いつかこの幸せが壊れるんじゃないかと不安になってしまいます。



「幸せになる」というのは全人類の目標でありながら、最大の怖れでもあります。
そして、幸せを手に入れた瞬間からそれを失うことを怖れるものでもあります。
そこには罪悪感と無価値感が暗躍しているのですが、その意識を変えるにはどうしたらいいのか?を考えてみたいと思います。

先生はじめまして。
質問させて頂きたくてやって参りました。宜しくお願い致します!唐突ですが…今の幸せが自分には大きすぎて常に怖いのが悩みです。

私はずっと結婚離婚をくり返す母がいて夫婦仲はいつも悪く、家も常に貧困。
親戚中もみんな悪口三昧な人ばかり。
自分は先生の言う武闘派女子?か…わかりませんが、仕事で結果を残せてきたと思います。
そんな私が11年前に結婚をしました。紳士的でいつも優しい旦那さん。高学歴高年収の人なので、結婚後かなり大きな家を買ってもらいました。
優しい子供達にも恵まれて、子供達も私立の学校に通えています。

ただ、いつかこの幸せが壊れるんじゃないかと不安で。
去年は首一枚繋がりましたが、壊れるんじゃないかと言う出来事があったものの、主人が命懸けで私と子供達を守ってくれました。
2人目が今年小学校に入学し仕事復帰をしようと以前から考えていました。
家のローンやオール私立になりそうな子供達の足しにでもと思うのですが、中々体が動きません。幸せを守りたいのになぜか体が動かないんです。

すみません。幸せすぎて怖いと相談したいのか、お金がかかるので仕事復帰をしたいのに体が動かないと言う悩みなのか…わかりづらくなりましたが、回答いただけますと嬉しいです。
(Nさん)

そりゃあ、守ってもらう立場なんだから、守る側に行くのはちょっと難儀よね、そりゃ、しゃあないよね~という話でよろしいでしょうか?笑

そもそも私たちの抱える最大の怖れは「幸せになること」と言われていまして、幸せになりそうになった途端、全速力で逃げるか、それを全力で叩き潰すことになっていますね。心当たりのある人も多いでしょ?笑

そして、そんな素敵な人を出会い、家庭を築いて来られたのであれば常にそれを失う恐怖と戦う羽目になりますよね?そんなことならさっさと幸せをぶっ潰した方が楽だよね?とか考えちゃうのも無理なきことと思います。

例えば、長年婚活がうまく行かなかったのにひょんなことで出会った人とスピード婚し、めちゃくちゃ愛されて幸せ過ぎるクライアントさんがいらっしゃいまして。

けど、みなさま同様、彼女も叩けば埃しか出ないものですから、結婚が決まって以来、幸せなんだけど逃げたくてヤバい、こんな幸せは続くわけがねぇ、いつか過去がバレて嫌われるに違いねぇ、きっとこれは壮大なドッキリなんだ、と恐れおののいていらっしゃいました。

でも、それもだんだん落ち着きまして今もたまに惚気話とちょっとした軽い相談ネタを持ってお越しになります。年に1,2回は根本さんにしゃべってアク抜きをしたいんだそうで。もちろんその間、スーパーカウンセラーである私はずっと溜まったYoutubeを見てるんですけどね。てへ。

で、なんで落ち着いてきたか?というと「幸せを受け取る」ということに全振りしてカウンセリングをしてきたわけでして、そこでは罪悪感やら無価値感やら親密感への怖れやら自分軸やらライフワークやら壮大な話をたくさんしてきました。

ちなみに、問題が山積みで幸せなんて縁遠いと思ってらした方が幸せになっていくと、カウンセリングに来られる回数が増え、より必死になっていきます。

「男がいないのもまた寂しくて辛いけど、ヘラクレスオオカブト君を捕まえちまった今の方が不安でヤバい」とカウンセリングに来る回数が倍増した方も珍しくないんです。

幸せになりたいけれど、幸せになるのはものすごく怖いし、幸せになったら不安も絶大なのが私たちなのかもしれません。

そうした問題を乗り越えるカギは「創造者」のマインドを身に着けることだと思っているんです。

>いつかこの幸せが壊れるんじゃないかと不安で。

Nさんがそういう気持ちになるのも無理はないもので、そもそも「幸せ」ということに慣れてないのですよね。

そして、罪悪感が破壊工作を生み出し、無価値感が受け取り拒否をするものですから、どこかで「幸せじゃなくなったときの準備」をしているわけです。

つまり、「幸せじゃなくなることが目標」みたいなマインドになるんです。

変ですよね?けど、みなさん、なんとなく分かりません?それ。

そこにある問題がその「罪悪感」と「無価値感」の2大巨頭なんです。

〇罪悪感が幸せになることを拒否する件について

罪悪感というのは「自分は幸せになる資格がない」と思わせる感情でして、その理由を問うてみれば過去の様々な「罪」が上がってきます。

自分が誰かを傷つけてきたこと。
自分の良心に背いてやってきたこと。
誰かを助けられなかった、救えなかったこと。
誰かを見捨ててしまったこと。
周りの人に比べて恵まれていることへの罪悪感。
親などから罪悪感を植え付けられてきたこと。
自分は穢れていて毒であると思っていること。

「ああ、確かにあたしは何人もの男を大阪湾に沈めてきたもんな」とその由来が分かる罪悪感はまだマシで、多くの罪悪感は氷山のように水面下に潜っているものです。

この罪悪感は「自分は悪人なんだから罰せられるべき」という思いを作り出すので、喜び、楽しみ、嬉しさ、感動、愛情、親密感、才能、ワクワク、感謝を遠ざけていきます。

また潜在意識にある罪悪感は時に強力なパワーを発揮して今の状況を暗転させるほどの力を持っています。

だから、罪悪感が強いと幸せを選ぶことができなくなるんです。

万が一、幸せになっちまった場合は、その幸せを壊すべく自分が問題児になることも珍しくありません。

そうした潜在的な感情が動いているから「いつかこの幸せが壊れるんじゃないかと不安」になるのです。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

〇無価値感が幸せを拒絶する件について

無価値感というのは「自分は幸せになる価値がない」と思わせる感情でして、仮に愛がやってきても受け取れずに、それを拒否してしまうのでいつも孤独が伴います。

どうせ自分なんて誰も愛してくれない。
自分がいなくなっても誰も困らない。
あなたはあたしじゃない人と一緒にいる方がきっと幸せ。
こんな人があたしのことを愛してくれるわけがない。
あたしには何も価値がないんだから何かしないと捨てられる。

そんなちょっと拗ねた姿勢を作り出すものです。

自分には価値がないんだから幸せになれるわけがないと思い込んでいるので、幸せがやってきても華麗にスルーするか逃げ出すのがオチです。

だから、たくさん幸せを与えられても心は満たされず、もっともっとと求めたくなりますし、逆に、それを失うのが怖くて身動きが取れなくなることも多いです。

*セミナー動画「無価値感を癒して今の自分に自信を持つためのワークショップ」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45220

Nさんのお話で言えば、

>私はずっと結婚離婚をくり返す母がいて夫婦仲はいつも悪く、家も常に貧困。

という状態で育ってきたのですから、まずは「家」というものに対して不安が強くなりやすいと思います。

自分の身がどうなるのか分からず不安で、周りに振り回されやすくなりますよね。

だから相当早くに自立し、「仕事で結果を残せてきたと思います」という偉業が成し遂げられたと思います。

これはうちのブログで頻繁に出てくる例にもれなくハマりますよね。笑

で、

>お金がかかるので仕事復帰をしたいのに体が動かない

という問題についてはたぶんあんまり重要じゃないと思いまして、カウンセリングであればNさんに「え?そんなNさんが働きに出ないとヤバい状態なの?旦那の稼ぎはそこまで追いついてない状態?」「そもそも働きたい人なの?仕事って好き?」などとお聞きして「じゃあ、別に働きに出る必要はないんじゃね?」なんてことになるかもしれません。

Nさんからすれば「誰かに守ってもらう」なんて経験、ほとんどしたことないわけですよね。
そこに旦那さんというスーパーマンが現れてNさんを守ってくれているわけですから、そりゃあ、甘えたいでしょ?むしろ、あたしがこの人の娘になりたい!と思うでしょ?子どもたちに嫉妬したことってない?「いいなあ、あたしもパパからそんな風に愛されたかったわ」と。

だから、「動かない」んじゃなくて「動きたくない」んだと思います。

そして、「動く必要がない状態」だから「動かない」んだと思います。

ということで、この話はここで終わり!笑

さて、再び「幸せ」に関するお話。ここから一気に話はぶっ飛びます。

「なぜ、Nさんは彼と結婚できたんだと思う?」
「なぜ、そんな素敵な彼がNさんを選んだのだと思う?」
「昨年大ピンチが訪れたようですが、なぜ彼は命がけで家族を守ってくれたのでしょう?」
「なぜ、11年間、幸せが続いているのでしょう?」

罪悪感と無価値感の話をしてきたようにNさんと似た状況の人で今もヘラクレスオオカブトくんを求めてアマゾン流域に探索に出ている武闘派女子は多いんです。

「あたしなんて幸せになれへんねん!」とか「もう頑張るのやだ。むり。」とかうだうだ言ってる女子をなだめるのが私の仕事みたいなものですから(え?なだめるっていうより火に油注いでる??バレたか!)。

なんでそんな幸せな状況を受け取ることができたのでしょうか?
幸せが壊れる不安を覚えながらもなんで11年も過ごすことができたんでしょうか?

もしかして昨年までは気づかなかった?
その大ピンチによって見方が変わった?

あるいは彼と出会うまでにカウンセリング、セミナー、書籍、ブログ、動画等で罪悪感と無価値感を癒しまくってきた?

また、Nさんが子ども時代にしんどい思いをしてきた分だけ、ちょっとしたことに幸せを感じやすいのかもしれません。

そうすると夫からすれば「うちの嫁は愛したくなる存在」になりますし、たくさん与えたくなる人なのかもしれません。

「もし、Nさんをずっと見守ってくれる存在があるとしたら誰だと思う?」

不安と寂しさでいっぱいだった子ども時代にNさんにとって救いだった存在って誰なのでしょうか?また、そんな子ども時代のNさんを助けてくれた人って誰なんでしょうか?

またその後の人生において、ヤバいこともいろいろあったと思うのですが、そこでNさんに救いの手を差し伸べてくれた人は誰なのでしょう?

もちろん、ご自身の力で何度も窮地を乗り越えてきたのかもしれませんが、でも、全部が全部そうじゃないでしょ?

どこか「人に恵まれている」と感じるできごとや「運が良かった」と思うことがあったと思うのです。

私のクライアントさんでも「学校の先生が親身になってくれたおかげで今がある」「東京の叔母さんがいつもあたしのことを気にかけてくれていてそれが希望だった」「おばあちゃんがすごく可愛がってくれて心の支えになっていた」「塾の先生がすごく面倒を見てくれて助けられた」「近所のおばちゃんが何かと気にかけてくれて救われていた」「上司がすごくいい人でその上司に出会って人生が変わった」みたいな経験をされる方がいます。

さらにちょっと怪しい話ですけれど「自分は亡くなった母方の叔母によく似ているらしいのですが、いつもその叔母が守ってくれているような気がするんです」と語られる方も実は珍しくありません。

つまり、いつもNさんは何者かに「愛でられてきた」「守られてきた」のではないかと思うのです。

それが現実化した形が今の旦那とか子どもたちというわけです。

この辺の話は顕在意識で思っていることとはまったく逆の潜在意識、もっと言えば無意識の層の話でして、自分では「違う!違う!そうじゃ、そうじゃな~い!」と思っていても、時折出現するそうした動かぬ証拠によって、そのことが証明されていくものです。

でもさ、「あなたは神に選ばれた人なんですよ」とか言われても急には受け取れんやん?その辺をどう本人に納得させるか?ってのがカウンセラーとしての面白さでもあるんですけどねー。笑

私などは「なんでそんな状況になったのか?」ということをすごく考える人なので、きっと何かしらNさんが気づいていない(あるいは気付いているけど大したことないと思っている)事情があって、今の幸せが創られていると思うのですね。

そこに意識を向け、納得できると一気に自己信頼=自信が付きますからより安定した心を得ることができるでしょう。

そうすると「そっか、今の幸せは夫がもたらしてくれたものだと思っていたけど、夫と一緒に創造してきたものなんだ」ということが分かってきます。

自分には価値がないし、何も与えられるものがないとか無価値感にハマっていたけれど、ほんとうは夫と一緒に幸せを創り出してきたんだ、ということが腑に落ちるんです。

つまり、今の幸せは「与えられたもの」ではなく、「創造してきたもの」という風に見ることができます。

そもそもNさんも何もしてないわけでなく、子どもたちを育てたり、教育したり、家事をやったりしてきたわけでしょ?お受験を頑張ったわけでしょう?

大きな家だったら掃除だって大変でしょ?トイレが二個あるのは嬉しいけど、トイレ掃除は2倍やる必要があるわけで。

だから、たくさん「与える」ということを今までもしてきたはずです。

だから、そのことにも気付かなきゃいけません。自分を再評価してあげるってことです。

そして、その上でさらに幸せを創造していくために自分や家族のヴィジョンを描きましょう。

私学に通うとお金がかかるから働かなきゃ、という義務感で動くのではなく、この学校に通わせてあげたいから、と愛に意識を向けると動きやすくなるものです。

Nさんは今後、どんな風に生きていきたいのか?
その素晴らしい旦那さんとどんな夫婦になっていきたいのか?
より幸せな家族になるために自分は何を与えたいのか?

そういうところからヴィジョンが見えてくるものです。

いいんですよ、ハワイに別荘を持つとか、海外にに移住するとか、軽井沢に別荘を建てるとか、根本さんに東京都港区に家を買ってあげるとか、そういうヴィジョンを持ってもいいんですよ。(特に最後のやつは強くお勧めしますね!)

まあ、理屈でもない、偶然でもない心の世界を読み解くのは難しいけど面白いもので、そういう意味でNさんの人生はいい標本になるんじゃないかと個人的には思っております。

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いつここの幸せが壊れてしまうんじゃないかと不安になってします。


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