持病があるということは、そうした制限を加えないとヤバいくらい豊かなエネルギーを持っているという証では？

＊

もし、本来のエネルギーを解放したらとんでもないことになる！と思っていたら、日常生活をふつうに送るためには制限をかけると思いませんか？
持病ってその制限の象徴的なものだと思うのです。
だから、“安全な形で”自らのエネルギーを解放してあげると人生が大きく変わり始めるのです。

＊

「お金」の問題ってのは古今東西老若男女、常につきまとうテーマなのかもしれず、パートナーシップとお金の問題も各方面で話題になるものですね。

ありゃあったで大変な思いをするし、なきゃないで問題だしってことですし、やっぱ「お金軸」になっちまうことも多々あってなかなか難しいテーマのひとつです。そういえばつい最近もお金の話をした気がします。

さて、Ｍさんのお話で言えば、

＞「お金を持っている男性ともし結婚したら、子供を産まなければならなくなるのでは？」という思い込みを持ってしまっています。

これはなぜ？いつから？と気になってしまうんですけどね。

「お金がある→子どもを持とうよ」という流れにどうしてなっちまってるのかがたいへん疑問でございまして、どこから来たんでしょう？

前に付き合ってた男がそういう考え方の人だったの？
それとも別からやってきた思いなのかな？

子どもを持つ理由って「お金」だけじゃないはずなんですよねー。
そりゃあ、経済的に苦しいから子どもを持てないと思う夫婦もいますけれど、だからってその逆も成り立つかというとそうではないんですけどね。

なんでその思いに取りつかれてしまってるのかが気になるところですね。

＊

さて、Ｍさんのお話で子どもを持ちたくない理由が「持病」「母親」というところにあるみたいですけれど、それならば「あたしに子どもを産めという男は願い下げだわ」と突っ張っちゃっていいと思うんですよね。

お金があろうとなかろうとそれを求める男はいらん！と。

そういう風に思えないのはなぜだと思います？

持病があることに罪悪感が相当あるんでしょうか？
自分が女・妻として「欠陥品」のように思っていらっしゃるのでしょうか？

「持病」を持っている方にお会いすることも多く、中には「医者も家族もやめとけ！と言われましたが、あたしは絶対子ども欲しいっす！」と２人も産んだ方もいれば、「持病があるから子どもいらないと思ったんですけど、まあ、いわゆる避妊に失敗しちまいまして。てへ。」という方もいれば、そのまま「子どもがいない人生もありっすよね！」という人生を歩んでいらっしゃる方も色々いらっしゃいますね。

それぞれの価値観ですからそれを否定することはないのですけれど、大事なのは「子どもはいらない」というのが本音かどうかです。

結果的に産めない年齢になっちまった、とか、子どもができない体だ、というケースをカウンセリングする場合もありますが、「それはそういう人生を選んで生まれてきたんだからいいんじゃね？他にミッションが与えられてるからそっちを頑張ろうか。たぶん、根本さんに大量課金するミッションはあると思うけどなあ！」とお伝えすることにしています。

また「過干渉でヒステリックなおかん問題」というのもメジャーなものでして、うちのブログには頻繁に登場する準レギュラーですよね。

「あんなおかんになりたくねえ」とか「あのおかんとは金輪際かかわりを持ちたくねえ」という主義を貫いていらっしゃる方もいますよね。

で、それはそれで別にいいんですけど、今の問題を掘り下げていくと「うーん、やっぱおかんの影響が大きいみたいねえ。やっぱり何とかした方がいいよねえ」というケースも少なくないものです。

ただ、やりたいことがあってそこに向かって突っ走ってる！という場合は、そのパワーとエネルギーでおかん問題を間接的に解決しちゃう場合もありまして、ケースによっては「とりあえずライフワーク最優先で頑張りましょう！」と推奨することもあるんです。

だから、ラスボスがおかんだと気づいていても、そこと向き合った方がいいかどうかはケースバイケースってことです。

＊

さて、そういうわけで今日は「お金って要するにエネルギーだと解釈していいんだよね」という線からＭさんのお話を解読していきたいと思う次第です。

「お金」と「持病」がつながってると言われたらどんな気持ちになりますか？

もっと言えば、それらと「おかん」も密接なつながりが心理的にはあると思うんですが、たぶん今日はそこまでは触れるヒマはないかなー。

でも、「おかん」と「お金」はかなり濃厚な関係にあることは皆さんも頭の隅に入れといてくださいませ。

そして、お金に関する見方は様々なものがありますので、過去記事を漁るなり、課金して学ばれたりすることをお勧めしたいと思います。

＊セミナー動画「お金の心理学～お金軸を抜け出して、自分らしくお金と付き合う方法～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31913
＊セミナー動画「お金の心理ブロックを外すワークショップ～自分に与える、自分を喜ばせるためのお金の使い方～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/39441
＊セミナー動画「自分を満たせば、人生は動き出す ～お金が回り人間関係が変わる心のトリセツ～」（フォレスト出版主催）
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/41843
＊お金が貯まる心を育てる 貯めマインド（リベラル社）

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Ｍさんの持病がどのようなものかが分からないので、私が今までいろんな方々から伺って来たお話をベースに進めさせていただきますね。

「持病」があるせいで、今まで我慢せざるを得なかったこと、諦めなきゃいけなかったことってどんなものがありましたか？

例えば、ある方は「子どもの頃から体育はほぼ見学、動くと疲れてしまうので走り回ることも全然できず、休み時間も大人しくするしかなかった」という経験をされてきました。
友達と一緒に遊べないってのは寂しくてつまんないですよね。

また、「食事制限」があってみんなと同じものが食べられなかったとか、肌に出る持病だったので人の目をずっと気にしながら育ってきた（好きな服が着れない）とか、入退院を繰り返していたので友達があまりできなかったとか、それぞれが辛い思いをされてきました。

それは大人になってからも同じで、仕事に制限があったり、あれこれ気にしながら生活しなきゃいけなかったり、周りの人に助けてもらうシーンが多かったりと苦労されることが多いと思います。

そうするとそんな自分のことを非常にネガティブに見てしまうことも少なくありませんね。
「自分なんていない方がいい」「自分は人に迷惑ばかりかけている」という罪悪感をたんまり持ったり、症状や治療が辛いので「なんで自分ばっかりこんな目に遭うのか」と被害者になったり、周りの人に嫉妬したり、怒りを覚えたりという風になるのも無理はないと思います。

制限がある中での生活になりますからストレスもまた大きいわけです。

で、そうなるとどうしたって「自分のエネルギーを押さえて生きる」ということが癖になりますよね。

無意識にブレーキをかけるのが当たり前になり、何かを思い切りやることが怖くなります。

いつも持病のことが頭の中にあるので、何かをやろうとしても躊躇してしまったり、やりたいことも「無理」と諦めてしまったり、何かと我慢が癖になったりしてしまうと思います。

でも、こういう見方もあるんです。

「それだけ制限をかけなきゃいけないってことは元々持ってるエネルギーってのはめっちゃすごいじゃね？」

つまり、膨大なエネルギーを持っているがゆえに“ふつうに地球上で生活していくためには”持病という制限を設けないとヤバいってことなんじゃね？というわけです。

よく自立系武闘派女子の方々は「自分のエネルギーを制限するために虎の穴を選んで生まれ、手かせ足かせというハンデを自ら身に着けることによって地球上で生きて行けるように適応している」という話をしているのですが、持病というのはその最たるものなんじゃないかと考えるわけです。

Ｍさんも持病があるせいで、自分を押さえて生きて来た自覚があるんじゃないでしょうか？

やりたいことがあってもそれは無理だと諦めたり、周りの人をみて「いいなあ」と思っても我慢することが多かったり、もし今も治療を続けていらっしゃるならば、そのための時間を作る手間が必要だったり、辛い治療とかしんどい薬を飲んだりとか食べるものを選ばなきゃいけなかったりとか自分を抑え込まなきゃいけないことも多いんじゃないでしょうか？

そうするとどうしたって自分のエネルギーを押さえなきゃいけなくなりますよね。

となると、そこで「お金」とつながってくるわけです。

自らのエネルギーを制限して生きてるとしたら、お金を得ることもまた制限せざるを得なくなるという。

「お金」ってエネルギーだし、パワーです。
お金がたくさんあればできることもたくさんありますからね。

「お金」を「健康」に置き換えてみると、持病のあるＭさんが豊かさを怖れるのも無理はないと思うのです。

持病があるせいで押さえてきたことが、自分のエネルギーを発揮することを押さえることにつながり、お金を得ることもまた抑えるようになる、という流れです。

そこはなかなか難しい話になるのですが、どうしたらもっと自らのエネルギーを解放することができるのか？というのが、Ｍさんの問題に対するひとつの解決方法だと思うのです。

＊

つまり、「本来自分はその持病を持てるくらいの膨大なるエネルギーを持った女である」ということをまずは思い込んでみましょう。

実際に詳しくＭさんのお話を伺ってみないとはっきりしたことは言えないんですけれど、私が知る限り、何らかの持病を持つ方はその人生のそこかしこに「それ、すごくない？めっちゃエネルギッシュじゃね？」という経験をしているものです。あ、もちろん、本人にとってはそれがふつうなので、すごいこととは気づいてないんですけどね。

そして、何も豊かなエネルギーを持っているからと言って、バリバリ働いてガンガン稼ぎなさい！というわけではありません。

エネルギーの使い方なんて多種多様で、動かずともそれを発揮することだってできるものです。

例えば、その豊かなエネルギーを「頭脳」にて解放しているケースもありますよね。物理学者のホーキング博士が著名なケースかもしれませんが、学者にならずとも経営者として参謀としてトレーダーとして作家としてそのエネルギーを活用している方もいます。

「芸術」もまたそのエネルギーを解放する手段のひとつですね。
絵、音楽、文学、写真、造形、料理などの「創作」もまたひとつの表現方法です。

「癒し」という形でその才能を発揮される方もいます。
ヒーラーだったり、占い師だったり、カウンセラーだったり。
私の師匠のひとりは持病というより障がい者だったんですけれど、彼はあちこちを回って講演活動をしていましたし、そのカウンセリングの技術はほんとうに素晴らしいものがありました。

また、そのエネルギーの豊かさが「セックス」において表現される場合も実は多いものです。男性を癒す、喜ばせるという形で表現されることも意外とありまして、そういう方は性的トラウマを持つこともある一方で、めちゃくちゃモテる人生を歩むこともあるんです。

さらには「あげまん」という形でそのエネルギーを解放している人もいます。
自分とお付き合いした人たちがみんな大成していく、という。
自分のエネルギーをパートナーに注入することによってそれは可能になるものです。

Ｍさんがどのようなお仕事をされているのか、どんな趣味があるのか、やりたいことは何なのかが分からないのでずらっと候補を挙げてみましたけれど、それだけのポテンシャルを持った女であることを信じられなくてもいいので、思い込んでいただきたいところです。

だから、今のパートタイマーの彼を起業家として成功させてあげることもできるし、すでに成功している男をさらに伸ばしてあげることもできる力を持ってるのかもしれません。

もちろんＭさん自身もまたそうした豊かさを受け取るだけの器をお持ちですから、自らがその道に踏み出してもいいでしょう。

＊

そういうわけで、私が気になるのはＭさんの持病そのものであり、その持病をどのように受け入れられているのかです。

文面から察するに恋多き女の気配は漂っておりますけれど、Ｍさんがやりたいこと、好きなこと、面白いと思うことってどんなことなのかな？ということを知りたいわけですね。

つまり、ライフワークを考えてみませんか？というのが今日の提案です。

そして、その豊かなエネルギーを体に負担なく解放していく方法を模索していきませんか？というわけです。

持病によって抑え込まれてるＭさんのエネルギーっていかほどのモノだと思います？
（ここで「もし持病がなかったらどうなっていたか？」は考えなくてもいいです。それはまたちょっと違う話になっちゃうので。）

今は収入が少ないけれど、そのエネルギーを解放したらどれくらい小判が降ってくると思えます？

また、今の彼氏が「よっしゃ！やったるで！」とスイッチが入ったらどれくらい化けると思いますか？

まあ、このエネルギーの解放ってのはほんと感覚的なものですし、頑張ることでもありません。

むしろ「自分を知る」ということに近いニュアンスと捉えてみてください。

ということでとりあえず「あれ？本来のあたしが持ってるエネルギーってめっちゃ強いの？え？マジ？地球をぶっ潰すくらいのエネルギーがあるの？え？」と思ってみてください。もしかしたら、「ああ、だからかー」というできごとが次々思い出されてくるかもしれません。

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