仕事のやる気もでないし、創作活動もやれてないし、逃げてばかりの自分が嫌になるんですけど!~女性性が豊かな人って“怠け者”なのですよ~



動きたいのに動けないにもちゃんと理由がありまして、疲れてる、イヤなイメージがある、などのネガティブなものだけでなく、内的充実が大事みたいにポジティブな要素もあるんですね。
今日も女性性に関する話題なのですが、自分の生き方を見つめる参考になれば幸いです。

こんにちは。
ネタにして頂けたら嬉しいです。

相談内容は「どうしたら前に進めるか」です。

体調を崩して仕事を辞め、2年程休養して現在はギリギリの収入で仕事をしています。

自分のことが全くわからなかった私ですが、根本さんのブログや本のおかげでわかることが増えました。
本当にありがとうございます。

ライフワークの本を読み、ライフワークストーリーを作成しました。
これからは自分のために生きると決め、動き始めたいのですが、仕事にしたいと思っている創作活動を含め、なんにもしたくないという気持ちになります。

ストーリーを毎日読むぞ、と決めたのにまだ一度も読めず、
ならば自己肯定感だ!と毎日褒めるところを書く用の可愛いノートを買っても実行できず。

どうしてだろうと考えた結果、自分が幸せになるのが許せないという気持ちが出てきました。

ラスボスはオカンと思い、手放しワークを週一回するようにしていますが、できたりできなかったりです。

今できていることは「私は私、人は人。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いでいい」と毎日20回言うことくらいです。

自分にどうしたい?何がしたい?と聞いても「、、、」だし、気分はどう?と聞いても「普通」としか返ってきません。

仕事のやる気も出ないし、やりたいはずの創作活動もやれてないし、逃げてばかりの自分が嫌になります。

ウダウダ言わずにやれ!って感じなのですが、何かアドバイス頂ければ嬉しいです。
(Kさん)

ウダウダ言わずにやんなはれ!とか言っちゃうとお客様がみんな居なくなっちゃうんですよね。

先日も休職中のお姉さまが「仕事に戻りたくないー。もうやだー」と安定の駄々を捏ねていらっしゃいましたので、「そだよねー」と共感したのですが、「感情こもってない。冷たい。嫌い。」と安定の反抗期でいらっしゃいました。笑

よく「分かること」と「行動すること」というのは別物と言われます通り、「頭じゃ分かってんだけど動けねー」という声をよくお聞きするわけですね。

ってことは心中をお察しするに「動きたくねー」というのが本音だろうと思うのです。

そこで「なんで動きたくないの?」とできるだけ優しくお伺いを立てるのですが、「分かんない」とへそを曲げられた上に「でも、動かなきゃダメなんですよー。そろそろ貯金がヤバいんですー」とか再び安定のウダウダが始まるがお約束となっております。

で、そういう方々は得てして「丸投げ」が大好きなようで、そうした事情をウダウダお話しされたのちに「ねえ、あたしはどうしたらいいの?」と丸投げされるわけですね。

そこで「知らねーよ」なんて答えようもんなら「ひどーい。冷たーい。もっと優しくしてよー」となりますし、「動いたらいいじゃん?」なんて答えようもんなら「それができないから来てんじゃん。」と若干キレられますし、なかなか塩梅が難しいところです。

あ、Kさんも「何かアドバイス頂ければ嬉しいです。」と突如丸投げされてるところを見ると、さては女性性が強すぎるタイプなのですな?じゃあ、動けなくてもしゃあないですなあー。

こういうケースってのは「そもそもなんで体調壊すまで突っ走ってたの?」というところから物語が始まるものでして、それによって

1)仕事そのものへのイメージが最悪
2)働くこと=苦しい・辛いというイメージが根付く
3)元々頑張りすぎる傾向があってそんな自分が怖い
4)他人軸で生きてきたので知らず知らずに自分を壊していた
5)良かれと思って人のためにやってきたのに報われなかった
6)頑張りすぎて人間関係も壊れてしまい、人間不信になった

等々、さまざまな理由が考えられるのですが、Kさん、皆さんの場合はどんな感じでしょう?

もし、会社がディズニーランドみたいなところだったら毎日うきうきしながら行けるでしょう?
もし、同僚がイケメンかつ紳士な男ばかりだったら毎日スキップしながら行けるでしょう?
もし、給料が信じられないほど良くて、かつ人間関係も円満だったらニヤニヤしながら出社するでしょう?

つまり、「会社」とか「仕事」とか「働く」ということに対するイメージが良かったら、それは苦痛じゃないのですな。

ということは、体調を崩してしまうほどに頑張ったKさんにとって、それらのイメージが最悪なんだろうと思うんです。

だから今も精一杯頑張って「ギリギリの収入」というところでとどめておくんだろうと思います。

また、そもそも創作活動ってクリエイティブな世界なので心に余裕がないとできないものじゃないですか?

精神的に追い詰められてる状態だとしたら、頭で分かってたって創作活動なんてできないものだと思うのですね。

さて、そんな中、ツッコミを入れておくべき一文がありまして、

>自分にどうしたい?何がしたい?と聞いても「、、、」だし、気分はどう?と聞いても「普通」としか返ってきません。

というところなのですが、一般的にこういう回答が返ってくるときって「怒ってるとき」なんですよね。

激おこなのかもしれないし、拗ねてるのかもしれないし、駄々を捏ねてるのかもしれないし、引きこもってるのかもしれないし、表現方法は様々ですが、もしかしたらKさんは大変お怒りなのかもしれません。

そもそも「怒りとやる気」というのは同じエネルギーでして、怒りを抑圧してるときはやる気だって抑圧されます。

だから、ほんとうはお怒りなのにその怒りを抑圧していればやる気だって失われるのが人の心なのです。

そこで「もしかして、あたし、怒ってる?何に怒ってるの?誰に怒ってるの?」などと自分に聞いてみるのも一興なのですが、ただ、その場合、真っ先に「自分」と返ってくるので、そこでは必ず「自分以外の誰に?」と聞いてみるのがお勧めです。

なので、そういう場合はちゃんと怒りを認め、御恨み帳なり何なりにその怒りを粛々と吐き出すことなどがまずは必要なのかもしれません。

ただ、できてるところもいっぱいあるんですよね。

本も読めるし、ライフワークストーリーも描けているし、自分軸のアファメーションだって毎日できてるし、手放しワークだってできてるし。

それだけできてるってこともすごく偉いことなのですよね。

何もできてないと自分を責める必要は1ミリもないわけです。

★ライフワークストーリーの書き方
「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

となると、気になるのは「自分が幸せになることが許せない」という点ですし、「ラスボスおかん」の存在ですね。

ここはぜひともがっつり深掘りしてみたいところなので、お金は厳しいかもしれないけれどカウンセリングなども受けて見られると良いと思います。

★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
お弟子さん一覧

さて、「動かなきゃいけないのに動けない」のは「動きたくない自分がいる」わけですから、「なんで動きたくないの?」という問いかけがやっぱり必要となります。

そこで「2年も休養してるのに!」と自分を責めたくなるかもしれませんが、「2年も休養できる環境にあった」というところも注目に値します。

貯金があったんでしょうか?
休養と言いつつギリギリの収入を得ていたのでしょうか?
実家にお邪魔してるからでしょうか?

「いい子・優等生」とか「人のために頑張る人」とか「他人軸人生」とか「期待に応えてきた人」などの方って、自分の意志とは関係なく、頑張りすぎる、考えすぎる、抱え込みすぎる傾向があるんですよね。

やらなきゃいけないからやる、みたいな感じで、けっこう根性もあるので頑張りすぎるんですけれど、それが地に足が着いてないというか、他人軸だったからというか、まあ、そういう理由によって、限界を超えても頑張りすぎちゃうわけです。

しかも、頑張りすぎてる感覚なんてないので、気が付けば体かメンタルをやっちまうことになりまして、人生の夏休みを強制的に作られることになります。

いわゆる燃え尽き症候群みたいなもんですね。

とはいえ、そういう方々はそもそも休養することを自分に許可できないので、ちゃんと休めず、形としては仕事を辞めたり、休職したりしてるのですが、心は全然休まってないことも多いんです。

会社に行かなくなった分だけヒマになるのですが、そのヒマな時間をひたすら自分責めに費やしちゃったりするんですね。

そうすると心は全然休めてないことになります。

そんな葛藤を抱えながらも「ギリギリの収入」を得て生活をしていて、それで何とか生活できてしまうとすると、心のどこかに「もうこれでいいじゃん。もう戦場に戻らなくてもこのままでいいじゃん。」という思いが出てきたりします。

頭ではそんなことじゃダメだと思っても、心がその生活に順応してしまうんですね。

それで「ギリギリのラインから脱出できないの」という状態を創り出している可能性もありますね。

で、ここで話を多少転じるんですけれど、自分を知る、というために必要な知識をお伝えしたいと思います。

「女性性が豊かな人ってそもそも“怠け者”なんすよね。」

まあ、怠け者という表現はインパクトを残すために使ってるだけで、ほんとの意味ではないんですけれど。

「気分が乗れば仕事する。乗らなきゃ仕事しない。
 楽しいことや面白いことが好き。そうじゃないものは嫌い。
 飽きっぽくて移り気。
 だから、その気にならないと梃子でも動かない。」

こういうキャラを客観的に見ると怠け者に見えるでしょう。

「なんかあいつ今日は一日ボーっとしてて何も仕事してないな。サボってんのか?」
「いや、おそらく仕事する気になれないだけだと思います。」
「あ、そうか。今日はそういう日なんだな。じゃあしょうがないな」

などと理解を示してくれる職場はほとんどないので、「サボってねえで仕事しろや!」とどやされることが多いと思います。

こういう環境が“小学生の頃から”ずっと続いていると思ってください。

気分(感情)で生きるタイプなのに、それを押し殺して無理してきたとしたらどうなると思います?

仕事や会社は当然ながらディズニーランドには思えないですし、働くこと=苦痛としか感じられなくなると思いませんか?

子どもの頃からそういう生活をしてきたとしたら、皆さん、何年間、自分を押し殺して生きてきたのでしょう?(ご自身の年齢から計算してみて愕然となさってくださいませ。)

だから、そういう女性性が豊かだな、あたしはほんとは気分屋なんだな、と思われた方は、「そっか、あたしは本質的に怠け者なんだ」と思った方が気が休まると思います。

逆に見れば、こんなにも怠け者の自分があんなにも頑張ってきたって思ってみてください。

「自分、すげぇ。めっちゃ頑張ってるわ」と素直に思えませんか?(これで自己肯定感が3ポイントほどアップしましたね!笑)

だから、怠け者は怠け者らしい生き方をする方が幸せなのです。

特に創作活動をしたいなら、怠け者な自分を許して、心に余裕を持たないと、なかなかいいアイデアなんて浮かばないと思いますので、むしろ、徹底的に怠けることを推奨したいほどです。

さて、「やる気と怒りは同じエネルギー」と「女性性が豊かな人は怠け者」という大切なお話をお伝えした上で、創作活動についても触れておきたいと思います。

クリエイティブな創作活動ってのはどんなものでもセクシャリティとつながっていまして、それゆえ、燃え尽き症候群などで性欲まで減衰してしまうと創作意欲そのものも消滅してしまうものです。

だから、けっこう性欲ってのは自分の心の状態を表す指標になるものでして、逆に言えば、性欲を掻き立てるような方向を見ることで創作意欲を復活させることもできたりします。

「やる気と怒り」の話で言えば、この「怒り」というところと「セクシャリティ」というのはけっこうなつながりがありますから、「怒りを抑圧する→抑うつ的になる→やる気がなくなる→性欲もなくなる」という流れが生まれます。

だから、Kさんにとってはご自身の性欲にも着目されてみると良いと思います。
以前よりなくなったなあ、とか、最近、活発になってきたなあ、みたいな感じで。

「性欲を認めたって相手がいないんだからしょうがないじゃない!」と思って抑圧してる人も多いのですが、だとしたら、なおさら重要視して注意深く観察した方がいいくらいですね。

そういうわけで、Kさんが2年も休養したのに動けない理由というか動きたくない理由がいくつか見えて来たかと思います。

「動きたくないんだから動けないのは当然で、だとしたら、動かなくても良いんじゃね?」という元も子もない結論が導かれるわけですけれど、でも、できることは色々とあるわけです。

自分をもっと怠け者として受け入れることだったり、怒りに着目することだったり、幸せになる罪悪感やおかんのことを見つめ直すことだったり、もっと楽しい、面白いに着目することだったり、性欲やセクシャリティに注目することだったり。

その中で気分が乗ったときにそれらをやっていると、“自分が期待する動き方”ではないにせよ、なんだかんだ動けるようになっていくでしょう。

そもそも女性性が豊かな人の中には「内的充実」を重視される方も多く、行動することよりも気分が良いことの方が重要なのです。

だから、もしちゃんと休めていたのであれば、今の生活の中に楽しい、面白い、気持ちいい、美味しいなどの「気分の良さ」を感じられるようになってきているはずですから、そっちを重要視してもいいかもしれません。

ということで、やっぱり見つめるのは内面、心です。
動けるようになることよりも、自分の心をさらに見つめて行くことを優先されてみてくださいませ。

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