苦しい暗黒時代を終わらせて新たな時代を始めるために必要な「信頼」という力～辛い時代を糧に変えるための秘策～

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生活に困窮するほどの時代を経てくると前向きになって新たなチャレンジをしようとは思わなくなるものです。
しかし、その時代を生き抜いてきた自分はほんとうに大したことない人間なのでしょうか？
その修行で得た恩恵は何もないのでしょうか？

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ちょうど昨日、【ひとりビジネス×心理学】の講座で集客について語ってきたところなんです。タイムリーと言いますか・・・もう少し早くＹさんのネタに出会っていればその講座の集客につながったのかなあ？とも思う今日この頃です。（そのうち動画になりますので、良かったらそちらもチェックしてみてください。）

確かにシンママでアルバイトだけで借金を返済するってものすごいことをやってらっしゃるなあ、ふつうならとっくに自己破産してない？と思うんですけど。
それだけみなぎるエネルギーをお持ちなのでしょう。

そして、この７年間でそれだけ苦しい思いをしたのであれば仕事することも稼ぐこともネガティブになっちゃうのは間違いないですよね。

「お金を稼ぐ＝苦行」として捉えられても仕方ありません。

そして、今も生活が厳しいということであれば焦りもあるでしょうし、絶望的な気分になるのも無理はないかと思います。

たぶん、人より体力がないんじゃなくて、人よりめちゃくちゃ頑張ってるから消耗してるんだろうと思います。

そこの認識は改めておきたいところです。

それだけのことができるということは「人並み以上のエネルギーを持っている」ということであり、借金返済が目標であったとはいえ「目標に向けて頑張って成し遂げられる力を持っている」ということは言えるんです。

つまり、そのエネルギーをうまく使えばマネタイズだってうまく行くんです。

ただ、Ｙさんの中で「まだ借金戦争が終わってないんだよね」という状態なんだろうと思います。

まだ完済しきってないし、生活苦も続いているから無理もないのですが、返済のめどが付き、やりたいこと（エステ）も始められているのでステージは明らかに変わっているんですよね。

この認識を持っておくこともすごく大事です。

つまり、暗黒の時代からは確実に抜け出してきて新たな時代が始まっている、ということです。

こうした見極めは自分ではなかなか難しいと思うので私の方で断言しときますね。笑

となると新たな時代では新たな生き方が可能ということなのですが、その前に、ちゃんと古い時代を終わらせなきゃいけないのです。

クロージングってやつですね。

いわば「７年間の辛い修行を経ていよいよ旅立つ時が来た」という意識を持ってみてください。

筆舌にしがたい苦しい時代を「生き抜いてきた自分」がいるんです。（あとお子さんも）

それを「ただ苦しかった」だけで済ませてしまうのは非常にもったいないですし、実はそこがビジネス（マネタイズ／集客）につながるポイントになるだろうと思います。

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Ｙさんや皆さんもビジネス系のコンサルなどをやっている方が「かつては２０００万の借金があった」とか「離婚して生活に困窮していた時代があった」という経験を“宣伝文句”にしているのはご存知かと思います。

私の周りにもそんな方が何人もいらっしゃいます。

そして、そんな方にとって暗黒時代は確かに苦しかったけれど、今の時代につながる大切な“修業時代”であったと認識し、その経験を“売る”ということをされてるんです。

だから、Ｙさんにとって今まずやっておいた方がいいことは、この７年を生き抜いてきた自分を正しく評価することです。

この７年間で自分が成し遂げてきたこと。
この修業を経て自分がどれくらい成長したのか？
そこでどれくらい自分が鍛えられてきたのか？

とても素晴らしいことを成し遂げてきた自分をちゃんと認め、褒め称え、賞賛する必要があるんです。（まだその渦中ですのでちょっと難しいと思いますけど）

だから、毎日、夜寝る前の５分でもいいのでノートにそれを書き綴ってください。

そして、自分が“特別な存在”であることを改めて自覚していきましょう。

そうすることで「いざとなれば何でもできる自分」を実感できるようになります。
それが「自信」という奴ですね。

光熱費すら払えなくなって困窮していた時代から今に至るまでの間に血を吐くほどに頑張ってきた自分をもっと承認すべきなのです。

それもまた才能と言えます。

たぶんもう少し時間が経てば自然と「あんな苦しい時代を生きてきたんだから自分は何でもできる」という確信も持てるようになるでしょう。

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さて、その新しい時代に向けて何が必要なのか？を考えたときにふと気になる一文が目に留まりました。

＞友達に相談しても「大丈夫よ」と言われるばかり。

なぜこんなにも困窮しているにも関わらず「大丈夫よ」と言われてしまうのでしょう？

私にはこのさりげなく書かれた一文に、

＞独立前提で入社したこともあり、会社のバックアップもあり、独立の為にやることは営業、集客、固定客を作ること、なのですが全然うまく行きません。

という原因があるような気がするんです。

つまり周りの人に触れさせないほどに「自立」が極まってしまっているのでは？と思うのです。

言い換えれば「大丈夫よ！」と言わせてしまうほど、「大丈夫」な雰囲気を周りの人に見せつけてしまっているんじゃないでしょうか？

もしかすると幼少期の早い時期に自立され、その後も筋金入りの武闘派女子として生きて来られたゆえに、誰かに頼るとか周りの人をアテにするということができなかったのかもしれません。

「自分は大丈夫！」と自分に言い聞かせてずっとやってこられたのかもしれません。

それが「離婚」という結果を生んだのかもしれないし、やりたい仕事を見つけても営業がうまく行かないのかもしれません。

友達がいることは幸いなのですが、彼女たち、そして、一緒に働いている仲間たちにそれとなく自分がどう見えているかを調査してみてください。

極端に言えば「自分以外はみんな敵」という思いが根付いてしまってるのかもしれません。

そしたらお客様も「敵」になってしまいます。

例え施術の技術があり、接客態度も素晴らしくても「敵」とみなされていたら、なぜか人はリピートしないものです。

この「敵」というのは大げさな表現かもしれませんが、言い換えれば「誰も味方なんていない。自分ひとりで頑張るしかないんだ。」という思いになります。

当然その思いは「孤独」をもたらすのですが、同時に心の中は常に戦闘態勢で居ることになります。

癒されに来るお客様に迷彩服を着てライフルを構えたエステシャンが対応したらどうなると思います？

もちろん、周りを敵視しなければやってこれない時代があったことは確かですけれど、だからこそ、その時代は終わりつつあることを認識していくことが大切なんです。

ここには「意志の力」が必要でしょう。
感情に任せていたらすぐにネガティブな方向に持って行かれるはずですから。

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話は飛ぶんですけど、私のお弟子には人生ハードモードを生き抜いてきた猛者たちもけっこう所属しています。

けっこう大変な人生を見聞きすることがあるんですけど、カウンセラーを育てる立場からすれば「おぉ、これは大変な才能をお持ちの方だな」と思ってしまうんです。不謹慎ですかね？

それだけのネタを持っていたらどんなお客様が来ても共感できるだろうし、希望を与えられるだろう、と思ってしまうわけです。

そして、ライフワーク的な見方をすれば、それだけ大変な思いをするだけの才能を持っているし、それだけ過酷な人生を歩むだけのエネルギー（セクシャリティ）をお持ちということになり、カウンセラーとしても確実に成功するだろう、という見方をしています。

私の師匠の一人は元暴走族で、事故を起こして車いす生活になり、その後も会社をいくつも潰し、借金まみれになり、何度も自殺未遂をしてきた人で、カウンセラーとしては今でも一番だと思っている人なんですけど、性格がひん曲がった彼は弟子である私にこう言ってたんです。

「お前は大変やなあ。ロクな経歴がないからなあ。俺なんて車椅子で講演会の壇上に上がるだけでみんな注目してくれるんやで。それでツカミは完璧やろ？それで自分の過去をちょっと話すだけでみんな驚愕して熱心に話を聴いてくれるんや。終わればいつも拍手喝采なんや。それをお前は自分のしゃべりだけでそこまで持って行かなあかんねんから大変やなあ？ぐはははは」

２４時間テレビのドラマの原作になって調子に乗ってた彼はそうして弟子のやる気を削ごうとする素晴らしい師匠なので、私もそれを模して自分の弟子に接することにしてるんです。はい。

エステシャンとカウンセラーってある意味似たところがあるじゃないですか。

人の体・心に触れるわけですから。

そこに人生の深みみたいなものが出ちゃうんですね。

マッサージ師にしても施術を受けていて「なんかこの人は深いなあ」と感じる人がいます。技術云々よりもその人が醸し出す雰囲気がそう思わせるんです。

意図せずＹさんはそんな「深み」を作り出す経験をさせられてきたわけですから、十分その能力をお持ちなわけです。

信じられないかもしれませんけど、私がＹさんの経歴を見ればそれを確信するんですよね。

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さて、そういうわけでまずは時代の変わり目として自己承認は必須になるんです。

自分が成し遂げてきたことを“素晴らしいもの”と認識を改めていくのです。

だから寝る前にノートに綴る５分間を大切にしてほしいと思うのです。

そうすると今までの経験が「力」を与えてくれるだけでなく、おそらく今のＹさんにとってもっとも重要な「信頼」を勝ち得ることができるようになるでしょう。

まず自分を信頼する。というところから始めるわけです。

この暗黒時代を生き抜いてきた自分を「信頼」するんです。
そして、その先にはそういう経験が“神様から与えられた意味”を知ることになるでしょう。

そうして「自分を信頼する」ということができるようになった分だけ、自分の身近な人を「信頼する」ということが可能になります。

これこそが今のＹさんがまず目指すべき目標なのかな？と思うのです。

実は昨日もそんな話をしていたのですが、私がビジネスをする上でとても大切にしていることが「マーケットを信頼する」です。

つまり、お客様を信頼する、ということです。

そのために自分はベストを尽くします。
そして、あとはお客様の選択に委ねます。

集客の基本はコレだと思っているんですね。

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そうして周りを信頼し始めると明らかな変化が実感できるようになります。

・今の自分にできることを精いっぱいやろうと開き直れる。
・周りの人たちが「優しくなった」と感じられる。
・周りの人たちの言葉を素直に聞けるようになる。
・自分を助けてくれるお客様が現れる。
・自分を守ってくれる仲間やスタッフが現れる。
・ひとりで頑張ってる気がしなくなる。
・集客や営業に対するプレッシャーから解放される。
・なぜかお客様が増え始める。
・自分に憧れる後輩や仲間が現れる。

もちろんすぐにではなく数年にわたって少しずつ現れるのですが、これが信頼の力だなあ、ということを私も実感してきました。（次のひとりビジネスの講座のテーマはこれにしようと今思い立ちました。笑）

営業や集客のテクニックは巷に溢れているんですけど、そうしたテクニックは、その裏にある「思い」があって初めて生きてくるものと思います。

だから、それだけ苦労した分の恩恵を受け取るべく、暗黒時代を終わらせ、新たな時代を始めていきましょう。

今日の記事はすぐにはピンと来ないかもしれませんが、時折思い出したときに読み直してみてください。
そうすることで染み込むように分かってくることが増えると思いますので。

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