【サレンダー】今の流れに乗ってみることのススメ～「今」幸せになんだから「過去」は切り離して捉えてもいいんじゃない？～

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「ひとり」の時間を長く過ごすと「ふたり」に慣れないもので、どうしても過去に捉われて「ひとり」で頑張ってしまいがちです。
でも、「今」ふたりになって幸せになったんだから、その新しい流れに乗っていくのもアリなんじゃないでしょうか？

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このたびはグループセッション並びに動画への課金、まことにありがとうございました。その一言を伝えるためだけに記事を掲載させていただきましたので、正直今日はここで終わってもいいかな、という気分でございます。大阪はいい天気ですし、薪を担いで焚き火にでも行ってこようかと思います。では！

・・・という風に終われたらいいなあ、と思いながらつらつらと本題を眺めておりましてね。それで「ああ、あれこれ考えずに今のいい流れに乗っちまえばいいんじゃねえかなあ？」という風に思ったわけです。

流れに乗る、つまり、サレンダー（流れに身を任せる）ってのはすごく大事なんですよ。だから今なら旦那さんと話し合って転職してみるのもアリかな、と思う次第です。

では、頑張ってくださいね！

・・・という風に終われたらいいなあ、と思いながら焚き火に出かける準備をしているのですが、今日はちょっと暑いかなあ？夕方まで待った方がいいかなあ？などと思っているところです。（え？しつこい？さっさと先を書け？え？でも、みんな前戯はしつこいくらいが好きってよく言うじゃない？？）

ということで、私は「流れ」というものをとても大切にしているんです。

クライアントさんのお話を聴きながら今、どういう方向に向かっているのかというのを眺めるようにしていて、良い流れだと思えばそこにどう乗っていくかを考えるし、そうじゃない流れだと思ったらそれをどう切るかを考えていくんです。

Ｔさんの揚げ足も後々取って行こうと思いますが、人は案外「過去」に縛り付けられていまして、「今」もその延長で見ていることが多いです。

今までうまくいかなかったから今回もダメだろう、みたいに。

確かにうまく行かない流れなら今回もダメになる確率は高いと思うんですが、でも、今までと流れが変わっているならば今回は期待していいんじゃない？と思うわけです。

で、その「過去」ってのが「今までそうだったから」というできごとだけでなく、「今までそうだったからこう思う」という“観念”（ビリーフとか自分ルールとか思い込みとか）も含まれるんです。

「アプリで婚活してるんすけど、いい感じになってきたときに音信不通になることが続いてもううんざりなんですわー。男ってすぐにあたしから逃げ出すんですね？そんなに怖いんですかね？そんなことはないと思いますけど。だから、もう婚活するのが嫌になっちまって。もうあきらめた方がいいんですかね？」という風に。

〇過去にあったできごと→連続して男に音信不通にされる

〇そこから生まれた観念→男はあたしから逃げ出す生き物だ。処刑すべきだ。

これらが合わさって「あたしに結婚は無理なんじゃね？」という結論を導き出しているんです。

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Ｔさんのお話で言えば、仕事がそれに当たりますよね。

〇過去にあったできごと→転職を繰り返したけどハラスメント多数、今の会社の人間関係も良くない、認めてもらえない。サイテー。

〇そこから生まれた観念→どうせ転職したってまた同じことの繰り返しになるよね。

さらにそこに「計算」という思考が絡んできてますよね。

＞手当や休職を考えると、現在転職は難しそう

というやつ。

そうすると「転職したいけど無理だから今の職場に居続けるしかない」という結論を導き出すのです。

確かに、おっしゃる通りで、ふつうであれば「確かに今は転職する時期じゃないよね」と私も思いますし、「とりあえずなんでそんな状況を引き寄せてしまうのかを考えて行こうじゃないか！」という風にカウンセリングを進めていくと思います。

ただ、Ｔさんの場合は流れが明らかに変わってるんですよね。

もちろんそれは旦那さんの存在です。

＞結婚してから好転しました。

という流れの中にいらっしゃるんです。

カウンセラーとしての私は「へえ、なんでそんな素敵な旦那様と結婚できたわけ？何したの？突然変異？」と婚活が絶賛連戦連敗中のクライアントさんに少しでもネタになりそうな話を引き出そうとするでしょう。（やさしい）

そこにはとても興味あるところなのですが、その新しい流れに気付き、それに乗っかることを推奨したいんです。

そして、その新しい流れにいるＴさんは

＞旦那と一緒にいる時間はとても幸せである一方、一緒に過ごせる時間が少なく、もっと遊びたい！仕事行きたくない！といつも思っています。

という風に思わず惚気てしまうほど幸せを感じられてるですから、そこに注目した方がいいんです。

つまり、

〇過去のＴさん→人間関係、お金、恋愛全てドン底

〇今のＴさん→旦那と一緒にいる時間はとても幸せ

という風に「時代が変わっちまったぜ！」と言っていいくらいなんですよね。

でも、どうしたって過去のインパクトがデカいので、人によっては「今の幸せは幻よ。このラブラブな関係もいつかは終わるんだわ」と思ってしまうし、その幸せに慣れないので「なんか気持ち悪い、なんかやだ。」と感じてしまうこともあるほどです。

だから、過去と現在を切り離して捉える意識が必要になります。

実は「記憶」というのは「感情」とつながっているので、女性性が豊かな方ほど過去に捉われやすいのですね。

そして、今回のように何の前触れもなく状況が好転すると感情がパニックになってなかなか今の幸せを受け入れられないってこともよくあるんです。

そうすると「今の自分は幸せだけど、自分の意識はまだ過去を生きている」なんてことになりかねないんですね。

つまり、「今は旦那さんとラブラブでもっと一緒にいたいと思っているけれど、心の中はあの暗黒時代を抜け出せておらず、そこに執着してしまう」ということが起こり勝ちなのです。

だから、場合によっては「なんでそんな状況が好転したのかを感情的に理解してあげること」も大事になってきます。

そうすることで「過去」と「現在」を線でつなげることができれば、今の幸せをもっと受け入れやすいのですね。

たぶん、それが

＞その時感じられなかった安心感を、旦那と築き上げられたらと思っています。

という一文に現れているような気がするんですよね。

今、旦那さんと一緒にいて安心感を感じられていますよね？
築き上げる必要もなく、もう今、ここにありますよね？

今ある安心感をもっと深めたい！というならば分かりますけれど、この文章だけみるとまるで今も不安が拭えないように見えてしまいます。

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そういうわけでＴさんは「過去は過去として切り離す」という“男性性”的なアプローチが今は役立つと思います。

転職することを「決断」することも、そのために「行動」することもまた男性性の力が必要ですしね。

でも、パートナーシップって自分で全部やる必要はないんですね。

一緒にいられる時間は十分ではないけれど、でも、一緒にいられる時間に「幸せ」や「安心感」を味わい、「ああ、過去の辛い時代はもう終わったんだ」と自分に教えてあげることは今夜にでもできることでしょう。

また、決断や行動についても旦那さんに相談することで可能になることも多いです。

自立系武闘派女子な皆さんは自立して一人で背負って抱え込んで頑張ってきた時間が長いので、つい何でも自分ひとりで決断し、行動しようとしてしまいます。

それで一人で決めて旦那さんには「事後報告」ってことにするわけですね。

それが過去を引きずりながら決断・行動することになるので、旦那からは「なんでそんなしんどいことを頑張ってるんだろう？」って見えることをやっちまうことも多いのです。

まあ、過去にいろんなことがあった分だけ、そんな「あたしのことを第一に考えてくれる」とか「あたしのために頑張ってくれる」なんて思えないのも無理はないですけれどね。

だから、私のクライアントさんでも「それ旦那に話してみた？え？してないの？じゃあ、今夜にでも話してみなよ」と伝えた結果、ソッコー問題が解決しちゃうことだって珍しくないんです。

さらに、旦那さんに相談して、旦那さんに決めてもらったり、行動してもらったり、「じゃあ、俺が支えるよ」とやる気になったり、頑張ってくれたりするのは「たいへん良好な旦那教育」になるんです。

彼の男性性を育てることになりますから。
そしたら、Ｔさんはより豊かな女性性を活かせるようになりますし、それが妊娠・出産・子育てというプロセスに大いに役立つことは言うまでもありません。

「ひとり」で生きてきた時間が長いと「ふたり」になかなか慣れないものですよね。

女性性が豊かな人ほど過去に捉われますから「ふたり」になっても「ひとり」のようなマインドを持ちやすいものです。

パートナーシップっていうのは「自分が苦手なことを相手にお願いする」とか「相手の不得意な分野を自分がサポートする」という“ニコイチ”な関係です。

ひとりで完璧にならなくても、ふたりでちゃんとすればいい関係です。

そこで「ひとり」に執着してしまうと「ふたり」を壊そうとすることだってあるんです。

そのことを学ぶ時期に来ているのかもしれませんね。

だから、そんな武闘派な皆様にはこんな提案をよくするわけです。

「旦那さんにもっと役立たせてあげなよ」

「もっと旦那さんに助けさせてあげなよ」

それができるようになると「あら、全部ひとりでやらなくてもいいのね！ああ、楽だわー。感謝だわー」という風になれますし、旦那もあなたのパートナーとしての自信を深めていきますから、より頼りがいのある男性性が育っていくのです。

そしたら、自立系武闘派女子として長らく磨いてきた「与える力」もより効率的に使えますね。（つまり、旦那さんにいっぱいサービスしてあげたくなるってことです。）

「せっかくそんな素敵なパートナーができたんだからひとりでやるのは卒業してふたりで一緒にやるように意識を変えていきましょうね！」ということです。

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だから、とりあえず今夜にでも自分が思っていることを旦那さんに話し、「転職したいし、妊活も頑張りたいし、お金で困ることはしたくないし、あなたに迷惑をかけたくないし、さあ、あなたならこの問題をどう解く？」と出題してあげたらいいと思います。

そうすると問題解決が大好きな男性性が刺激されて「こうすりゃいいんじゃない？」というプランを提示してくれると思うんですけどね。

ちなみに旦那さんに相談した結果、「手当てや産休・育休が取れるのはありがたいからもうちょっと仕事頑張ってくれないかな。妊娠したら休めるからとりあえず早く種付けしよう！」という提案をされたとしましょう。

前半部分は自分の望まない答えなわけですけれど、でも、旦那が自分の気持ちを理解してくれたことに喜びを感じられるでしょうし、それなら妊娠するまで旦那さんのためにも頑張ろう！と思えたりするかもしれません。

そうすると今の仕事やお金の問題も「ひとりでなんとかする」から「旦那とふたりで何とかする」という風に変わりますから、それだけでも気持ちは楽になると思います。

つまりＴさんとしては全くそんなつもりはないかと思いますが「もっと旦那を頼りにしていいんじゃね？ひとりで頑張りすぎよ？」ということをお伝えしたいわけです。

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント～実習メインのグループセッション～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

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