人が当てはまりますね。

ちょっと似ていますが「あの人についていきたい」「あの人を追いかけたい」「あの人の下で働きたい」と思わせるタイプもいますね。
本人は何かするわけでなく、周りの人が勝手に尊敬し、結果的にその人は「背中を見せている」というスタイルになるものです。

さらには「道を示す」という人もいますね。
自分の経験や知識、考えを元に人々を導くタイプで、カウンセラー、コーチ、コンサルと言った方々はここに当てはまるのかもしれません。

他にもいろいろな要素がリーダーシップにはあるものです。

この参加者のみなさんが書き出してくれたリストを見て、自分に合うリーダーシップってどんな要素でしょうか?

リトリートセミナーではひとり上限3つまで!と制限を付けましたが、ほんとはいくつ選んでも構いませんし、多い少ないは関係ありません。

自分に合うリーダーシップとは?ですから。

また、リーダーというポジションも「職場の上長」がイメージされるかもしれませんが、家庭で言えば親ですし、チームで言えばキャプテンですし、セルフ・リーダーシップという言葉もあるほどです。

そんな中で何となく「上に立つ者とはこうあるべきであーる!」という定義のようなものがあるような気がしませんか?

そして、それは職場やその場の環境によって異なるというか。

だから、「お前はもっとリーダーシップを取れ!」という上司などからの指令は「うちとあんたとでは解釈が違いまんねん。すんませんなあ。あんたの思う通りのリーダー違いましてな」と軽くいなしておくのが正しい作法かと思います。

さて、そうした「リーダーシップっつうんはいろんな形がありまっせ」という話をするのは、なぜか多くの方がリーダーシップをとることに抵抗があるからなのですね。

なぜ、リーダーシップをとることに抵抗があるのか。

これもリトリートセミナーでみなさんに考えてもらいました。
これもホワイトボードに書いてもらったのですが、他の質問にも答えてもらっていてボードがややこしいので、こちらにピックアップしてみます。

傷つく、怖い、自分にがっかりしたくない、構ってもらえなくなる、責任を持たないといけない、努力がいる、自分が悪者になる、自分が嫌われる、ハブられる、今の自分でいられなくなる、自分のコントロール外に行ってしまう、失敗して不利益を被る、、、等々

たぶん、その前提となるのは、リーダーはグループから孤立するし、憎まれ役をやらなきゃいけないし、頑張らなきゃいけないし、、、などの気負いがあるからだろうと思うのです。

こういう話も行き着くところは「自己肯定感が低いから上げましょう!」なんてことになるのですけれど、そもそもリーダーシップってのは「取りたい!」と思えるものなのです。

好きなことをやる。
ライフワークを生きる。
パートナーシップをより良くする。
人間関係をもっと良くする。
豊かさを感じながら日々を過ごす。
お金の問題から解放される。
自分らしく自由に生きる。

この辺ってみなさん、欲しいものじゃないんでしょうか?

欲しいですよね?

っていうか、こういうカウンセリングばっかりしてますから、きっとうちの読者様はみんな欲しいものですよね。

これらすべてに必要な要素が「自らを前に進める力」である、リーダーシップなのです。(←セルフ・リーダーシップ)

そして、そこで生まれる人間関係を「前に進める」のがリーダーの役目なのです。

好きなことってほとんど一人じゃできないですよね?一緒にやる人も必要になれば、協力者も必要ですよね。
私自身も好きなことを仕事にしてるのですが、そのためには家族やスタッフの強力がなければできませんよね。

その他のことについても同じこと。

だから、リーダーシップへの抵抗は自分らしく生きるためには必要なものですから、ちゃんと自分に合ったリーダーシップのやり方を見つけましょう!ということなんです。

でも、「あ、あたしリーダーはいいわ。苦手だもん。」と思うのはいわゆる「食べず嫌い」と同じですね。

リーダーシップと一言で言ってもいろんな形、やり方があるということ。
自分に合ったスタイルをその中から選択していけば良いこと。

そう思うだけでもだいぶハードルは低くなるんじゃないでしょうか?

そして、そうして自分自身がまずは自分に対してリーダーシップを取り始めてみるといろんな変化が味わえると思うのですが・・・いかがでしょうか?


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