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母親が自立していて娘の気持ちを受け止められなかったとすると、自分で自分の気持ちをどう受け止めていいかが分からなくなる傾向があるようです。
人に頼ることも分からなくなって自己完結しやすくなりますし、さらに常にイライラしていたり、ストレスフルになったりするのです。
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今日聞きたいことは
・ストレス発散方法が分からずストレスが溜まる一方
・カウンセリングを受けるのが怖い
で、ぐるぐるしてる現状を少しでも軽くできないかについてです。
私は、依存も自立も強い、他人軸バリバリ、優等生、自己卑下、自分いじめ大好き、で生きてきた後方支援部隊です。
ラスボスおかんは、過干渉、感情を受け止めてもらったことがない、感情よりお金や物で愛や安心を示すタイプの超自立ウーマンで、もっと感情的に受容されたかったです。
根本先生の発信を通して、罪悪感、無価値感、怒りがかなり溜まっていることがわかったので、セルフカウンセリングやアファメーションなどを取り入れて昔と比べると「仕方ないよね」という言葉が増えたように感じます。
また、自分軸に傾き出したのか
・仕事しててもイライラする
・家族に対してもイライラする
・(昔からですが)やる気も何もでない動けない
・普通の仕事はそもそも向いてないので自分でどうにか動いて頑張っていかなきゃという焦り
から心休まる瞬間が無く気づいたら1日が終わってます。
良くなってる面も確かにあるのですが、些細なことでイライラしてしまうし、ストレス溜まってるし、食べることでしか解消できない自分がいます。(小さい頃から胃痛持ち)
体を痛めつけないストレス発散方法が分からないです。好きなことをやればいいとなっても思いきり楽しめないし楽しむのをブレーキしてしまうし、散歩に行こう体動かそうやりたかったあれしてみよう!にも動くのがしんどいしめんどくさいし…。
自己完結ではなくカウンセリングを受けることが大事なのも分かっているのですが、過去のカウンセリングでかなりトラウマになっている事が何回かあり、親密感の恐れも相まって更に心を開くのがこわくなっています。
うだうだぐるぐるしてる、八方塞がり感があり、自分を責めそうになる現状をどうにか軽くしたいです。まとまりのない文章で申し訳ないですが、大好きな根本先生からメッセージいただけると嬉しいです( はあと )
(Sさん)
まず、みなさまに注意を喚起しておきたいことは「課金してます!」とか「大好き!」とか書いたら採用されるわけではないということです。「でも、けっこうそういうネタ、よく見るんですけど?」という鋭いツッコミをするような方はきっと錯覚に違いありません!そんなに熟読しないでください!サラッと読むくらいがちょうどいいんですよ!ということで今後も課金ユーザーのみなさまのネタをお待ちする次第です。(手もみしながら)
さて、Sさんのセルフカウンセリングやアファメーションはたいへん順調らしいということで、他人軸に触れてしまった方々が自分軸になり始めるとたいへんイライラしやすく、そういうときに根本さんに会うと「まあ、怒りんぼだもんね~」とサラッと言われるようになって殺意を感じられるかと思います。
さて、基本的に女性性が豊かな人はうだうだするものでして、あーでもない、こーでもない、とあれこれ考え、答えが出ないことにイライラして、そういう自分にイライラして、誰かに八つ当たりして、それでまた罪悪感でイライラし、という日常を過ごしていらっしゃるかと思います。
で、お伝えしたいことがいくつもあって頭の中が混乱しているので、忘れないうちにお伝えしたいことを列挙してそのあとテキトーに話を広げていきましょう。
>私は、依存も自立も強い、他人軸バリバリ、優等生、自己卑下、自分いじめ大好き、で生きてきた後方支援部隊です。
ということは、本来は悪い子ちゃんで自分のことが大好きで、Mに見えて実はSっ気が強い、突撃部隊の可能性が強いということですねっ!!
あ、これ、文字通り信じなくていいんですけれど、たぶん可能性はいっぱいあるんだろうと思いますので、未来は明るいぞ!とお伝えしときます。
>・(昔からですが)やる気も何もでない動けない
>・普通の仕事はそもそも向いてないので自分でどうにか動いて頑張っていかなきゃという焦り
それだけストレスが溜まってるのであれば、やる気なんて出てこないし、向いてない仕事を頑張らなきゃいけないなら、できるだけ希望を持たないようにするでしょう。
まあ、イライラも愚痴も不平不満も溜まっていくものですね!
だから、とりあえずそのストレスをなんとかしなきゃ!というのもあるんですけど、そのストレスを生み出す心の仕組みを少し時間をかけて変えていきましょうか!というのが一歩目の課題になるかと思います。
となると、カウンセリングでも受けたらいいべ、ということになるんですけれど、
>過去のカウンセリングでかなりトラウマになっている事が何回かあり
ということであれば、そりゃあカウンセリングを受けるのも怖いし、尻込みしちゃうよねー、というところですね。
ちなみに今、自分なりにストレスを解消しようとして取り組んでることって何かありますか?
たくさん眠る、ネトフリみて号泣する、観葉植物に話しかける、大量の料理を作る、家じゅうをピカピカにする、筋トレを欠かさない、週末は山岳修行に出かける、1日2kmは泳ぐ、カラオケを6時間熱唱する、フルマラソンを完走する、畑仕事に勤しむ、猫カフェの常連になる、夜な夜なオナニーに耽る、バイクで峠を攻める、サンドバックに蹴りを入れまくる、等々、様々なアイデアが浮かぶものですけれど。
そういうことをする気力もないって感じでしょうか?
さて、ストレスフルになってくるとやる気も気力も湧かなくなってただただゴロゴロしながら休日を過ごすことになるものですが、そういうときでも出てくる「欲求」というのに注目することも良いものです。
やる気はないけど食欲はある、とか、とにかく眠りたい、とか、性欲が高まる、とか、人としゃべりたくてしょうがない、とか、甘いものを食べ過ぎる、とか、酒を飲みたくなる、とか。
例えば、眠りを求める場合は「頭の中、心の中を整理したい」という欲求の表れですし、食を求めるのは「安心や愛情を求めている」と解釈できますし、性欲に出る場合は「もっと親密感を感じたい。甘えたい。」という見方ができますし、酒を求めるのは「解放したいものがある。忘れたいことがある。」わけですし、しゃべり倒したい場合もまた同様に外に出したい気持ちが満載になってるわけです。
つまり、そういう無気力なときにも欲求が動いてることはあるわけで、それは「みんな同じ」じゃなくて、個人差が大きいものです。
その欲求すら出て来なくなる場合はちょっと抑うつ症状になってる可能性がありますから、できれば早いうちにカウンセリングを受けるなり、場合によっては心療内科を受診されるなりした方がいいかもしれません。
ということで、ストレス発散方法が分からないSさんや同志のみなさまは、自分の中にある欲求を丁寧に見ていくことをお勧めしたいと思います。
まあ、究極のところは「安心感が欲しい」というところなんだろうと思います。
ストレスフルになると緊張状態になって交感神経が優位になるものですからね。
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さて、結局のところ行き着くところはこちらです。
>ラスボスおかんは、過干渉、感情を受け止めてもらったことがない、感情よりお金や物で愛や安心を示すタイプの超自立ウーマンで、もっと感情的に受容されたかったです。
ということはSさんも早期に自立を果たした超自立ウーマン(母ほどではないけれど)というタイプなんだろうと思います。
ということは「抱え込み症候群」とか「自己完結癖」とか「ひとりで何でもできちゃう」とか「頑張りすぎて限界が分からない」とか「どれだけやっても満足できない」とか「自分を全然認められない」等々の症状が現れているだろうと想像できます。
親に自分の感情を受け止めてもらったことがないので、それを彼氏に求めたりすると思うんですけど、そうすると確実に「重い女」という認定を受けてハートブレイクするでしょうし、カウンセリングを受けても似たようなことが起きるのかもしれません。
甘え方が分からないのでぎこちなくなるでしょうし、そもそも自分の気持ちを表現することだって苦手かもしれないし。
だから、ずーっとSさんは心の中で「誰かあたしを受け止めてー!」という気持ちでいらっしゃるんだろうと思います。
でも、同時に「どうせ誰もあたしのことなんて受け止めてくれないよね」と拗ねてる部分や、「結局自分ひとりで何とかしなきゃいけないんだから」とあきらめの境地に至ってる部分とかもあるでしょうし、「なんで誰もあたしのことを受け止めてくれないわけ?」とお怒りになられてるところもあるでしょう。
そして、「あたしを受け止めてー」というのもやり方が分からないので、結果的に「ぶつかり稽古」のようになってしまって相手を吹き飛ばしてしまうこともあるでしょう。毎回えらい飛距離が出てドラコン賞とか取っちゃってるかもしれません。はい。
でも、そういうSさんはたぶん「姫」なところをたくさん持っていらっしゃると思うので、イライラされた際には「姫は今、ご乱心なのじゃ」とつぶやくことをお勧めします。(これはけっこう効果あります。)
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で、何が問題かというと「母に自分の気持ちを受け止めてもらったことがない」とするならば、「どうやって自分の気持ちを出せばいいのか分からない」となりますけれど、本質的には「自分で自分の気持ちを受け止められない」というところなんです。
例えば、娘時代にイヤなことがあってワーッと泣いてるときに、おかんが「あら、どないしたん?何かイヤなことでもあったんか?」と言って抱きしめてよしよししてくれたとするでしょう?
そんな記憶は残ってないけれど、そうやって受容してもらった経験は“体”が覚えているんですね。
そうすると大人になってイヤなことがあってワーッと泣きたいときに、「そら、イヤなことあったもんな。泣きたくもなるわな。」と“自己受容”ができるものです。
もちろん、子どもの感情を100%受け止められる親なんて存在しませんから、誰もが受け止めてもらえない経験をするのですが、それでも「受け止めてもらって安心した経験」というのが少しでもあれば、それを自分自身に与えてあげることができるものです。
でも、イヤなことがあってワーッと泣いてた娘時代に「立て!立つんだ、ジョー!!」と気合で自立することを求められた娘は立派な自立系武闘派女子になられるわけですけれど、そうすると大人になってからイヤなことがあってもそこで気合で何とかする、という癖が付いちゃうわけです。
常に厳しいセコンドが付いているような感じですね。
そういえば、武闘派のみなさまは何かとリングに立つことが好きですものね。
「言いたいことがあったら全部言いなさいよ!」と相手をけしかけますものね。
いつだって「喧嘩上等」ですものね。
セックスだって60分1本勝負!になりますものね。
つまり、自分の感情を自分で受け止めることが苦手になり、かつてやっていたように、とにかく我慢する、抑圧するということしかできなくなるんです。
だから感情(ストレス)の解消の仕方が分からないし、人に甘えたり、頼ったり、心の内を打ち明けたりすることが苦手になるのでしょう。
そもそも辛い、しんどい、苦しい、もうヤダ、もう無理、ということを認めることも苦手になると思うので、根本さんのカウンセリングなんかを受けると「もう限界!無理!ヤダ!」と叫ばされたりしますから気を付けたほうがいいですよ!?
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さて、心理学を学び始めたり、根本さんのブログを読みふけったりするうちに「分析する癖」が付いたりしませんか?でしょ?
何かと「これは罪悪感なのか?」とか「あれはおかんとの関係が再現されているのか?」とか「やはり無価値感がネックか」とか「ウンコ!!」とかいっぱい頭の中で考えるようになると思うんです。
つまり、元々考える癖があったところにさらに考えるネタが与えられたわけですから、色々と考えすぎて訳が分からなくなったりするのです。
そこで素直な人はカウンセリングなどを受けてカウンセラーにあれこれ質問したりするのですけれど、自己完結癖がある人は「根本さんのカウンセリングなんて予約取れねーし」とか思って“上手に回避する”ので、いつまでも頭の中でぐるぐる考え続けることになります。
それでよりそこを明らかにしたくてブログをさらに熟読し、何なら本や動画に課金したりするわけですね。(まいど!ありがとうございやーす!!)
でも、やっぱりそれって自分ひとりで何とかしようとするクセがあるわけで、「きっとカウンセリングに行ったら『考え過ぎです』とか言われるんだろうなー」などと思うとますますカウンセリングを受ける勇気なんて出ないんですよね。
それでもういい加減頭から煙が出てほんとうに訳が分からなくなるので、1,2回セミナーに参加して根本さんがどんな人かを確認した上で、ようやくカウンセリングに来られるんです。
で、60分後には「なんでもっと早く受けなかったんだろう?」とか思うようになるんですよねー(自画自賛)。
とはいえ、それでも「予約なんて取れないやん?」という言い訳を常にしてしまうのですが、そういう方は「むしろカウンセリングの勉強して、カウンセラーになったほうが早い」という風に考えてみてください。
別にカウンセラーとして生計を立てなくても良いので、カウンセラー側の視点を勉強すると自分のことがもっと分かるし、効果的なのだよ、ということです。
ちなみに「受ける側で50%、与える側で50%癒される」という風に言われていまして、受ける側だけでは癒しきれない部分が残るものです。
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さて、けっこう今日は大切な話をいくつかしたと思うのですけれど、Sさんのような筋金入りの武闘派女子のみなさまは、その母(ときに父)の影響によって「豊かな女性性を男性性に変換して自立する」というパターンをお持ちです。
だから、そこかしこに女性性の豊かさがにじみでてきているのですが、習慣的に男性性を選択してしまうので何かと壁にぶつかりやすいのです。
その豊かな女性性をきちんと女性性として扱ってあげることが結局は大切なわけで、すなわち、感じる、笑う、泣く、つながる、安心する、喜ぶ、ワクワクドキドキする、怒る、と言った「感情」に注目していきます。
つまり、自分の感情に素直になる!ということを意識的にやっていくわけで、表現はうまくできなくてもとりあえず感じることが大事なのです。
だから手っ取り早く韓国ドラマにハマるとか、映画をネトフリやアマプラで見まくるとか吉本新喜劇を観覧するとかして泣いたり怒ったり笑ったりするのがいいでしょう。
漫才やコントも4分みたいな短い尺のものではなく、10分15分の長尺のものがいいです。だから、テレビじゃなくて動画やライブの方が効果的。
さらに、セクシャリティもとっても大切。自分が女であることを思い出させてくれるものだから。
イライラも大切な感情ですからそれを御恨み帳に書くことも大事です。
そうして「母親が教えてくれなかった自分の感情を受け止める方法を経験的に学ぶ」というのがお勧めなのです。
そうすると、豊かな女性性がもたらす恩恵がいっぱい降ってくるようになります。
価値観が大きく変わることもあります。
分かりやすく言えば、男性性は「結果」を求めます。でも、女性性は「プロセス」が大事です。
男性性が強く出ると仕事でも結果を出すことに意識が向きますし、結果を出すように求められているように感じられます。
けれど、女性性を容認していくと「楽しい」「面白い」「やりがいがある」「安心する」と言った感情が重視されるようになるので、仕事を楽しむことができるようになったり、面白い仕事を求めるようになったり、「人間関係がとてもいいからこの会社が好き」と思えるようになったりするのです。
そしたら、ほんと日々の景色が一変しますよね。
・・・なんてことを意識しながら過ごしてみるのが良いと思うのですが、Sさん、みなさまはどうお感じになられたでしょうか?(珍しく丁重なシメの挨拶をしてみた。)
◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
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