男性性、嫌い。～女性性の解放により起こる現象と、その先に待ってる“内なる”パートナーシップについて～

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男性性バリバリで頑張ってた武闘派女子が女性性の解放という偉業に挑みますと、その反動で男性性が嫌いになることもよくあるものです。
そして、その思いを感じながらも女性性の解放を進めていくとヴィジョンを受け取りやすくなってきます。
そうすると再び男性性を活用できるようになっていくのです。

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この文章内にギュッと重要なことがたくさん詰め込まれていてどこからツッコミを入れようか迷うところなので、思い付いた話からしていこうかと思います。

男性性バリバリだった女子が女性性を解放していくと「前よりもモテなくなった」という苦情が寄せられることがちょくちょくありまして、他にも「男に全然興味がなくなった」とか「女同士の方が楽しくなった」とか「恋愛がヘタクソになった」とか「セックスが楽しめんようなった」「性欲が著しく減衰した」的な話もよく耳にするものです。

色気が出るようになったり、女性として大切に扱われるようになったりってのは素晴らしい変化で、だったら余計にモテるようになるだろ！と思われるんですけど、今までの自分のやり方が通用しなくなっちゃってるのでかえってうまく行かなかったりするのです。

男性性バリバリだった時代はいわば「男同士のノリ」で仲良くなれたし、相手も男同士っぽい雰囲気だから近づきやすいわけですね。

それが女性性が解放されてくるとそのノリが通用しなくなり、相手もどう近づいたらいいのか分からなくなって慎重になりますし、自分も今までとは違う感覚なので、なんなら近づかれたら「怖い」とまで思うようになってるわけです。

つまり、今までは「飲みに行かね？」「いこいこ」という感じで行けたのに、今は「ご飯とか行きませんか？」「いいですね。行きましょう」みたいな感じに変わっちゃってるってイメージです。

そうすると意地悪なカウンセラーに「わお。乙女になっちゃったんだー。くくくく」と笑われても、「は？そんなんじゃねーよ。」と反発する気になれず、「なんかそうみたいです。はははは（乾笑）」という感じになるわけです。

その頃にはクローゼットにぶら下がってる服たちもなんか気に入らなくなって大量に断捨離したり、なんかワンピースとかが欲しくなっちゃったりして、そんな自分の変化に「キモい」と報告される方もいらっしゃるのです。

とりあえず「それくらい以前の自分とは別人になっちまったぜ」と思ってください。

ゆえに、それまでの成功法則が通用しなくなって新たなやり方を創造する・学ぶ時期に来てるんです。

しかし、ほんと素晴らしい変化をされてると思いますし、その辺はさすが武闘派。めっちゃ変化のスピードが早いですね。

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さて、男性性バリバリでぶいぶい言わせてた武闘派女子が女性性を解放すると出てくる大きな変化のひとつが「男性性、嫌い。」です。

これは女性性が解放されてきた顕著な例として明らかで、男性性的なものに嫌悪感を抱くようになるのですね。

「男が怖い」「なんか恥ずかしい」「あんなバリバリ働きたくねえ」「なんであんなに頑張ってたのか信じられん」「男性性バリバリの人は嫌い」「男らしい人より中性的な人の方が楽」「男同士のノリってキモい」等々の思いが出てくるのです。

これは「Ｙさんはいつから女性性を封印するようになったの？」というスタート地点も関係していて、例えば、１０歳のときに「ちんちん生やして男になるぞ！」と決意されたのであれば、女性性を解放し始めたときに出てくるのは１０歳の少女です。

うちの読者さまの中には幼少期から男性性バリバリだったという方もいらっしゃいますが、一般的には思春期に入った頃に女性性を抑圧し、男性性を伸ばし始める人が多いんですね。

そうすると女性性を解放し始めるとまるでＪＣやＪＳのマインドが取り戻されるわけです。

なので、今まで男たちとふつうに遊んでて大人女子だと思ってた自分が気が付けばＪＣとかになってるわけですから、違和感も半端ないし、世界が一変しちゃったようにも感じやすいんですね。

同時に、それまでバリバリやってた自分のこともついでに嫌いになりやすいものです。

「なんであんな無理してたんやろ」「あんなに頑張っててしんどいわ」「あんなに競争心バリバリで生きてて疲れるやろ」「もうあんな風に頑張りたくない」という風な思いが出てきて、「もっと楽にのんびりふわっと生きたいわー」「何もせずにボーっとしてるのが好き。今まであくせく動いてたのが信じられない」「結果求められるのは嫌い。ふつうに楽しいのが好き」みたいな女性性のマインドが出てくるわけですね。

だから、このプロセスに入ると「仕事辛い。無理。辞めたい。」「昔みたいな働き方を求められても困る」「もっと楽で給料のいい会社ってないかな」と思うようになる一方で、「給料減るのはやだ」「転職活動とかめんどくさい」「今の会社で楽な仕事に移るのがベスト」「在宅勤務多め最高」という葛藤も生まれてくるのです。

ちなみに、この女性性解放プロセスがスピーディであればあるほど、自分の変化に自分が付いていけないという問題も生まれます。

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ということでＹさんのお話。

＞これって、私は自分の男性性に振り回されるのをやめるために、男性性のエネルギーを封印したんでしょうか？

それもあるかもしれないけれど、たぶんそんなことなくて、むしろ逆で男性性の鎧を脱いで内側から女性性があふれ出しちゃってるのが今の状態なんじゃね？と思います。

＞女性性が解放されると、傷ついた男性性は勝手に癒されて動き出すかと思っていたけど、使う意識がないとダメですか？

女性性が解放されると傷ついた男性性が癒されるのは事実です。

ただ、今はまだその段階にはないようですね。
もう少し熟成が必要なようです。

Ｙさんは武闘派らしく、女性性を一気呵成に解放されたようなんですね。

男性性が強い人あるあるなんですけれど、男性性を使って女性性を解放するってことをみなさんよくやるんです。

でも、それがいけないわけじゃなくて、始めはそれでいいんです。
そのうち自然と男性性を使わなくなりますから。

まあ、そうすると変化のスピードが落ちるので「なんか停滞してる感じ」「何も変わってませーん」という状態になるんですよね。

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停滞してると言えば、ちょっと余談なんですけど、個人セッションの連続コース（ＰＣＣ）ってのをやってるんですね。

（業務連絡）以下の文章を読んだ現ＰＣＣ利用者たちが「あ、めっちゃ言い訳してる。また良いように言ってる。また都合のいい風に解釈を捻じ曲げてる。」と真実を見抜いてしまう可能性がありますので該当する方々はこの部分を飛ばして読んでいただけますよう、お願い申し上げます。

で、そこでは名うての武闘派女子たちに懇切丁寧愛情たっぷりなカウンセリングをお届けしているのですが（反論は受け付けません）、その成果もあって、けっこうな方々が男性性バリバリな状態から女性性があふれ出てくる状態に変わって行きます。

そうするとそのＰＣＣの２セット目（半年～１年）くらいから「変化の滞り」が出てくるんです。

最初の方は分かりやすく変化していたのに、最近は何も変わってないし、何かを変える必要性もあんまり感じないって風になるんです。

女性性が解放されてきた証です。

そうすると「変化がなーい。根本さんに課金してる意味なーい。でも、言われてみれば頑張らなくなって楽になってるー。何もない休日とかにひたすら幸せを感じてるー。でも、ダメなんです！彼氏まだできてないし！でも、それもいっかー、なんて思うようになっちゃってる自分もいてマジヤバいんですー。けど、そんな焦ってない自分もいてー。どうしようって思うんですけどー。」とか言い出すようになります。

刺激に塗れ、ばりばり頑張ってる日々はある意味、高揚感があって充実していたかもしれません。けれど、それは男性性がもたらした幸福なのですね。

しかし、そこから女性性を解放し始めるとそうした刺激物はしんどくなるし、アップダウンの激しい日々は疲れるし、何かに向かって頑張るのもウザいってことになって、「部屋でボーっと映画見てるのが幸せ」「友達とただしゃべってるだけで楽しい」「何も計画立てずにぶらぶらするのが好き」みたいな感じになるのです。まさに女性性ですね。

でも、彼女たちの頭の中にも男性性バリバリだった頃の記憶があるし、せっかく課金してカウンセリング受けるんだから成果を出したい気持ちも残ってて、その女性性が解放された状態を「停滞」と感じるものなんですね。

とはいえ「それじゃあ、アプリ頑張ってみなよ」と言っても「えー、それはやだ」、「仕事頑張る？」と聞いても「それはなし。それ以外で」とか言い出すようになるんです。

「ああ、なんかお金も減ったし、男もいねーけど、なんか楽なんだよねー。これって幸せってことっすよねー」というのが女性性の幸せの感じ方なんです。

男性性的に成果を出して儲けて人からチヤホヤされてというところに価値を感じなくなるんです。

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で、女性性が解放されると男性性がしんどくなって嫌いになるのもプロセスの一つでして、それくらいＹさんの意識が女性性の解放に向いてるんだと思います。

だから、まだまだしばらくの間は女性性の解放の方に意識を向けて、心地よさとか楽しさとか面白さとかを選択してもらえたらと思う次第です。

で、女性性が解放すると生まれる変化のひとつの「受け取り上手」「お願い上手」というものがあります。

男性性（自立）というのは「俺が頑張る。一人で何とかする。」というマインドなわけですが、女性性というのは「一緒に頑張る。みんなで何とかする。」というマインドです。

これはものすごくデカい変化なので、抵抗が強く出ることも多いのですが、この辺はＹさんはいかがでしょうか？そこまで意識の変化が進みましたか？

女性性が解放されると「寂しさ」を感じる機会が増えるものです。
今までは一人で過ごすことが平気、ひとりで旅行に行くことも平気だったんですけれど、「それもできるけどなんか寂しいし、つまんないんだよね」という思いが出てくるのです。

※だからと言って一人旅を好む女性が男性性強めというわけではありません。自由を追い求めた結果、ひとりの方が楽でいい、という風になることもあります。

また、もちろん女性性が解放されたら「繊細」にもなります。

今までだったら気に留めなかった人の言葉が妙に引っ掛かるようになったり、過ぎたことをくよくよするようになったり、相手の気持ちとかを考えるようになったり、イライラすることが増えたり、、、なんかめんどくさい自分になることもあります。

けど、その一方で、喜びや感動も増えるし、自分の気持ちが分かるようになるし、素直にもなれるので、生きやすく楽になるんですね。そう、頭で考えることにあまり価値を感じなくもなります。

そんな変化の中で「受け取り上手」「お願い上手」な部分も出てくるのですが、ここは葛藤を覚える方も少なくないですねー。人生、ほとんどやったことないですから。

怖い、恥ずかしいって風に感じることも多いと思います。

なので、もしこの辺がまだ苦手だなあ、と感じたら「受け取り上手になる方法」あたりを研究してみると良いのではないでしょうか？

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さて、そうして女性性を解放していく途中に「男性性、嫌い」という時期が入るのですが、さらにプロセスを推し進めていくと男性性も受け入れられるようになります。

そうすると「男性性も悪くねーなー」という風になってきます。

男性性って実に重要なものなんですよ。

特に「やりたいこと」が出てきたときには、そして、物事を推進する際には。

ただ、今までは女性性を封印して男性性を使ってきましたが、これからはそれらの“共同作業”になるんですね。

これが内なるパートナーシップというものでして、女性性が見つけたヴィジョンを男性性が実現に向けて考え、女性性の情熱がその実現に向けてのモチベーションを作り、男性性が行動を起こし、女性性がそれをケアしつつ、喜び、楽しみを提供しつつ、そのヴィジョンを現実化していくんです。

それぞれが相互に協力し合う感じですね。

もちろんこれは男女のパートナーシップでやってもいいですし、仲間とのフレンドシップでやってもいいですが、内なる男性性と女性性のパートナーシップもとても大切です。

このバランスはヴィジョンによって整えられるものですから、Ｙさんが「こんな風に生きたいなあ」「あんな風な生活がしたいぜ」「こういう風に生きられたら幸せだなあ」ということを女性性で思い描き続けるといいでしょう。

お金も男も両取りしてる人生ってのはどうでしょうか？

その未来を自由に思い描いてみてください。

そうするとまた女性性がより解放され、そのあとから男性性がサポートしに来てくれるようになるでしょう。

つまり、それが内なるＪＣを大人女子に成長させていくプロセスでもありますね。

◎ヴィジョンと出会う。自分らしい幸せな生き方を現実にしていく３日間。

9/16,17,18 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～生き方が、人生が、自分自身が変わる３日間～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/49905

◎根本の個人セッション

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