「前門の虎、後門の狼」な状況は思考では解決できない！～自分の気持ちに素直になる。自分らしさにこだわる。～

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仕事はイヤだけどローンがあるから辞められない、みたいなにっちもさっちもいかない状況ってあると思うんです。
そういうときって賢い人ほど頭で考えて何とかしようとするんですけれど、思考では解けない問題なので、早いところ「心」に委ね方がいいんですよ。

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まあ、なかなか難しい問題ですよねー。
あれこれ考えてしまうとどうしていいか分からないし、そもそも気力が萎えてる今日この頃ですから、何か新しいことを採り入れることだって気分が乗らないと思います。

で、結果、ズルズルと行ってしまうことになって「あああ、あたし何してたんやろー！！」とさらに自分を責める結果になるんですよね。

・・・とここまで読まれてすでに「あ、やべぇ。あたしのことだ」と何かが心臓に刺さっちまった方も少なくないかと思います。Ｋさんと同じく仕事の問題の方もいれば、先の見えない恋愛沼にハマっちまってる方もいらっしゃると思うわけです。

たぶん、Ｋさんは今、人生の大きな大きな転換期に来てると思うんです。

あまりそんな気はしてないでしょう？

でも、私から見るとここでどうするか？によってこの先の人生が大方決まっちまうような、そんな分岐点に立ってらっしゃるようなのです。

・・・とまあ、そんなこと言われたらけっこうビビりますよねー。すまぬ。

ただ、それくらいの意識を持たないとこの状況を変えることは難しいんです。

つまり、結論を先に言っちまえば「自分を変える時期なんですよね！」ということで、“少なくとも”半年間くらいはこのテーマと向き合っていくつもりで取り組んだ方が良いと思うのです。

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まず、なんでこの状況を変えるのが難しいかを説明しますね。

＞今すぐ辞めたい、逃げ出したい、と思ってしまうのですが、マイホームを購入したことやお給料や休みなどの条件も良いし、夫の収入も少ないことから、現実的に次どうするかが決まらないまま辞めるわけにもいきません。

たぶん、ここが核心だと思うのですが「前門の虎、後門の狼」な状態ですよね？
いわばものすごい「葛藤」あるわけです。

そして、まず厄介なのが「同じ思いを抱えながら頑張ってる人なんて世の中にいっぱいいる」という情勢です。

ローンを抱えながらイヤイヤ仕事に行ってるパパやママはめちゃくちゃたくさんいるわけで、そうすると「この状況は正しい」みたいな感じに受け止めてしまいます。

それで「みんな同じ思いをしながら頑張ってるんだからしょうがない」と諦めが入ってくるわけですし、実際、そのようにＫさんに忠告してくる“同志”もたくさんいらっしゃると思います。

もちろんそこには「愛」があるんですよね。

家族のことを愛しているからこそ、そんな辛い思いをしてまで頑張ってるわけですが、それが「一般的」「当たり前」になってる中では、感謝されることもありません。

もちろん、そんな周りの様子を伺うまでもなく、「辞めたい、逃げ出したい」けど「マイホームを買っちまった！夫の収入も少ない！」からの「辞められない」と思考がぐるぐる動くわけです。

そのうち「諦めの境地」がやってくると思います、、、、ていうか、むしろ、そっちの方向に進んでいるようにＫさんも実感されてると思います。

そういう“思考（考え）”に支配されてるので、

＞なのに努力して覚える気にもなれません。それで困るのは自分なのに。努力できない自分も嫌になります。

という風に自己嫌悪まで作り出してしまいます。

今のＫさんの心境ってものすごくシンプルなんです。

「この仕事、おもんねーし、職場の雰囲気も合わねーんだよな。ああ、無理。やだ。」

これだけですよね？笑

なので、思考に支配されてるときはシンプルな自分の気持ちを表現するのが良いので、この「　」内のセリフをとりあえず１日１０回はつぶやくようにしてください。

まず、自分を変える一歩目はここから。

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よくやっちまうことなんですけど、Ｋさんもそういう素直な気持ちを認めたらヤバいんですよね。今の仕事続けられなくなるから。

まあ、気持ち的には続ける気なんてないわけですから、それを認めたら実際そうなっちまうように怖れるんですよね。

だから、上記の「　」内のセリフを声に出して言うのは抵抗も強いと思います。

要するに「感情を一生懸命思考で抑え込もう（変えよう）としている」のが今のＫさんの状態です。

だから、これだけ「言葉」が必要になるんです。

今、自分がどれくらい「素直な自分の気持ちを思考で説得しようとしているか」を考えてみてください。

相当なエネルギーをそこに費やしてると思いませんか？

「いやだー」「ダメ！」「むりー」「そんなこと言わない！」「頑張れない！」「ダメ！ローンはどうするの？」「会社行きたくない！」「そんなこと言ったってしょうがないでしょ！」みたいな葛藤が常に起こってるわけですから、相当エネルギー費やしていますよね。

そこにエネルギーを使っちまってるから「努力できない」んですよ。

仕事を覚えるだけでなく、職場にいること自体が苦痛で、その苦痛を思考で抑え込もうと頑張ってるから「努力できない」し、「責任もって仕事ができない」わけです。

もう自分に余力がないことにそろそろ気付いたほうがいいんじゃないでしょうか？

つまり、それくらい今の環境はＫさんにとっては「自分いじめ以外の何物でもない」ということが言えます。

もちろんこの「環境」というのは「仕事」だけでなく「マイホーム購入」「夫の収入」などの要素も含めたものです。

・・・ということはＫさん、ドＭですね？この環境をいかに快楽に変えられるか？というプレイを勤しんでいらっしゃるわけですね？

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さて、こういう状況になりますと自分を変える、状況を変えるためにはけっこう大き目なイベントを用意する必要があります。

・デカめのミスをしてクビになる
・夫に女性問題、アルコール問題、借金問題などが発覚する
・自分に男ができる他、依存症系の問題が起きる
・病気になる
・入院レベルのケガをする

そうなってからでも別にいいんですけど、身体的・経済的・家庭的リスクが伴うので、できれば早めに手を打ちたいんですけど、でも、そういうことくらい何となくＫさん自身も分かってるし、何なら「誰か止めてー！」とか思ってらっしゃるんだろうと思いますが、けっこうマジメで頑張り屋さんな方ほど、「止めるだけの理由がない」というわけで、そんなイベントを心待ちにしてるフシもあるものです。

なので、そういう方にはもれなく次の実習を日々やっていただくことにしています。

「やだやだやだやだ・・・」を３分間唱える。
「辛い辛い辛い辛い・・・」を３分間唱える。

意外と短いでしょ？できれば個室で、声に出して、立ってやってみてください。お腹に手を当てて。可能であれば地団駄踏んでください。より効果的です。

そして、次にこれをやってください。

「誰か助けて！」を１分間唱える。

どれも感情込めなくてもいいですから。

スマホでタイマー測ってやってみてくださいね。

これをとりあえず１週間毎日続けましょう。１日７分でできるエクササイズなんで楽勝でしょ？笑

ということで、これが２つ目。

この２つは「素直になんなさい」というメッセージでもあり、「体は正直だのぉ」という現実を受け入れることでもあります。

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ここから先の話は実際にこの２つの“声出し”をやってからになるのですが、ブログなのでもう少し話を進めておきます。

結局のところＫさんの考えを変えなきゃいけないのです。

「お金」「仕事」「家族」に対する考え方を全部とは言わないけれど、ある程度変えていく必要があるんです。

だけど、今までその考え方である程度成功しちゃったんですよね。

客観的に見れば順調に来てるでしょ？
どこの職場でも評価され、夫もいて、マイホームだってあるわけで。

けど、その考えが通用しないレベルにまで来ちゃったので、そこをアップデートしていかなきゃならないんです。

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個人セッションでもライフワークグルコンでも今回のＫさんのようなお話に出会うことは珍しくありません。

で、同様に「考え」を変えていくことが必要なのですが、なまじっか今までのやり方で成功してるので、そこを変えることに非常に大きな抵抗が伴うんです。

「今まで一夜漬けで全部試験通ってきたから、３０代でも全然徹夜すれば行けるはず！」と思い込んでるような感じです。無理ですよね？それ。笑

だから、そうしたカウンセリングでは押し問答というか抵抗が如実に出ることも多いんです。

昨日の独立に関する記事でも触れましたが、周りが会社員だらけの中で独立起業するのってものすごく抵抗が出るんです。

だから「すでに独立して幸せにやってる人に会いに行く」というのは自分の考え方を変える方法になるんですね。

しかも、周りの人たちが我慢して頑張ってる状況の中で、自分だけが楽な方法を選ぶってのは罪悪感が出てきちゃうんです。

だから、Ｋさんにとっては「自由に生きてる人たち」に一人でも多く会うことをお勧めしたいものです。その方が早いと思うので。

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さて、結局のところＫさんに対しては「自分の気持ちに素直になんなよ」ということを繰り返し伝えることになるでしょう。

＞頑張るためにプライベートを充実させようとしても何がやりたいかわからず、頭もぼーっとして一日中寝て過ごしたり、食べまくったり、スマホをいじって終わってしまい逆に落ち込みます。

この「何がやりたいか分からない」「頭がボーっとして１日寝てる」「食べまくる」「スマホばっかりいじって１日が終わる」という状態を客観的に見てどう思います？

ストレス溜まってるんだろうなー。
もう限界なんだろうなー。

と思うでしょ？でも、どこか「他人事」に思っていませんか？

思考に捉われて心と分離してしまってるがゆえに、そんな風に過ごしてる自分を他人事のように扱っているので「落ち込む」し、そんな自分を責めまくるんです。

頑張り屋さんであるはずのＫさんが休日に何もできないくらい追い込まれてるってのが今の自分です。

それを思い知る必要があるってことです。

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その上でライフワークをデザインしていくんです。

自分に合った、幸せな生き方を模索していきます。

お金に対する意識も「本来の自分」にフィットするように変えていきます。

例えば、こういうケースで私がよくする質問があります。

「今のマイホーム、満足度はどれくらいですか？」

先日のライフワークグルコンでは「１００点です！」と笑顔で答えられた方がいて、聞いてみればなるほどなので、「じゃあ、次は別宅を作ることですかね？」と提案しました。

Ｋさんや皆さんはどうでしょ？彼女のようにニコニコしながら１００点！と言い切れますか？

マイホームを決めるにもいろいろと条件があったと思いますが、そこでどれくらい自分らしさを１００％発揮できるかが大事です。

間違っても「予算」で自分の希望に制限をかけてはいけないんです。
それは確実にストレスになり、やがて不満となり、問題が生まれてきます。

もちろん手持ちの資金には限界があるわけですから、そうせざるを得なかった場合には「次」を目指してきます。（そうして根本家は結婚して以来、４軒目の家に住んでいるんですけどね。）

ライフワークは制限を取っ払った世界です。
だから、とても自由な意識の中でデザインしていく必要があります。

そこでは可能性を捨ててはいけません。

夫の収入が爆上がりする可能性もあります。
今よりさらによい条件の会社に転職できる可能性もあります。
ふと思い立って起業したらあっという間に今の収入を超える可能性もあります。
いきなり南の島に移住したくなる可能性もあります。
「やっぱ港区のタワマンに住みたい」と思う可能性もあります。

そうして「自分らしさ」を見ていく中で「したいこと」を取り戻していきましょう。

案外、うちのお弟子にはそうしてカウンセラーを目指すようになった者もいるので、Ｋさんも興味あれば考えてみるといいと思いますよ！

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ということでここまでの流れを整理すると、

１．感情を吐き出して自分の気持ちに素直になる
２．ライフワークをデザインしていく

要するに「自分らしい生き方を実現していくチャンス！」なのです。

という２つの話をこんな長文に渡って読み進められた皆さんは偉いってことですな。ヒマなの？笑

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